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2015年12月31日 (木)

賽の踊りを体験してみた

マカオ2日目です。

今日は心なしか大陸からの中国人も少なかったような気がします。午前から午後にかけて、マカオの世界遺産巡りをしました。残りは2箇所ですが、そのうち一つは以前訪れているところです。

その間に昼食代わりに近年名物と化してきた「カレーおでん」を食べました。B級グルメではありますが、かなり美味いです。下手な中華を食べるよりもいいですわ。

かなり歩き回りましたので夕食まで休憩して、以前訪れて値段もリーズナブル、味もいいというマカオ・ポルトガル料理店へ向かいました。3回くらい訪れているところですが、場所が結構離れていて、8年以上たちますと、詳細な場所がわからなくなり、かなり歩き回りました。

結局見つけることができ、昨日よりも美味い料理を堪能できたと思います。明日も行ってみよう。

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<新旧二つの壁>K-7/DA21mm

その後はリスボアに向かい、大小をやってきました。500パタカをチップにし、100ずつ賭けて1時間くらいですべてきれいになくなりました。ここぞのゾロ目に4回くらい張りましたが、ダメですね。一時は1000パタカくらいに増えたのですが、そこでやめることができないというのが、博奕なんでしょう。

100だけしかかけていないのですがね。また、大か小だと勝っても倍にしかならず、大儲けするにもかなりの時間を要すると思います。自分の卓では結局ゾロ目は出ませんでしたが、他では出ていました。でも、ゾロ目が出て、そこを当てた人はほとんどいなかったようです。

ま、これもひとつの沢木耕太郎体験ですか。

ではまた。

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2015年12月29日 (火)

マカオに来てみたものの…

マカオに移動しました。

あまり早く移動すると、ホテルのチェックインより早すぎるかなと思って、9時ちょっと過ぎにチェックアウトしまして、上環のマカオフェリーターミナルに行ってみたんです。

唖然とするような長蛇の列です。平日だというのに。結局11:50発のフェリーでマカオに向かいました。宿には送迎バスがありませんが、近くのカジノホテルが無料送迎バスを出しているのでそれを待ちましたが、なかなか来なくて、リスボア行きのバスに乗り、そこから歩いて宿に到着しました。

宿は結構いいです。バスタブではなくシャワーですが、それ以外は申し分ないです。値段に見合うところです。

宿のロケーションは中国の珠海市が見えるところで、沢木氏が大小をした船上カジノがかつてあったところに近いです。環境はかなりいいのですが、近くの古い通りから観光客が増えてきて、セナド広場や聖パウロ教会学院跡あたりは中国人で埋め尽くされていました。

おかげで昼食も満足にとれず、串揚げとカツバーガーということになりました。これはこれでネタになりますが。

夕食は近くのポルトガル・マカオ料理店へ。ここも中国人だらけで入れなかったらいやだなと思いましたが、大丈夫でした。夕方からは、中国人も国に戻ったようです。

ともかく、人口50万もいないようなところに、かなりの数の観光客がやってくるわけです。今日の密集度合いは新宿や渋谷の休日の雑踏以上ではないでしょうか。あるいはタイフェスの午後の時間帯のような。

夕食後はカジノに出かけ、「見学」しました。

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<リスボア>K-7/DA21mm

まずはリスボアへ。以前は入場の際にカメラを持っているかどうかのチェックがありましたが、なくなりました。

まず入るといきなり大小の卓が。最小掛け金100HKDと200HKDです。たまにゾロ目が出ますが、沢木氏が指摘していたほどには出ません。また、プッシュする音の引っ掛かりで判断などは到底無理です。でも、なんかやっているんだと思いますよ。どの卓も大と小が交互に出たり連続して出たりすることが多いんです。

1時間近くは見学していたんですが、「勝てるとき」はわかりませんでした。

続いて、グランド・リスボアへ。こちらは最低掛け金300HKD。大小は人気がないようでした。

ついでに近くのポンテ16へ。こちらは合計8台くらいの大小の卓があって、最低掛け金200HKDです。しかも、リスボアみたいにプッシュする音がカメラのシャッターみたいではありません。

