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2015年5月31日 (日)

陰の功労者

かすてら音楽夜話Vol.36

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<ローマ>K-7/DA21mm

ご存じ「ホテル・カリフォルニア」はイーグルスの不滅の名曲です。だとしたら、その名前を頂いてしまおうという人もいるわけで、ローマはテルミニ近くにそのホテルも存在しました。

イーグルスは一度解散してしまいましたが、1994年に再結成され、スタジオ録音のアルバムリリースが極端に少ないものの、コンサートツアーも行うなどして、現在も活動中です。

最大のヒット曲となる「Hotel California」は1977年のリリース。38年前のこととなります。

元々はリンダ・ロンシュタットのバックバンドから派生したグループで、初期はカントリーロック風の作品が多かったのです。それは、バーニー・レドンというバンジョーやマンドリン、スティール・ギターを使いこなすマルチプレイヤーがいたためです。そのレドンの紹介でギタリストのドン・フェルダーが加入し、イーグルスはロック色を強めていきます。

しかし、バンドの主導権を握るグレン・フライとドン・ヘンリーとの関係が悪化し、レドンは脱退し、後任にはジョー・ウォルシュが加入します。このことでイーグルスはハードロック路線に傾いていくことになります。

Eagles「Hotel California」ライヴ

YouTubeの映像いかがだったでしょうか。ヴォーカリストはドラムのドン・ヘンリー。もうひとりの主要メンバーであるグレン・フライは12弦のアコースティックギターを担当していますが、なんといっても印象的であるのは、映像の右側でギターを担当するドン・フェルダーとジョー・ウォルシュではないでしょうか。

印象的なイントロはドン・フェルダーによるもの。彼はダブルネックのギターを弾いています。イントロは上の12弦でつま弾き、ギターソロは下の6弦で弾いています。後半のギターソロとウォルシュとの掛け合いが素晴らしいです。

「Hotel California」のライヴ映像ですが、Capital Centerのパフォーマンスが素晴らしいんですが、イーグルスの公式YouTubeチャンネルが存在しないもので、削除されまくりです。

ちょうど、ひとりでイントロと後半のギターソロを解説するように弾いている人の映像がありましたので、ご覧ください。

 

ほとんど映像に出てこなかったベースのランディ・マイズナーですが、映像のツアーの最中にバンドを脱退しています。それも、リーダーであるフライとヘンリーとの間の軋轢なんだそうで、絶頂期にありながら、こうしたことが起きてしまうのですね。

実は「Hotel California」はほとんどの部分をドン・フェルダーが作曲したといわれています。作詞はドン・ヘンリーとされていますが、曲のクレジットはヘンリー、フライ、フェルダーの順になっています。グレン・フライは歌詞のアイディアを出しただけだそうですが、こんなところからバンドの状態が健全でなくなっていくのですね。

再結成時にドン・フェルダーはバンドに参加していましたが、結局はフライによって解雇され、法廷闘争となったそうです。

実は2004年に彼らが来日したとき、東京ドームに見に行ったのです。この時のメンバーはランディ・マイズナーに替わってティモシー・B・シュミットでしたが、ドン・フェルダーの姿がありませんでした。この時点では「不参加」という発表で、フェルダーのパートはサポートメンバーが完コピでつとめていました。この時すでに解雇されていたのですね。

きっちり見たかったな。

さて、「ホテル・カリフォルニア」の歌詞にはいつでもチェックアウトできるが、決して逃れられないという意味のところがあります。われわれ旅人もどこかに「ホテル・カリフォルニア」を抱えているんでしょうね。

<追記>
映像をさらに解説します。

イントロのギブソンSGのダブルネックギターは、ドン・フェルダーのパートです。ここでは12弦のネックにカポタストを付けての演奏です。

そして、最終盤のギターソロの掛け合い、最初のソロはドン・フェルダーで、6弦に切り替えての演奏。次のソロはジョー・ウォルシュで画面では右側のギブソン・レスポールですね。実際にはジョー・ウォルシュが使用したのはフェンダー・テレキャスターです。

