金箔と寺院
マンダレー3日目、アマラプラ、ザガイン、インワの3都市巡りのミニツアー開始です。やってきたクルマはマークII。新車ではないものの、ドライバーが綺麗好きなんでしょう。快適に回ることができました。
まず向かったのが、マンダレーしないにある工房のKing Galon。ここで金箔を作っています。
<ひたすらハンマーを振り下ろす仕事>K7/DA21
金箔というものは、竹の皮に金粉を包み、それをひたすら叩き続けることでできるとのこと。ひたすらハンマーを振り下ろすだけのこの男性は、腕力だけがその支えとなっている。
<竹職人>K7/DA21
こちらは、竹の皮作りでしょうか。竹の皮も、3年間水に浸けて、柔らかくしたものをさらに叩き延ばすそうで。
<完成品作り>K7/DA21
そうしてできあがったものを紙に包み製品にしていく。この作業はどんなに暑くても窓を開けずに行われるとのこと。そりゃお宝が風に飛んでしまったら元も子もないですからね。
<参道>K7/DA21
そうして次に向かったのが、マハムニ・パヤー。もちろん裸足になる必要がありますが、ドライバーはクルマで裸足になって向かうように指示。建物に入っていくと、左右に店の並ぶミャンマーではお馴染みの風景です。
<仏具屋>K7/DA21
こんな店もありました。よくわからないまま、人々の流れに紛れて進んでいくと、カメラチケットの販売所が。ここも、1000チャットまたは1USドルです。
<マハムニ・パヤー>K7/DA21
マハムニ・パヤーじたいはこのような建物の中に巨大な仏像があるだけなんですが、その前に跪き祈る人々の多いこと。
<仏像に金箔を>K7/FA35
この仏像に金箔を貼っていきます。ちなみに、中で金箔を貼れるのは男性だけだそうで、女性はその手前でストップ。がんばれば中に入れたかもしれませんが、こんな感じで横からかいま見ただけです。
<宝物館?>K7/DA21
そのまわりには遺跡から掘り出したような仏像も数点。あの巨大仏以外ならば、女性でも金箔を貼ることは可能なようです。おそらく、キング・ガロンの金箔が使われているんでしょうね。
タイには金箔で元の形がわからなくなってしまったような仏像も数多いですが、ミャンマーではそのような仏像は見かけませんでした。美しく貼る技術とセンスに長けているのかどうか。
そして、別の出口からクルマを見つけ乗り込むと、ドライバーはパックされたお手ふきで足を拭くように手渡してくれました。うん、なかなかサービスがいいです。
さらにツアーは続きます。
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コメント
お手拭きサービスまで現れたのですね
とても親切でサービス向上してる!
この金箔ですがたたいて伸ばすので
金箔の部分は相当熱を持っている
とこの前金沢の金箔を取り上げていた
番組で言ってました
確かNHKの森田美由紀アナだったと思います
記事とは何等関係ありませんが
森田さんが言うと丸ごと信じてしまいます
投稿: trintrin | 2014年2月10日 (月) 12時58分
trintrinさん、こんにちは。
お手ふき、ちょっと感動しました。
ちなみに、ベトナムで食堂やレストランに入ると、お手ふきが出てくるんですけど、これは有料です。
いやあ、金箔の作成行程など初めて見ました。
タイやカンボジアにもありそうですが、決して表に出てこないですよね。
このキング・ガロンは各種ツアーの見学コースになっています。
マンダレーには他にもいろいろなワークショップがあり、いずれも見学可能です。
金箔入りのお茶とかお菓子とかありますが、まさかここで作られた金箔というわけではありますまい。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年2月10日 (月) 20時03分