行くなら、リスボアの100HKDの台でしょうか。すぐ終わっちゃいそうですが。ではまた。

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香港島右往左往

香港2日目でございます。

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<香港島の夜景>K-7/DA21mm

今日はあのアヘン貿易で潤い、いまだに香港で幅を利かせているジャーディン=マセソンが正午にヴィクトリア港に向かって空砲を1発轟かせる、「ヌーン・ディン・ガン」でも見ようと出かけましたが、場所を灣仔と間違えていまして、時間に間に合わず急きょ予定変更して、筲箕灣(機種依存文字です、Shau Kei Wan)にトラムで向かいました。

地下鉄も走っているんですが、どうせ暇ですから時間をかけて安くいきました。ここは、沢木氏が失業中の若者に麺をおごってもらったところです。船しかありませんでしたが。

その後、地下鉄でケネディタウンへ。以前はバスとトラムでしかアクセスできないところでしたが、地下鉄が延長されました。

いったん宿に戻り近所でカレーを食べ、尖沙咀へ。画像のような夜景を撮ることができました。

帰りにスーパーでペットボトルのお茶をオクトパスで払ったら、残額30HKDでした。チャージしなくては明日のマカオフェリーターミナルまで行くことができません。

てなわけで、明日はマカオです。

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2015年12月27日 (日)

香港島沢木氏巡り

香港2日目です。

田舎の方に行くとかいっていましたが、天気がすぐれず予定変更です。

ともあれ、尖沙咀をぶらつき、昼は陸羽茶室で飲茶しました。沢木耕太郎が香港到着翌日に偶然遭遇した「張」くんと会食したところです。実は飲茶というか老舗の名店で、お茶だけでも30HKD以上かかるとガイドブックに書かれていましたが、まあまあリーズナブルな料金で3品食べることができました。

その後はヒルサイドエスカレーターを登り、また徒歩で降りてきて、キャットストリートへ。

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<レトロ>K-7/DA15mm

疲れたので宿に戻り、夕食がてら廟街に行ってきました。夕食は大排當と呼ばれる常設の屋台みたいなところです。海鮮料理でした。今日は一応3食とも地元の料理です。

さて明日はどうするか。天気が良ければ、いいのですが。ホント、プランが何もありません。

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2015年12月26日 (土)

名前は優雅なプリンス・エドワードだが

無事に香港に到着いたしました。

朝出勤するよりずっと早い時刻に成田到着です。チェックインを済ませ、もしかしたら行くかもしれない深圳(シンセン:機種依存文字です。表示できなかったらすいません)か珠海のために中国元を手に入れ、香港へ。

機内では爆睡です。このところの疲れがどっと出たみたいです。

空港のSimは条件に合わず、そのままA21のバスで太子へ。バス停から宿はちょっと離れていましたが、迷わず到着です。でもバスが激混みで座れませんでした。

宿はすごく狭いです。3畳間くらいの感覚で昨年のドーバーのホステルくらいの広さでしょうか。めげずにオクトパスカードを購入し、尖沙咀へ。重慶マンションの両替所のレートがよいので、ここで両替します。ついでに食事をして、香港・マカオ対応のSimを仕入れてきました。

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<重慶マンション>K-7/DA21mm

この界隈、今でも「偽物時計」といって近づく輩がたくさんいます。この重慶マンションの文字、夜になると色が変化するんですね。初めて知りました。

いややはり香港は人が多いです。ま、1年の大半を東京といいながら地方都市の人口過疎地域で過ごしていますから、そう感じるのも不思議ではありません。それに、土日に来てしまったことも、そう感じるのかも。

明日は特に決めていませんが、田舎の方に行ってみようかと。それに、このあたりは界限街を超えたところにあります。つまり、イギリスが植民地にした香港島と九龍ではなく、99年間租借地とした「新界」に属するところです。まあ、はずれですね。なので、中心部よりも食べることのできる店がぐっと少ないのです。

