ユダヤの末裔
<マッタンチェリー>K-7/DA16-50mm
マッタンチェリーはフォートコーチンに比べややマイナーかと思いましたが、けっこう土産物屋やカフェなどが並んでいました。
ま、予想通り外国人観光客はほとんどいませんでしたが。
純白のクルタとピジャマを着こなすのは、土産屋です。
<シナゴーグ>K-7/DA16-50mm
ここにはヴァスコ・ダ・ガマがインド航路を発見する以前から、ユダヤ人が住み着いていたとのことです。なんとローマ帝国に国を滅ぼされたときまで遡るそうです。
その後イベリア半島のレコンキスタに伴う形で半島を追われたユダヤ人もここに逃れてきたとのことです。彼らは、香辛料貿易で富を築いたそうで、このシナゴーグもその富で形成されたとのことです。
イスラエルが建国後はユダヤ人たちはほとんど移住してしまったそうで、現在ここに残るのはたったの6家族だけだそうです。
<ユダヤの星>K-7/DA16-50mm
ユダヤ人とはいえ、長年のインド生活ですっかり外見はインド化が進んでしまったらしいです。
先ほどの土産物屋は「ユダヤ人」を売り物に儲けようとしているようですが、果たしてユダヤ人の末裔なのかは誰にもわかりません。
ワタクシも「見るだけでいいから」と店に連れ込まれましたが、けっこういい値がついていました。
<ツーリスティックなレストラン>K-7/DA16-50mm
で、ここを訪れたのが金曜日でして、シナゴーグもダッチパレスと呼ばれるコーチンのマハラジャに贈られた宮殿も閉まっていました。結果的にただ散歩しただけに終わりました。
同じようにダッチパレスの入り口で佇むヨーロッパ人の観光客がいまして、話しかけてみるとイタリア人のおじさんでした。彼も休みということを知らずに来たそうです。
<ポリス博物館>K-7/DA16-50mm
でも、こういう施設はやってました。おまけに入場料無料。
今日のインド人
<寺院で眠る>K-7/DA50-200mm
ティルチィの寺院にて。瞑想しているのかと思いました。でも、ワタクシが入ってきて、出ていくまで同じ場所でずっとこのポーズです。
やはり、寺院は涼しいし、座る場所もたくさんあるので、眠るのに都合がいいんでしょうね。
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コメント
たしかコーチンには3-4泊したと思うんですが、シナゴーグには行かなかったです(^^ゞ
何をしてたかというとボルガッティパレスの中庭のゴルフ場で会った船会社の人の紹介でラクシャドウィープへの入域許可証を取ろうと画策していたんですが・・・結局、失敗・・・
あとはボルガッティ島探検かな(^^ゞ
投稿: kimcafe | 2016年4月15日 (金) 21時01分
kimcafeさん、こんにちは。
ボルガッティ島を脱出するだけでも大変そうですよね。
ラクシャドウィープって、今でも入域許可が必要みたいですよ。
今はエルナクラムに日本人経営の旅行会社があるみたいで、ここで取得可能らしいです。
投稿: ヒョウちゃん | 2016年4月15日 (金) 22時52分