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2014年3月19日 (水)

迷走の果てに珍味ゲット

昨年から今年にかけてバンコクに2回滞在してます。夏の旅ではまだバンコクに到達してなく、レポートもフアヒンまで。ここでいうバンコク関連は1月のものです。時系列は逆転しちゃいますが、画像の整理も最近のものの方が早く終わったので、こちらをとりあえず先にレポしますね。

バンコク3日目。とはいえこの日の夜便で帰りますが、夕方まで時間があるので、バンコク近郊の百年市場に行くことにしました(サームチュックはもっと後でね)。選んだのは、バーンプリーにある百年市場です。

行き方は2種類くらいあるのですが、BTSのウドムスックからバス132番、テスコロータス前からソンテオ乗り換えという方法にしたつもりでした。

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<ウドムスック>K7/DA21

BTSの高架下にバス停があるらしい。バスは頻繁に来ますが、132番がなかなか来ません。

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<バス132番>K7/DA21

20分待ちくらいでしたかね。乗り込んで車掌に行き先をいうのですが、「バーンプリー」「タラート・ローイ・ピー(百年市場)」「テスコロータス」などの言葉で車掌が理解したのはバーンプリーだけでございました。途中でかめのテスコロータスはいくつかあり、降りる決め手がありませんでした。

30分は乗っていたでしょうか。15バーツくらい支払いました。ほとんど何もない路上で降ろされました。近くにはモタサイが。トイレに行きたかったので、ガソリンスタンドのトイレを利用後、モタサイのドライバーに「バーンプリー・タラート・ローイ・ピー」「BIG C」などと告げます。バーンプリーの百年市場近くにはBIG Cがあるんです。ここでも理解されず、新興の団地のようなところへ連れ込まれ、しょうがないので降ります。20バーツでした。

そばには小さいBIG Cがあります。次に探したのはタクシー。運良くやってきて、同様の言葉を告げます。するとやはり理解できなかったようで、運ちゃんはケータイを取りだしてどこかへ電話。相手がでると、こちらに差し出します。ここで英語で会話して、ようやく理解されました。タクシー料金は90バーツ。

ようやくたどり着きました。もうひとつの方法は、バス511番でサムローンというところのインペリアルワールドというショッピングセンターまで乗り、その反対側のSoi113からでるソンテオに乗り換えるものです。

こういうとき困っちゃいますよね。なので、その反省もあり、GPSまたはGoogleの地図が使えるスマホを購入しようとこの時心に決めたのです。それと、タイ語の指さし会話帳をゲットすること。あ、帰りは無事元の手段で帰り着くことができましたが。

遠いですが、サームチュックなんかかなり単純な行き方でしたけど。

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<寺院側入口>K7/DA21

ソンテオで来ると、BIG Cの駐車場を突っ切って、船を利用した橋を渡って到着となるんですが、タクシーが到着したのは大きな寺院です。参拝客もかなり多いです。

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<船そば>K7/DA21

こうした水上マーケットでは、船そばというか船クイッティオが名物らしいです。迷走して腹が減っています。画像の店ではなく、運河に面した雰囲気のいい店を見つけ、ここで食べていくことにします。

あいているテーブルに座り、ここの看板娘らしい店員に「バミー」と注文します。すると困ったような表情を浮かべ、調理場(というか調理コーナー)に連れて行かれました。娘の親父が調理人でしょうか。親父が英語で「うちはこれしかできないんだよ」と麺を見せます。おお、これが…。これでOK。これおいらにひとつね、プリーズ。ということで席に戻りました。

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<クワイチャップ・ナムトック>GR DIGITAL

やってきたのはこれです。血の煮こごりが入っています。スープ絶品です。他に具は鶏肉と油揚げみたいなものです。

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<麺に注目>GR DIGITAL

麺を出してみましたが、わかりますか。小麦粉ではない米から作った麺です。幅広の麺ですが、くるっと丸まっているのがわかりますか。これぞクワイチャップです。

ウボンラチャタニーでクワイチャップの店があったのですが、宿から遠く諦めたことがあります。ここでようやく出会うことができました。

これ、食べ応えありますよ。血の煮こごりも癖がなく、美味いです。これ、メモしてこなかったんで、値段が不明ですが、せいぜい40バーツでしょう。いやー、ええもんに出会えて幸せです。

