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2015年8月29日 (土)

プラウン・ビリヤニ食べたらあの店だった

現地レポ始めます。

いつものように長期間続くと思いますが、是非ともおつきあいください。地名についてですが、旧名称、新名称、略称などいろいろあります。一番最初に出てくるときは、アルファベット表記もつけておきます。

そして、現地通貨、インドルピーですが、このカテゴリー、920t South Indiaでは同じルピーを使用するパキスタンとネパールは登場しませんので、「ルピー」と書いてあればインドルピーということになります。また、対円レートですが、1ルピーあたり2円と思ってください。実際には入国時2.3円くらいだったのですが、どんどんルピーが下がってきまして、現在は1.8円くらいです。

また、インドあるいは南インド独特の用語も多用しますので、最初のうちは註釈をつけておきます。

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<エグモア駅>K-7/DA16-50mm

チェンナイ(*1)滞在2日目のことです。カーンチプラム(*2)へ日帰りで出掛け、インドの洗礼を思いっきり浴びてきた帰りのこと。宿泊しているのは、エグモア駅(*3)の近くでした。都市間を結ぶバスはここから数km離れたバスターミナル(*4)から出ているので、オートリキシャ(*5)を使います。

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<ティファンの看板>K-7/DA16-50mm

徒歩数分のホテル(*6)に戻って少し休憩してから夕食にしてもいい時間でしたが、こんな看板を見つけました。ミールス(*7)はカーンチプラムで食べていたので、別のものにしたいです。ここはエグモア駅と対面する場所で、安食堂やホテルが並んでいます。

ビリヤニ(*8)の看板を見つけました。ここにします。インドでの食事ですが、メニューがすべてアルファベット表記なんですよね。特に外国人向けではない店でもそうです。これでインド人は困らないのかと思いますが、大丈夫みたいです。タミル語表記のメニューはいっさい見なかったし、ケララ州でも同様です。

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<プラウン・ビリヤニ>GR DIGITAL

頼んだのはこれ。朝と昼はベジタリアン(*9)でしたので、ノンベジでいってみましょう。

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<カレーとライタ>GR DIGITAL

見た目ただの安食堂です。食器類はプラスチックで黄色に統一されています。金属のポットにドリンキングウォーターが用意され、それをやはり金属のグラスで飲みます。

まわりの人は皆手で食べています。なのでワタクシも実践しようとしましたが、ビリヤニが熱すぎてスプーンを使わせて頂きました。朝と昼は手を使いましたよ。

ビリヤニはかなりスパイシーでした。さらにナス入りのカレーをかけると辛さが増します。それをキャベツの入ったヨーグルトで緩和。これはライタ(*10)というようですね。

たいした量ではないと思っていましたが、とても食べ切れません。なお、ビリヤニには北インドの細長いインディカ米(*11)を使います。

お会計、210ルピー。500ルピー札を出してきちんと帰ってきました。ちょっと前のインドでは高額紙幣を出すと、釣り銭がないと大騒ぎでした。所持しているのは500ルピー札がほとんどなので、使えるところで高額紙幣を使い、100ルピー札以下の小額紙幣を集める作戦です。なお、オートリキシャなどは100ルピーを使っても釣りがないなどとほざくので、10ルピー札もたくさん用意しておいた方が便利ですね。

さらには、飲み物なども5ルピー単位となりますので、5ルピー硬貨もあるといいかも。

さて、この店は、Buhari Hotelといいまして、かのB級グルメの巨匠も訪れになったところというのが、あとで判明いたしました。エビは高額なんですかね。4年前の巨匠はチキン・ビリヤニ85ルピーを頂いたそうですが。まあ、物価も相当上がっているようですけど。