そして、掛け合いから二人のアンサンブルとなります。

最も最後に一番上の画面で12弦も登場しますが、まさか、ドン・フェルダーが同時に弾けるわけもなく、こちらはグレン・フライが使用していた12弦アコースティックギターの代わりでしょう。

ちなみに、ライヴではほぼグレン・フライの音は聴こえてきません。

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2015年5月28日 (木)

インドのなんちゃって中華

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<インド>K-7/DA21mm

インドじゃ毎日カレーです。朝から晩までカレー。ま、あくまでも地元料理を食べる場合ですが。特に北インドでは、カレーはある程度スパイシーではあるのですが、これが続くと変化に乏しいんです。

たまには違ったものを食べたいなと思ったら、「インド風中華料理」ということになりますかね。何たって、タイと違って、やよい軒も大戸屋もコンビニのおにぎりもカップ麺もありませんからね。

中華はお手軽価格でもあるのです。

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<チョウチョウライス>GR DIGITAL

コルカタの香港飯店にて。前回の実質インド初日。ちょっと水を買いに行っただけでどこかの商店の人間に捕まり、チャイを振る舞われ半ば監禁状態になり、なんとか振り切って逃げ帰り、ここに入りました。

店は閉め切ってあって窓も開いてありませんでした。かといってエアコンが効いている風でもなく、弱々しく扇風機が回るといったちょっと暑苦しい状況です。

メニューを見て決めたのがこれです。要するに中華丼です。でもインディカ米のご飯。メインとなるのは鶏肉でした。味はそのまんま中華丼です。インディカ米でも気になりません。割とお勧め。でも量が多いですね。55ルピーだったと思います。

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<モモ>GR DIGITAL

こちらは餃子ではなく、チベット系のモモです。とはいえほぼ餃子と同じです。肉はなんだか忘れてしまいましたが、羊でしょうね。豚や水牛はあり得ません。

ここはブッダガヤの安食堂ですが、これだけは割と美味かったです。でもこの翌日から体調崩したんですよね。

ブッダガヤはチベット難民もいますから、こんな料理も探しやすいです。中国人はいませんけど。

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<やきそば>GR DIGITAL

体調を崩したままヴァラナシに到着した夜の食事です。宿まではオートリキシャで到着しましたが、店を探す元気がなく、ホテルレストランで注文しました。

こういう麺料理もあるんです。ちょっと油がしつこいですが、ミャンマーに比べればマシです。これも量が多く、食べ切れません。たぶん数人でシェアするものかも。スープ麺はないと思います。

おそらくアジアでは麺の西限でしょう。パキスタンに行くとなくなります。

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<炒飯>GR DIGITAL

これまた3人前はあるかのような焼き飯です。しかもベジです。まだ体調が悪かったようです。ひたすら米ばっかりで味の変化に乏しいですね。カレーとともに炒めてくれたら、美味しくなると思うんですが、どうもインドではそうしたことはやらないようです。

今4Travelなどで人様のインド旅行記などをチェック中です。移動の多い人はホテルメシが多くなってます。こんな料理を食べ続け、ビールのある店を探し回っているみたいでした。

ま、南インドは北に比べて料理のバリエーションが多く、体調さえ悪化しなければこういう料理には走らないつもりです。でも、飽きたらありだな。

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2015年5月26日 (火)

フアヒンの安宿

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<フアヒンの海岸>K-7/DA16-50mm

クアラルンプールからバンコクへ。前日はラノーンでしたが、バンコク手前のフアヒンまでたどり着きました。ラノーンからはバスとロットゥを乗り継ぎます。

そのロットゥの発着所すぐのところにあったのが、ラジャナ・ガーデン・ハウス(Rajana Garden House)でした。

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<客室>GR DIGITAL

1泊ジャスト1000バーツ。エアコン、ホットシャワー、WiFi、朝食付きです。フアヒンのほぼ中心にありながら、この価格です。ただし、クレジットカードは使えませんでした。

