カニャークマリのキリスト教会
<償いの聖母教会>K-7/DA16-50mm
カニャークマリの漁港のようなところから緩やかな坂を上がっていくと、綺麗な教会が現れました。ホテルの部屋から見えた教会です。
カニャークマリはキリスト教徒の多いところといわれます。ここにたどり着く前に民家の間を歩いていたら、オバサンに呼び止められ、「どこから来ました?」とたずねられます。
宗教のことをきかれ、「仏教徒」と返事すると、「ああ、ヒンドゥね。私たちはキリスト教徒なんですが、そこの教会は美しいわよ」みたいなことをいわれました。インド人にとっては仏教もヒンドゥの一部らしいです。
でも、この教会が曲者でして、1時間に数回は大音量の放送を流すのです。こんな具合です。
これは朝陽の撮影から戻ってきたときのものですが、早朝5時くらいからこれをやられますので、たまったものではありません。はっきりいって、目覚まし時計がいりません。
流れている音楽は賛美歌ではなく、インド風ともまた違った独特の節回しです。
<教会内部>K-7/DA16-50mm
インドで初めてキリスト教教会に入りました。タイル張りの床ですが、履き物厳禁でした。このあたりはヒンドゥ寺院と変わりませんが、ヒンドゥ寺院よりは清潔ですね。
<もうひとつのキリスト教会>K-7/DA16-50mm
漁村にも教会があり、こちらも綺麗です。一見ベトナムのカオダイ教寺院のようにも見えます。
<謎の手形>K-7/DA16-50mm
教会近くの民家の入り口で見つけました。この時は何か呪いでもかけるためにこういうことをしたのかと思いました。
<さらにたくさんの手形>K-7/DA16-50mm
昨年12月にジャイナ教寺院を見学した際に、祭壇にこのような手形があり、こういうものは偉い坊さんに付けてもらうのだと知りました。立派な門構えの民家で、ジャイナ教徒であるか不明ですが、おそらくヒンドゥでも同様のことをするのだと思います。
ちなみにインドの独立記念日だからこんな放送が入るのかと思いましたが、翌日もやってましたから、関係はなさそうです。
今日のインド人
<布を広げる女性たち>K-7/DA16-50mm
サリー姿の4人の女性が布を広げはじめました。かなりの大きさです。何をやっているのかわかりませんが、こういうシーンはテレビで見たことがあります。
それは、「劇的紀行・深夜特急~西へ!ユーラシア編」のヴァラナシーでの映像です。ちょっとしか写りませんでしたが、広げた布に、人々が硬貨を投げ入れていくのでした。
しばらく見ていましたが、コインを投げ入れる人は現れませんでした。
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コメント
傍迷惑な音楽ですな(^_^;)。朝5時にこんな音楽流してミサでもやるんですかね?(苦笑)>この教会。
投稿: おりんぴあ | 2016年1月23日 (土) 01時57分
おりんぴあさん、こんにちは。
どうやら、毎日らしいですよ。
それにしても、カニャークマリの人々は我慢強いですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2016年1月23日 (土) 19時59分
アザーンも辛いけど、この教会もうるさそうですね(^^ゞ
ま、インドはどこもうるさい・・・か
投稿: kimcafe | 2016年1月25日 (月) 22時09分
kimcafeさん、こんにちは。
トルコだったかで、モスクがすぐとなりの宿に泊まったことがありましたが、アザーンで起こされました。
それに匹敵しますね。
インド人は宿では早寝で、バカ騒ぎもしないんですが。
どうも宗教が絡むとこうなってしまうんでしょうねえ。
投稿: ヒョウちゃん | 2016年1月25日 (月) 22時45分