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2016年4月11日 (月)

コーチンの水上交通

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<メインジェッティ>K-7/DA16-50mm

宿から歩いてコーチンのメインジェッティにやってきました。これから、対岸にあるマッタンチェリー地区(*1)とフォートコーチン(*2)を散策します。

対岸とありますが、このふたつの地区は島ではなく、アレッピー付近から延びる長い半島なんです。その間に人工島のウィリンドン島(*3)、正真正銘の島であるボルガッティ島(*4)やヴァイピーン島などがあります。けっこう複雑な地形です。

これらの地区には橋もかかっているので、バスで行くこともできますが、やっぱり船に乗ってみたいですよね。

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<チケット売り場>K-7/DA16-50mm

このメインジェッティからフォートコーチン経由でマッタンチェリーに行きます。ボート料金は7ルピーです。

窓口がふたつあって、行き先が違うのかなと思ったら、関係ありませんでした。列の短い左側に並んだら、「男女別に並ぶのですよ」と指摘されました。凄い、レディファーストです。

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<ボート>K-7/DA16-50mm

これに乗ります。けっこう大きな船です。チャオプラヤー・エクスプレス(*5)を少し小さくしたくらいの船です。

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<船内>K-7/DA16-50mm

半島と島で海が囲まれていますから、ほとんど波がありません。揺れもありません。穏やかな航海です。

貨物船がたくさん見えますが、コーチンはインド有数の貿易港なのでこれも当然です。

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<操縦席>K-7/DA16-50mm

いつもの航海ですから、操舵手も斜めに座ってます。横で眠っているように見えるのは、接岸時にロープを操り船を固定する係です。

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<到着>K-7/DA16-50mm

さあ、これからマッタンチェリーを歩き、そのままフォートコーチンまで行きます。所要時間は20分ほどだったでしょうか。メインジェッティの観光案内所ではこのフェリーの時刻表ももらえます。

Ck2939

<赤いフェリー>K-7/DA16-50mm

先ほどのフェリーが到着するフォートコーチンのジェッティは「カスタム・ジェッティ」という名前です。税関があったんでしょうね。

一方この赤いフェリーはフォートコーチンの中心部あたりの「ツーリスト・ジェッティ」からヴァイピーン島に渡るものです。車載可能です。というのも、フォートコーチンからヴァイピーン島には橋がかかっていないのです。

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<トラックも渡る>K-7/DA16-50mm

ベトナム南部のメコンの下流にも、クルマと人の場所が一緒のフェリーがありました。ガンガーに橋がかかっていなかったときも、こんな船が使われたんでしょうか。

<註釈>

  1. Mattancherry。コーチンでもっとも古い地区。ユダヤ人の末裔が暮らすようなところで、シナゴーグがあります。また、オランダ植民地時代の宮殿もあります。
  2. Fort Cochin。ポルトガル植民地時代の教会や建物があり、有名なチャイニーズ・フィッシングネットもここで行われています。
  3. Willingdon Island。人工島ながらカジノホテルあり。
  4. Bolghatty Island。オランダ時代の宮殿ホテルあり。
  5. Chaopraya Express Boat。バンコクのチャオプラヤー川を利用した水運。立派な通勤の足です。

今日のインド人

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<ドーティにクルタ>K-7/DA16-50mm

珍しくクルタ着用。こざっぱりした服装です。船もフェリーじゃないですね。ツーリストジェッティには観光用の船も停泊していて、その船の関係者ではないかと。

狙って撮ったものじゃなくて、指が勝手に反応していたようです。撮った記憶がほとんどありません。

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コメント

コーチンのフェリー、乗り尽くしてみたいですね(^^ゞ
昔、ボルガッティパレスに泊まっていたとき、普通の渡し船なら安いのにホテルのボートで渡ろうとすると10倍位の値段をいうので喧嘩したことがありました
若かったのでしょっちゅう喧嘩してたみたいです(^^ゞ

投稿: kimcafe | 2016年4月13日 (水) 19時33分


kimcafeさん、こんにちは。
翌日ボルガッティ島に渡りました。
今でも10倍とすると、3桁行っちゃいますね。
そりゃ高いです。
でも、船が滅多にやってこないんですね。
ボルガッティ島については後日記事にします。

投稿: ヒョウちゃん | 2016年4月13日 (水) 21時09分

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