部屋は日本でいう3階にありますが、同じフロアにいくつも部屋がある作りではありません。かなり贅沢なレイアウトでした。

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<ホテル棟>GR DIGITAL

こんな感じで、ワンフロア4部屋くらいです。ちょうどここは中庭部分で、ここで朝食を頂くのです。

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<バンガロー棟>GR DIGITAL

こうしたバンガローも2棟ほどありました。1棟に2室入っています。しかし、こちらは1500バーツになってしまいます。ちょっとリッチな人向きかも。

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<朝食>GR DIGITAL

選べるのは飲み物だけですが、中庭で食べる朝食というのはいいものです。トーストが1枚半という半端さもたまりません。ここには九官鳥が飼われていて、「ハロー、ハウワー・ユー」などと語りかけてくれます。PUNCHの歌などを覚え込ますというのもまた一興かと。

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<浴室スペース>GR DIGITAL

熱いお湯がふんだんにでるシャワー。ただしこの部屋のシャワーはとんでもない方向にお湯が飛び出すので、注意が必要です。まあ、マイペンライです。

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<バルコニーつき>GR DIGITAL

そして、狭いながらもバルコニー付きです。洗濯物がどんどん乾きますよ。

とまあ、ここで十分に満足だったんですが、個室のホステルで最低290バーツというところもありました。ただし、共同シャワーらしいですが。

バンコクを離れるととたんに物価が安くなりますね。

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2015年5月24日 (日)

ジョグジャの安宿

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<ジョグジャカルタ>K-7/SIGMA20mm

バンドンからノンエアコンの列車で約8時間。ジョグジャカルタにやって来ました。ノンエアコンとはいうものの座席指定されていてけっこう快適でした。宿は決まっていませんが、ジョグジャの駅に「インドテル」という旅行会社があり、ここで適当な宿を探してもらいました。

紹介してもらったのはウィスマ・ガジャ(Wisma Gajah)という名前でした。場所はプロウィロタマンという地区にあり、徒歩圏内ではありません。1泊20万ルピアながらタクシーは5万ルピアしました。(当時のレートでルピアから0を2つ取れば円に換算できます)

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<客室>GR DIGITAL

このプロウィロタマン地区はバックパッカー御用達みたいなところです。レートのよい両替所、安いレストラン、旅行会社、安宿が並んでいます。

1泊約2000円ながら、朝食付きです。部屋はツインで1階にありましたが、かなり大型のゲストハウスのようで、別棟もありました。床はリノリューム張りで涼しげです。

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<浴室>GR DIGITAL

こちらは薄汚れていましたが、まあ問題ありません。あまりつかりたくないバスタブでしたが、幸か不幸か栓がありませんのでシャワーで済ませます。

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<中庭>GR DIGITAL

部屋の前にはベンチが置かれています。バリ島の宿もこんな感じで、ここで涼をとったりします。自分の部屋は廊下に面していましたが、やはりベンチがありました。問題なのはここで別の部屋のどこかの国のバックパッカーがおしゃべりをすることで気になって仕方ありませんでした。

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<プール>GR DIGITAL

この横を通って食堂へ行きます。まだ朝なので誰も泳いでいませんね。

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<朝食>GR DIGITAL

基本セットです。窓口でナシゴレン風の皿をもらい、フルーツとドリンクはセルフサービスですね。

ご飯の色合いは日によって変わりましたが、ほとんど同じものです。ある日クーポンが必要といわれ、システムが今ひとつわかりません。毎日フロントでもらうものかもしれません。

当時、2010年でしたが、WiFiはなかったです。今ではたぶんあるでしょう。この地区にいると沈没する可能性がありますね。そんな旅もいいかもしれない。

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2015年5月22日 (金)

500バーツホテル

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<人生相談>K-7/DA21mm

ウボンからコラートに到着しました。ウボンからのバスはバンコク行きでしたが、鉄道沿いの国道を西に進まず、ヤソートン、ローイエットなどのイサーンの小都市を回るルートでした。つまり、コラートまではかなり回り道して走ることとなりました。

到着したのは新しいバスターミナルの「ボーコーソー・マイ」でした。やや郊外にあるため、タクシーで市内を目指します。泊まってみたい宿は「チャオパヤー・イン」というところでしたが、発音が悪いためでしょうか、運ちゃんは理解してくれません。仕方がないので運ちゃんのいいなりで「シー・ウィチャイ・ホテル」に連れて行かれました。

