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2013年7月28日 (日)

雨にまつわる曲

かすてら音楽夜話Vol.30

Il0457

<雨のウドンタニー>K7/DA15

今週は少し凌ぎやすくなってきた関東地方です。もちろん梅雨明けしたのですが、気になるのは次の旅の天気。

まあ、こんな時期に東南アジアを旅するのだから、雨はつきものともいえましょう。でも、マレー半島はちょっと複雑で、東海岸は雨季に入っていなかったり、なぜかクアラルンプールは東海岸の属性があったりします。

KL以外は毎日雨でもおかしくない…。とはいえ、あちらの雨は一日中降るものではないという常識に従って旅しましょうか。

trintrinさんからのリクエストで、音楽を取り上げようとしていましたが、けっこう苦しんでしまい、今に至ります。一昨年、インドネシアに行ったときも「雨に負けない」みたいな感じで曲を取り上げたのですが、今回はちょっと違ったテイストでやってみましょうか。

 

「Have You Ever Seen The Rain」Creedence Clearwater Rivival

邦題「雨を見たかい」。これは一時、反戦歌として取り上げられていました。雲ひとつない空から降ってくる「雨」を米軍による「ナパーム弾」ともとらえられていたのですが、CCRのヴォーカリストで作曲者のジョン・フォガティは否定しています。

CCRの地元ベイエリアではそういうクレージーな天気の日がままあるのだということです。

とはいえ、発表の1971年というベトナム戦争真っ最中の頃はそう信じられていました。でもいい曲ですよね。40年経っても色あせません。なお、CCRというバンドはビルボード2位が多くあって、とうとうヒットチャートのトップには立てなかったバンドでもあります。

古い時代のことでもあり、ライヴ映像が見つからなかったし、あっても削除の憂き目にあうようでは、やるせないので、上の映像を取り上げてみました。

他にも、ロッド・スチュワートによるカバージョーン・ジェット&ブラックハーツによるカバーがあります。どちらも原曲に忠実なんですが、特にジョーン・ジェットの方が気に入っています。ちなみにジョーン・ジェットという姉さんは下着姿で歌っていて一時期話題になっていたランナウェイズのオリジナルメンバーです。

「Laughter In The Rain」Neil Sedaka

邦題「雨に微笑みを」。ニール・セダカといえば凄くキャリアの古い人で、50年代終わり頃から60年代初めあたりで飛ぶ鳥を落としていたような存在でした。元々は、ジュリアード音楽院に学んでいたような人で、そこまでは才能だけで走っていたのでしょうか。その後、アメリカでは忘れ去られ、この曲によって復活するのですが。この曲は売れなくなった頃のことを書いているようです。

でも、雨はいやですねえ。あと3日くらい準備期間があります。気が向いたら、もうひとつくらい記事をあげるかも。

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コメント

音楽ネタありがとうございました
ベトナム戦争って
銃弾を雨にたとえてしまうくらい銃弾が降ったんですね

先週NHKで浜田省吾さんがすごく宣伝されてました
ヒョウちゃんのネタはハマショーかな
と思っていました

投稿: trintrin | 2013年7月29日 (月) 12時33分

trintrinさん、こんにちは。
トライしてみました。「ひこうき雲」でなくてすいません。
アメリカ軍の常套手段はベトナムでもアフガンでもイラクでも爆弾の大量投下です。かわらんなあ。

浜田省吾の番組は昨日やっていたんですよね。
でも、うちはBS見られないから、いつか地上波でやってくれることを期待しているんです。
再放送があったとしても、自分の旅行中だったらひどく残念です。
でも、このコメントでいいインスピレーションもらいました。

投稿: ヒョウちゃん | 2013年7月29日 (月) 21時59分

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