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2013年11月28日 (木)

托鉢とバーミーに送られて

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<ハジャイの僧侶>K7/DA16-50

ハジャイが観光都市ではないと書いたが、朝は別物。宿に朝食が付いていなかったので、外に出るとすでに僧侶たちがいた。

Mt1573

<托鉢>K7/DA16-50

僧侶の朝といえば托鉢である。この近くには大きな寺院があり、そこからやってくるようだ。このあたりは市場の一角なので、托鉢には都合がいい。

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<屋台の花屋>K7/DA16-50

このように供える花も売られている。ハジャイの托鉢はルアンパバーンのように練り歩くものではなく、市場の一角でひっそりと行われている。そういえば、プラ・クルアンの専門店もあったな。

喜捨されるポイントが決まっているので、まあ楽ではあるだろうな。ムスリムの比率が高いタイ南部ではあるが、やはり仏教徒もそれなりにいて、ほとんど東南アジア最南端での托鉢ともいえそうだ。

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<麺の食堂>K7/DA50-200

この一角に、麺の店があった。かなりの賑わいである。「センレック・ナーム」とだけ告げてテーブルでできあがりを待つ。特に具の指定はないが、適当に見繕ってのせてくれるはず。極端な好き嫌いがないので、こういうことができる。

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<バーミー>GR DIGITAL

だが、やってきたのはバーミーであった。まあいいか。具は、煮卵、骨付きの鶏肉、血の煮こごり、もやし。なんかすべてぶち込んだみたいだ。味は濃厚で美味い。「センレック」が通じなかったのが残念だが。

「タオライ?」「○△バーツ」まったく理解できない。タイには通い続けているので、1から99まで理解できる自信があったが、10の単位である「シップ」を使ってくれなかった。結局これは、50バーツであった。屋台の麺料理と同じ値段だ。

このあとバス移動で途中食べ物を購入したがこの時も、10の単位を使ってくれなかった。タイ南部の言い回しなのか、よくわからない。

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<シーロー>K7/DA16-50

ペットボトルの水で洗車するトゥクトゥクのドライバー。ハジャイでは四輪のこれがトゥクトゥク。タクシーは見かけない。朝の始まりだ。さあ、宿に戻ってプーケットに出発だ。

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2013年11月26日 (火)

やっぱ屋台でしょ

宿に戻ってカフェ・イェーンを飲みながらブログの記事を仕上げる。それでも充電は続いている。終わりそうにないのだが、このあたりにして、暗くなってきたことなのでK-7にバッテリーを装着して食事に出かける。

ところでハジャイというところは、まるで観光的要素のないところで、川も海も山もないんですね。あるのはビルディングと住居くらいで、日本の地方都市みたいな感じです。食事に出たのはいいものの、店の選択には苦労しました。フードコートとか探したんですけどね。日本でいうならばいきなりタイ人が厚木にやってきて、タイ語か英語の通じそうなレストランを探すようなものかも。ああ、厚木の人々、たとえ話なので、あまり気にしないでください。

フカヒレとツバメの巣を提供する海鮮中華レストランはありますが、どうもひとりでは敷居が高く、結局はデパ地下にあるJeffer Steakというファミレスみたいなところで安いセットを頂くことになりました。

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<チキンステーキセット>GR DIGITAL

んー、なんかプレートに比較して量が極端に少ないような。ビアシンと合わせて178バーツですが。

今まで知らなかったのですが、この店はけっこう各地にあり、その後フアヒンでも見かけました。

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<果物屋台>K7/DA16-50

満腹していないので屋台で何か食べていこうと思いました。ちょうどメインストリートに屋台の並ぶ一角があります。夜間はほぼ歩行者天国となるので都合がいいです。

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<スルメ屋台>K7/DA16-50

タイ人は意外にスルメを食べる。こういうものはビールとぴったりだが、ビールはコンビニまで行かないと置いていない。これはパス。

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<揚げ物屋台>K7/DA16-50

何でも高温の油で揚げてしまう屋台。さすがにタイ南部で、従業員はムスリムの女性。でも、座る席がないよ。

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<カキオムレツ屋台>GR DIGITAL

なんか台湾を思い出すが、食べるならこれだろうか。「ひとつお願いね」ということで、100バーツなり。ハジャイの屋台料理は意外に高い。以前食べた麺も50バーツと高め。でも、屋台に定価が書いてあるので仕方ないか。

