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2014年5月29日 (木)

マレーシアの国民飲料+旅立ち宣言

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<F & N>GR DIGITAL

マレーシアのスーパーやコンビニに入ると目に付くのが、F & Nというメーカーの飲み物です。何かの略称なんでしょうが、意味不明です。

インドネシアでも売られていたので、ブルネイにもあるでしょうね。

画像はマンゴージュースなんですが、けっこう金属臭が舌に残りました。アルミ缶じゃないんですね。今は生産量がた落ちなんでしょうが、マレーシアの鉱物資源、スズをきっちり使っているからではないでしょうか。

ここから余談です。マレーシアにはピューターという製品があります。スズの合金だそうで、これがマグカップなどに使われています。ビールなどよく冷えていいんだそうで。ペナンで有名な店があるんですが、ランカウイが免税の島なので、こちらで購入しようとしたら、取り扱ってなく、結局入手できてません。

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<サーシ>GR DIGITAL

こちらも、F & Nの製品。サーシです。ルートビアと同じものらしいですが、サロンパスのような匂いがあります。こちらも、マンゴージュースと同じ素材の缶を使っているはずですが、金属臭はなかったです。

というか、強烈な味わいなので、金属の味を感じなかったといった方がいいのかもしれません。ちなみに、台湾にも、サーシはありまして、いろいろなメーカーが出しています。マレーシアと台湾、何か通じるものがあるのでしょうか。

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<100PLUS>GR DIGITAL

でも、マレーシアではやたらとこの広告を見ることが多いです。この、100PLUSというドリンクは、スプライトみたいなものかと思っていたのですが、クリアな感じはしません。そしてわずかに炭酸が入っています。

どこかで味わったような感じがします。そうだ。ポカリスエットやアクエリアスのような、スポーツドリンクに炭酸をいれたものじゃないかと気づきました。でも、美味しくないです。

マレー的国民飲料を選ぶならば、テ・タレやテ・アイスのような甘い紅茶ではないかと思います。食事にも合いますし。

お知らせ
ほぼ夏のスケジュールが決まりまして、その合間を縫って、旅をブッキングしてきました。昨年、一昨年とタイを回ってきたので、久々のヨーロッパにします。

いちお、航空券の支払いをしただけですが、パリに飛び、ロンドンから出るというチケットです。もうおわかりかと思いますが、一部「深夜特急」のルートと重なりますね。カレー→ドーバーだけは外せません。

久々にサンダルとは無縁の旅です。なんか出費がかさみそう。エバー航空の破格に安いチケットがあったもので、つい、ポチッとやっちまいました。詳細はまた後日。

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2014年5月28日 (水)

食後のコーヒー

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<センレック・ナーム>GR DIGITAL

たとえば、泊まる宿を予約していくとして、食事(朝食)付きかなしかというのは、悩むところでもあります。

ちょっと前までは、朝、わざわざ外に出て食べに行くのはめんどくさいとか思っていたのですが、そんな時間でも美味しいものを食べさせてくれるところがあると、ホテルの朝食はつまらなくなってきますね。

とはいえ、昨年のランカウイでは、宿の近くにまったく食べ物系の店がないという事態に陥りました。もちろん宿も朝食は出ません。こういうときは朝食付きがいいんですが、まあ、こういうことは滅多にないでしょう。

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<コーヒー屋台>GR DIGITAL

コーヒー狂いのワタクシとしては、食後にコーヒーを飲みたいです。食堂みたいなところだったら、コーヒーも用意されているかもしれませんが、屋台だともちろん置いていないので、コーヒーの屋台に立ち寄ります。

日中は暑いこともあって、アイスのカフェ・イェーンなんですが、食後はカフェ・ローム(ホット)がいいですね。でも最近は、使い捨てのカップが用意されていて、特にカフェ・ロームは味気ないです。

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<グラス入りコーヒー>GR DIGITAL

となると、食堂のコーヒーですね。タイなら、布フィルターでいれた、カフェ・ボーランと呼ばれるやつ(画像はインドネシアですが)。きっちり、最初から練乳が投入されてて、出てきたときにコーヒーと練乳が分離しているやつ。