と、いうわけで、kimcafeさんの「チェンナイのエグモア駅前でチキン・ビリヤニ」の記事にトラックバックさせて頂きます。

<註釈>

  1. 英語表記「Chennai」。旧称「マドラス(Madras)」。改称されてだいぶたつので、マドラスと呼ぶ人はほとんどいないかも。
  2. 英語表記「Kanchipuram」。
  3. ここから発着する列車もたくさんあり、周辺は安めの宿が多い。バックパッカー御用達の「ケネット・レーン」には両替商などもあり。
  4. 一般的には「バススタンド」と呼ばれる。チェンナイだけは長距離バスの発着所は「チェンナイ・モフジール・バスターミナス(CMBT)」という名称。
  5. 英語表記「Auto Rickshaw」。略称「オート」。発音的には「リクショウ」だが、「リキシャ」で十分通じる。オート三輪改造型のリキシャで、なんとメーターつき。
  6. 南インドでは「ホテル」は食堂であることが一般的。宿泊施設は「ロッジ」とか「レジデンシー」、「ツーリスト・ホーム」という方が普通。でも、「ホテル」を名乗る宿泊施設もあるので紛らわしい。
  7. 「Meals」。北インドで「ターリー」と呼ばれる、大皿カレー定食と同じ。南インドではバナナの葉を使用することも。
  8. 「Biryani」。インド版炒飯ではなかろうか。炊き込みご飯は「プラオ」。
  9. 「Vegitarian」。菜食主義者。本格的南インド料理はほとんど肉を使わない「ベジ」が一般的。「ノン・ベジ」は肉や魚を使用する料理やそれを食べる人を示す。食堂も「ベジ」と「ノン・ベジ」は見事に別れてます。
  10. 「Raita」。野菜をヨーグルトで和えたもの。
  11. 北インドでは長粒種の米となるが、南インドでは短粒種。でも、日本米とは全然違って、軽い感じ。

註釈長くなりました。正直自分も疲れたです。とはいえ、これはだんだん減っていきますので、皆さんもインドをだんだんと理解して行くと思われます。

それでは、今日のインド人

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<エグモア駅前の男性二人組>K-7/DA16-50mm

空港の両替レートが悪く、ルピーを少しだけしか持っていなかったため、両替できるところを探している途中で声がかかりました。

必ずきかれることは国籍です。カメラを見つけて「撮ってくれ」第1号でした。モニターを見せると喜んだことはいうまでもありません。彼らに両替の場所をきき、無事にルピーを手に入れましたが、まだ両替率はいまいちでした。

やたらと人物写真を撮ったので、たまに掲載していきますね。

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コメント

おお、この店行きましたか(^^ゞ
駅前だし、ビリヤニに惹かれますよね
私もこの店のすぐ横のホテルに泊まりました
プラウンビリヤニも旨そうですね
緑の葉っぱは香草でしょうか?
インドの物価、気になります、1日2500円コースでいきたいので

投稿: kimcafe | 2015年8月29日 (土) 18時09分


kimcafeさん、こんにちは。
宿坊からありがとうございます。
ワタクシの泊まったホテルはこの通りをずっと行ったところです。
香草はコリアンダーだと思いますが、ただひたすらスパイシーで、コリアンダー独特の味は感じませんでした。
1食200ルピーオーバーだったので、「えっ」とか思っていました。
安いところはまだまだあります。

投稿: ヒョウちゃん | 2015年8月30日 (日) 00時19分

インドは写真を撮ってくれ攻撃があるので、撮影する側は楽ですね。それに、インドは、まだ肖像権の考えがほとんどない国なのでとった写真をネットにUPするのも問題ないようですし。最近は、撮影が難しいことにくわえて、たとえ撮影できても、肖像権がある国ではそのままネットにUPするのはダメって感じの国が多いです。UPするにしても人物の顔を加工しなくてはならないのが、面倒だし、写真の価値が失われますね。

投稿: とんび | 2015年9月 5日 (土) 08時53分


とんびさん、こんにちは。
観光地だと、やたらと声がかかるので、後半はほぼ無視してました。
インドでも肖像権はあると思いますが、写りたいとか、撮っても問題ない感じならば、どんどんアップします。
国に関係なく。
やはり、人物写真があった方が、面白いです。

投稿: ヒョウちゃん | 2015年9月 5日 (土) 12時15分

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