肉圓と魚丸湯
台湾3度目ですが、今まで食べたことのない料理が肉圓。麺料理などなら、手軽に味わえるのですが、でんぷん質の皮に具を包み、ソースを絡めて食べる料理なので、腹にたまりそうでなかなかチャンスがありませんでした。
ヘビーな肉粽がまだ残る中、福記肉圓という店に出かけました。かなりの行列です。ですが、できるメニューは肉圓のみなので、並んで料金を払えば事が足ります。
<スープ付き>GR DIGITAL
36元払って、肉圓とスープを渡されます。行列ができていたのは閉店間近だったかららしい。幸い歩道のテーブルがあいていて、すぐさま頂きます。熱々です。スープの中身はほとんど何も入ってなく、ほのかにセロリの味がします。
<具は豚肉>GR DIGITAL
皮は片栗粉で作っているとのこと。まるでつきたての餅のようです。ソースはやや辛め。具は細切れの豚肉です。肉は固くなく、といって柔らかすぎることもない状態。それにしてもどうしてこのようなものができたのでしょうねえ。この肉圓、台湾中にあって、台南でもこの福記肉圓はかなり有名らしいです。
食べたあとは胃が熱くなりました。
福記肉圓
台南市府前路一段215號
6:30~18:00 休業日不定
近くに支店がある模様。確かに看板がありましたが、この時は営業していませんでした。
<魚丸湯>GR DIGITAL
次に向かったのは、第三代虱目魚丸という店。虱目魚というのは、台南名物のひとつ、サバヒーのことです。ここで、サバヒー粥でも味わおうと思ったのですが、なんと、粥の文字が見あたりません。なんてこった。
仕方なく、三種類のつみれの入った魚丸湯というスープに切り替えました。何でも、豚、エビ、サバヒーのつみれだそうで、茶色っぽいのが豚、赤身のあるのがエビ、真っ白いのがサバヒーと想像できます。
当然ながら熱々で、身体の芯から温まります。つみれの味は想像通りですが、意外なことに、白いつみれにはほとんど味がありません。
<名刺>GR DIGITAL
レジに名刺が置いてあったのでもらってきました。スープは意外に高く、50元でした。
第三代虱目魚丸
台南市府前路一段210號
6:00~14:00/17:00~20:00 日曜定休
名刺の裏を見ると、内臓、皮、骨、ゼラチン質と思われるもののスープ類が用意されていることがわかりました。名刺にもあるようにサバヒーが描かれていて、サバヒーの各部位を食べさせる店だったのですね。
その中でひときわ高い招牌綜合湯、70元というのがあり、これを頼めばほぼすべての部位を使ったサバヒースープが味わえたのだとわかりました。残念ですが、改めてサバヒーを食べさせる店を見つけることにしましょう。
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コメント
台南B級グルメ3連ちゃん、完全にB級グルメブログですね(^^ゞ
どれも旨そうで、台湾1周食い倒れに行きたいです
投稿: kimcafe | 2013年2月 3日 (日) 21時50分
kimcafeさん、こんにちは。
これはほめ言葉として受け止めておきます。
ありがとうございます。
台南ではあと3つほどB級グルメが登場予定ですが、台南を離れてしまうと、それほどではなくなるんですけどね。
タイでも食べまくってきたので、そちらでもよろしくです。
投稿: ヒョウちゃん | 2013年2月 3日 (日) 22時10分