これにさらに砂糖をいれて、激甘にして飲むんです。歯が溶けちゃうんじゃないかと思わせるくらいなんですが、熱気の中で飲む、熱いコーヒーはこれでなくちゃ。

タイの屋台のコーヒーは、カフェ・ロームを頼むと、陶器のカップに一度入れてくれて、おっと思わせます。が、ここがくせ者で、そこに練乳と砂糖を入れて、スプーンでよくかき混ぜてくれて、紙製のカップに移し替えてできあがりなんです。見た目も美しくないし、なんか冷めちゃうんですよね。

スタバとか、チェーン展開してない、昔ながらのオールドカフェ。こういうところで菓子などつまみながら和むのもまた一興かと。

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2014年5月25日 (日)

果物の王様

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<果物屋台>K7/DA21mm

東南アジアはフルーツ天国です。この屋台はドリアン、マンゴスチン、リュウガンを売っていますね。果物の王様、ドリアンと果物の女王、マンゴスチンが同居しています。

ちょっとドリアンはやっかいですが、街中ではカットした果物を売っていますから、スイカ、パパイヤ、マンゴー、パイナップル、ランブータンなどを楽しめますね。

まあ、ワタクシはとりわけ果物が好きなわけではないのですが、朝食付きの宿などでは思う存分食べろといわんばかりに、果物が置いてあったりするので、たいていのものには手を出していると思います。

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<コラートの市場>K7/DA21mm

でもドリアンだけは、なかなか手が出ませんでした。何しろ、でかい。カットされているものもあるのですが、なにぶん匂いがするので、ホテルなどには持ち込み禁止だったりします。

ということなので、アンコール遺跡を観光した帰りに、ドンムアン空港の土産物屋で、「ドリアン羊羹」というものを購入し、みんなに振る舞ったのですが、誰もが一口かじって、遠慮するということになってしまいました。

自分でもできるだけ食べてみましたが、半分くらい残して捨ててしまいました。その後、バンコクの国際空港はスワンナプームに変更になり、ここで「ドリアン羊羹」を見かけることはなくなってしまいました。ついでに同時購入した、グリコのご当地プリッツ(ラープ味)の方は、結構好評でしたが、こちらも続けて食べると、化学調味料の味がかなり残り、その後購入しなくなりました。それにやっぱり、スワンナプームでは見つけられない。まだ販売しているらしいですが。

まあ、ドリアン羊羹は嫌がらせみたいなものですね。

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<タイフェス>GR DIGITAL

それ以来、ドリアンはご無沙汰でしたが、昨年と今年のタイフェスでドリアンを頂きました。これが、美味かった。確かに、匂いはあります。でも、最近では匂いのきつくないドリアンも、品種改良の結果、出てきているようです。

ああ、今度タイに行くことがあったら、パックされたドリアンを購入して、食べてやろうと思っています。今のところ、定宿にはドリアン禁止のマークはないです。でも、種などくずかごに放置してあると、あとでひどく匂いそうですね。

やはり、公園なんかで食べることになるのかなあ。

ちなみに、マンゴスチンも食べたことはありませんが、こちらは軽くクリアできそうです。

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2014年5月24日 (土)

バーンプリー百年市場が火災

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<船を利用した橋>K7/DA21mm

なんと悲しいお知らせです。バンコク近郊、スワンナプーム空港の南側にある、サムットプラカーン県のバーンプリー百年市場で、20日夜火災が発生し、1/4のエリアが消失したとのことです。

ニュース。参照してください。

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<途中の運河より>K7/DA21mm

運河に面してはいますが、運河の上にできた市場ではなく、一応陸上にあります。ただ、市場内はすべてが木造建築。通路も木道です。建物が密集しているので、火が出たらあっという間でしょう。

全損ということではなさそうなので、わずかに営業を続けている可能性もありそうですが、当分はこのエリアを避けた方が良さそうですね。

リンクを張った記事ですが、行き方をかなり詳しく書いてあるので、もし行かれる場合はこの方法がいいでしょうね。復旧を待ちましょう。

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<竹筒のおこわ>K7/DA21mm

とりあえず、1月に行ってきてよかったです。

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2014年5月22日 (木)

ヤンゴンの宿

あー、ついにタイで陸軍がクーデター宣言です。なんか結局旧権力(利権)の保持が第一なんだよなあ。当分は軍部による臨時内閣が続き、おそらく現在のタイ貢献党を解党措置にし、タイ貢献党の実力者たちを公民権停止にしてから、総選挙となるんでしょうか。いやもう、現国王にはがっかりだわ。

