バイクと船でミングォンへ
マンダレー2日目は、ミングォンに行くことにしました。ミングォンはマンダレーとはエーヤワディー川の対岸にあたり、船で上流に向かうことになります。船着き場はけっこう遠いので、バイクタクシーで行くことにします。
ホテルを出るとバイクタクシーの声がかかりますが、4000チャットとか高いことをいいます。事前に最近マンダレーを訪れた方の書かれた旅行記を読んでいたので断ります。まあ、ちょっと歩けば次のバイクタクシーが現れるだろうと。すると後ろからやってきました。こちらのドライバーは2000チャットでいいとのこと。旅行記の通りです。マンダレーでのバイクタクシーは後部座席に乗るとき、ヘルメットを渡されます。
さて、ミングォンへの船着き場ですが、けっこう距離があります。しかも、朝のマンダレーはけっこう涼しく、ヨットパーカーを着ていて正解でした。バイクは確かに船着き場に到着しましたが、なんと、ミャンマー人用のところに着いてしまい、外国人用の船着き場まで向かい直すことにします。外国人旅行者は一般の渡し船には乗ることができません。
<エーヤワディー川>K7/DA21
こちらの船着き場にも数多くの船が待機しています。チケット売り場ではパスポートを提示します。パスポート番号や名前を控えられ、宿泊先まできかれました。料金は5000チャット。もちろん往復です。片道料金の設定はないようです。
もし、この船に乗れない場合はチャーターとなるようですが、そういった団体もいくつかあったようです。チケットにはアルファベットで船名が書かれていたのですが、まったくどの船かわかりません。ただ、外国人専用なので続々と集まってくるツーリストの動向を見ていけばいいわけで、心配ご無用でございました。
さて、バイクタクシーのドライバーが何か言いたそうにしています。すでに料金は支払っていますが、どうしたことでしょう。すると、英語のできる知り合いを連れてきて「帰りの時間に待っているので、同じ料金でホテルまで乗って欲しい」とのことです。もちろん、OKです。
<乗船開始>K7/DA21
やはり乾季のためか水量が少なく、土手を降りて船づたいに乗り込むことになります。これだけ船が多いと、すべての船が岸に接岸することはできないのでしょう。それにしても、50人ほどの外国人旅行者ですが、いったいどこに隠れていたんだという感じです。圧倒的に多いのが欧米系で東洋系は少数派です。日本人は自分を含めて3名。話をしたわけではありませんが、いずれも某有名ガイドブックを持っていたのでわかりました。中国人はさらに多いです。ほぼ全員簡体字を使用する大陸出身者でしょう。そして、コンタイがいました。しかもカトゥーイのカップルです。じぇじぇじぇですね。
<船室より>K7/DA21
上のデッキに座りたかったのですが、すでに座席がなく下の船室に落ち着きます。エーヤワディー川は東南アジアを代表する大河のひとつですが、メコンなどとはまったく川の様相が異なりますね。「お汁粉色」ともいわれる茶褐色ではないし。流れも穏やかな感じです。川幅は2kmくらいかなと思っていましたが、どうも中州があるようでその倍以上はあると思われます。
<材木船>K7/DA50-200
やってきた船は材木船でした。というか、切り出したチーク材を下流に運ぶために、そのチーク材で筏を組み立て、数ヶ月かけて運んでいくというものです。筏の上には小屋があり、ここで生活もしているようですが、タグボートのようなもので曳航されている感じです。
<特設の手すり>K7/DA21
ミングォンへは1時間ほどで到着です。戻りは下流に向かうので40分ほどでした。ミングォンの船着き場にはそんなに船がありませんが、岸には直接着けられません。頼りない板を渡し、両端に乗務員が立って竹を支えます。これが手すりとなるわけですが、転落する人もなく無事に渡り終えられたようです。
<ミングォンのタクシー>K7/DA21
バガンでは馬車がタクシー代わりでしたが、ミングォンでは牛です。牛車というわけですか。優雅そうですが、すべてを徒歩で回っても十分に時間があるので、利用しませんでした。10:00頃到着で戻りの船が13:00発なので、3時間しかありませんが、これで観光して食事もできます。
<アッパーデッキ>K7/DA21
食事を済ませて素早くアッパーデッキを確保しました。適当に風が吹くので、快適です。往復ともこちらを確保できれば最高です。
<バイクタクシーのドライバー>K7/DA21
英語はだめでしたが、行きたい場所はわかってもらえて、料金交渉も英語で大丈夫です。この人のバイクには後日また乗りました。けっこうしっかりした上着を着てますね。やはり冷えますからね。
前回の記事から間隔が空いていますが、画像の加工に手間がかかりました。なんとですね、PENTAX K-7のローパスフィルターのゴミですが、すでにヤンゴンから付着していたのです。これを消すのに時間がかかりました。強いコントラストのところではあまり目立たなかったのですが、空などに映りこんでいるのですね。
まだまだ画像があるので、間隔が空いたら、これだなと思っていただいてけっこうです。ああ、めんどくせえ。
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コメント
タイでも観光地に行くといきなり観光客ばかりに・・・しかしコンタイのカトゥーイのカップルとは!
正にじぇじぇじぇですね(^^ゞ
投稿: kimcafe | 2014年1月26日 (日) 18時07分
マンダレーとその周辺ではほぼ観光客と観光業従事者だらけみたいな感じでした。
じぇじぇじぇのカップルですが、ミングォンから戻るときに、一番最後に船まで戻ってきたんですよね。
もう「出るぞぉ」とばかりに汽笛を鳴らされて、最後はオ○マ走りでございました。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年1月26日 (日) 20時25分