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2015年4月10日 (金)

駅のピアノマン

かすてら音楽夜話Vol.35

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<刻印機>K-7/DA16-50mm

フランスの駅です。チケットを購入して、まずすることはこの機械にチケットを通すこと。日付や時刻がスタンプされます。これを怠ると、検札でばれて罰金を食らうことになります。

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<パリ北駅>K-7/DA16-50mm

パリの巨大な駅の構内です。と、どこからかピアノのメロディが流れてきます。時にはたどたどしい演奏であることもあり、音源をたどっていくと、実際にピアノを演奏しているところに遭遇しました。

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<バックパッカー兼ピアニスト>K-7/DA16-50mm

レンヌに到着して、チケット情報を得ようと駅の構内を探っていると、なかなかの名演奏をしている青年がいたのです。

パリにもピアノがあったし、ユーストンにもありました。イタリアには置いてなかったと思いますが、駅のピアノは誰にでも開放されているものらしいです。

Fe0661

<巧いだろ?>K-7/DA16-50mm

駅のピアノはアップライト型です。いくら経済好調とはいえ、さすがにグランドピアノを置くことはないようです。リバプールでは駅ではなかったけど、ショッピングモールのようなところにやはりピアノがあって、やはり誰かが弾いていましたね。

 

どうせならば、ショパンくらいの演奏を聴かせて頂きたかったですが。この若いときのビリー・ジョエルもキレキレですね。何たって、まだ毛髪がたっぷりありますし。

ビリー・ジョエルはニューヨーク出身ですが、西海岸に拠点を移し、活動を行っていた時期があります。この曲はその時期の作品で、ニューヨークへの思いを曲にしたものです。

今世紀になってから、ビリー・ジョエルはレコーディングアーティストとしてからの引退を発表する傍ら、やはりピアニスト系ミュージシャンである、エルトン・ジョンとのジョイントコンサートなども行っていました。

また一方で、クラッシック音楽への転向も目指していましたが、近年これといった情報もなく、寂しい限りです。

やはりビリー・ジョエルはPops/Rock系の一般人を相手にした活動の方が合っていると思いますけどね。

本日、画像の取り込みの遅れにより、ちょっと違うネタでアップしました。でも、そろそろ旅行ネタも尽きてくる頃ではあります。

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コメント

おお!サンラザール駅でもいましたよ!結構いい感じの演奏でした。

日本でも上野駅に置いたらいいでしょうねー。

投稿: あけきち | 2015年4月11日 (土) 07時09分

日本だって子供の時にピアノを習って、弾ける人は多くいるのに、大人になると弾かなくなってもったいないですよね。
ただ国民性なんでしょうか、もし日本人でピアノを弾ける人がいても公衆の面前で弾く人がいるかどうか。

能ある鷹は爪を隠すのが日本人なのかな。
スクムビット

投稿: スクムビット | 2015年4月11日 (土) 07時32分


あけきちさん、こんにちは。
ということは、フランスで基点となる駅にはほぼピアノがあるってことですね。
新宿あたりにも設置して欲しいです。

投稿: ヒョウちゃん | 2015年4月11日 (土) 14時35分


スクムビットさん、こんにちは。
お忙しいところなのに、わざわざありがとうございます。
わたしゃ幼稚園の時にピアノを習わされそうになったことがあるんですが、今思えばなんてもったいないことをしただろうかと悔やんでいます。
もし弾けたら、フランス国歌でも演奏してあげたのに。

投稿: ヒョウちゃん | 2015年4月11日 (土) 14時38分

全国で100の駅にピアノが設置されているようですよ。
http://tricolorparis.com/actu/culture/concours-national-pianos-en-gare/
モンパルナス駅が最初で2012年のようです。人気があったのでほかの駅にも設置されていったようですね。

投稿: とんび | 2015年4月11日 (土) 17時00分


とんびさん、こんにちは。
フォローありがとうございました。
なるほど、以前の2009年の時点ではやはりなかったんですね。
経済好調な他のEU諸国も真似しそうですね。
ドイツとかやりそうです。

投稿: ヒョウちゃん | 2015年4月11日 (土) 19時45分

こんにちは!

こんなに沢山のピアノが置かれているなんて
さすが芸術の国と言う感じがしました。
こういうところで気軽にピアノがひける人も尊敬するし、
こうう特技があったらもっと旅がたのしくなるだろうなぁ~と思いました。

投稿: prego | 2015年4月12日 (日) 10時57分


pregoさん、こんにちは。
「もしもピアノが弾けたなら」ですね(古っ!)。
遙か昔なんですが、ツアーでイベリア半島に行ったとき、現役のミュージシャン(オバサンでしたが)がいて、現地でストリートミュージシャンからギターを借りて歌っていた人がいました。
もっとも、正体が判明したのは帰国後で、そのときは「なんだ、この人は?」という感じでしたが。
ちょっと羨ましかったです。

投稿: ヒョウちゃん | 2015年4月12日 (日) 14時38分

ビリージョエル!姿かたちが変わってしまい
アースウインド&ファイヤーもそうだったけど
誰?この人?みたいな

投稿: trintrin | 2015年4月13日 (月) 07時18分


trintrinさん、こんにちは。
やはり、ロックミュージシャンは歳取ってはいけませんね。
加齢によって仕方ないとは思いますが、それでも強引に若くあり続けなくては。
ミック・ジャガーを見習えっての。
でも、最近の欧米人って、ちょっとでもハゲかかると、思い切って頭を丸める人が多いような。
最近のビリー・ジョエルみたいな風貌の人、バンコクあたりにやたらといますよ。

投稿: ヒョウちゃん | 2015年4月13日 (月) 22時26分

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