さて、この年末年始にミャンマーに行ってきたんですが、ヤンゴンのちょっと変わったホテルを紹介したいと思います。

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<宿外観>K7/DA21mm

ヤンゴンで最初に泊まったホテルです。agodaで見つけました。その名はEast Hotel。ミャンマーの自由化の波を受けてか、ヤンゴンのホテルは凄く値上がりしてます。ここも、1泊1万円はしませんでしたが、けっこういい値段でした。

2006年に訪れたときには、1泊4000円程度のところに泊まったと思いますが、ホテルのランク的にはそれよりややグレードが上がっているかもしれません。決め手はロケーションです。トレーダーズ・ホテル(現スーレー・シャングリラ・ヤンゴン)の向かい、ボーヂョー・アウンサン・マーケットまで徒歩5分、スーレー・パヤーまで徒歩10分程度という立地です。

ここは某有名ガイドブックにも掲載されていますが、その文章に注目です。「客室はおしゃれな内装で最新設備が整い快適だが、ベッドルームとバスルームの仕切りがドアではなく球簾。トイレやシャワーがまる見えなわけではないが、2名で利用する際には注意。」とあります。

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<確かに>GR DIGITAL

シャワーブースとトイレは別でした。球簾はトイレのみに付いていました。そして、シャワーブースは丸見えのようですが、やはり簾を降ろすことができます。まあ、ひとり利用なのでほとんど関係ありませんが。

でも、ちょっと落ち着かない。ドアの入口はカードキイをかざすだけで解錠できるんですけどね。部屋が少し暗いです。というのも、窓がトイレ側にしかないのでした。2006年になかったものは、WiFiですが、もちろんあります。ですが、初日は電波が入ったものの、翌日はだめでした。

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<ミャンマー式朝食>GR DIGITAL

朝食付きのホテルで、洋食、中華、ミャンマーの朝食を選ぶことができました。もちろんミャンマー式です。モヒンガーかと思いましたが、スープのない麺でした。手前の揚げたものは、なんだかよくわかりませんが、お菓子のカールにそっくりの食感です。そして味の付いてなさそうな麺の下には結構な量の唐辛子が隠れていました。

スパイシーなのは結構なんですが、ちょっと味の深みにかけるかも。

翌日は早朝から空港行きなんですが、頼まなくてもテイクアウト式の弁当を用意してくれました。

エレベーターが修理中だったり、球簾を取り替えてドアをつけるなど、リフォーム中だったりしますが、まあ、悪い宿ではなかったです。

マンダレーからヤンゴンに戻ってきて、May Shan Hotelという、スーレー・パヤーから徒歩1分というところに宿替えしましたが、こっちはWiFiがばっちりでした。でも、窓はなかったです。2006年ではまだ、ホテルを名乗ってなくて、ゲストハウスでした。朝食は選択の余地がなく、トーストにバナナでしたけど。

ヤンゴンはダウンタウンにホテルが少なく、それが宿泊費の高騰につながっていそうです。地方は結構安いので、そちらで贅沢しろということでしょうか。

<お知らせ>
数日前から、大量のスパムのトラックバックが送られてくるようになりました。ちょっとこれを避けるため、当分トラックバックを受け付けない設定にしました。今までの記事は大丈夫です。

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2014年5月20日 (火)

ビザランが危うい

突然のタイ陸軍による戒厳令、びっくりしましたねえ。なんかますます、タイの政局は混迷に突き進んでいきそうです。

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<ラノーン>K7/DA16-50mm

ラノーンというところは温泉があり、対岸がミャンマーのコートーンというところ。道路標識も絵文字が使われていたりします。

そう、ほとんどやることもなかったので、港まで徒歩で出かけてきたのです。そして、ここはメーサイ(タイ)・タチレク(ミャンマー)、メーソート(タイ)・ミャワディ(ミャンマー)のように、ビザなしてミャンマーを訪れることのできるところです。

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<ラノーンの港>K7/DA16-50mm

日帰り往復もできるのですが、ワタクシ的にはそれをやるつもりはありませんでした。でもせめて、対岸のミャンマーを眺めることができたらな…くらいの気持だったんです。それではるばるここまで歩いてきたのです。

それでもこういう場所なので念のために、パスポートも持参しました。最初港の位置がわからず、探し回って市場の裏手にようやく見つけました。どうやら、港は奥まった場所にあるらしく、とてもミャンマーは見えませんでした。