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<カキオムレツ>GR DIGITAL

皿に当たるものは紙。タレは使い捨てのプラスチック製。なんで箸が3つも付くのかと考えたが、やはり100バーツもするので複数で食べるという前提なんだろう。カキは台湾のものほど小ぶりではなく、標準サイズか。熱々でハフハフいって食べます。やっぱ、美味いわ。

この時は8月で、俗に言う「R」の付かない月ですが。その後何も起きませんでした。台湾でもそうですが、カキは通年食べられているみたいですね。

このカキオムレツ屋台近くは、本格的に食べる料理が多く、テーブルもあります。屋台だけで満足するには、ちょっと料理の種類が少ないかな。

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2013年11月24日 (日)

ハジャイで見つけたもの

今回の旅の中ではハジャイは完全なる中継地でした。おまけに、ランカウイで充電を怠ったためか、メインカメラのPENTAX K-7のバッテリーにマイナスサインが出てしまったので、昼間から充電です。なので、街歩きはRICHO GR DIGITALのみというお気軽さ。

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<新20バーツ札>GR DIGITAL

まずは両替です。手持ちのバーツではちょっと心許ないので、両替しましたが新しい20バーツ札が混じっていました。以前のものは、もうちょっと緑がかっていて、プミポン国王ももうちょっと若い感じでした。裏のデザインも変更になっています。

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<昼食>GR DIGITAL

そして、ビスケットだけの朝食だったため、思わずラーメン食べちまいました。タイで一番チェーン展開していると思われるラーメン店です。これ以降はバンコクまでローカル料理が続く。

落ち着いたところで、翌日のプーケットまでのバスチケットを購入。バスステーションまで行けば安いのですが、市内の旅行社にて500バーツなり。ただし、旅行社から送迎が付きます。ここも以前に、チュムポーンまでバスチケットを購入したところです。はじめ、その隣の旅行社で購入しようとしたのですが、カウンターの中国系女性の態度が今ひとつで、やはりこことなりました。

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<ハジャイのウルトラマン>GR DIGITAL

ハジャイは観光都市ではないので、ほとんど見るべきものがないのですが、その帰りにこんなものを見つけました。

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<巨大招き猫?>GR DIGITAL

なんか違うと思いますが、タイ人の思い浮かべる招き猫かな。

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<屋台のカフェ・イェーン>GR DIGITAL

旅の手続きはすべて整ったのでひとまず宿へ戻ります。途中の屋台でカフェ・イェーンを頼むと、こんな風にパックされました。

おばちゃんの屋台で、昔風のカフェ・ボーランとでもいうのでしょうか、ネルドリップでコーヒーを淹れ、氷ぎっしりのプラスチックのカップに注ぎ、練乳とガムシロップを加えたもの。これに蓋をしておしまいかなと思ったら、なんと、おばちゃん、傍らのマシンにカップを乗せて操作すると、蓋が熱処理されてこぼれないようになっていました。

ストローは、はさみを突き刺し穴を作ります。ここいらがタイですが、マシンには正直驚いた。ちなみに、下川裕治によると、屋台でもマニュアルに乗っ取ったチェーン展開するコーヒー屋が出てきているらしいので、この手の屋台だったのかも。

その角を曲がると、昔ながらのビニール袋入りのコーヒー屋もあったので少し安心しましたが。

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2013年11月23日 (土)

クア~サトゥーン海路入国

ランカウイからタイへはやはりフェリーを利用する。タイへ唯一船で入国する手段なのだ。そのためにランカウイに来たといってもいいほど。

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<宿の主人>GR DIGITAL

宿はクアのジェティまで離れているので、タクシーを呼べるかたずねると、「私たちが送りますよ」とのこと。それを信じてフロントまで出向くが誰もいない。時間は迫ってくるし、荷物を持って近所のセブンイレブンまで移動し、タクシーを呼べるかきくが返事はだめ。