<2014/03/21追記>
クワイチャップを調べてみました。バンコクあたりで食べることのできるクワイチャップはモツ入りで、バーンプリーで食べたような丸まった太麺を使うものだそうです。
一方ベトナム系住民の多い、イサーンのクワイチャップは細麺でとろみのついたスープだそうで、「ベトナム風クワイチャップ」と呼ばれているそうです。
ただし、ウボンの「クワイチャップ99」という店は専門店でもあり、どちらも味わうことができる可能性があります。誰かレポしてくれないかなー。

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コメント

迷われましたか。いらっしゃることがわかれば、おしらせしていたのですが、、、
http://tombi00.sblo.jp/archives/20130721-1.html

投稿: とんび | 2014年3月20日 (木) 00時53分

指差し会話集マストアイテムですね

ところで今朝の相鉄線ストは
関係なかったですか?
横浜方面全滅と聞いて
あーヒョウちゃんはビミョーな場所だな
と思っていた連休前の朝でした

投稿: trintrin | 2014年3月20日 (木) 17時34分

とんびさん、こんにちは。
いやいや少ない情報から、何とかたどり着くのが旅の醍醐味です。…なんて、時間がたっぷりあったからできたことなんですが。
まあ、それでも、ストレンジャー気分を楽しむこともでき、あのあたりの地理も何となく把握できたので、よしとしましょう。

投稿: ヒョウちゃん | 2014年3月20日 (木) 21時40分

trintrinさん、こんにちは。
「会話帳」だけでなく、有料アプリでスマホの中にこれをダウンロードすることもできるそうで、そうなると無限のコミュニケーションができそうです。
わたしゃ、神奈中バス1本だけなので、バスが動いている限りはストも影響ないです。
でも、雨が降ると、クルマで送る人が激増するので、ダイヤが乱れやすいです。

投稿: ヒョウちゃん | 2014年3月20日 (木) 21時45分

血のプリン入ってますね
私はこれが苦手なんです
この間の台北で話したタイの女性ですが、食べていたおでんの皿に入っていた猪血糕を指して「これはなに」と聞くんです
血とカオニャオと答えると、「やっぱりね私は食べられないわ」・・・と
えー!?タイの血のプリンより猪血糕の方がずっと美味しいのにと言いたかったが、語学力足らずいえませんでした(^^ゞ

投稿: kimcafe | 2014年3月20日 (木) 22時20分

kimcafeさん、こんにちは。
それは惜しい。スープもナムトックなんですが。
その後気になって調べてみましたが、クワイチャップはモツがデフォルトで入っているのだそうで…。
ここのはモツはありませんでしたが、モツが入っていたら少なくとも2014年度のB級グルメ輝く第一位でしたが。
ところで、「血の煮こごり」または「血のプリン」って、タイ語でなんでいうのでしょう?わかれば、それ抜きもOKですね。

投稿: ヒョウちゃん | 2014年3月20日 (木) 22時40分

ウドムスック、仕事で何回も行ったところです。
こんなところに面白そうな市場があるとは知りませんでした。
百年市場の名前は聞いたことはあったんですが。
次行く時に行ってみます。
ただ私もこの血の煮こごり、今ひとつなんですが。

投稿: スクムビット | 2014年3月21日 (金) 12時04分

スクムビットさん、こんにちは。
ウドムスック、馴染みの場所だったんですね。
百年市場はバーンプリーにあるので、ややアクセスが不便かなあ。
一番楽なのは、BTSの終点、ベーリンからタクシーに乗ってしまうことかもしれません。料金100バーツもしないと思います。
それにしても、スクムビットさんも血の煮こごりだめですか。

投稿: ヒョウちゃん | 2014年3月21日 (金) 13時11分

血のプリン
調べたら เลือดหมู ルアック・ムーらしいです
意味はそのまんま、血豚ですね(^^ゞ
ナムトックにも血を入れるそうですが、これはなんとも感じないです

投稿: kimcafe | 2014年3月22日 (土) 13時06分

kimcafeさん、わざわざどうもです。
ルアック・ムー覚えとこう。
ナムトックはちょっと癖がありますが、慣れると美味しいですよね。

投稿: ヒョウちゃん | 2014年3月22日 (土) 17時06分

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