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<タイ側イミグレーション>K7/DA16-50mm

こういうところでカメラを持ってうろうろしていると、やたらミャンマー行きを勧誘されます。ミャンマー行きのボートに乗り込む人の中には、例によって80リットルもありそうな巨大バックパックを担ぐファランが数名。

昨年夏の時点ですが、当時まだ、コートーンから先には行けないようになっていました。たとえ正式のミャンマービザを持っていたとしてもです。

その後、ミャンマーがタチレク、ミャワディ、コートーンの陸路または海路による出入国を許可する画期的な出来事がありました。つまり、他のミャンマーの都市から、この3箇所を経由し、タイに出国または逆の入国ができるようになったのですね。

タイには空路で入国すると、ビザなしで30日間の滞在ができます。陸路・海路入国では15日間だったのですが、昨年末に30日間に改められたようです。ここまではよかったのですが…。

今月とんでもないニュースが飛び込んできました。タイにビザなしで入国し、第三国に出国し、もう一度タイに入国することが制限されるようになってしまったとのこと。

ビザなしでタイにできるだけ長く滞在するには、隣国に出てもう一度タイに入り直すというのがこれまでのセオリーでした。これがやりにくくなる。一昨年、タイのムクダーハンからラオスのサワナケートに入り、パクセーからウボンラチャタニーに出るという旅をしました。これもできなくなりそうです。では、片道航空機というのも、引っかかりそうなんです。正式にマルチプルのビザを取れということなんでしょうかねえ。

なんかはっきりしないのは、タイの移民局がこれに関する正式なアナウンスをしていないことが混乱を招いているようです。きくところによると、日帰りのつもりでミャンマーに出て、そのまま足止めになっている外国人もかなりいるとのこと。

しばらくの間は、タイの隣国に接するイミグレーションに近づかないことをお勧めします。

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2014年5月18日 (日)

ヤムの会@代々木公園3回目

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<ヤムの会開催中>GR DIGITAL

昨日、第15回タイフェスティバルに行ってきました。10:00までには到着したいなと思っていましたが、電車が遅れちょっと遅くなりました。朝から会場設営、kimcafeさん、ありがとうございます。

旅の話などをして、盛り上がるうちに、カルロスさん到着の連絡。

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<料理にビール>GR DIGITAL

今頃になって気づいたことがありました。主にビアチャーンビアシンを中心に飲んでいたのですが、タイのビールはほのかにフルーティで心地よい酔いを堪能しました。代々木とタイではまったく気候が異なりますが、非常に天気がよくて快適だったからではないかと。

そうこうするうち、pregoさん到着。PUNCH嬢のポスターが決め手だったようです。ワタクシなんざ、自分で見つけられませんでしたけどね。

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<なんとシャンパン>GR DIGITAL

続いて、Muratmotoさんご夫妻登場。いきなりのシャンパンですぜ。ごちそうさまでした。

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<どんどん料理が>GR DIGITAL

この間に、自分たちの周囲は席を片づけ始め、その空いた場所を別の人たちが占めるという状況でした。それでも我々は終わりがありません。

料理もビールもどんどん差し入れられます。なくなることがありません。そして名古屋からスクムビットさん登場。長旅ご苦労様でした。

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<ホムトンバナナ>GR DIGITAL

観劇を終えたtrintrinさんも登場。そしてこのバナナは…。F6ブースのYamamotoさんからの差し入れです。美味しかったです。そして、ビールもありがとうございました。

そして、1パックのうちの半分のドリアン。とても新鮮で、美味しくいただけました。そう、ドリアンの匂いですが、かすかに赤ワインのカビの匂いに似てますね。

ともかく、終了間際の19:00頃まで、楽しんできましたよ。

ほとんど飲み食いしていたので、タイフェスにいながら、ほとんど会場を見て回っていないという極端なことになってしまいました。ともあれ、3回目のタイフェスでのヤムの会、盛況のうちにお開きになったのでした。

また、来年やりましょう。そして、近日中にも別のスタイルでヤムの会をやりたいものですね。参加された皆様、ありがとうございました。

<追記>
カルロスさんから、トラックバックされました。こちらからもトラックバック返します。

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2014年5月16日 (金)

タイを感じに

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<トゥクトゥク>K7/DA16-50mm

いよいよ土曜日、第15回タイフェスティバル開催です。

こちら相変わらずですが、この日をひたすら楽しみにしていました。もう今週、訳のわからない仕事が多くて、心がささくれ立ってしまいそうになるばかりの日々でしたが、何とか片づけました。