朝食も悩みごとのひとつかも。最寄駅は太子。英語ではPrince Edwardです。この狭い宿で3日間耐え抜くことになりますね。ではまた。

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2015年12月25日 (金)

2015/2016年末年始の旅

さて明日、香港に旅立ちます。

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<香港島>MZ-3/FA35mm

予定では夕刻に宿に着いているはずです。

香港3泊、マカオ3泊。そして再び香港に戻り3泊します。用意周到にやったつもりですが、この師走の慌ただしさにバタバタでございます。

文庫版「深夜特急香港・マカオ」は買い直しましたが。

一応は41年前の沢木耕太郎が立ち寄ったところに行ってみようと思うのですが、この年月ですから、細かいところまではわからない部分がたくさんあります。重慶マンションのゴールデンパレスはなくなっているだろうし、マカオのベラビスタホテルもありません。カジノも船上カジノはもうないらしいし、残っているのはリスボアくらいでしょうか。

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<マカオ>MZ-3/FA35mm

考えてみれば自分が訪れるのも8年ぶりですよ。いや、ほとんど9年たっているんですよね。

ひとり旅ですから、食も大酒楼などは無理で、せいぜい飲茶くらいでしょうか。ごく当たり前のベタな場所ですが、楽しんでこようと思います。

基本暇ですから、毎日レポをあげる予定です。

これから荷物作りします。さあ、明日はかなりの早起き。短い記事でしたが、続きは香港で。

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2015年12月23日 (水)

エアコンがなくとも~Manickam Tourist Home

マドゥライからバスで5時間あまり。ついに、インド最南端カニャークマリ(*1)にやってきました。

バススタンドまで行かずに、車内で車掌に声を掛けられ、カニャークマリの中心部で降ろされます。そこに待っていたのが、ホテルの客引きです。今時珍しいです。客引きはホテルの名刺を持ち、英語を話します。WiFiがあるかきいてみると「ある」とのこと。

希望のホテルではありませんでしたが、部屋を確認して泊まることにしました。

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<客室>GR DIGITAL

なかなかビビッドな色遣いで、今までにない感じがします。シーツもタオルも泊まることを決めてから持ってきました。清潔感があります。1泊1000ルピーながら、ホテルの作りは割としっかりしていて、かつてはカニャークマリの代表的なホテルだったのではと思わせるところもあります。

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<洗面所>GR DIGITAL

珍しく洗面所は独立していました。

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<トイレ・シャワーブース>GR DIGITAL

このスペースは洗面所とはドアで仕切られていました。床の緑色は画像にしてみると不気味に見えますが、模様だと思ってください。怪しいものが張り付いているわけではないのです。ホント、泊まっているときには気にも留めなかったです。

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<バルコニー>GR DIGITAL

そしてバルコニーが付いています。ここに、椅子を出して涼むことも可能です。

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<眺望>K-7/DA16-50mm

眺めも最高です。こちらが東側に当たります。日の出はここから眺められます。近くにけっこう大きな教会が見えますが、これが曲者でした。詳細は後日。

これで1000ルピーならば、いうことありませんが、ノンエアコンの部屋だったんです。でも、この眺めとバルコニーつきで泊まってもいいかなとなりました。バルコニーへのドアを開けておけば、涼しい風が入ってきますからね。

朝食は付きません。でも、食べるところはかなりありました。WiFiはロビーにて。

眺めがいいのは、カニャークマリの中心部が海から高い位置にあるからです。海へは急さかを降りていきます。そこには漁村がありました。カニャークマリ、民家もこれまでのインドとは違って見えます。

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<広告付き民家>K-7/DA16-50mm

こんな具合に。わたしゃ2泊しただけですが、はまる人ははまってしまうかも。

ちなみに、ホテルと書いていますが、マニッカム・ツーリストホームというところです。

<註釈>

  1. アルファベット表記「Kanyakumari」。別名コモリン岬。インド最南端にして、唯一太陽が海から昇り海に沈む場所です。アラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つの海が合わさるところで、やはり聖地のひとつ。