チャオパヤー・インにこだわったのは、WiFiがあるためでした。シー・ウィチャイ・ホテルにもWiFiがあるとのことでしたが、ロビー周辺のみとのことで第二候補だったのです。とはいえ、もう重い荷物(バックパック)を担ぐのもいやなので、チェックインします。

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<客室>GR DIGITAL

1泊500バーツ。入口の見た目は旅社という感じでしたが、カーペット敷きの客室でした。

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<旧式エアコン>GR DIGITAL

もちろんエアコン付きでしたが、客の好みでほとんど調整できないこんなタイプでした。バンコクの古い1000バーツ程度のホテルはこんな感じです。コラートまで来ると価格が半分といったところでしょうか。

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<浴室スペース>GR DIGITAL

ここはやや狭いです。とはいえ、ヨーロッパの安宿よりは広いです。洗面台に「カン」と呼ばれる平たい桶のようなものがあるところが、コンタイ向けの宿なんでしょうか。

WiFiはなんと、微弱ではありましたが、客室でも受信可能で、記事もアップできました。それにきっちりした机があったのがよかったです。

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<市場>K-7/DA21mm

朝食は付きませんが、裏手が市場でした。ゴハン類、麺類の店もあり、バリエーションのある食事を取ることができました。

弱めのエアコンでしたが、洗濯物はよく乾き、意外に気に入りました。ぱっとしないところでしたが、これならまた泊まってもいいかという宿でした。

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2015年5月19日 (火)

リタイ・ゲストハウス

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<ピッサヌローク駅>K-7/DA15mm

タイ北部に入るでしょうか。3年前のピッサヌロークです。だめもとでフアラムポーンの窓口に並んだら、あっさりとディーゼル急行の指定席が取れてしまい、鉄道でやって来ました。

ここを拠点に世界遺産のスコータイをまわり、その後イサーンにタイを横断するという狙いでした。

ここ最近は旅のルートもはっきりしていて、移動手段もきっちりわかっているところばかりなので、ほとんどの宿は事前に予約していきます。ですが、この時はイサーンからラオス南部をまわる旅で、移動手段もはっきりしないことから、宿の予約は旅の始めと終わりだけでした。

つまり、途中はすべて自分で見つけるという、ものでした。ま、それ以前は予約なしが当たり前の世界で、どうということはありません。ただし、すでに旅にPC持参でしたから、宿にWiFiがあるということが、条件でもありました。

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<Lithai Guest House>K-7/DA21mm

当初はスコータイまで行くかなどと考えていましたが、さすがにタイの鉄道は疲れます。ここで宿を探します。鉄道駅からちょっと歩くと、ガイドブックに載っているゲストハウスが見つかりました。

A/C、WiFi、朝食付きシングルが350バーツのリタイ・ゲストハウスです。すべての部屋でWiFiがありますが、エアコンなしだと、朝食なしとなります。

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<デスクつき>GR DIGITAL

もちろんホットシャワー付きですが、テレビはありませんでした。ま、テレビは見ても言葉がわからないし、いたずらに時間を使うので、必要ないんですよね。

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<朝食>GR DIGITAL

350バーツなんですが、朝食もしっかりしています。ビュフェではなく、数種類から選ぶことができます。これはお得です。

実はここはゲストハウスでもありますが、サービスアパートメントでもあるのです。長期滞在用に月や週ごとの契約をするようで、空室を旅行者に貸しているのです。

地方のサービスアパートメントなので、バンコクほどではありませんが、これで十分。

「地球の歩き方・タイ」に宿にWiFiの有無が表記されていたので、こんなねらい打ちもできました。できたら、すべての地域でWiFiの有無を表記して頂きたいですね。

ネタがないので、「想い出の宿」ということで。しばらく続くかもしれません。

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2015年5月17日 (日)

