チェンナイからコーチンへ
ちょっと遅くなりましたが、23日の夜帰宅いたしました。まずは旅のルートをおさらいしましょう。
- 08/01 成田-シンガポール-チェンナイ
- 08/02 カーンチプラム観光
- 08/03 マハーバリプラム観光
- 08/04 チェンナイ-ティルバンナマライ
- 08/05 ティルバンナマライ観光
- 08/06 ティルバンナマライ-ポンディチェリー
- 08/07 ポンディチェリー観光
- 08/08 ポンディチェリー-チダムバラム-クンバコーナム
- 08/09 クンバコーナム、ダーラースラム観光
- 08/10 クンバコーナム-ティルチラパッリ
- 08/11 ティルチラパッリ観光
- 08/12 ティルチラパッリ-マドゥライ
- 08/13 マドゥライ、ティルパランクンドラム観光
- 08/14 マドゥライ-カニャークマリ
- 08/15 カニャークマリ観光
- 08/16 カニャークマリ-トリバンドラム
- 08/17 コバラムビーチ観光
- 08/18 トリバンドラム-アレッピー
- 08/19 アレッピー観光、バックウォータークルーズ
- 08/20 アレッピー-コーチン
- 08/21 コーチン観光
- 08/22 コーチン観光、コーチン-(機内泊)
- 08/23 -シンガポール-成田
この旅を決めたきっかけは、2名のブロガーが南インドに行ってきてその報告が鮮烈だったことがひとつ。そして「地球の歩き方・南インド」を購入し、北インドに比べて移動がしやすく、食事も豊富であることがひとつ。決定的だったのは4月に発表されたシンガポール航空のチケットがかなり安かったことがひとつです。以上の3点から決定しました。
心情的なことをいえば、昨年仕事上でかなり消耗するようなことが頻発し、今年は思い切り旅がしたく、それはインドしかないということもありました。また、世界各地で起こるテロに対しては、この地域にはほぼ起こりえないのではないかということも、少し考えた上です。
<ティルバンナマライ>K-7/DA16-50mm
実際旅を初めて見ると、ほぼ当初の構想通り移動ができました。ほぼというのは、1泊だけの宿泊地をやめてチェンナイ以外すべて2泊という変更をしたからですが、タミル・ナドゥ州のバスは頻発していて、当初の予定でも大丈夫だったと思います。
そして、自分では予定を立てていたものの、現地でどうなるかわからないため、大半は現地で宿を探すという、旅の原点に返ったような感じでした。それでも大半のところにWiFiがあり、情報収集も楽でしたね。まあ、WiFiがあるところを狙って当たってきたというのもあるのですが。
4年前の北インドでは体調を崩し、その点が心配されましたが、何事もなかったです。特に食事ですが、極力南インドの料理を「右手を使って」食べてきました。まあ、連続するとけっこう辛いものもあるのですが、なんちゃって中華に逃げたり、なんちゃって洋食に逃げたりもしましたが、みんなそうしてますよね。日本食はどう探してもないですからね。
<極彩色のゴプラム>K-7/DA50-200mm
チェンナイ3泊以外は移動と滞在の繰り返しとなってしまいましたが、まあ、そんなもんですよね。インドだし。
被写体が日常的にあふれています。それに、史上最高といっていいほど人物写真を撮ってきました。ロングでばんばん狙ったものもあれば、こちらからお願いして断られることも少なく、はては自分を撮ってくれというインド人も毎日のように現れました。
持っていったカメラはここ数年同じ、PENTAX K-7とRICOH GR DIGITALです。K-7用のレンズはDA16-50mmとDA50-200mmの2本のズームです。短い方のズーム主体ではありますが、長い方もかなりポートレイトで活躍してくれました。
でもやはり装備が重かったです。レンズ交換がしにくい地域だなと思い、DA16-50mmを持参しましたが、カメラと合わせて1.3Kgもあるんですよ。今後は国内用にしようかな。また、パソコンも、単体では軽いんですが、やはりi Padには負けますよね。購入ちょっと考えようかなぁ。
<カニャークマリ>K-7/DA16-50mm
とはいえ、かなり満足する写真が撮れたことも事実です。特に、今回は2枚のSDHDカードでは収まりきれず、急遽バックアップを取って、最初のカードを初期化するということにもなってしまいました。もう少し容量の高いカードを買い足す必要もありそうです。
写真は膨大な数なので、徐々に加工処理してレポートにつなげたいなと思います。なるべく早く始めたいですが。
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「201508 South India」カテゴリの記事
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コメント
いつもながら日程表が壮観です。ちょっとうらやましくもあります。移動と観光が交互にあってそれぞれ2泊ってのもうまく考えてあります。後半部分は自分が考えていた逆コースですが、自分のたてていた計画よりかなりゆとりがあり、ほどよく休めるような感じです。これだけ長いと帰ってきたときの充実感がとてもあるでしょうね。
投稿: とんび | 2015年8月25日 (火) 01時38分
お疲れ様でした。インドは未訪の地なので訪れてみたいです。リバプール大学時代の友人もいるしなぁ。。。。。
投稿: おりんぴあ | 2015年8月25日 (火) 02時10分
実にうらやましい日程ですが・・・ふっふっふ、今にみていろ私だって(^^ゞ
インドとエチオピアの違いで決定的なのは、カメラを向けたときのひとびとの反応でしょうか?