今日のインド人

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<割り込んできた男>K-7/DA16-50mm

後ろのクリケット少年たちを撮っていたら、「オレを撮れ!」と入ってきました。十字架のペンダントが見えますが、カニャークマリはキリスト教徒が多いとのことです。ここじゃどうしても魚を食べますからね。

そろそろ次の旅が近づいてきました。準備というのもなんですが、年内の南インドの旅レポはこれで終了させて頂きます。戻ったら、再開です。

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2015年12月20日 (日)

タミル・ナドゥ州営バスの旅

旅の前半チェンナイからカニャークマリまでの移動はすべてバスでした。まずは動画をごらんください。

これはティルバンナマライからポンディまでの間で撮影しました。ブレを修正していますが、それでも揺れ方などがわかるかと思います。

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<タミル・ナドゥ州営バス>K-7/16-50mm

乗った本数。
チェンナイ-カーンチプラム往復。チェンナイ-マハーバリプラム。チェンナイ-ティルバンナマライ。ティルバンナマライ-ポンディシェリー。ポンディシェリー-チダムバラム、チダムバラム-クンバコーナム。クンバコーナム-ティルチラパッリ。ティルチラパッリ-マドゥライ。マドゥライ-カニャークマリ。10本ということになりますが、マハーバリプラムからの帰りは市営バス。これを入れれば11本になります。

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<市営バス>K-7/DA16-50mm

州営バス、市営バスとも中身はほとんど変わりません。車掌はしっかりいますし、運行距離の違いかも。ただ市営バスの一部路線にはエアコン付きのものがありますから侮れません。ですが、タミル・ナドゥ州営バスにはエアコンは決してありません。

では料金です。安いものです。
チェンナイ-カーンチプラム、47ルピー。
チェンナイ-マハーバリプラム、40ルピー。市営バスは27ルピー。
チェンナイ-ティルバンナマライ、110ルピー。
ティルバンナマライ-ポンディシェリー、47ルピー。
ポンディシェリー-チダムバラム、42ルピー。
チダムバラム-クンバコーナム、34ルピー。
クンバコーナム-ティルチラパッリ、59ルピー。
ティルチラパッリ-マドゥライ、80ルピー。
マドゥライ-カニャークマリ165ルピー。

値段と距離が比例しないところがインドなんでしょう。チェンナイ-ティルバンナマライはかなり高いですが、もしかしたら所要時間と関係あるのかもしれません。

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<座席>K-7/DA16-50mm

座席は左側2席。中央通路を挟んで右側3席の5列シートです。ごらんの通りオンボロでリクライニングも付きません。当然ながら座席指定などなく、適当に座りますが、前方はほぼ女性と老人が座るようです。

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<車掌>K-7/DA16-50mm

チケットの販売からバスの発着までを管理するのが車掌です。この車掌はカーキ色の制服のようなものを着ていますが、ドライバーと同じく淡いブルーのシャツにブルーのパンツ姿も見かけます。

けっこう権力者で、座席の入れ替えなどもこの人の裁量で決まります。チケットは肩から提げたマシンで行き先の書かれた紙切れが出てきます。こういうことはけっこう進んでいますね。

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<荷物置き場>K-7/DA16-50mm

後ろの入口とその前の座席の背もたれの間に空間があり、主にここに荷物を置くことにしました。はじめのうちはチェーンで固定したりしましたが、誰も持っていきませんし、興味も示されませんので必要ないでしょう。でも、ここはバスにひとつだけしかないんですよね。

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<荷棚>K-7/DA16-50mm

その場所がふさがっていたら、荷棚にあげましょう。ワタクシのキャスターは一番小さい部類ですが、それでも入れるのに苦労します。また、すべての座席に荷棚があるわけでもありません。

