ニョニャ料理@マラッカ
マラッカでの夕食。世界遺産に選ばれてから観光客が一気に増えたマラッカである。それ以前は、特に店を選ぶことなく、どこでも気軽に入ることができたような気がする。一時期よりは観光客の数が落ち着いてきたようだが、ここは安心してはいることのできる店にする。
つまりは、以前入ったことのある店で、それほど混雑しないところを狙って早めに食事するという作戦である。ジョンカー・ストリートひとつ南の通りの角にある、Nyonya Fredというニョニャ料理の店。なんと、ここにもWiFiの波が押し寄せてきている。向かいは、ちょっと洒落ているが料金の高いHarper'sRestaurantである。
<本日の夕食>GR DIGITAL
タイガー缶。カンコン・ゴレン・チリ。ウダン・サンバル。ニョニャ・フライドライス。
<カンコン・ゴレン・チリ>GR DIGITAL
カンコンとは東南アジアではどこにでもある空芯菜のこと。これを唐辛子とともに炒めたもので、タイならパックブーン・ファィデーンである。タイの空芯菜炒めはまったく辛くないが、こちらはちょっとスパイシー。ひとりだと量が多そうだが、飽きない味でけっこう入ってしまう。ちょっと美味いし、ビールのつまみにぴったり。
<ウダン・サンバル>GR DIGITAL
ウダンとはエビのことで、比較的おおぶりのエビがごろごろはいっている。これをサンバルで煮込んだ料理。サンバルは色からして辛い感じがするが、タイほどは唐辛子を多用するものではないらしく、マイルドな辛さというか、ほどよいものだ。舌が痺れるなんてことは絶対にない。もちろん、唐辛子も使っているのだが、発酵させたエビのペーストも使っていて、マレー料理やインドネシア料理には欠かせないソースである。
ニョニャ版のウダン・サンバルでは大型のソラマメを入れるのが特徴らしい。こちらもビールのつまみにぴったりだし、ご飯も進む。
<ニョニャ・フライドライス>GR DIGITAL
まあ、いってみれば、ナシゴレンのニョニャ料理ヴァージョンである。見た目が茶色っぽくなっているのは、やはりサンバルあたりと絡ませているからだろうか。見た目はイケてないが、けっこう美味しい。二度目もありという味だ。
なるべくシンプルにしたつもりだが、37.5リンギットという料金。1200円弱だが、アジアでは高めになるのかも。ちなみに、マレーシアはやはりビールが高めに設定されています。それに、1リンギット約30円というレートが現地でも高めなのだろうか、その下のセンの単位がよく使われます。
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コメント
量が多そうですね。自分ならドギーパックにして持って帰ってビールのおつまみにしたかも(^_^)。
投稿: おりんぴあ | 2013年9月11日 (水) 01時01分
お腹が空く写真だぁ(笑)。
投稿: 伊 謄 | 2013年9月11日 (水) 04時25分
おはようございます
エビの料理美味しそうです
ミドリのはソラマメでしょうか?
投稿: trintrin | 2013年9月11日 (水) 07時44分
おりんぴあさん、こんにちは。
空芯菜は量が多そうに見えても、行けちゃうでしょ。
エビも同じくです。
ナシゴレンはちょっと多めかもしれません。
投稿: ヒョウちゃん | 2013年9月11日 (水) 21時08分
伊 謄さん、こんにちは。
マレーシアを旅したことのある知り合いの京都出身者が、マレー料理を評して「上品な辛さ」といっていました。
投稿: ヒョウちゃん | 2013年9月11日 (水) 21時09分
trintrinさん、こんにちは。
もちろん、緑のやつがソラマメです。
個人的には、ソラマメをこういう料理に使うとは意外な発見でした。
マレーシアの料理でエビを使ったものは外れがないような気がします。
投稿: ヒョウちゃん | 2013年9月11日 (水) 21時11分