マラッカ・セントラルで麺2種
毎日ネタ探しでございます。
昨年の夏のこと、KLからマラッカに直行しました。けっこう短時間で着いてしまうものなんですが、その間にも腹は減ります。バスが到着したのはマラッカ・セントラルで、マラッカ発着の長距離バスのターミナルです。
これでマラッカ市内と近ければいいのですが、歩ける距離ではありません。それでもここは郊外にありながら、大型のショッピングセンターも隣接するような賑わいを見せているところです。まあ簡単な食堂が数軒あるので、ここで簡単に済ませることにしました。
<ホッケン・ミー>GR DIGITAL
この時期ちょうどラマダン中で、半分くらいの食堂は閉まっていました。かろうじてやっていた食堂に入り、ホッケン・ミーとホットのコピO(オー、砂糖、ミルクなし)を頼みます。
ホッケン・ミーというのは福建系の麺料理でしょう。どす黒いソースで絡めてあるのが特徴です。文字通りソース焼きそばみたいな感じです。麺は太い小麦粉麺でかなり柔らかいです。見えている野菜の他に、イカなどが入っていたと記憶しています。美味くもまずくもありませんが、腹はふくれました。
ダメダメだったのは、コーヒーです。ぬるくてまずいです。イポーにホワイトコーヒーという逸品もありますが、もとイギリスの植民地だけあって、紅茶の方が美味いものが多いですね。
マラッカ滞在を終え、再びマラッカ・セントラルにやってきました。13:30のバス便でマラッカ市内で昼食を食べている時間はありませんでした。今度も食堂で食べます。ただし、2日前の食堂だけは避けました。
反対側の店に入ります。なんと、オーダー取りの少年は少しだけ日本語ができました。コーヒーはやめて、アイスミルクティにします。料理はメニューを見回すと、Baksoというものがありました。インドネシアでよく食べられている麺料理です。
<テ・アイス>GR DIGITAL
これは美味いです。香辛料こそ入っていませんが、インドのチャイに通じる美味さがあります。マレーシアではミルク入りの紅茶はアイスでもホットでも当たりはずれがないと確信しました。でも、料理がなかなか来ないんだな。バッソ・スペシャルというやつだったからか。
ほぼ同系統の言葉で食文化も似ているマレーシアとインドネシアですが、マレーシアでバッソを見たことがありません。おそらくなんだかわからないので、なかなか頼む人がいないんじゃないでしょうか。その分、時間がかかっているのかも。
<バッソ>GR DIGITAL
ようやくバッソが来ました。かなりおおぶりの容器にたっぷりです。ミー・バッソは肉団子入りの麺料理で、画像では確認できませんが、肉団子がゴロゴロ入っていました。インドネシアでは小ぶりの容器で麺も中華麺だったと思います。
一方こちらは、春雨のような麺です。でもコシがあるので春雨ではなく米から作った麺でしょう。そして、インドネシアでお約束のエビせんべいが付きません。だからバッソ・スペシャルなんでしょうかね。
バッソが5.0リンギット、紅茶が1.8リンギット。ホッケン・ミーは5.9リンギット、コーヒーが2.0リンギットなので、こっちの方がお得。客も多かったです。お勘定の時も日本語の少年でしたが、言葉はできても時間がかかりました。計算は苦手らしいです。
店名、メモが汚くて今では判読不能ですが、イスラム風の名前でした。ラマダン中でも店を開けている。その気合い伝わりました。
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コメント
マラッカに最初に行ったのは2000年末。そして2度目は2013年。その間にマラッカは大変身していてホントびっくりでした。かつてのバスターミナルは市内にあったのですが、セントラルは少し郊外ですね。そしてマレーシアでも特に大きなバスターミナルといってよいでしょう。ここでは何も食べていません。
投稿: とんび | 2014年4月27日 (日) 21時45分
マラッカとスマトラの間はフェリーが毎日往復してますから、知らないで話していると相手がインドネシア人だったりします(笑)。
時間がかかったのはラマダン中なので、昼間にバッソを頼む人間はいないだろうと思っていただけかなぁと思います。
投稿: 伊 謄 | 2014年4月27日 (日) 23時01分
とんびさん、こんにちは。
最近ますますマラッカには観光の資本が入ってきて、これからも変化があると思ってます。
マラッカ・セントラルも大きなバスターミナルですが、KLのTBSバスステーションはさらに大きいです。
あまり詳しくレポートしなかったのですが、イポーの北方面バスステーションもかなりの規模でした。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年4月28日 (月) 00時02分
伊 謄さん、こんにちは。
そう、フェリーがありましたね。
あの店で、他の料理はかなり早めに出てきたんですよ。
自分のバッソだけが時間がかかりました。
他ではバッソを見なかったですねえ。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年4月28日 (月) 00時05分
私の今住んでいる故郷広島もお好み焼きに焼きそばを入れる関係で焼きそばは非常にポピュラーなのですが、ホッケン・ミーの写真を見てねっとりとしたマレーシアの暑さを思い出しながら、広島の焼きそばと違うなぁということを再確認してしまいました(*^-^)。
投稿: おりんぴあ | 2014年4月28日 (月) 00時52分
ホッケン・ミーをどす黒くしているのは
中国のおしょうゆでは?
この中国しょうゆ持ってます
中華風の炊き込みご飯にはマストアイテムなんです
真っ黒に出来上がるも味はこってりしていない
なかなか優れものです♪
麺料理には使ったことが無かったですが
ホッケン・ミーまねっこしてみよっかな
投稿: trintrin | 2014年4月28日 (月) 12時56分
おりんぴあさん、こんにちは。
一応ホッケン・ミーはドライタイプなので、焼きそばっぽく見えますが、「Goreng」という言葉が使われていないので、茹でた麺をソースで和えたものかもしれませんね。
麺は妙に柔らかいし。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年4月28日 (月) 21時37分
trintrinさん、こんにちは。
実際のところよくわかりません。
中華系の麺料理であることだけは確かですが。
中国醤油ですが、わたしゃお粥にかけたりしてます。
ともあれ、トライしてみてください。
麺は中華の生麺あたりで。
茹でて、焼かずに、和えてみたらどうでしょうか。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年4月28日 (月) 21時40分