しょうがないので歩き出すと、エスティマが近づいてきて、ヒッチする。成功。なんか見たことのある顔だなと思ったら、宿の主人だった。まったく焦ったぜ。

9:00発のサトゥーン行きフェリーだが、イミグレが開いたのは8:50。なんだかゆるゆるで、当然のごとく遅延である。

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<サトゥーン行きフェリー>K7/DA16-50

船はペナンからのものよりもぐっと小さくなる。船体の文字はタイ語である。

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<船内>K7/DA16-50

乗客はペナンからの時よりもぐっと少ない。ほとんどの乗客が船の後部に行くので、前部に陣取った。前部は海面に近く、後部はやや高めとなる。

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<なぜかカラオケの画面>K7/DA16-50

モニターが二つあり、なぜかカラオケが流れる。でも、曲は選べませんよ。

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<最前部>K7/DA16-50

最前部はこんなサロン風の空間だった。しかし、ここには窓がない。

地図で見ると、ランカウイとサトゥーンの間はペナンよりもぐっと近い。外洋に出ないので、波も穏やかである。マングローブの陸地が見えたと思ったら、もうサトゥーンであった。到着時間9:30だが、時差があるので1時間15分ほど掛かったことになる。

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<サトゥーンの港>K7/DA16-50

半分くらいはツーリストで半分くらいは地元住人のような感じだった。宿も決まっているし、あわてる必要がなくゆっくりと写真を撮っていたら、タイの入国カードがなくなってしまっていた。並んだのも最後の方だが、イミグレの窓口でカードをもらい記入。このあと荷物をエックス線に通すのだが、マイ・ペン・ライでいいよとなった。いきなりタイですねえ。

入国の順番は最後になってしまったが、ある程度のバーツを持っていたので両替する必要がなく、50バーツというソンテオでサトゥーンのバスステーションまで行ってもらう。

Mt1520

<サトゥーンのバスステーション>K7/DA16-50

ハジャイまでのチケットを購入するとそれはロットゥのものだった。比較的小さなキャリーバッグなのだが、置き場はどうするのかなと思っていたら、座席の下に収まった。ロットゥの料金は70バーツ。ソンテオが少し高いなと思ったが、ロットゥの料金がガイドブックのものよりもかなり安いのでチャラである。

ロットゥは2時間弱でハジャイに到着。途中、かなりの乗降がある。そして、タイ南部なのでいくつかの検問所もあった。

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<V.L.Hatyai Hotel>K7/DA16-50

ハジャイが近くなり、どのあたりに着くのかなと思っていた。ロットゥが鉄道の陸橋を越えると、見覚えのある建物が見えた。宿泊する宿なのである。ここは、前にハジャイに来たときにも利用していて、今回も利用することにしたのだ。

ただし、部屋の準備のために少し待たされたが。

と、いうことで、旅の後半戦へ。とはいえ、交通アクセスが悪いので、移動に時間を取られています。あんまりで歩いていないんですよね。

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2013年11月18日 (月)

クアタウンの憩い

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<クアの釣り人>K7/DA16-50

パンタイ・チェナンからクアに戻る。クアタウンはランカウイの中心地ではあるものの、閑散としたショッピングモールが点在し、どこが中心なのかちょっとわかりにくい。

ベイビュー・ホテルのあたりがそうなのかも。さすがに免税の島だけあって、どこもTAX FREEとか免費などといった文字が出ている。たまに日本語の文字もあるが、日本人はほとんど見かけない。

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<カプチーノ・ハウス>K7/DA16-50

マラッカやジョージタウンみたいにプラナカン様式の古い建物があるとは思っていなかったが、せめてショップハウスくらいはあるかと思っていたら、ちょっと気になる建物が目に入った。カプチーノ・ハウス。カフェである。

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<内部>K7/DA16-50

入ってコビ・アイスを頼む。さて、どんなものが出てくるか。

マスターは中国系の男性。その奥さんか、女性が手伝っている。カウンターまわりに椅子の席があり、テーブルが6つくらいある。この造り、イタリアならバル、フランスならカフェ、イギリスならパブなんである。

といって、テーブル席が料金1.5倍ということもなく、その点は気軽に構えてよい。ここにはダーツやビリヤード台はなかったものの、壁に数冊の本と古いパソコンが置かれている。フリーWiFiもありそうだ。