インドではオレも写せ写せで大変ですが、エチオピアは撮るな!率が高いです(^_^;)
あと物価が高いです、発展度合いがインドやミャンマーに似ているので1ブル=1ルピーのように錯覚してしまいますが、実は1ブル6円で3倍!!
あとで気付いてあれー!と思うこともしばしばでした
でも、なんかアフリカの刺激が癖になるそうなんだなぁ(^^ゞ
ヒョウちゃん、来年はケニアかエチオピアへどうぞ!
投稿: kimcafe | 2015年8月25日 (火) 20時30分
皆さんもおっしゃっているけど23日間の旅なんて夢のまた夢。
まだあてはないけど、今にみていろ私だって(^^ゞ
投稿: スクムビット | 2015年8月25日 (火) 21時01分
とんびさん、こんにちは。
できたら来年もこの日程を続けられるといいのですが。
移動はちょっときついですが、北インドに比べれば予約なしで当日チケットを購入できますから、その点楽ですよ。
アレッピーは1番のボートに乗ることができれば、2泊いらないでしょう。
1週間で行けそうですね。
来年再々チャレンジしてください。
投稿: ヒョウちゃん | 2015年8月25日 (火) 21時31分
おりんぴあさん、こんにちは。
インドは出入国も楽になりましたよ。
あとで書きますが。
お友だちのインド人の方はおそらく北インドでしょうが、状況は南と違うでしょうね。
きつい、うざいこともあるでしょう。
でも、是非行かれてください。
投稿: ヒョウちゃん | 2015年8月25日 (火) 21時34分
kimcafeさん、こんにちは。
kimcafeさんは、将来たっぷり旅ができるじゃないですか。
その方が羨ましいです。
インドじゃお願いしなくても撮ってくれとやって来ますからね。
でも、「南インド」であることも要因のひとつでしょう。
4年前は「ハロー、フレンド」とは近づいてくるけど、カメラは拒否するヤバそうな奴もたくさんいましたから。
旅している間にどんどんインドルピーが対円で下落していきました。今、1ルピー2円切ってますわ。
>ヒョウちゃん、来年はケニアかエチオピアへどうぞ!
いまだ、アフリカは地中海沿岸から離れることができません。
今の状況はそっちの方ヤバいですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2015年8月25日 (火) 21時41分
スクムビットさん、こんにちは。
まあまあ、ご退職後の楽しみということで。
自分の場合、いろいろとあれをやれとしつこくくるので、短縮されそうな可能性もあります。
投稿: ヒョウちゃん | 2015年8月25日 (火) 21時46分
2016年からお邪魔した私ですが、2015年南部インドを
さらっと読みました。このあと、ずっと
詳細が続くのですね。
2017年ゴールまでには、3年前の分くらい
読んでみたいです。
新兵器はRE18-50.VER2レンズなんですかね。
K7は置いて行って、KPになると。
細かいとこ間違っているのは容赦を。
KIM 師匠はこの頃からカウントダウンで、
近くて安いタイ遊びを続けてます。
遠距離には満を持していた、と。
スクムビット氏は、この辺回っていたので
コメントが連日続くと。。
サードパーティですみませんが、
大口径の近距離ズームと遠距離ズーム計4本。
さらにキットレンズも3セット6本あります。
器材故障の節は空輸しますので
遠慮なく、呼んでください。コンケーンだろうが
ノーンカイだろうが5日以内に届けます。
そういえば、レンズの本数を絞るとか。
お勧めできませんね。後悔先に立たず。
何と富士写と統合の噂のニコンカメラ部門は
あのD5とかD500とか重くて
ハナシになりませんでしす。
私もペンタックスで続けよ。
投稿: TACOS | 2017年7月14日 (金) 23時31分
TACOSさん、こんにちは。
なんたって100近く記事がありますからね。
それだけ話題に事欠かないということで。
機材はKPと長短のズームの予定です。
ま、普通に扱っていれば壊れないでしょう。
巨匠はこのあたりの前半がかぶります。