タイフェスティバル2015、今年も参加です

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<トゥクトゥク>GR DIGITAL

今年も参加してきました。タイフェスティバルです。ヤムの会としては4回目となります。

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<リッチな御席>GR DIGITAL

朝方雨でした。ところが、席を用意してくださった、kimcafeさんとtrintrinさん(一時仕事で中抜け)は歩道橋の下という雨に濡れない素晴らしい場所を確保して頂きました。毎度お馴染みPUNCHのアルバムジャケットも目立ちますね。

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<乾杯>GR DIGITAL

なんと今年は「ユーラシアブログ」のとんびさんもはるばる京都からいらっしゃいました。ありがとうございました。

やがて、スクムビットさん、trintrinさんも登場され、料理とビール、旅の話で盛り上がります。

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<ビアシンのサンバイザー>i Phone5c

これ欲しかったんですよね。まあ、天気は途中から回復し実際は必要なかったと思いますが。インドで被ってやる。100ルピーだったら交換に応じます。

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<農産物ブース>GR DIGITAL

いろいろあったんですが、これうちの近くです。でも全然見当ありません。

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<ブルー・エレファント>GR DIGITAL

ここはBTSスラサック駅に近いレストラン。そこが出店していました。看板の左上の建物がそうです。入ったことありませんが。

スラサックってあまり行かないでしょうが、どこか由緒あるような建物で、まさかレストランだとは思っていませんでした。

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<ワット・パクナム日本別院>GR DIGITAL

1月の成田遠征で訪れた、ワット・パクナムもブースがありました。でも、あのとき対応して頂いたお坊さんはいませんでしたね。

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<この日の一番>GR DIGITAL

例年だと、すごい人出で歩くのもままならない状態となりますが、天気が今ひとつだったせいか、それほどでもなかったです。でも、午後から混んできましたね。

この料理、とんびさんが買われたのかな。一番美味しかったです。豚肉を辛めに炒めたものですね。

今年の収穫は南インドのルート検討をできたことでしょうか。皆さんありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

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2015年5月13日 (水)

イポーの観月ありさ

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<華人の商店>K-7/DA16-50mm

マレーシアのイポーに2日間も滞在してしまいました。駅周辺が旧市街となっていますが、新市街との間はかなり離れています。ま、歩けなくはありませんが。

そしてイポーは中国系移民、華人の比率がマレーシアで一番多いのだそうです。ということで漢字の看板から取り上げてみました。

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<新市街>K-7/DA16-50mm

新市街も旧市街も建物がパステル調で、ちょっと独特の雰囲気です。1軒ずつ撮影していくと面白味は感じられませんが。

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<カメラ店>K-7/DA16-50mm

そんなイポーのカメラ店を覗くと、おそらく10代の頃と思われる観月ありさがいました。

これは、旧コニカのカラーネガフィルムの宣伝用のやつですね。20年以上は経過しているはずです。それにしても、大事にしすぎだろ。

かくいう自分も5年ほど前まではフィルムカメラをメインにしていましたが、このフィルムというもの、今ではなかなか入手できないと思います。日本ではヨドバシなどの専門店に行けば、細々とではありますが、販売していると思いますが、この店が専門店であるにしろ、フィルムを置いているとは思えません。

実はこの写真を撮っていると、店の人間から注意喚起のような声をかけられました。このようなボール紙に印刷したプレゼン用のやつって、今ではなかなかなくて、見つけたら反射的に撮るという感じでしょうか。

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<美食タウン>GR DIGITAL

安いフードコートもあり、滞在する分にはあまり困りません。でもラマダンだったし、街中にこれという名所もなく、ちょっと退屈だったかな。

収穫は昔の観月ありさとマレー・インド・中国がミックスした料理くらいですかね。

土曜日、タイフェスティバルです。今から楽しみですが、天気がちょっとよくないようです。

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2015年5月11日 (月)