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<コビ・アイス>GR DIGITAL

こんなものが出てきた。やはり暑いところでは熱々のコーヒーを飲む気になれずに、どうしても冷たいものにしてしまう。

よく見ていると壁には、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドなどのペナントも掛かっている。節操がないといえばそうなるが、店の造りと雰囲気が、欧米人を呼び寄せているみたいだった。

客の中には長逗留またはセミリタイアして長期滞在中らしい、欧米人の男性が二人いた。どちらも、荷物をまったく持たず、着古したようなシャツとサンダル履きで、日に焼けている。

こんな店を見つけただけでもクアタウンでは収穫があったのかもしれない。2日滞在して、2日ともここに通う。どちらも同じように注文したのだが、料金が違った。初日が8.5リンギットで、翌日が8.9リンギット。何が違うのかといえば、翌日のコーヒーにはココアの粉が振りかけてあったことだろうか。

メニューはよく見なかったのだが、ここだったら食事もできただろう。どっしり構えて、夕方まで粘ってもよかったかな。

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2013年11月17日 (日)

しょうがないから寿司でも食うか

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<イーグルスクエア>K7/DA16-50

鷲がランカウイの象徴らしい。宿周辺にいても食事すらままならず、コンビニで激安のビールとつまみで夜を過ごすのみ。翌日は徒歩でクアタウンまで出て、ちょっと探索したものの、やはり何もなく、タクシーでパンタイ・チェナンに出た。

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<アンダーウォーターワールド>K7/DA16-50

アンダーウォーターワールドという水族館。入場料38リンギットと結構なお値段。これ以外はビーチしかないのだが、パンタイ・チェナンは賑やかそうで、やはりこっちの方が便利だったなと後悔。

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<昼酒>GR DIGITAL

安くて美味そうな食堂もあったが、ショッピングモール内の日本料理店に思わず入ってしまう。2週間ぶりくらいになる日本料理だ。ビールがタイガーというのがなんだが、生なのでまあよしとしましょう。

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<にぎり寿司>GR DIGITAL

枝豆にイカの刺身、にぎり寿司。ビールもお代わりで、94.6リンギット。マレーシアで一番お金を使ったものとなったが、現金払いです。一瞬クレジットカードで払おうかと思ったものの、クレジットカードのスキミング被害が頭をよぎりました。この手の犯罪はマレーシアが多いらしい。

やはりランカウイは魚介類が新鮮なんですかね。イカはぷりぷりでしたし、寿司も美味かった。

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<ビーチ>K7/DA16-50

バトゥ・フェリンギよりも断然賑やかなパンタイ・チェナンのビーチ。

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<天気今ひとつ>K7/DA16-50

ランカウイは免税の島で、コンビニのビールなども2.1リンギットと激安なんですが、ショッピングモールのトイレなども有料で、コンビニで購入する水も高めの値段設定です。もちろん、本国で生活する物価感覚をそのまま持ち込めば、「おお安い」なんですが、普通の感覚で東南アジアを旅行するとなるとここは物価高に思えます。

安いのは酒とたばこだけ。

このあとタクシーでクアに戻りました。

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2013年11月13日 (水)

誤算のランカウイ

宿のクルマ(少額だが有料)に見送られ、フェリーターミナルへ。ペナンから免税の島、ランカウイに移動する。

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<チェックイン待ち>K7/DA16-50

ランカウイ行きのフェリーはなぜか朝の二便。8:15と8:30という、近接した時間なのだが、すでに宿が決まっているので、あとの便のチケットを取った。ほどよい時間に出てきたのだが、先の便のチェックインも遅々として進まず、結局出発は9:35という有様。でも、宿が決まっているのであわてはしない。

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<ランカウイ行きフェリー>K7/DA16-50

フェリーといっても乗り込むのは人だけで、乗用車やトラックを積み込むわけではない。けっこう小さいのが意外だった。

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<船内>K7/DA16-50

中央の通路を挟んで4座席という配置。チェックインの際に番号札を配られたはずだが、実質フリーシートである。ここまでキャスターをごろごろ引きずってきたが、それを置く場所はなく、空いたシートにのせておいた。まだラマダンあけの影響なのか、かなりの乗客である。

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<出航>K7/DA16-50

この日はあいにくの空模様で、海もちょっと荒れている。だが、船酔いするほどではなく、3時間ほどでランカウイに到着。

この船、途中のパヤ島(パヤール島かも)に立ち寄るような案内があったが、到着したところでみんな降りていく。もちろんアナウンスはなし。これがランカウイなんだろうなと思ったら、その通りでした。