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<タイ菓子>K7/DA21mm

タイを感じに、タイの風を浴びてきます。なんてね。

今年の天気予報、いいみたいです。ヤムの会もここで集うのは3回目ですね。今年はレギュラー人に加えて、もう少し集まる予定。初めての方とお会いできるとのこと。楽しみです。

その前に完全に疲労を抜いて行かなくちゃ。皆様、よろしくお願いしますね。

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2014年5月11日 (日)

カイ・ダーオ

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<ある日の朝食>GR DIGITAL

ラオスが目と鼻の先にある、ムクダーハンでの宿の朝食です。ホテルの食事としては、ごく普通でしょうが、右側にある小型鍋に入った料理が独特でしょうか。

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<パンエッグ>GR DIGITAL

メインは卵。要するに目玉焼きですが、直接フライパンで供するところがイサーンの名物らしいです。なお、この画像は一番上のものを拡大したものではなく、ウドンタニーの朝食でした。

この料理を知ったのはラオスに行ったときです。ラオス語で「カイ・ダーオ」。おそらくタイ語でも同じだと思います。ラオスのガイドブックに鍋に入った目玉焼きが紹介されていました。これにフランスパンと肉団子スープ、コーヒーが付くと、立派な朝食セットになるといいます。目玉焼きに肉団子スープをかけると抜群の美味さだとか。

そんなわけでビエンチャンに到着し、これを食べさせる店に急いだものの、残念ながら売り切れでした。それにイサーンで出会ったのでした。

イサーンはベトナム系住民の多いところで、この料理もベトナム由来とのこと。でも、ベトナムでは見かけたことがありません。もっとも、ベトナムには一度訪れただけなので、まだ探求が足りないのかもしれませんが。

で、この目玉焼きを食べてみると、なんのことはない、普通の味でした。「スープをかけて、黄身の部分をスプーンでぐちゃぐちゃにし、それをパン(バゲット)につけて食べると美味い」などという記載でしたが、スープもないし…。

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<調味料>GR DIGITAL

でも、卵料理にはこの二つがあれば問題ありません。左は「ROZA」という、唐辛子成分がかなり入ったケチャップ。スパイシーさが欲しいときにはこれです。

右は読めないな…。醤油みたいなものですが、ナムプラーとは違いますね。とにかく卵に合います。一度スーパーで購入を試みたのですが、そのときバゲージがバックパックだったので、諦めました。タイフェスで売っているかな。

<2014/05/14追記>
kimcafeさんからトラックバック頂きました。カイ・ダーオとカイ・ガ・タに関しては詳しい記事がありますので、こちらからもトラックバックさせて頂きます。

さて、今度の土日、タイフェスティバルです。15回目だそうで。我らが「ヤムの会」も土曜日に行きます。もちろんスペースを確保して、楽しむ予定です。ご一緒したい方、是非とも連絡ください。メールアドレス、このブログのプロフィール欄に存在しています。

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2014年5月10日 (土)

まっすぐな視線が痛い

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<ヴァラナシー>K7/DA21mm

インドは一筋縄ではいかない。まさにそんな感じがします。この時はリキシャワーラーに由緒あるヒンドゥ寺院に案内されましたが、入口ですべての荷物を預けなくてはならず、鍵のかからないバッグでは入場を諦めざるを得ませんでした。

それを早くいってくれ。仕方なく、入口付近で踊りを見せてバクシーシをする女性たちを撮っていたら、やはりバクシーの標的になってしまいました。まあ、金はやらんけど。

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<パーン屋のオヤジ>K7/DA21mm

次に連れて行かれたのは、入場はできないが外から覗き込める寺院でした。まあだいたい撮り終わり、商店街風の門のまわりで写真を撮っていると、パーンという嗜好品を売る店のオヤジと目が合いました。

カメラを見せ、「写真撮ってもいいですか?」ときくと、首の軽い横振りです。首の軽い横振りは「Yes」ということ。すかさずポートレイトを撮ることができましたが、なんという視線でしょう。まっすぐ。人の心を射抜くようなストレートな視線。

インド人、写真好きですが、笑いませんね。表情も硬い。そしてこの視線です。これがキメのポーズなんですかね。

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<ガンガーのバラモン>K7/DA21mm

この男には呼び止められてビンリーを眉間に塗りたくられました。少々のバクシー。ついでにポートレイト。表情硬いです。でも視線はやや外れてます。

撮るときには気づきませんでしたが、バラモンの背後にもうひとりの男が。そちらにはピントが合っていないのですが、カメラ凝視です。なんか、毎日がつまらないとでもいうような顔つきですが、これが写真に写るときのポーズなんでしょうねえ。