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<料金所>K-7/DA16-50mm

行き先が同じでも経由地がけっこう違うバスもあるみたいで、バイパス経由だったり高速を使うものもあります。

でもやっぱり遅いですね。1時間あたり30kmも走ればいい方なのではないかと思います。決して100km/h走行などはありません。

乗降口は前後に2つあるのですが、後方の入口がないものもありまして、こちらには乗りませんでしたが、かなり長距離を走るものではないかと思います。たぶん途中休憩もあるでしょう。

ワタクシが乗ったバスはほとんど路線バスの延長でして、途中休憩もほぼありません。5分程度ならあると思います。

ちなみにケララ州では長距離バス1回、路線バス1回きりでした。

けっこうキツイ乗り物ですが、目的地まではほぼ確実に毎日便があるので、夏の旅もできたようなものです。

今日のインド人

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<チャイ屋のオヤジと客>K-7/DA16-50mm

マドゥライの引っ張るチャイ屋で撮影していたら、自分も撮って欲しいと客にいわれて撮りました。

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2015年12月16日 (水)

マドゥライのHotel Padman

マドゥライではバススタンドでリキシャワーラーに捕まってしまい、「ではわたしの知っているホテル」に連れて行かれました。

一応部屋を見せてもらい、ロビーだけですが、WiFiがあるというので泊まることに決めました。

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<客室>GR DIGITAL

一見よさそうに見えますが、フロントではビザやマスターのステッカーが貼ってあるにもかかわらず、クレジットカード払いを拒否されます。そして、段差のあるエレベーター、暗い廊下というかなり安宿チックなところでした。

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<小さなバルコニー>K-7/DA16-50mm

こういうものがあっても、引っかける場所がないので洗濯物は干せません。周囲は電気工具を売っているような店が多く、下町風です。でも、数軒ホテルは集まっていました。

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<印洋折衷型>GR DIGITAL

便座付きですが、かなり腰を下ろす位置が低いです。おそらくはもともとインド式のトイレがあった場所に、強引に洋式風の便器を被せたものかと。まあ、これならば、純洋式を嫌うインド人も腰掛けずにしゃがんでいたせる利点はありますわな。

あと、2日目には水タンクのジョイント部分の金属が壊れまして、流すときにはタンクの蓋をずらして、内部のコックをいじることになりました。フロントにいっても逆に弁償などとなりかねないので黙っておきました。メンテナンスちゃんとやってよ。

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<なんと新聞>GR DIGITAL

そんなショボイ宿ですが、新聞は届けられます。ベッドやテレビモニターなどはかなり新しく、高級感を出そうとしていますが、どこか詰めが甘い宿でした。

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<屋上>K-7/DA16-50mm

ここで朝食が提供されます。なんとビールも飲めるそうですが、料理を調理している様子がうかがえず、ここでは飲んでいません。

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<眺望>K-7/DA16-50mm

ミナクシ・アンマン寺院のゴプラムが見えます。もっとも、自分の部屋のバルコニーからも見えますが。

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<リス>K-7/DA16-50mm

何か動くものがいるなと思ったら、リスでした。インドではこの小動物は比較的多いです。建物の壁を伝ってやって来るようです。客室に来なくて幸いです。リスは狂犬病ウイルスを持っているそうですから、噛まれたりしたら大変なことになります。

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<朝食1回目>GR DIGITAL

洋式かインド式かの選択制でした。おそらくは近くの店から買ってくるんだと思います。イドリーとオニオンウタパームでした。これにコーヒーが付きます。

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<朝食2回目>GR DIGITAL

またインド式で頼みました。今度はワダも付きます。そしてプレーンのウタパームとなりました。ま、割と美味しかったですが。

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<チャイ>GR DIGITAL

さすがに飲み物は作っていると思います。1泊1750ルピー。500くらいディスカウントできそうですが、リキシャワーラーへのキックバック分も含まれていそうです。WiFiも途切れるときがありましたが、まあまあ安定してました。

