ジョージタウンの水上家屋
マレー語に「Jetty/ジェティ」という言葉があります。たいていここからは船が出航する場所なので、船着き場とか港のような意味かと思っていました。ジョージタウンとバタワースを結ぶフェリーが発着する場所もジェティと呼ばれます。
今年度版の「地球の歩き方」や最近ジョージタウンを訪れた方のブログで、ジョージタウンの港沿いに水上家屋があることがわかりました。すべて中国人移民のもので、同じ姓を持つ人たちの集まりです。ここは、海に突き出すように延びていてこれもジェティと呼ばれているのです。つまり、ジェティとは桟橋のようなものと思われます。
<周氏のジェティ>K7/DA16-50
バタワース行きのフェリー乗り場から西に向かい、5つのジェティがほぼ等間隔に並んでいます。林氏一族、周氏一族、陳氏一族、李氏一族、楊氏一族となっています。
はじめにこれかなというものがありましたが、あまりにも普通の民家があって住民がくつろいでいたので、旅行者がいきなりちん入というわけにもいかず、通り過ぎてしまいました。おそらくこれが、林氏のジェティだったのでしょう。
次に現れたのが、周氏のジェティでした。ここは開放的で、なんと民宿を営んでいる家屋もありました。海に向かって延びている木道の両側に家屋が並んでいます。
<桟橋の端>K7/DA16-50
漁に使う網を繕っている男性がいたり、洗濯物を干している女性がいたりします。簡単な食堂もあり、雑貨屋のような商店もありました。やはりこのようなところを住居にしているからには、漁業が生業の中心らしく、小さなボートがかなりあります。
そして、海の神、天后の廟もあります。
<陳氏のジェティ>K7/DA16-50
周氏のジェティは、やや観光色が強いようでしたが、隣の陳氏のジェティはあまり商店は見かけませんでした。こちらはかなり生活臭が漂い、桟橋の外れには共同のトイレなどもありました。
ここを訪れたのは初日のことで、この日は暑くここでギブアップ。そして、最終日に再び訪れてみました。
<李氏ジェティ>K7/DA16-50
こんな看板が掛かっています。
<人形劇>K7/DA16-50
李氏のジェティの入口では、こんな人形劇が演じられていました。でも、誰も見ていないんだな。
<海へ>K7/DA16-50
おそらく初期のものは不法に住み着いたものだったと思います。いつしか電気もやってくるようになって、生活水準は上がっていきます。
これらのジェティの住民は他のマレーシアの人たちと何ら変わりないような生活をしているように見えました。得てしてこうしたところは、スラム化するか過疎化するかですが、子供も働き盛りも、老人もバランス佳く暮らしているように見えました。
やはり同族意識は強いんだと思います。
ちょっと残念だったのは、住民に直接カメラを向けられなかったこと。網を繕っている男性を撮そうとすると、上手に体勢を入れ替えて、顔が写らないようにされました。
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