地味なイギリス、家屋は派手

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<トラファルガー広場>K-7/DA16-50mm

紳士淑女の国といわれるイギリス。国民性も地味といわれますが、なかなか侮れません。

このところのニュースも王室に王女が誕生とか、総選挙の意外な結末など、けっこうスポットライトを浴びていると思います。

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<閉店中のパブ>K-7/DA16-50mm

赤一色の元パブ。この時点で借り主募集中のようでした。はっと目を引く鮮やかさです。ドーバーにて。

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<楽器店>K-7/DA16-50mm

黄色い壁に赤枠の窓。これもまた目立ちます。イギリスの建物は、地味なものも多いのですが、数軒にひとつは派手な外観のものがあります。思わずシャッターを切ってしまいます。ブライトンにて。

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<パブ兼B&B>K-7/DA16-50mm

下がパブ。上階はB&B。WiFiはなさそうですが、何となく泊まってみたくなる気もする宿です。色合いは普通だと思いますが、こういう感じのツートーンは斬新かも。これまたドーバーにて。

ロンドン、リバプールなどの中心部では建物が中層のビルのようになっているところが多いので、あまり個性的なものは出てきませんが、地方の中小都市になってくると、こういうものが増えてくるようです。

自分の場合、いきなりドーバーから入りましたから、それまでのフランスとはものすごく違うと感じました。

物価は高いですが、街歩きは楽しいです。

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2015年5月 9日 (土)

コーヒーと軽い食事

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<キムトラベル>GR1s

カテゴリーを起こしておきながら、長らくアップしていなかったベトナムの話題です。ま、ベトナムには1回きりの渡航歴しかないのでしょうがないんですが。

画像のキムトラベル、いわゆるキムカフェですが、ツアーで1回だけ利用しました。GR1sというのは、RICOHが出していたコンパクトカメラで、現在も販売中のGRシリーズに継承されています。28mmだけの単焦点レンズですが、小さなボディで驚くほど写りがよいという業界の評判でした。ま、今では大したことありませんけど。

当時、フィルムカメラをメインとしていた頃のことです。

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<ツアー食堂にて>GR DIGITAL

カオダイ教寺院とクチトンネルのツアーに参加しました。カオダイ教はベトナムにおける新興宗教ですが、カオダイ教の総本山のあるタイニンでは総人口の8割近くがカオダイ教徒とのことです。

クチトンネルはベトコンが密かに掘った秘密基地ですね。ベトナムに負けたはずのアメリカ人観光客などが置き去りにされた戦車をバックに記念撮影するようなところです。

タイニンからクチトンネルに向かう前、ツアーバスは街道沿いにある食堂に止まりました。ここが昼食場所らしいです。キムトラベルのツアーには昼食が含まれていませんが、自分で好みのものを注文できるのでその点はいいですね。

イカと野菜の炒め物とご飯を頼みました。ご飯に野菜がのっていますが、これは写真を撮り忘れ、気づいてから撮ったからだと思います。味は忘れてしまいましたが、まったく問題ありませんね。

アイスコーヒーも注文したみたいですが、ベトナムというと、金属フィルターを使ったホットコーヒーが有名です。

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<ベトナムコーヒー>GR DIGITAL

これですね。穴が小さいので抽出にかなり時間がかかります。そのため、コーヒーが冷めないようにカップを温めるためのお湯も付いてくることもあります。

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<まだ抽出中>GR DIGITAL

気の短い人は待っていられないかも。このコーヒー、かなり濃厚でアジアのコーヒーとしては群を抜いていると思います。

このコーヒーをまた飲みたいですね。もっとも、食事には合わず、そのときはアイスとなるかな。

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2015年5月 7日 (木)

マラッカのウォールアート

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<マラッカ>K-7/DA16-50mm

派手なトライショー。ここはマラッカのオランダ広場で客待ち中。年を追うごとに派手さを競うようになってきた感じがします。同時期に世界遺産に登録されたジョージタウンのトライショーはかなり地味ですけど。

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<マラッカ川>K-7/DA16-50mm

マラッカにはマラッカ川が流れています。近年この両岸にゲストハウスやらカフェやらバーなどができはじめました。2007年に初めて訪れたときにはほとんどなかったと思うのですが。

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<ジャズ・バー>K-7/DA16-50mm

かなり上手な絵です。トランペットの人物はルイ・アームストロングでしょうか。ご丁寧にタイガー・ビールの商標まで描き込まれています。ジャズ・バーと表記しましたが、ライヴはやらんでしょう。ジャズの音楽(CDとか)が流れているカフェでしょうか。

