閑話休題、Beer King
ミャンマーというと、パヤー、僧侶、寺院みたいな流れで来ていますが、仕方ありませんね。12月30日の三都市巡りではどうしてもそんな展開になってしまいますので、ちょっと流れを変えてみます。
マンダレーで宿泊したヤダナボンというホテルですが、31st Streetと76th Streetあたりにあって、その周辺には今ひとつガイドブックに載っているようなレストランがないんです。思いっきりローカルな食堂はありましたが、夕食を食べるとなると照明が暗すぎたり、言葉の問題もあるので、別の店を見つけることにしました。
Dyamond Plazaを見て回ったあと、見つけました。看板には英字でBeer King、簡体字で啤王とあります。もうおわかりでしょう。ここはビールが売りの店です。こういう店で飲むことのできるビールは、生、ドラフト・ビールなんです。ミャンマーではなぜか瓶詰めのビールは割高ですが、生ビールは庶民の価格です。嬉しいですねえ。
では店内に突入です。ほとんどローカルの男性ばかりですが、わずかに欧米系ツーリスト男性の姿も見えます。やはり彼らも生ビールにつられてきたものと想像します。店の前のスペースに空きテーブルがあったのでここに座ります。やはり野外が気持ちいいですからね。
すると成人したばかりに見える男性店員がやってきました。まずはビールが生であることを確認しこれを注文。メニューをもらうと英語も併記されています。鶏肉入り炒飯、チキンスープ、フライドポークにします。店員は簡単な英語を話しますが、わかってもらえたかどうか。
<生ビール>GR DIGITAL
生来ました。美味いです。ビールの種類をきいたら、やはりミャンマービールなんだそうで、ここはマンダレーなのに、マンダレービールは一体どうなっちゃったんでしょうか。まあ、美味いからいいか。
ちびちび飲んでいると、また店員がやってきて、日本が好きだとかいろいろ話しかけてきます。そのうちスープの話になり、量が多いとか言い出します。まあ、なくてもいいかなと思ったら、スープを持ってきました。
<チキンスープ>GR DIGITAL
をを、ちょうどひとり分のサイズです。店員が気を利かせたのでしょうか。マンダレーのスープは「ラーショー・レイ」もそうだったのですが、高菜漬けのようなものを使わないので、酸味がなく、我々にとって馴染みのある味になっています。でも、スパイシーではありませんね。
このスープですが、途中でなくなると、お代わりを持ってきてくれました。ミャンマーの料理にはスープは欠かせないんでしょうね。
<炒飯>GR DIGITAL
結構量はあります。食べてみるとそれほど油がきつくなく、そのあたりの中華料理屋の炒飯といった感じです。
<付け合わせ>GR DIGITAL
タマネギです。かかっているソースがけっこうスパイシーです。なんだかミャンマー到着直後の食事みたいな感じです。これも、サラダのひとつとすれば、やはりミャンマーの食事はメインとスープ、サラダがセットなんでしょうかねえ。
<スイカ>GR DIGITAL
最後にスイカを持ってきてくれました。サービスなんでしょうか…って、フライドポークはどうなった?どうも、ひとりでは食べきれないと見て、カットされたようです。東南アジアではこのような気遣いありますよね。でも、食べられたと思うぞ。
料金は激安の2100チャット。をを、ここで食事をすればかなりの節約になる。また来ることにしたのはいうまでもありません。
その2日後、また訪れました。ちょっと遅かったこともあり、店の前の席も、店内もいっぱいです。でも、店員が2階を指し示します。空いていましたが、蛍光灯がブルーになっていてちょっと異様な感じがします。ここでは食事をしている人はほとんどなく、本格的に飲んでいる人ばかりです。
すると、お馴染みの店員が現れ、メニューを持ってきました。今度は、ご飯とドライ・ブラウン・カレーというものにします。なんだ、カレーもあるじゃない。
<ビールとパパイヤ>GR DIGITAL
もちろんビールを頼みます。今度は、すぐに果物が付きました。
<スープ>GR DIGITAL
スープも来ました。頼んでないけど。やはりセットなんでしょうね。一体何を使ったのかわかりませんが、色合いからしてみそ汁みたいです。味わった感じも、塩気があり、なんかみそ汁っぽいです。具は、見えている野菜だけでした。
<エビフライ>GR DIGITAL
ん?見た目エビフライ。味もカレーではなく、エビフライそのもの。何がどうなってしまったのかわからないんですが。せめてブルドッグの中濃ソースが欲しかった。
これに野菜が付いているからか、タマネギのスライスはありませんでした。料金はエビが高かったのか、5000チャットくらいしました。
なんかよくわからない店でしたが、やはりビール中心の店なんでしょうね。よく考えてみれば酒の肴みたいな料理がたくさんあったし。
<気の利く店員>GR DIGITAL
タナカをおしゃれのようにしてちょこっと付けていますね。ここの制服なのかどうか、スーツみたいなものを着ていて、チェーンなんかもあしらっていたりします。でもここ、まったく女性の姿がないんですよねえ。
ちなみに、マンダレーには韓国料理の店が数軒あります。中国料理店はいうまでもありません。日本料理店はまだ進出してません。ヤンゴンに行けばあきれるほどありますが。
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コメント
ミャンマーはこういうビール飲める店が多いですよね
パテインでは現地のひとはビールより安い焼酎を飲んでましたが・・・
海老フライ旨そうですが、何を浸けて食べたんですか?(^^ゞ
投稿: kimcafe | 2014年2月20日 (木) 22時15分
kimcafeさん、こんにちは。
前回の時には、生ビールを探してけっこう苦労したのですが。増えてきたってことでしょうかね。
海老フライにつけるものがなくて、そのまま食べたです。
その後、胸焼け。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年2月20日 (木) 22時52分
マンダレーではラーショーレイに2回行きました。よかったですね。そのため、こちらのお店は行けませんでした。ミャンマービールは何度も飲んでいますが、生をのんだかどうかは不明でです。ただ、生ではなくても、ミャンマービールの表示のあるジョッキでは飲んだことがあります。
投稿: とんび | 2014年2月22日 (土) 13時42分
とんびさん、こんにちは。
わたしゃ、ラーショー・レイに1度だけでした。
もうちょっと他の店を見つけたかったのですが、なかったですので、ここで妥協した感じです。
比較的新しい店だと思いますので、とんびさんが訪れたときにあったかどうか。
生ビールの方が、安くて美味いです。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年2月22日 (土) 21時54分