で、ランカウイでは船の到着するクアタウンに宿を取ったつもりでいたのですよ。それも、港から一番近いところに。なので、タクシーの勧誘も断り、ごろごろとキャスターを転がして徒歩で向かいました。

ところが、いくら進んでも着かないのでございます。幸い途中に観光案内所があり、ここで事情を話して調べてもらったら、まったく違う場所で、その場でタクシーを呼んでもらい、直行しました。

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<宿外観>K7/DA16-50

Love Langkawi Hotelという可愛らしい名前のところでしたが、思いっきり山の中でした。Agodaの地図、間違ってますよ。地図の場所ですが、Rub Langkawiという商業施設のようなものが建っていました。これ、日本人には同じように聞こえるかもしれませんが、外国系のサイトであるAgodaが間違うかねえ。

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<もらったランブータン>GR DIGITAL

オーナー夫婦はいい感じの人たちで、部屋も料金の割にはまあまあでしたが、いかんせん山の中で、レストランはおろか食堂もないんですよ。コンビニはありました。しかも、頼みのWiFiがつながらなくて、ちょっと失敗でした。

ランブータンもらったり、ウォーターサーバーから冷水やお湯をもらったり、港まで送ってくれたりしましたが。

まあランカウイは次にタイに渡るための中継地みたいな発想があって、ビーチリゾートでなくてもランカウイの中心地であるクアタウンならばいいだろうと考えていたのですが。翌日訪れたビーチリゾートの方が何かと便利です。

ちなみに、クアタウンまでは徒歩40分くらい掛かります。Agodaって、泊まったあとに評価を送ることができて、これでポイントがたまるんですが、自分のコメントは見事に消されていました。でも、地図は直っていたぞ。

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2013年11月11日 (月)

爬虫類嫌いが蛇を見に行く

ペナンの観光地であと残っているのは蛇寺くらい。蛇は嫌いですが、ここの蛇は毒牙を抜いてあるとのことで、一応行ってみました。

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<蛇寺入口>K7/DA16-50

またもやコムタからバスに乗り、30分程度で到着。料金2.7リンギットできっちりと払います。それほど時間は掛からなかったものの、バトゥ・フェリンギやアイル・イタムみたいに曲がりくねった道ではなく、整備された二車線の道路だったためか、ジョージタウンから距離は離れているみたいですね。

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<毒蛇>K7/DA16-50

ここは一応寺院ですが、どういうわけか蛇を飼っているんですね。何でも守り神だとかで。線香の漂う本堂の方には蛇はいません。その隣の蛇センターみたいなところに、柱に設置された丸い竹でできたものに巻き付いておりました。

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<首巻き記念撮影>K7/DA50-200

頼めば、ニシキヘビをこんな風に首に巻いての記念撮影も承ります。もちろんオレはごめんですが。

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<木に生息する毒蛇>K7/DA50-200

蛇センターからさらに奥の建物に向かうと、塀に囲まれた林があり、ここにも毒蛇が生息しています。ほとんど木と一体化しているので、よく探さないとわからないです。マレーの森にはこんなのがいるんだよなあ。

ベトナムでクリークのクルージングをしたものの、あそこにもいただろうねえ。やはり自分はアジアでは都会派でいたいです。

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<脱皮した抜け殻>K7/DA50-200

こんなものも残っていました。

Mt1240

<蛇寺上空>K7/DA16-50

蛇寺じたいは料金無料です。隣接する蛇博物館みたいなところは有料。帰りのバス停で轟音を残してエアアジア機がどこかへ向かって飛んでいきました。ここはほとんどペナン国際空港の近くです。

バスでジョージタウンに戻る途中、行きとはルートが異なり、ブキッ・ジャンブルを経由しました。なんとここに、ユニクロが出店していましたとさ。

一応これでペナンのレポートは終了です。次回からはランカウイです。今度は短いですよ。

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2013年11月 9日 (土)

ジョージタウンの水上家屋

マレー語に「Jetty/ジェティ」という言葉があります。たいていここからは船が出航する場所なので、船着き場とか港のような意味かと思っていました。ジョージタウンとバタワースを結ぶフェリーが発着する場所もジェティと呼ばれます。