スクムビットさんはムンバイあたりに行かれていたようです。
ま、今度は機材も軽いのでフットワークが軽くなるでしょう。
以前のDA☆16-50mm重すぎでした。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年7月15日 (土) 15時47分
ケララ州の行程は、どうしても工夫の余地が少なく、ヒョウちゃんとほぼ同じものになりました。コバーラムに行かなかったので、その日1日分が少ない点だけが違います。
残りはカルナタカ州にいったのですが、ヒョウちゃんには南インド勧めてもらったので、逆にハンピとゴアをおすすめしておきます。この2つは、空路と夜行バスの関係で、変更のきかない旅程を組まなければならないのが難点です。
失敗したのは、涼しい時期なので、ハンピの暑さを軽く見ていたことでしょうか。しかも夜行バスに乗っていたので、無理しないでおくべきでした。それでも、最後はベンガルールで涼しく、日系ホテルにかえられて幸いでした。
投稿: とんび | 2020年2月10日 (月) 09時14分
とんびさん。
ケララ州ですが、バスコ・ダ・ガマが最初に攻め入ろうとしたコジコーデ(カリカット)とか、虎に扮した祭りのあるトリシュールなんてのもあります。
次のインドがあるとしたら、できるだけ地を這うようなゆっくりとした日程を組むと思います。
事実、前回のタミルナドゥ&ケララは、1日の移動距離なんて大したことないんですね。
次があるとしたら、北中心かな。
ガンガー上流のリシュケシュとか。
あるいは、デリーからムンバイまでとかですかね。
それにしてもお疲れさまでした。
投稿: ヒョウちゃん | 2020年2月10日 (月) 23時47分
自分が行く少し前にe-visaが5年有効になりました。実際にはパスポートの期限の関係で3年半ほど使えます。その間にインドへ1回かできれば2回行こうかなって思います。
次は北を中心に考えています。デリー、アグラ、ジャイプールは必ずいくとして、10日間くらいで回れると思います。残り数日間でどこかの方向かへ足を延ばすのがいいかなとか考えています。北へ行けばリシュケシュ、西に行けばジャイサルメール、南ならムンバイ、東ならヴァラナシ。
今回の反省ですが、体力的には東南アジアやヨーロッパよりもきつい面があることを実感しました。そして、それに対応しなければならないなって思いました。具体的には、暑いときに歩き回るのは避けリキシャを使うこと、夜行バスや夜行列車は避け、可能なら飛行機を使うこと、宿はケチらずにACや冷蔵庫のありそうなところを選ぶとかですね。体調維持に万全をきして、再度インドに行きたいと思います。
投稿: とんび | 2020年2月11日 (火) 13時36分
とんびさん。
ま、自分が行ったのは半分雨季みたいな感じでしたので、酷暑ということはなかったです。
それもあるのか、体調はほどほどで過ごせました。
長距離移動はたぶんしないので、ホントに時間をかけてちょこちょこ移動すると思いますね。
ま、自分もエアコン付きの部屋がほとんどでしたが、それほど高くなかったです。
投稿: ヒョウちゃん | 2020年2月11日 (火) 18時19分
ひとつ書き忘れていたことがあったので、、、
ハンピをおすすめしましたが、ちょっと過酷な面があって、しかも甘くみていたなぁと思っています。長距離移動はさけるとのことですが、ここだけは夜行バスやむなしです。自分は、夜行バスと暑さの合わせ技でやられた感があります。それでも、今回行った中で一番よかったのはって言われると、ハンピかバックウォーターかって感じなんで、おすすめしたわけです。
投稿: とんび | 2020年2月20日 (木) 08時38分
とんびさん。
次回のインドは北の公算が強いですが、どう転ぶかはわかりませんね。
前回でよかったところは、一押しはあまりなく、どこも面白かったでしょうか。
そうした中のハンピ、選択肢に残るかどうかですね。
ま、頭の隅には入れておきます。
投稿: ヒョウちゃん | 2020年2月20日 (木) 21時36分