入口には警備員がいます。でも、この値段ですから、スプリームなどの並ぶホテル街の宿とほとんど変わりません。あっちの方は全館WiFiで朝食付きだろうから、ここはあまりお勧めできません。

今日のインド人

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<職業不明>K-7/DA50-200mm

やはりティルパランクンドラムにて。やや離れた位置から望遠ズームで雰囲気のある人物を狙って撮りました。

杖のような棒のようなものを置いて座っていますが、商売道具なのか売り物なのかも不明。ただサドゥではないことだけは確かです。後方にサドゥっぽい人物が写り込んでいます。こちらを撮ればよかったかも。

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2015年12月12日 (土)

引っ張るチャイとコーヒー

インドでのくつろぎの飲み物といえば、チャイ。南インドではこれにコーヒーが加わります。

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<コーヒー>GR DIGITAL

ティルバンナマライでの朝食ではコーヒーが出ました。持ってこられたのはこのような金属製のカップです。受け皿もさらに大きなカップのようですが、これは砂糖を投入したあとに、カップと受け皿でコーヒーを移し替えてよく混ぜるためです。

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<移し替え>GR DIGITAL

こんな具合です。これをインド人は自分でやるのですが、店では店員が空中高くからコーヒーを注いで受けるのです。まるで名人芸です。

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<チャイも同様>K-7/DA16-50mm

コーヒーですが、お値段は次の通り。
ティルバンナマライ、15ルピー。(Only Coffeeというチェーン店っぽいところですが、屋台風。)
ティルパランクンドラム、10ルピー。(コーヒースタンド)
トリバンドラム、10ルピー。(Indian Coffee House)

チャイは、マドゥライで10ルピー。(マサラチャイ)
鉄道で10ルピー。(紙コップで量が少ない)

喫茶店っぽいところでは一気に高額になります。

コーヒーに関してですが、味は薄いです。イギリスが植民地時代にインドで茶の生産を始める前はインドでもコーヒーを盛んに作っていたそうですが、やはりチャイの方がメジャーですかね。とはいえ南インドではけっこうコーヒーの文字を見ます。

でも、20円から30円でひとときを過ごせますから、ほぼ毎日のように飲むことになりますね。暑いところで熱々のチャイやコーヒー、さらに汗をかくことになりますが、水分摂取にもいいものです。

今日のインド人

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<歳をとっても働くのじゃ>K-7/DA50-200mm

ティルパランクンドラムにて。働き者のじいさんです。インドの年寄りはいい感じに枯れた人も多いですが、エネルギッシュです。

あ、「じいさん」なんて書きましたが、実際の年齢を聞いたら「えっ?」となるかも。欧米人もそうなんですが、あちらは老けるのが早いですから。

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2015年12月 9日 (水)

ライスで食べたい!

マドゥライ2日目の夕食はピュアベジレストランへ。Sri Sabareeshという店でした。

オーダーは、ベジスープ、ベジコフタ、ベジヌードルとアクアフィーナです。

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<ベジスープ>GR DIGITAL

インゲンとネギのようなものが入っています。ニンジンもありました。まったくスパイシーではありません。作り方とかよくわかっていないのですが、ベースとなるスープじたいは、ノンベジのスープとそうは変わらないような味です。薄味です。スープの濁り方も似ています。

もしかしたら、インドではスープのダシを動物の骨などからは抽出しないのではないかという気がします。ま、インドではスープじたいがあまり種類がありません。憶測ですが、間違っていたらすいません。

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<ベジヌードル>GR DIGITAL

今までさんざんなんちゃって中華であじも屋台や給食の麺と違いがないなどと書きましたが、ここのは比較的店の味が出ているような感じでした。

ただやっぱり量は多いですよ。ミャンマーのやきそばと比べると油をほとんど感じません。さっぱり系です。

ここでひとつ問題が。なんと、店の人が入口近くで何かお香のようなものを焚き始めました。匂い程度なら諦めるのですが、大量の煙が店の中に入ってきます。けっこう煙いです。