今年度版の「地球の歩き方」や最近ジョージタウンを訪れた方のブログで、ジョージタウンの港沿いに水上家屋があることがわかりました。すべて中国人移民のもので、同じ姓を持つ人たちの集まりです。ここは、海に突き出すように延びていてこれもジェティと呼ばれているのです。つまり、ジェティとは桟橋のようなものと思われます。

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<周氏のジェティ>K7/DA16-50

バタワース行きのフェリー乗り場から西に向かい、5つのジェティがほぼ等間隔に並んでいます。林氏一族、周氏一族、陳氏一族、李氏一族、楊氏一族となっています。

はじめにこれかなというものがありましたが、あまりにも普通の民家があって住民がくつろいでいたので、旅行者がいきなりちん入というわけにもいかず、通り過ぎてしまいました。おそらくこれが、林氏のジェティだったのでしょう。

次に現れたのが、周氏のジェティでした。ここは開放的で、なんと民宿を営んでいる家屋もありました。海に向かって延びている木道の両側に家屋が並んでいます。

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<桟橋の端>K7/DA16-50

漁に使う網を繕っている男性がいたり、洗濯物を干している女性がいたりします。簡単な食堂もあり、雑貨屋のような商店もありました。やはりこのようなところを住居にしているからには、漁業が生業の中心らしく、小さなボートがかなりあります。

そして、海の神、天后の廟もあります。

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<陳氏のジェティ>K7/DA16-50

周氏のジェティは、やや観光色が強いようでしたが、隣の陳氏のジェティはあまり商店は見かけませんでした。こちらはかなり生活臭が漂い、桟橋の外れには共同のトイレなどもありました。

ここを訪れたのは初日のことで、この日は暑くここでギブアップ。そして、最終日に再び訪れてみました。

Mt1258

<李氏ジェティ>K7/DA16-50

こんな看板が掛かっています。

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<人形劇>K7/DA16-50

李氏のジェティの入口では、こんな人形劇が演じられていました。でも、誰も見ていないんだな。

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<海へ>K7/DA16-50

おそらく初期のものは不法に住み着いたものだったと思います。いつしか電気もやってくるようになって、生活水準は上がっていきます。

これらのジェティの住民は他のマレーシアの人たちと何ら変わりないような生活をしているように見えました。得てしてこうしたところは、スラム化するか過疎化するかですが、子供も働き盛りも、老人もバランス佳く暮らしているように見えました。

やはり同族意識は強いんだと思います。

ちょっと残念だったのは、住民に直接カメラを向けられなかったこと。網を繕っている男性を撮そうとすると、上手に体勢を入れ替えて、顔が写らないようにされました。

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2013年11月 3日 (日)

フェリーチケット購入あたりまで

話はちょっと戻ります。ジョージタウンに到着し、まず行ったことは次の目的地へのチケットの確保でした。次はランカウイ島。ジョージタウンからフェリーが出ています。料金は片道63.5リンギットと高額です。早速船会社の近くにある旅行代理店に買いに出かけますが、途中ちょっぴり観光します。

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<チョン・ファッ・ツィー・マンション>K7/DA16-50

プラナカン様式の邸宅で、ホテル併設です。見学はできるものの、ツアーが組まれすでにタイムアウト。入口からちょっと入らせてもらい、写真だけ撮りました。

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<聖ジョージ教会>K7/DA16-50

前回訪れたときには改修中で見るも無惨なフェンスに囲まれていました。今回はきちんと中に入ることができ、記帳させられ日本語版のパンフレットも頂いてきました。

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<タウンホール>K7/DA16-50

隣の市庁舎の方が歴史的建築物として価値がありそうですが、市庁舎はフェンスに囲まれていてこちらを撮りました。ただし、ちょうどトライショーが走ってきたので、ファインダーにトライショーが写り込むまで待ちます。

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<北海峡>K7/DA50-200

市庁舎近くの海を望むポイントより。遠くに島影らしきものが見えますが、ランカウイではありません。

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<ヴィクトリア・メモリアル時計台>K7/DA16-50

1897年というから、ヴィクトリア女王の即位60周年を記念して作られた時計台ですね。この左手にある建物に旅行代理店が入っています。ここでランカウイ行きのチケットを扱っています。ちなみに、どこで購入しても料金は同じです。

