« 雙城街夜市にて連日の朝食 | トップページ | ゴールドラッシュ »

2013年1月 8日 (火)

ワンタオ・チョーンメック国境越え

台湾レポもやっていますが、まだ夏のレポートが終わっていないわけで、こちらも平行してやっていきます。と、いうわけで、本日は時計の針を戻します。

Il1386

<ウボンラチャタニー行き国際バス>K7/DA21

ラオスのメコン南部のツアーの帰り、グリーンディスカバリーでウボン行きのバスチケットを購入。料金85,000キープということで、10USDくらいでしょうか。旅行社ではバスターミナルまで無料のトゥクトゥクを出してくれるとのこと。これは重要。なんといっても、ツーリスト価格でひと乗り20,000キープくらいはかかってしまうから。

旅行社に出向くと親子4人のファランが来ていて彼らとともに、バスターミナルに向かう。バスターミナルでは領収書を提示すると乗客名簿に名前を書き込まれ、改めてチケットを切ってもらった。ここで日本人数名に久しぶりに出会う。その中の短髪が白くなった男性とは、その後ウボンの市場で見かけ、ナコンラチャシマーでは何度かばったり出会い、立ち話をしたくらいである。乗客名簿が作られればもう安心だろう。これなら、国境で置いて行かれることはない。

Il1389

<表示はバンコク行きだが>K7/DA21

このバス、なんと2階建てで左ハンドルなので、ラオス国籍のバス。表示はバンコクまで行きそうな漢字なのだが、ウボン止まりである。よく見るとナンバーがついていないし、バンコクまで行くにはいろいろと問題があるんだろう。なかなかにスタイリッシュに見えるが、中はかなりの中古である。

Il1392

<ベトナム行きもあり>K7/DA21

そういえば、前日の夕食で、ベトナム行きのバスが毎日2便くらいあることがわかった。その食堂の壁にチケットを売ることを表示してあったのである。ただし、パクセーからはハノイやホーチミンではなく、ダナンやフエということになるようだ。

Il1396

<ラオス側ワンタオ>K7/DA21

パクセーにラオス日本友好橋ができて、ウボンとパクセーの間のアクセスがぐっとよくなった。たとえこのバスを逃したとしても、乗り合いのソンテオがワンタオまで行く。ただし乗客がそろうまで時間が読めないのだが。

そして国際バスはノンストップでラオス側国境のワンタオに到着。この国境は橋などはなく、そのまま歩いて越えることになる。バスが待っていたが、バスには荷物を残したまま、あとは自分でやれということだ。

Il1400

<実際の国境付近>K7/DA21

ラオスの出国は入国に比べてとても楽だ。パスポートを提示するだけ。そして、この国境はのどかに見えるが、結構人の行き来があった。タイ側で物を仕入れてラオスに持ち込むケースなどだろう。普通はあり得ないだろうが、イミグレーション付近でも食べ物や小物を売っていた。そしてこうした国境では双方の旅行者がすれ違うことになり、気分だけは深夜特急なのである。

この階段を下りて、タイ側の建物へ。ここからは写真は不可能。ラオス側では出国者も入国者も入り乱れていたのだが(もちろん窓口は異なる)、タイ側ではそんなことはない。入国カードは手渡しだったが、帰りの航空券を持っているかなどの質問はいっさいなし。ここも緩い空気が流れている。

Il1406

<タイ側チョーンメック>K7/DA21

タイのイミグレーションを出ると、バスが横付けされていた。その向こうはチョーンメック。すぐそばにテントが立ち並んでいて、個人レベルの国境貿易ができるところである。

ここからウボンまでは1時間弱。なんと行っても、路肩でバスを待つ客を拾うということがなく直行なので早い。ウボンのバスターミナルに到着すると、ここでもメータータクシーが待っていた。第一希望のホテルの名前は理解してもらえず、連れて行かれたのは第二希望の宿であった。

| |

« 雙城街夜市にて連日の朝食 | トップページ | ゴールドラッシュ »

Vehicle/Airplane/Ships」カテゴリの記事

201208 Isan & Laos」カテゴリの記事

コメント

今はずいぶん便利になりましたね。
私は2005年12月に逆コースを行きましたが、直行バスはまだなかったような気がしますね。

投稿: カルロス | 2013年1月10日 (木) 00時16分

カルロスさん、こんにちは。
直行バスは1日2便だったと思います。
わたしゃ、旅行会社でサクッと手配してしまいましたけど、ウボンからなら、バス+ソンテオで行く方がデフォルトのような気がします。
ウボンのバスターミナルがかなり離れているから。
この点が引っかかり、わたしゃ、パクセーからタイへ抜けるルート作りにもなっているんですよ。

投稿: ヒョウちゃん | 2013年1月10日 (木) 20時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ワンタオ・チョーンメック国境越え:

« 雙城街夜市にて連日の朝食 | トップページ | ゴールドラッシュ »