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<ベジコフタ>GR DIGITAL

トルコ語では「キョフテ」がハンバーグのような肉団子です。語源も同じなんだろうと思いますが、野菜を固めて衣を付けて揚げたものがカレーソースに隠れています。カシューナッツ入り。

そう、野菜コロッケといったところです。そして、カレーソースがかなりスパイシーです。肉はありませんが、これはご飯に合います。といっても、ライスはオーダーしていないので、麺とともに味わいます。

だいたいインドではメインとなる料理はカレーの一種なんですが、調理法とかがまるで記されてなく、どんな状態で出てくるかがわからないのです。フライとかローストとかいってもカレーとなるようでした。とはいえ、南に来るほどカレーもスパイシーになっていきます。

メイン料理+ライスという組み合わせは試さなかったです。

Sri Sabareesh
49A West Perumai Maistry Street
無休 営業時間 6:00~23:30
屋上レストランのあるスプリームなどがある、ホテル街にあります。

今日のインド人

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<祈り>K-7/DA16-50mm

ミナクシ・アンマン寺院の東門あたりで跪いてまさに祈ろうとする女性たち。

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2015年12月 6日 (日)

歴史的建造物利用のマーケット

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<プドゥ・マンダパ>K-7/DA16-50mm

ミナクシ・アンマン寺院の東門近くに歴史的建造物がありました。「プドゥ・マンダパ」というもので、かつては儀礼などに使われていたらしいです。

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<足踏み式ミシン>K-7/DA16-50mm

中は商店もありますが、こういうミシンを使う仕立て屋家業の人もたくさんいます。

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<職人たち>K-7/DA16-50mm

ミシンを扱うのは男性ばかりです。女性はいません。この写真を撮った場所は入口近くですが、内部は明かりがなく、薄暗い中でもミシンの作業をする職人で一杯でした。

インドでも既製の服はありますが、このような商売が成り立つのも、布を購入して工賃を入れても既製の服より安いからでしょう。インドではまだまだ成り立っている職業ですが、やがてインドの工場で衣類の大量生産が始まったら、消えゆくことになるんでしょう。

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<謎の樹>K-7/DA16-50mm

ここの向かいには木に木枠のようなものがぶら下げられていました。すぐ前が商店ですから、売り物なのかどうか。もしかすると、ここにこれをぶら下げると何かの御利益があるのか。いずれにせよ、ここに木枠を掛けていく、あるいはぶら下げる場面を見ていないので何ともいえません。

今日のインド人

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<土産物屋の婆さん>K-7/DA16-50mm

昨日、「ヤムの会」の忘年会があり、そこで「今日のインド人は男性ばかりじゃない。女性の写真はないの?」と指摘されました。

そこで、きちんと用意してましたよ。女性の写真。

ミナクシ・アンマン寺院の周りを歩いていたら、土産物屋に声を掛けられました。そこで扱っていたものは金属製か石造りのものばかりで、買わなかったのですが、店のこの人が写真を撮って欲しいとのことでした。

モニターを見せるときにいらなかったようで、撮り直したのがこの1枚。ちなみに声を掛けてきた土産物屋の店主は、カシミール出身でした。なんでここに?

インドは人物写真の撮りやすい国ですが、確かに若い女性の写真は少ないですね。1枚くらいあったと思いますよ。カニャークマリまで待ってくださいね。

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2015年12月 3日 (木)

印度穴蔵酒場

インドで酒を飲むという行為はなかなかに難しいことなんです。

もちろんインドは信仰の自由があり、国を挙げてアルコール類を規制しているわけではありません。それどころかビールばかりでなくインド製ラム酒やワイン、ウィスキーまで作っているようです。

とはいえ、菜食主義者の多いインドでは食事とアルコールが明らかに結びついてないので、普通のレストランでもビールさえ置いていないところが普通です。

ではインドのアルコール好きはどこで飲んでいるのかというと、禁酒法時代のアメリカのようにスピークイージーもどきの暗いバーで飲んでいるのです。

ワタクシの場合体調を崩したということもありますが、前回のインドではインドでとうとう一滴もアルコール類を飲むことはありませんでした。ですが、今回は絶好調。ほとんどのレストランではビールが飲めないので、興味津々でバーに突入してみることにしました。