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<フェリー乗り場>K7/DA16-50

ここからランカウイ行きのフェリーが出ます。また、クルーズ船も発着するようで、けっこうでかい客船が停泊していました。

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<別の埠頭>K7/DA16-50

ここは、雰囲気ありますが、船の発着はありません。奥に行くとレストランがありました。写真の素材としてはいい感じかも。

取り上げませんでしたが、コーンウォリス要塞をはじめとして歴史的建築物の多いエリアなんですが、生活の匂いがあまり漂ってきません。飲食店はほとんどなく、住宅地がほとんどですね。夜などは人通りも途絶えるだろうから、そんな時間帯には行くべきではないところですね。

さて、ブログをやってきて丸7年経過しましたが、この記事でめでたく1,000件を達成しました。て、ことは、1年平均130件くらいなのか。やはり少ないですかねえ。

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2013年11月 2日 (土)

ペナンの麺

ペナンではアッサム・ラクサを食べ損なってしまいましたが、他の麺料理は見つけ次第食べていたように思います。とはいえ、やっている店が少なかったので、いわゆる名店のものは少ないですね。

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<ミー・ゴレン>GR DIGITAL

初日の夕食。つぶしたサテの店、W & Oで食べたもの。もう一品はやはりサテで、ご飯とカレーが付いてきた。カレーのご飯はまあまあの味。このミー・ゴレンはツーリスト向けにフライド・ヌードルとされていたが、味を指定できるらしく、「スパイシー」にしてもらったらまあまあの味になりました。

ここは、ネットカフェもやっていると書きましたが、奥がゲストハウスになっているらしく、小部屋からバックパッカーも出入りします。エアコンがないので、ちょっと辛そうなところです。

Mt0944

<チャー・クイッティオ>GR DIGITAL

タイのクイッティオと同じ米から作る麺が素材です。これを炒めます。ペナンのチャー・クイッティオはこれも名物ですが、バトゥ・フェリンギから戻ってきてやっとの思いで見つけたプランギン・モール(コムタ横)の中にある店。

ペナンのチャー・クイッティオは細麺と太麺2種類を使うと聞きましたが、太い麺だけだったような。味はまあ焼きそばですね。麺はやっぱりもちもちしています。飲み物と合わせて、8.0リンギット。けっこうします。

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<鹵麺>GR DIGITAL

インド朝食に飽きてきて、その対面にある店にて頼んでみました。Low Meeまたは、Lor Meeと読みます。あのロバックと同じ文字を使いますね。

ドロドロ系の濃いスープに、中華麺、ゆで卵、干し肉をほぐしたようなものがのります。スープはやはりこってりしているんですが、中華麺とよく合う感じがします。スープのダシは魚のような匂いがしました。

料金は4.0リンギット。普通の食堂に見えますが、内部はやはりフードコートみたいになっているので、別途飲み物代が必要。それにしても、カラトリーの色遣い。いや、カラトリーなんてものじゃなくて、すべてがプラスチック製のチープなもの。

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<揚げ魚の麺>GR DIGITAL

こちら、蛇寺から戻り、やはりプランギン・モール内の店で。この日はさすがに閉店だった店も復活してきて、あまり節約派ではないような外国人旅行者も立ち寄るような店。それなりに料金も高く、料理の見栄えもいいです。店員も英語を理解しますし。

ここも以前立ち寄ったことがあって、半端な時間に麺料理を頼んだら凄い量で、夕食に響いてしまったので、軽そうなものにしておきました。メニューには「出前一丁」があったので、ちょっと心惹かれましたが、ペナンまで来てそれはないだろうと考え直し、こちらにしました。

でも、麺がインスタントっぽく見えるのは気のせいでしょうか。味はまあまあ美味いです。

Mt1247

<小豆豆乳>GR DIGITAL

でも、本当に美味しかったのは、こちらの小豆入りの豆乳ドリンクです。豆乳だけだといまいちなんですが、甘さが加わりこれはまりそうです。

料金は全部で15.6リンギット。

今回はありふれた味ばかりだったかもしれませんが、鹵麺が収穫だったかな。

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