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2014年5月 8日 (木)

ストレートな看板

北京語や台湾語はまったく理解できないのですが、同じ漢字文化圏というのは何となくわかる部分があって、それもまた楽しいですね。

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<歯科の看板>K7/DA16-50mm

台南にて。かなりどでかい看板です。これなら、漢字が読めなくてもある程度理解できるでしょう。さすがはアジアで、ストレートに迫ってきます。デリカシーがないとかいわないで。

モロッコのマラケシュなどにはもっと凄い歯医者がいます。路上に歯を並べて開業してます。まあ、正式の「ドクター」ではないんだろうけど。

牙醫という表現もなかなかにプリミティブです。これが中国本土だったら、その技術を勘ぐりたくなりますが、台湾だったら、おそらく日本とあまり変わらない水準なのではと思います。でも歯医者、何となく足が遠のきますよね。

では、こんな歯医者はどうでしょう。

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<Smile Dental Clinic>K7/DA16-50mm

見た通りです。口元のイラストさえありません。これは漢字を学んだことのない人はわからないですね。でも、なんか嘘くさい。場所は鹿港でした。

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2014年5月 6日 (火)

日本語風タイ文字

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<ロンドンまがい>K7/DA16-50mm

アソークのターミナル21。各フロアは世界の空港をコンセプトにしたアイディアで統一されています。ローマ、パリ、イスタンブール、サンフランシスコ、そして東京もあります。

ロンドンでいうなら、チューブと呼ばれる地下鉄や二階建てバスなどが配置され、シャーロック・ホームズの銅像があったり、警備員もバッキンガム宮殿の衛兵のようなユニフォームを着用しています。

ならば、東京はというと、これがタイ人の考えるイメージなのかと疑うようなものばかりです。

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<東京のフロア>K7/DA16-50mm

ご丁寧に山手線の各駅名が表示されていたりします。さらには相撲取りのジオラマがあったり。

上の画像、意味不明なカタカナが書かれています。なんだ、この意味は?帰国して考えました。これは、カタカナ風にタイ文字をレタリングしたものなのではないかと。それでも読めませんけど。

レタリングの世界では、タイ文字をアルファベットのように書いたものもあるようです。逆に日本語をインドの文字風にあらわしたものもあります。ともあれ、あの文字、解明して欲しいですね。それでやっぱり、意味不明だったら、がっかりですけど。

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<トイレ内>K7/DA16-50mm

たまたま、トイレに誰もいなかったので、撮してきました。ガングロ、コスプレ…これがこのフロアを考えた人たちの東京または日本のイメージなのか。ちょっと違うと思うんだけど。

ちなみにロンドンのフロアのトイレには、地下鉄の車両があります。

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2014年5月 4日 (日)

酒が飲めないインドでは…

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<ヴァラナシ>K7/DA21mm

近くて遠い国インド。そして、インドではアルコールが禁止というわけではないが(禁酒の州はあります)、「酔い」の境地にたどり着くためには、多くの課題をクリアしなくてはなりません。

自分の場合ですが、インドに乗り継ぎ便で入ったため、当初からアルコールは持っていませんでした。徹底的ではなかったのですが、割と安めの食事をしていたので、そのような食堂ではビールさえ置いていないのです。

そんなわけでしたが、なんと体調を崩してしまい、ビールを探すどころではなくなってしまいました。でも、冷たくて美味しいものを飲みたい欲求はなくなるわけではありませんでした…。

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<リムカ>K7/DA21mm

ミネラルウォーターがあるじゃん、という声が聞こえてきそうですが、もちろんミネラル水は毎日欠かさず飲んでいます。でもやっぱり、なんか刺激が欲しいですから。そこで、オーソドックスにリムカと行きましょう。

レモンあるいはライム味の薄めの炭酸飲料です。インドにコカコーラが入ってくるまでは、飲み物といったらリムカだったらしいですが、あいにくとその時代を経験してません。しかも今ではリムカもコカコーラの傘下にあるらしいです。いっちょまえに、ペットボトルですが、その昔は瓶入りしかなかったと思われます。

