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2013年5月 5日 (日)

連合軍の墓地

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<連合軍共同墓地>K7/DA21

映画「戦場にかける橋」の舞台となったカンチャナブリーなので、戦争にまつわる負の遺産のようなものは数多い。上の画像は、カンチャナブリー駅からすぐの連合軍共同墓地。なんと、7000人近くの戦没者が葬られているが、整然とした造りで公園みたいだ。

実はもうひとつの共同墓地があり、自転車をレンタルしたことだし、ちょっと距離はあるが行ってみることにした。

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<クウェー川>K7/DA21

クウェー川鉄橋からゲストハウス街に戻り、そのまま下流方向へ。途中橋を渡り、対岸へ。ここから上流へと方向を変える。クウェー川には、ゲストハウスではない水上家屋も並ぶ。

時間にして30分程度で到着した。暑くて湿度のあるタイで自転車に乗るというのも苦行のようだが、風を受けるので意外に楽である。汗も吹き飛んでしまう感じもする。

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<チョンカイ共同墓地>K7/DA21

墓地側は綺麗に整備されていたが、反対側は牛が草をはむようなところ。ちょうど戦没者の遺族なのか、年配のファランが事務所のようなところを訪れていた。

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<墓標>K7/DA21

約1700の墓標が並ぶ。結構壮観である。もちろん無名戦士、氏名不詳の墓もあるが、それぞれに出身国、部隊名、階級、没年齢などが記してある。この墓はイングランド出身者らしい。

もちろんイギリス軍の兵士が多いのは当たり前だろうが、オランダやオーストラリア、ニュージーランド出身者の墓もあった。

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<オランダ大使館よりの献花>K7/DA21

あのときの戦争について、ちょっとだけ考えたが、ここでもうすることがないので、町に戻ることにした。

隣国のミャンマーには日本人墓地はあるが、タイでは見かけないな。日本軍建立の慰霊碑はあるんだけど。

タイフェスティバルまで、1週間。引き続き参加者募集中です。

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コメント

お墓はダウニングさんって読むのでしょうか?
ダウニングさん(と決め付けて)ロイヤルエンジニア
って書いてあります
兵隊さんというより後方支援だったのかな?

    英霊に合掌

投稿: trintrin | 2013年5月 6日 (月) 09時26分

trintrinさん、こんにちは。
タイフェスまで待ち遠しい。
今調べてみましたが、ロイヤル・エンジニアというのは、王立の工兵隊という意味のようです。
まあ、捕虜になって橋の建設などやらされたのかも。

こういうのが面白いといってはなんですが、所属部隊などからいろいろわかってくるものですね。

投稿: ヒョウちゃん | 2013年5月 6日 (月) 14時25分

今朝、タイから帰国しました。ただいま後片付け中です。今朝の成田の帰国者は早朝からかなり多かったです。入国のさいの列もすごかったですが、自分は自動化ゲートで一瞬でした。明日から報告していくのでつきあってください。

墓の人名は、英語風に読めば、ダ~ゥニン、って感じでしょうか。ロイヤルエンジニアは知りませんが、最前線の部隊でも自動車整備士や兵器の整備士は必要なので必ずしも後方とは限らないような気がします。

慰霊碑はあって戦死者の墓がないのは、タイは戦場じゃなかったからでじゃないでしょうか(厳密には日本軍上陸時に一部戦闘があったけどすぐ停戦、その後タイは日本よりで中立)。鉄橋近くに日本軍慰霊碑がありますが、戦死者の慰霊碑じゃなく、建設作業での死者の慰霊碑ですね。

カンチャナブリには戦争博物館が3箇所ありますが、いらっしゃったでしょうか。泰緬鉄道の犠牲者は連合軍捕虜(+日本人の犠牲者)でタイ人の犠牲者はいないってことからか中立的な印象を受けました。東南アジアの博物館での戦争の展示を見ると中立的な感じを受けます。独立のきっかけを日本がつくったプラス評価と日本占領時代の出来事でのマイナス評価をあわせて中立て感じです。タイはプラスもマイナスもなく、タイとは関係ないって感じの中立に思いました。いろいろな国で戦争博物館や一般の博物館での歴史展示を見ましたが、反日的な印象の強いほうから、親日的な印象の強いほうに並べると、中国→韓国→香港→タイ以外の東南アジア→タイ→台湾、って感じでしょうか。

投稿: とんび | 2013年5月 6日 (月) 15時08分

とんびさん、お帰りなさい。
日本がタイと交戦していないというのは事実ですが、クウェー川鉄橋も何回も連合軍によって爆破されているし、現に軍事目的で英領ビルマに鉄道を建設していたのですから、タイも戦場であったと認識しています。
でもまあ、今はあれだけ日本人が住み着いているというタイなのに、戦没者に限らず日本人墓地が見られないというのは不思議ですよね。
カンチャナブリーにある戦争関係の博物館には訪れていません。
「自分がいやな思いをする可能性のあるところ」には敢えて近づかないのです。
アジアの反日国、親日国についてはとんびさんの仰る通りでしょう。
とはいえ、自分が反日感情にさらされたことは今までないのですが。そんな感じがします。

投稿: ヒョウちゃん | 2013年5月 7日 (火) 00時34分

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