UKタクシーに乗ってみた
ケチな旅行者になるとなかなかタクシーには乗りたくないという意識が働きます。かといって、ケチって路線バスとなると初めての都市では乗り方やお金の払い方など勝手がわからず、その結果宿をなるべく歩かなくてよいアクセスのよいところにして対抗策を練ったりします。
でも、タイなどでは料金も安いのでつい乗ってしまったりしますが、エアポートリンクができてからは楽になりました。でも地方都市では乗ってしまったりします。
そんな自分ではありますが、ヨーロッパではほとんどタクシーに乗ったことがありませんでした。例外として、深夜の移動、空港からまたは空港へやむなくなどです。数年前、フィレンツェでクリスマス時にバスが運行してなかったので高額料金を払ってシエナまで移動したことがあります。これもよく考えれば、フィレンツェからシエナまで列車があったんですが、シエナ駅から交通手段がわからんので結局はタクシーに乗ることになったでしょうが。
<リバプール・ライムストリート駅のタクシー>K-7/DA16-50mm
前の記事でドーバーからリバプールまでの移動について書きましたが、リバプールに到着したら、疲れ果てていました。まあ、そういう意味ではなるべくライムストリート駅に近い宿を予約してきたのですが、agodaの地図は縮尺がないも同然(あることはある)で、迷って1時間も歩くのは無駄なので、タクシーに乗ることにしました。
タクシー乗り場ではすでに客待ちのタクシーがいました。並んでいる人もなしで、すぐに交渉に入ります。ロンドンのタクシーと同じタイプです。
外国でのタクシーの乗り方ですが、もうおわかりと思いますが一応書いておきます。助手席の窓から行き先を告げます。OKサインが出たら乗り込みます。
<車内>K-7/DA16-50mm
広いですよ。何たってトランクルームがないのですから。運転席より後ろは全部座席。ドライバーのバックシートに埋め込まれている座席を使えば、向かい合わせではありますが、5名乗車可能です。
ドライバーとの間にはアクリル板(もしかしたらガラス板かもしれない)があり、当然犯罪防止策です。ですが、運ちゃんとある程度の意思疎通を図らなくてはならないので、声が聞こえるようにわずかな隙間はあるんです。
リバプールではibis(ロゴ通りの表示)に泊まったんですが、リバプールにはイビスは2軒あって、そのことを確かめるために、「アイビスはリバプールに2つあるんだが、デールストリートでいいんですね?」ときかれました。もうひとつのイビスはアルバートドック近くにあります。
自分も行き先は「ホテル・アイビス・デールストリート」と告げたのです。英語ではibisはアイビスと発音するだろうと思ってそういいました。
<広い足下>K-7/DA16-50mm
こんなに広い足下です。1~2名の時はトランク不要です。というか、この手のタクシーにはトランクがないので、当然車内持ち込み。追加料金がいくらか必要です。
車いす用の渡し板もありますね。リフトじゃなくて。自転車くらい軽々持ち込めます。
走行距離、3km弱くらいでしょうか。料金4.0ポンドでした。リバプールは一方通行の道が多く、直線距離でしたら、1kmもなかったかも。なお、このあとロンドンに行くのに駅より遠いコーチステーションまで宿でタクシーを頼んだら、送迎サービスをする会社のクルマが来て、3.5ポンドでした。荷物はトランクに積み込みでした。そう、ロンドンタクシーのタイプじゃないクルマでした。
たったこれだけでしたが、よい経験ができました。ちなみにロンドンのタクシードライバーになるには厳しい地理試験があり、合格するまで平均4年かかり、弁護士になるのと同じくらいの勉強が必要だそうで、タクシードライバーはとても尊敬されている職業なんだとか。
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コメント
宿で頼まれたタクシーは多分'Private Hire'というモノでタクシーと違って電話して呼んでもらってはじめてお客を乗せられるタイプです。料金的にはタクシーとあまり変わらないけど、車はあのタクシーのオースティンではないケースがほとんですね。
投稿: おりんぴあ | 2014年10月22日 (水) 22時57分
まあ、そうだろうなあと思っていました。
メーターもなかったし。
クルマは中型車のステーションワゴンでした。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年10月23日 (木) 00時18分