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<マンゴージュース>GR DIGITAL

療養中の身としては、どうせ水分を取るなら栄養があった方がいいと、マンゴージュースにはよくお世話になりました。画像はSliceというブランドですが、Maazaというやつもなかなか。どうせならば街のジューススタンドというものもありますが、部屋で飲みたいんですよね。トイレも近いし。

これ、街の生ジュースも顔負けの美味さです。おそらく、100%マンゴーだと思います。濃厚です。

こうして、徐々に回復していったわけですが、治っていざビールというときには、インドを離れていました。もう長らくKingfisher飲んでません。

<2014/05/06追記>
ペナンでインド人のやっているカフェに入ったところ、カフェを名乗っているくせに紅茶もコーヒーも出ない、あるのは缶または瓶飲料だけというところがありました。もちろん食べ物もありません。しょうがないので、ハイネケンを頼みましたが、作った料理や飲み物を出すと、どこの誰だかわからない穢れが付いてしまうので、仕方なくそうした。みたいなところでした。おそらくバラモンのやっているカフェでは。

いや、まったく雰囲気なかったな。

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2014年5月 3日 (土)

路上の肉

バンコクのヤワラートで安いフカヒレスープを食べたいなと思っての探索中、こんなものを見つけました。

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<干し肉作りか>K7/DA21mm

肉の天日干しです。場所柄、肉ではなく魚ということも考えられますが、チャオプラヤー川で捕れる魚の切り身はこんな色をしていないでしょう。それに、魚は保存食にしなくても、いくらでも市場に並ぶ。と、なると、肉ですが。

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<ほどよく乾燥中>K7/FA35mm

次に見かけたのは、ラオスのサワナケートでした。ざるではなく、輪っかに引っかけてありますね。しかも専用の物干し竿みたいなものもあるし。

バンコクで見かけたものよりも大振りで、ほどよく水分も飛んでいるように見えました。

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<ウボンの市場脇にて>K7/DA21mm

あー、ここでもやってましたよ。しかも市場のすぐそばですから、新鮮なものかもしれません。でも、よく見ると魚のような形に見えなくもないか。でも、干し魚は皮付きだったりすることが多く、これも肉であると思います。

でも、タイやラオスでビーフジャーキーのような、乾燥肉を見たことがないし、料理にも使われているものを知りません。

ホント、よくわからないんですよね。

閑話休題。
ゴールデンウィークに突入したものの、予定がありません。なので、ひたすらブログの更新です。楽しみなのは、あとちょっとに迫った、タイフェスティバルのみです。

あと、インターネット・エクスプローラー問題ですが、本日更新があり、アップデートいたしました。昨日まで、Google Chromeを使っていました。昨日の記事はGoogle Chromeを使っていて、ちょっとスタイルが変わっていましたね。

やはり、IEの方が、使い慣れているので、こっちがいいかな。

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2014年5月 2日 (金)

ネット上で政治の話はするものじゃない

ソチでオリンピックがあった今年、ロシアのクリミア半島侵攻という衝撃の事実が起こりました。今から二昔以上前、ベルリンの壁の崩壊、その後のソ連解体から、先進諸国を中心とする国際関係は一気に融和するような雰囲気があったのですが、9.11のテロを経て、超大国を中心とするエゴのごり押しみたいな感じになってきた今日この頃です。

まあ、ワタクシにとってはできるだけ安定した国際関係の中で旅が続けられたらなと、思っているのですが。

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<似顔絵>K7/DA16-50mm
バンコクのターミナル21で見つけたこんな看板。昨年のことです。スティーブ・ジョブズというのはわからないでもないです。が、小泉純一郎とは。政治の世界から完全に退いたと思っていましたが、なんとついこの間の都知事選にもう一人の元首相とともに再登場。なんだかすっかり、爺さんになっていました(あくまでも自分の目で見た印象のみですが)。
どうせならば、オバマとかプーチンあたりを描いていたら、似顔絵描きもいい商売になっていたかもしれないですが。

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<タイの政治家たちか>K7/DA21mm
今年の1月、バンコクのヤワラートを歩いていたら、こんな人形を見つけました。前列右側はタクシン・シナワット氏のようです。となると、後列右側はインラック現首相か。まん中の中央にいる女性はプミポン国王の王妃っぽいんですが、あとはよくわからないな。
ちなみに、この時期、バンコクの反政府デモはお休み中でした。タイ語が読めたら、一気に謎が解決するかもしれませんが。場所はチャルン・クルン通りでした。

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