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2015年12月23日 (水)

エアコンがなくとも~Manickam Tourist Home

マドゥライからバスで5時間あまり。ついに、インド最南端カニャークマリ(*1)にやってきました。

バススタンドまで行かずに、車内で車掌に声を掛けられ、カニャークマリの中心部で降ろされます。そこに待っていたのが、ホテルの客引きです。今時珍しいです。客引きはホテルの名刺を持ち、英語を話します。WiFiがあるかきいてみると「ある」とのこと。

希望のホテルではありませんでしたが、部屋を確認して泊まることにしました。

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<客室>GR DIGITAL

なかなかビビッドな色遣いで、今までにない感じがします。シーツもタオルも泊まることを決めてから持ってきました。清潔感があります。1泊1000ルピーながら、ホテルの作りは割としっかりしていて、かつてはカニャークマリの代表的なホテルだったのではと思わせるところもあります。

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<洗面所>GR DIGITAL

珍しく洗面所は独立していました。

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<トイレ・シャワーブース>GR DIGITAL

このスペースは洗面所とはドアで仕切られていました。床の緑色は画像にしてみると不気味に見えますが、模様だと思ってください。怪しいものが張り付いているわけではないのです。ホント、泊まっているときには気にも留めなかったです。

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<バルコニー>GR DIGITAL

そしてバルコニーが付いています。ここに、椅子を出して涼むことも可能です。

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<眺望>K-7/DA16-50mm

眺めも最高です。こちらが東側に当たります。日の出はここから眺められます。近くにけっこう大きな教会が見えますが、これが曲者でした。詳細は後日。

これで1000ルピーならば、いうことありませんが、ノンエアコンの部屋だったんです。でも、この眺めとバルコニーつきで泊まってもいいかなとなりました。バルコニーへのドアを開けておけば、涼しい風が入ってきますからね。

朝食は付きません。でも、食べるところはかなりありました。WiFiはロビーにて。

眺めがいいのは、カニャークマリの中心部が海から高い位置にあるからです。海へは急さかを降りていきます。そこには漁村がありました。カニャークマリ、民家もこれまでのインドとは違って見えます。

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<広告付き民家>K-7/DA16-50mm

こんな具合に。わたしゃ2泊しただけですが、はまる人ははまってしまうかも。

ちなみに、ホテルと書いていますが、マニッカム・ツーリストホームというところです。

<註釈>

  1. アルファベット表記「Kanyakumari」。別名コモリン岬。インド最南端にして、唯一太陽が海から昇り海に沈む場所です。アラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つの海が合わさるところで、やはり聖地のひとつ。

今日のインド人

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<割り込んできた男>K-7/DA16-50mm

後ろのクリケット少年たちを撮っていたら、「オレを撮れ!」と入ってきました。十字架のペンダントが見えますが、カニャークマリはキリスト教徒が多いとのことです。ここじゃどうしても魚を食べますからね。

そろそろ次の旅が近づいてきました。準備というのもなんですが、年内の南インドの旅レポはこれで終了させて頂きます。戻ったら、再開です。

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