タイの手作り自動車 &more
台湾がかなり続いたので、タイに舞い戻ります。
コラート2日目はピマーイ遺跡に出かけました。市内からボーコーソー・マイまではソンテオです。まあ歩いても行けるでしょう。ボーコーソー・マイはかなり広く、ピマーイ行きを見つけるのにちょっと時間がかかりました。料金は車内で車掌に直接払います。ピマーイまで1時間半くらい。
<ピマーイの時計塔>K7/DA21
バスはこの時計塔近くに止まる。しかし、バスの終点はここではなくさらに先に行くことになる。帰りのコラート行きもこの近くで待てばよい。
<手作りトラック>K7/DA21
この近くに止まっていたのが、こんなクルマでした。派手な塗装の一見トラック。ナンバーはついているものの、見たこともないメーカー。
前川健一の「タイ様式(スタイル)」という著書に、手作り自動車の話が出てきます。そこに紹介されていたのがモノクロームのこんなトラック。一目見て、ああこれだと思いました。
<側面から>K7/DA21
横から見ると、かなり小さいです。むき出しのエンジンはトラクターのものでしょうか。なんと窓はなく、ドアもありません。キャビンじたいもなくて、すべてがむきだし。
派手な塗装はインドやパキスタンの乗り物を彷彿とさせます。これは船の装飾を乗り物に応用したものではないかと、前川氏は推測しています。いやあ、まだこういうクルマが残っていたのですねえ。
<皿の文字に注目>GR DIGITAL
昼時だったので、ルークチン入りのバーミー・ナームを食べました。なんでもない町の食堂。こういうところでは、飲み物を頼めとかいわず、黙っていても氷の入ったコップが出てきます。これにテーブルの水を注いで飲みます。ごく普通に美味いです。
さて、注目すべきは皿の文字です。気になってしょうがないです。
<屋台の文字に注目>K7/DA21
わたしゃ、もちろんタイ文字は読めないのですが、タイを旅していて、これがやたらと多いのですね。こんな感じの麺料理を扱う食堂ですね。いったいなんて読むのだろうか。kimcafeさん、出番ですよ。
今回の旅ではありませんが、ノーンカイでもこの文字の食堂で夕食を食べたし、どんな町にでもこれがあるんですわ。まさかチェーン店ではないだろうし。タイの眼鏡店に「Top Choroen」という同じようなマークが多いのも気になるところですが。
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コメント
タイには、バンコク市内とかナコーンラチャシマとか
’90年代の前半に、仕事でよく行っていました。
トゥクトゥクとか懐かしいです。
投稿: ミノチャゲ | 2013年2月 8日 (金) 08時58分
いいですね、手作り自動車。
日本でしたら保安適合基準なんとかがあって絶対公道は走れないと思いますが、基本的にエンジンとタイヤとブレーキがあれば走れるわけです。
こういうの自分で作って走れたら楽しいでしょうね。
投稿: スクムビット | 2013年2月 8日 (金) 21時32分
ミノチャゲさん、こんにちは。
90年代前半のタイですか。
その頃はまったく東南アジアに目が向いていませんでしたねえ。
バンコクも市内交通はバスとソンテオだけですね。
ほとんど沢木耕太郎の頃と変わっていないですね。
でも、その頃でもタイって、外国人を許容する雰囲気が強かったのではと思います。
その頃、行っていたらなあと思います。
投稿: ヒョウちゃん | 2013年2月 8日 (金) 23時02分
スクムビットさん、こんにちは。
工場で作る手作りのバスというのもあるようです。
まあ、きちんとしたバスなのですが、おそらくは、スクムビットさんもお乗りになった、チェンラーイからチェンコーンに行くようなやつではないかと。
一応、このトラックも手作りではあるものの、町の工場で数名で作ったやつみたいですよ。
一応、前川さんの写真で拝見していたのですが、もっと大きいクルマなのかと思っていました。
実際はかなり小さいです。
投稿: ヒョウちゃん | 2013年2月 8日 (金) 23時06分
テーブルの上の生水、大丈夫ですか(・・?
なんか東南アジアではちょっと怖い気が^^;
投稿: おりんぴあ | 2013年2月 8日 (金) 23時47分
おりんぴあさん、こんにちは。
タイの街中では有料の給水器があって、タイ人家庭などは特大のボトルで水をくんでいるのを何回も目撃しています。
結構まともな水を飲んでいるんだなあと思いました。
だからといって、この水が安全かどうかわかりませんが。
いちお、信じています。
投稿: ヒョウちゃん | 2013年2月 9日 (土) 15時11分
うわー!ヤヴァイ~(^_^;)
えーと、最近タイ語の勉強をさぼってまして・・・
教科書も見つからないし・・・
この文字、確かに屋台で見ますね
ただし装飾文字なのでよく分かりません
โกเค้ะ โกเด้ะ あるいは โกเต้ะと思われるんですが、ググっても何もでてきません
โをไに変えてもダメなんですよね
えーん、分かりまヘーン(;_:)
投稿: kimcafe | 2013年2月12日 (火) 22時21分
kimcafeさん、こんにちは。
んー、ギブアップですか。残念です。
やはり飾り文字ですか。
ここを覗いているタイ人の方、いたら教えて頂きたいです。
あの、ノーンカイで食事をしたといいましたが、同じような店が2軒並んでいまして、"Thai Thai"と"D.D"なんすよね。
このどちらかではないかと思うのですが。
今思い出しました。
投稿: ヒョウちゃん | 2013年2月12日 (火) 22時32分
たまたま、このサイトにたどり着きました。
タイ在住の者です。
タイ語表記はホーデンで、タイではよく見かける
ルークチンのメーカーです・・・と思って、
念のため先ほどネットで検索してみたところ、
โฮเด้ง(ホーデン)が豚肉ルークチンで、
โกเด้ง(ゴーデン)が牛肉ルークチンなのだ
そうです。
<皿の文字に注目>は โกเด้ง โฮเด้ง と書いてあり、
<屋台の文字に注目>は โกเด้ง と書いてあります。
ちなみに、Top Charoen もタイでは有名な
眼鏡チェーン店です。
投稿: OH | 2013年2月13日 (水) 18時09分
OHさん、こんにちは&はじめまして。
救いの神です。ありがとうございます。
をを、ルークチンのメーカーでしたか。
これじゃ、読めてもタイに住んでいなくてはなんのことやらわかりませんね。
長年の疑問が氷解した感じです。
Top Charoen、チェーン店だったんですね。
やたら多いですよね。
今、タイ・ラオスと台湾を平行してやっていますが、台湾が終わっても、タイのネタはまだまだありますので、気が向いたらまたいらして頂き、突っ込んでやってくださいませ。
投稿: ヒョウちゃん | 2013年2月13日 (水) 21時44分
もしかしてピマーイ遺跡に行ったときに見かけたというのは
このクルマでしょうか?ここへ辿り着くまで過去記事を
見まくりました(笑
参考までに、バンコクでは下のようないかしたクルマも
走っています。
https://asianalley.exblog.jp/25052850/
投稿: Naozo | 2020年10月10日 (土) 19時43分
Naozoさん。
早速探し回っていただいたのですね。
お手数かけました。
ちなみに、このあとは一切出会ってません。
Naozoさんの「いかした四輪車」もいいですね。
バンコクなんだ。
より、むき出し度が高いので、車両構造がよくわかりますね。
後輪駆動ですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2020年10月10日 (土) 21時30分