マラッカ川の上流部から歩いてくると最初に目についたのが、この看板のようなものでした。客寄せのためでしょうが、こういう感じのものがだんだんと増えてきます。他とは差別感を出すためでしょう。

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<全面アート>K-7/DA16-50mm

おそらくマラッカの歴史のようなものを描いたもの。こちらは裏側ですが、建物は安ホテルだったような。それにしてもなんのために。労作には違いありませんけど。

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<中華系ポップアート>K-7/DA16-50mm

扉を残し壁全面がアートです。特に看板もなく、ただの民家だったような気もします。

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<アンディ・ウォーホル風>K-7/DA16-50mm

魚の缶詰をそのまま壁に描いたものです。漢字の看板がでているので、商店であることは確かか。

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<オランウータンハウス>K-7/DA16-50mm

ここはオリジナル作品をTシャツなどにプリントして販売する店です。マラッカでは老舗です。壁のアートもここが始めたものかと思います。

ディスカバリー・カフェという店も壁面にアートがありました。ここも古そうです。

画像は2013年のものですが、あれから2年、こういうものがますます増えているのかどうか。どこも競うようにしてそういうことをすると、ゴテゴテになってしまいそうですが。一応、ジョンカー・ウォークなどのある世界遺産に指定されているところは、景観を守るため規制されていると思いますが。

タイフェスティバル(代々木会場)までそろそろ1週間となりました。「ヤムの会」では16日(土)に集合して、タイの料理を食べ、タイのビールを飲み、タイをはじめとする諸外国のことを中心に語り、お互い楽しむということを2012年から行っています。参加自由ですので、一緒に楽しみたい方を募集しています。

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2015年5月 5日 (火)

夏は南インド

連休中何もすることがなく、毎日退屈です。

やることがないからというわけではありませんが、航空券をチェックしていたら、かなり安いと思われるチケットを見つけ、気づいたらクリックしていました。

すでに発券済みなのでもう引き返せません(笑)。チェンナイ in、コーチン outのオープンジョーチケットです。

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<ヴォラナシー>K-7/DA21mm

インド4回目となります。前回は4年前で、コルカタからブッダガヤ、ヴァラナシーとまわり、ネパールに抜けました。今回は南インドで、もちろん初めてです。

この時期インドの南部は雨季となりますが、モンスーンの影響でベンガル湾側はそれほどたくさんの雨は降らないようです。一方、アラビア海側はかなり降る模様で、雨にたたられる方をあとに持ってきました。

南インドは世界遺産が2箇所と、目玉が少なそうですが、欧米の基準に上がってこない素晴らしい場所があるようです。kimcafeさんがムルガン神の聖地、パラニ(ここも日本のガイドブックには出てきません)を訪れましたが、ワタクシはシヴァの聖地でもあるティルバンナマライに行ってみようと思います。

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<ヴァラナシーの路地裏>K-7/DA21mm

南インドはバス網が発達していて、北インドのように都市間の移動に関してはそれほどの困難は伴わないようです。移動に平均3時間くらいで、長くても6時間程度。これならば、オンボロバスでもOKでしょう。

とはいえ、今から宿の予約は無理です。せいぜい、入口のチェンナイと出口のコーチンくらいを予約するくらいで、途中は現地で見つけることになりそうです。まあ、インドの旅ではこれが普通でしょう。

問題となるのが、WiFi事情です。多くの宿がWiFiを供えているようです。4年の間に変わりましたね。半分くらいは有料のWiFiです。そして、インドでもSIMカードは簡単に購入できるようですが、開通まで数日を要するとのこと。この点はレンタルSIMかレンタルルーターを利用しようかと思います。

久しぶりのバックパッカー的な旅となりそうです。ビザも取らなくちゃね。

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2015年5月 3日 (日)

