« レシプロエンジン | トップページ | 様子見でそぞろ歩き »

2015年1月22日 (木)

屋台でカオチー・パーテ

ルアンパバーンの宿に到着し、軽く荷物整理します。すでに昼を回っていました。しかし、ラオスの通貨キープを持っていません。なくても何とかなるとは思いますが、不便なので両替することにし、そのあと昼食にしましょう。

宿はルアンパバーンの旧市街中心部に近く、すぐにメインストリートであるサッカリン通り/シーサワンウォン通りに出ることができます。通りの名前を二つ書いたのは、途中から名称が変わるためで、実際には同じ通りがまっすぐ続いています。

以前よりも両替所が増えています。その中からレートのよいところを選びます。わずかではありますが、もっともよいレートのところで1万円両替。65万5千キープとなりました。1円=65キープくらいです。1USDだと、8000キープ。高額紙幣だと少しレートがよくなります。ただし、流通している紙幣の最低金額が500キープなので、それを目安に四捨五入となります。

Lp0271

<サンドイッチ&シェイク屋台>K-7/DA21mm

シーサワンウォン通りのラジオ中継局向かいにある銀行の出張所がもっともレートがいいのでは。

さあ、金も手に入ったし、何を食べようかと思っていたら、屋台から声がかかりました。ツーリストインフォメーションの向かいの空き地が屋台で占められています。ここはほとんどがサンドイッチとシェイクの屋台です。

声をかけてきたのはオバサンでしたが、その心意気を買ってこの屋台で食べましょう。ラミネート処理された写真付きメニューがあり、ラオ風サンドとマンゴー+パイナップル+バナナシェイクとします。どちらも10,000キープで、20,000キープ払います。3ドル弱ですからタイならフードコートで満腹できます。ラオスの外食は高いです。

Lp0270

<サンドとシェイク>GR DIGITAL

屋台の前にはテーブルと椅子があり、ここまで運んでくれます。色合いがいまいちなのは、屋根代わりのブルーシートのためです。

Lp0269

<ミニバゲット1つ分>GR DIGITAL

ラオスは旧フランス領インドシナでしたから、フランス直伝のバゲットが伝わったとありますが、いわゆる「バゲット」は長さ60~70cmあるので、もう少し短いバタールという種類でしょう。

ラオスでサンドイッチというと、ベトナムのバインミーと同じものです。ラオ語でカオチー・パーテですか。いずれもバタールサイズのものを使います。というか、市場でもサンドイッチになっていないパンを見かけますが、このサイズしかないような感じです。

さて、サンドイッチの具はレタス、卵焼き、ハムに魚醤をかけたものでした。屋台の前面には具になる素材がいろいろと書かれていますから、メニューを無視して客の好みも作ることができるかもしれません。

魚醤と卵のコンビネーションがよかったです。美味くて腹持ちがいいです。

シェイクもカップに素材が入っているので一目瞭然ですね。メニューにも載ってますが。一風変わったシェイクがあり、素材としてビスケットのオレオを使用するものがありました。

短期間ではありますが、いろいろ食べてきた中でこの屋台は使えるなと思い、もう一回くらい食べたいなと思っていたのですが、この翌日くらいから屋台は撤去されてしまいました。

それは、この空き地でカウントダウンのイベントがあるためでした。この屋台はモン族が営業しています。ラオスは多民族国家ですが、やはりその中でもモン族はマイノリティですから、追いやられてしまうんでしょうねえ。

| |

« レシプロエンジン | トップページ | 様子見でそぞろ歩き »

Food」カテゴリの記事

201412 Bangkok & Luang Phabang」カテゴリの記事

コメント

カオチーでパーティーやったのかと思いました(^^ゞ
私の感覚ではカオチーの味は、ベトナム>ラオス>カンボジアですが、どうでしょうか?
インドシナ三国カオチー食べ比べの旅をやってみたいです

投稿: kimcafe | 2015年1月22日 (木) 22時31分

kimcafeさん、こんにちは。
ああ、ベトナムではバインミー食べなかったです。
カンボジアでは食べましたが、けっこう美味かったです。
美味さは同じくらいかも。
でも、ラオスではパンの当たりはずれもあって、ダメなパンもけっこうあります。
ただ、昔はラオスのカオチー・パーテも種類が少なくて、具材が増えてきましたね。
具材の豊富さからいうと、ベトナム>カンボジア>ラオスですかね。

投稿: ヒョウちゃん | 2015年1月22日 (木) 23時45分

おはようございます
バインミーもカオチーも食したことがございませんが
バゲット・バタールの違いはつい先日勉強しました
クープの数や細さのようです
バタールは確か3本 バゲットは5本とか?
バゲットは杖って言う意味だったと思う
・・・で拝見するとこのパンにはクープが
斜めに1本(?)のようにお見受けします
クープが1本であればクープ(もしくはクッペ)では?
フランス人ってこだわりますね~


投稿: trintrin | 2015年1月23日 (金) 04時16分

trintrinさん、こんにちは。
貴重なご意見ありがとうございました。
わたしゃ、おおよその長さで分類してみたのです。
バタールは40cmくらいで、半分ずつにすれば20cmが二つ。
ちょうど画像のサイズです。
ですが、切れ目のクープで勘定すると、計算が合わないのです。
と、いうか、ラオスのパンにはクープが「ない」ということでいかがでしょうか。
今まで食べたラオスのサンドイッチ画像を見返しても、クープがございません。

投稿: ヒョウちゃん | 2015年1月23日 (金) 21時45分

カオチーはフランスパンのこと。パンのパーティと思いましたが、サンドイッチのことがパーテなのですね。わかりました。ベトナム、ラオス、カンボジアはもとはフランス領であったのでフランスパンが根付いていて、パンといえばフランスパンですね。しかも美味しいし。味の順tか具材の豊富さの順はもう忘れましたが、あえていえばなんとなくベトナム>ラオス>カンボジアだったような気がします。

投稿: とんび | 2015年1月31日 (土) 13時34分

とんびさん、こんにちは。
パーテはパテのことでしょう。
実はラオスにはフランスパンではないものもありまして、以前サワナケートでステーキを食べたとき、紹介しました。
今回も別のパンが登場します。

投稿: ヒョウちゃん | 2015年1月31日 (土) 20時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 屋台でカオチー・パーテ:

« レシプロエンジン | トップページ | 様子見でそぞろ歩き »