シヴァの聖地
<アルナーチャレーシュワラ寺院参道>K-7/DA16-50mm
ティルバンナマライのハイライト、アルナーチャレーシュワラ寺院です。いや、ホント長い名前です。この背後にそびえるのが、アルナーチャラ山で、標高約800m。山全体がシヴァリンガ(*1)と見なされ数多くのサドゥが修行に励んでいるとか。
11月~12月の「カルティガイ・ディーバム」という祭りでは山頂で2000リットルのギーが燃やされ、この様子が数km離れたところからも見えるとのことです。
<入口前>K-7/DA16-50mm
この背後から入場します。その前に履き物を預ける必要があります。履き物を差し出し、預かりの札をもらいます。戻ってきたときに手数料2ルピーを払いますが、本来無料らしいですが。最初に入ろうとしたとき、サンダルをエコバッグに入れてみたのですが、荷物チェック(*2)で「預けろ」と指摘されました。
<ムルガン寺院と千柱堂>K-7/DA16-50mm
入ってすぐの場所。さらに進みます。
<中央のゴプラム>K-7/DA16-50mm
この寺院は9つのゴプラムがあります。総面積10ヘクタール。修復中というのが残念ですが、内部はやはり素晴らしいです。
<ナンディ>K-7/DA16-50mm
シヴァ寺院ですから、ナンディもいて、彩られています。
<象>K-7/DA16-50mm
こちらは本物。正面からの写真撮影禁止だったので背後からこっそり。でも生き物ですから、アレをなさるんです。通ったあたりは匂いもしないし、乾いていましたが、その後目撃してしまいました。
<夕暮れ>K-7/DA16-50mm
遅い時間はわずかにライトアップされます。遅い時間でも参拝客は途絶えません。
<ここより聖域>K-7/DA16-50mm
カメラ禁止という断り書きが英語で書いてあります。この先から聖域となりますが、カメラを使えなくなるだけで、外国人でも堂々と入っていけます。こういう寺院は珍しいです。
カメラが禁止というところは他の寺院にも必ずあって、断り書きがなくても周囲のインド人が教えてくれます。
でも絶対、聖域内の方が絵になる建物や人物が多いんですよね。ここは、初日の午後と、2日目の朝と夕方、計3回訪れました。
<註釈>
- アルファベット表記「Limgam」。男性器を象徴するもので、それと対になった「ヨニ」があることも。
- X線ゲートおよび、手荷物チェック。見ないところも多い。荷物預けとならないだけまだマシかも。
今日のインド人
<すっ飛んできた男>K-7/DA50-200mm
ティルバンナマライ市内にある「聖なる池」で沐浴するサドゥを撮っていたら、すっ飛んできた管理人らしき男性です。「写真撮影禁止」とでもいわれるのかと思ったら、「オレを撮れ」とのことでした。
でも、少しくらい笑えばいいのに。
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コメント
シヴァの聖地なら行かねばならないですね(^^ゞ
アルナーチャラ山には登りましたか?
投稿: kimcafe | 2015年9月20日 (日) 23時33分
kimcafeさん、こんにちは。
山に登るか、山麓のシヴァリンガを巡るかどちらかだなと思っていましたが、リンガ巡りをしました。
800mとのことですが、けっこう高く見えます。
そして険しそう。
サンダルじゃ無理だなと思い、やめました。
kimcafeさんは是非とも行かれてください。
山頂はギーの油で黒くすすけているそうです。
投稿: ヒョウちゃん | 2015年9月21日 (月) 11時08分
今日のインド人の男性、たぶんこの顔が一番のキメ顔だったのでは!?
投稿: prego | 2015年9月26日 (土) 08時59分
pregoさん、連投ありがとうございます。
やはり、キメ顔なんすかね。
ホントに走って飛んできたんですよ。
投稿: ヒョウちゃん | 2015年9月26日 (土) 16時56分
本来なら牛の”像”があるところに本物の”象”がおいてあるってのが面白いですね。
投稿: とんび | 2015年9月27日 (日) 08時15分
とんびさん、こんにちは。
インドでは、本物の象がいる寺院が多いんです。
人々は喜捨して、象に鼻で頭をなでてもらい、祝福されたりしますね。
投稿: ヒョウちゃん | 2015年9月27日 (日) 09時53分