コラートで韓国料理

いやもう、見事にネタ切れです。なので、ストックしてある画像から無理矢理記事をでっち上げる日々でございます。

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<夕刻のターオ・スラナーリー像>K-7/DA21mm

ウボンから長距離バスでコラート(ナコンラチャシマー)に到着しました。宿は1泊500バーツですが、WiFiもあって、まあまあです。軽く街歩きし、さあ夕食というところになって、困りました。

ツーリスト向けの店が全くないのです。

しょうがないので、ハングル文字を掲げた店へ。焼肉店と思われます。

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<生ビール>GR DIGITAL

店は別に韓国人がやっているわけでもなく、タイ語が飛び交う世界でした。メニューに日本語もあって、なんとかビールを頼みます。久しぶりの生です。

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<枝豆>GR DIGITAL

これもメニューから見つけました。ただし、オーダーは発音ができないため、その箇所を指で押さえてのものです。

このあたり、ごく普通の日本の飲み屋みたいです。

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<ビビンバ>GR DIGITAL

石焼きのビビンバをメインとしました。この時の旅では卵でひどく苦しんだので、のっかっている生卵は下に落とし込んでよく熱を通すようにしました。

テーブルには焼き肉用の台がありますが、こちらが焼き肉を頼まないと知ると、台はふさがれました。

まあ、美味かったですが、あまりすっきりとしない食事でした。コンタイはどうやらここでムーガタなどをやるようです。

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<カツカレー>GR DIGITAL

結局、英語メニューがあるタイ料理店は見つからず、翌日の夕食はホテルのそばでやっている屋台に入ることに。「日本料理」の提灯がぶら下がる屋台でしたが、ここもタイ語だけ。

カツカレーがあったのですかさず頼みました。みそ汁付きです。日本以外で日本料理を頼むと、たいがいみそ汁が付いてきます。ヨーロッパあたりだと、スープと思われていて、まずみそ汁がレンゲ付きで登場し、その後メインとなります。

カレーの量が少なかったですが、まあまあ満足しました。

最終日は屋台街に出掛け、盛大にタイ料理を頂きました。

タイフェスティバルまであと2週間ですよ。参加してみたい人はご連絡ください。「プロフィール」のところから、メール送信できます。

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2015年5月 2日 (土)

つなぎの食事

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<ヴィクトリア駅前のパブ>K-7/DA16-50mm

イギリスでは物価が高いこともあって、外食をする場合、店を選ぶところから慎重に行う必要があります。

イングランドもしくはイギリスの料理というものは、シンプソンズなどの超高級店かダイニングパブくらいしか選択肢がなく、あとはスタンドでフィッシュ&チップスあたりに落ち着いてしまいそうです。

となると、外国料理ということになりますが、中でも目立つのが中国料理とインド料理です。どちらも古くからの移民がいて、本格的な味を保っていますが、毎日こればかりだと飽きてしまいます。

ということで選んだのが、フランス料理の店でした。

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<シトロンプレッセ>GR DIGITAL

本当ならワインも飲んでみたい気持もありましたが、後でパブに行くことにして我慢します。これはレモン果汁を水とソーダで割る飲み物。オレンジ果汁ならオランジュプレッセです。結構いけました。

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<オニオングラタンスープ>GR DIGITAL

かなり本格的。味もいうことなしです。

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<フィッシュケーキ>GR DIGITAL

なんだろうなと思い注文してみました。要するに、魚をミンチにして、衣をつけて揚げたものです。魚のクロケット、魚コロッケですね。これは鮭です。スモークサーモンあたりになると、とんでもない金額を取られそうですが、これは安いです。味も庶民的。

場所はヴィクトリア駅隣接の二階で、マクドナルドをはじめとする食事の店が集まっているところ。Cafe Rougeというところ。料金も18.6ポンドとロンドンにしてはリーズナブルではありました。

でも、パンが注文しないとでてきません。

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<外でギネス>GR DIGITAL

宿近くのパブでギネスを注文。4.1ポンド。

初回のイギリスでは、夕食をすべて外国料理でまかないました。中国、ギリシア、インド、韓国、イタリアなど国際色豊でしたが。

さて、今年もタイフェスティバルの季節になってきました。今年は5月16日(土)~17日(日)となっています。我が、「ヤムの会」も16日に出撃します。

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