チェッティナード料理
<日傘>K-7/DA16-50mm
最終目的地のエルナクラムです。チェンナイほどではありませんが、十分都会的です。日差しがキツイためか歩く人も傘をさしています。
でも、普通の雨傘で日傘用のものではありません。たまたま女性を撮りましたが、ケララの男性も日傘をさします。
今、高架の建造物を造っていて、そのあたりは渋滞します。工事の看板を見ていたら、「メトロ」なんて書いてあります。60万人の都市に近郊鉄道を通して採算が合うのかどうか。でも、アレッピーあたりまでをコーチンの都市圏と考えると、数100万人くらいになるかもしれません。
エルナクラムのホテルにチェックイン後、水上交通の基点となるジェッティまで歩きました。下見というわけです。
そして夕食です。
<チキンヌードルスープ>GR DIGITAL
ホテル近くにある、Ceylon Bake House。ノンベジレストランです。調べてみたら、ホテルもやってます。基本ノンベジですが、ベジメニューもあるというところで、ケララではこのタイプが多いです。
まずはヌードルという文字に惹かれて、頼んでみました。とろみのついた熱々のスープです。スープ麺を期待したワタクシがアホでした。
<パパイヤジュース>GR DIGITAL
パパイヤをそのままミキサーにかけた超濃厚ジュースです。これは美味~い!ノンベジレストランながら、アルコール類はないんです。もう気にならなくなりましたが。
<プラウン・チェッティナード>GR DIGITAL
チェッティナード(*1)というのは、ティルチラパッリの南にある地方の名称です。ここは美味い料理が有名です。チェンナイにもチェッティナード料理のレストランがありましたが、いつか食べられるだろうと思っていたら、ついぞ出会わず、ようやくここで食べることができました。
エビの尻尾のようなものが見えていますが、これは大きい乾燥赤唐辛子です。そのせいかどうか、かなりスパイシーです。でも、美味いです。
<小エビ>GR DIGITAL
プラウンですから、大きなエビじゃないんです。でもこれは辛いけど美味い!残さず食べきることができました。小粒の青い唐辛子も使われてますね。お勧めです。
<パロータ>GR DIGITAL
ご飯じゃないですよ。ちょっと独特のパロータ。辛いカレーに合いますね。
料金はアクアフィーナも頼んで、387ルピー。ちなみに従業員二人はモンゴロイド系の顔をしていました。ホテルのベルボーイもそういう顔立ちでした。とはいえ、「インド人」かもしれません。
ブータンの人たちは日本人と間違うくらいだし。アプローチしにくいミゾラム州(*2)、マニプール州(*3)、ナガランド州(*4)あたりはそんな人がいるかもしれません。
<註釈>
- Chettinad。地方の名称で、カライクディやプドゥコッタイという10万人程度の都市と村から成ります。商人や銀行業を生業とするカーストが建てた邸宅が「チェッティナード・マンション」と呼ばれ、現在はヘリテージホテルになっているそうです。料理は豊富なスパイスを独特の使い方をしていて有名。
- Mizoram State。イギリス領インド帝国成立時がビルマを併合したときにイギリスが進出した。住民はチベット・ビルマ系。
- Manipur State。州都はインパール。
- Nagaland State。ミャンマーと関係が深いというか、ミャンマーにもナガ族がいて、ともに中央政府と対立する、独立運動を展開している。
今日のインド人
<謎のドラム隊>K-7/DA16-50mm
散歩していたら、駐車場の入口で突然始まった音楽。何事かと覗くと、この人たちがいました。
象はいなかったけど、アレッピーの祭がこちらに来たのかもしれません。
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コメント
チェッティナードってすごい田舎みたいですよね
だから行ってもどうもならない感じ
都会のレストランでチェッティナード料理がやはりいいんでしょうね(^^ゞ
投稿: kimcafe | 2016年4月 7日 (木) 19時08分
kimcafeさん、こんにちは。
そう、行ったところで、ヘリテージホテルに泊まって、そこで高級料理を味わうことになるようです。
もう、ホテルだけで完結しちゃう。
レストランを探そうにも他になさそうです。
仰る通り、チェッティナード料理を出す店を見つけてさっと食べてくるのがいいでしょうね。
投稿: ヒョウちゃん | 2016年4月 7日 (木) 21時12分