フォートコーチンの教会
<キリスト>K-7/DA16-50mm
ケララ州はキリスト教徒の多いところで、とりわけフォートコーチン周辺には古そうな教会があります。
どこかにあるとは思いますが、ヒンドゥ寺院は見かけませんでした。
<白亜の教会>K-7/DA16-50mm
マッタンチェリーからフォートコーチンへ行く途中にあった教会。名称はわかりません。メモを取りませんでした。ガイドブックにも載っていません。
<聖フランシス教会>K-7/DA16-50mm
フォートコーチンのほぼ中心部にある教会です。
<内部>K-7/DA16-50mm
中はひんやり。キリスト教徒でもないのにこういうところには積極的に見ていきます。それは中が涼しいから。教会に限らず寺院もモスクも同様です。でも、今回モスクには遭遇しませんでしたね。
ムスリムはけっこういます。観光地にモスクがなかったということで。
<ヴァスコ・ダ・ガマの墓石>K-7/DA16-50mm
この教会が建てられたのが、1503年。コーチンがポルトガル領となったときです。そのインド航路の発見者、ヴァスコ・ダ・ガマは1524年、コーチンでなくなり、ここに葬られました。
その後遺骸はポルトガルへ持ち帰られ、リスボンのジェロニモス修道院に葬られています。わたしゃ両方訪れたことになりますね。ジェロニモス修道院はこちら。
なお、コーチンがオランダ領となって以降はカトリック教会からプロテスタントに変更になったとか。
<サンタクルス聖堂>K-7/DA16-50mm
ここは最も大きい教会です。建設されたのが、1506年だそうです。
<内部>K-7/DA16-50mm
装飾が凝ってます。でも、ポルトガル本国の教会と比べるとシンプルかな。ポルトガルが香辛料によって得た莫大な利益は本国で使う方が理にかなっているということでしょうかね。
旅をするとちょっとした歴史の勉強ができることがいいですね。
今日のインド人
<マンゴー剥き>K-7/DA16-50mm
一度登場していますが。
コバラムのビーチで出会った果物売り。けっこう鋭利な刃物です。けっこう美味いマンゴーでしたが、高くつきました。
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コメント
コーチンではシナゴーグにも行きませんでしたが、キリスト教会にも行きませんでした・・・(^^ゞ
ケララのキリスト教徒は聖トマの時代からという人が多いようですが、どうなんでしょうか?
投稿: kimcafe | 2016年4月30日 (土) 19時28分
kimcafeさん、こんにちは。
聖トマ…初めて知りました。
ついでにちょっと調べましたが、聖トマをインドに誘ったグンダファル王が実在したことが証明されたそうで、聖トマがインドに布教したというのも、本当かもしれません。
何たって、中国にもネストリウス派キリスト教があったくらいですから、インドでもあり得る話でしょう。
でも、ポルトガルが来たことが、キリスト教徒を一番増やした要因じゃないですかね。
投稿: ヒョウちゃん | 2016年4月30日 (土) 21時04分