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<キングフィッシャー・ストロング>GR DIGITAL

最初のバーはティルバンナマライのトリシュールという泊まっているホテルのバーです。このホテルにはベジとノンベジのレストランがあり、バーはノンベジレストランに併設されていました。

ドアを開けて入ります。ほとんど照明を使っていません。それでも店員がでてきて、席に案内してくれます。「ビール」と告げると持ってこられたのは、インドでのメジャービールであるキングフィッシャーなのですが、一口味わうと明らかに強い味だなということがわかります。

かすかな明かりの下でラベルを確認すると、アルコール分8%とあります。なんか美味しくないんですよね。ここまで強いと。

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<つまみ>GR DIGITAL

薄暗い店内には数名の客がいるようでした。いずれもインド人です。そしてビールとともに運ばれたのが、つまみです。ゆで卵に、スナック菓子、茹でた豆です。いやもう、ホントに真っ暗なんです。そんな中をテレビだけが煌々と光っています。

このスペースの奥にはさらにドアがあり、ここがノンベジレストランのようでした。味も雰囲気もいまいちなので、ストロングビール1本だけで退散します。

お代は190ルピーです。ルームサービスの項目にはビール165ルピーとありました。そしてここの店員が告げるには185ルピーとのことですが、結局200ルピー出して、お釣りは10ルピーだけです。ストロングビールが高くてチップ込みなのかシステムがよくわかりませんが、インドの社会勉強としてはそんなに高額でもありませんね。

2回目のバーはマドゥライででした。ティルパランクンドラムからの帰り、かなり蒸し暑い日で食事を抜くかわりにビールにしようと思いました。泊まっているホテルの周辺に数軒バーらしき店がありその中のひとつに入ってみます。

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<またもやストロング>GR DIGITAL

比較的オープンな感じに見えた店でしたが、入ってみると屈強な大柄の店員ばかりがやたらといるところでした。

ここもつまみが付きます。パパイヤとすいかなどの果物でした。それにしても見慣れないビールです。

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<SNJ Super Strong>GR DIGITAL

これまたビールの味があまりしません。ビール1本だけですが、かなり効きます。

それにしても屈強な店員たちは何をするわけでもなく、ワタクシの周りを徘徊しています。おまけに先に金をよこせということで、500ルピー札を渡したのですが、お釣りを持ってきません。まるで暴力バーのような雰囲気です。

ここは真っ暗でもなく、照明は付けていませんでしたが、店内を見渡せます。けっこう昼間から酒を飲むインド人がいます。中にはビールだけでなく、スピリッツと思われるボトルを開けている男性二人組もいました。

ここの店にはメニューがあり、ビールは180ルピーでしたが、腰を上げると、300ルピーのお釣りをようやく持ってきました。これまたチップ込みかよ。

こんなものを久しぶりに飲んでしまい、おかげで昼寝となってしまいました。まあ、いい経験でしたわ。

このあとコバラムビーチでビールを飲みましたが、外国人向けのレストランでしたから、こういう雰囲気はありませんでした。

ちなみに女性は一人もいませんでしたよ。女性でこういう店に入っていけるのは相当な武勇伝になるのではないでしょうか。trintrinさん、行ってみます?

今日のインド人

Ck1624

<マドゥライの3人組>K-7/DA16-50mm

ミナクシ・アンマン寺院前で声を掛けられて撮影。撮られることだけが目的だったらしく、メールアドレスも連絡先もなしです。

今やインド人もほぼスマホを持っていて、それで撮ればいいじゃんと思うのですが、やっぱり一眼レフにしっかりと収まりたいらしいです。人の写真でもしっかりと記録に残りたいと思うインド人はやっぱり写りたがりです。

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