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2016年6月 5日 (日)

賽の踊り

深夜特急の足跡を追うVol.22

Hs0564

<グランド・リスボア>K-7/DA21mm

いよいよマカオのカジノです。3日間通って見ましたが、初日は一銭も賭けずに様子を探りました。

マカオには無数のカジノがありますが、マカオ半島に滞在しているのならば、リスボアの周辺にかたまっています。あと、ちょっと離れてポンテ16。あとはコロアネ島とタイパ島の間の埋め立て地、「コタイ地区」にあります。

また、沢木耕太郎が勝負してほとんどツキのなかった船上カジノはすでにありません。

Hs0530

<ポンテ16>K-7/DA21mm

船上カジノがあったあたりが、このポンテ16近くと推測します。

バクチをやるのですが、スロットマシンから、ブラックジャック、ルーレット、バカラとありますが、やっぱりわかりやすい大小に挑戦します。

沢木さんの時代は近所の主婦が10パタカを握りしめて帰って行くなどという描写もあります。ですが、今やカジノはマカオの生命線でもあり、あのラスベガスを抜いてしまった一大産業なのです。

最低掛け金というものがあり、ワタクシが見たものでは100~300パタカとなっていました(スロットマシンを除く)。リスボアの入口近くが100の台が並んでいます。グランドリスボアは300でした。

さらに上階に行けば、そんなものでは済まない掛け金の台があるに違いありません。

資金は1000HKDです。現金乱れ飛びという描写もありましたが、基本的にチップを使います。ただ、最初に入っていくときはディーラーに札を出してチップと交換してもらえます。写真撮影現金です。以前はカメラチェックもありましたが、なくなりました。

翌日、500のチップから挑戦します。基本大か小に張っていきます。ぞろ目はほとんど出ません。ねらい打ちなんてとんでもありません。勘の勝負ですが、出る目がけっこう不自然なんです。連続して大とか、交互とか。大に100を賭けて勝っても倍になって帰ってくるだけ。やっと1000になっても、すぐにツキがなくなります。この日はチップが綺麗になくなって、やめました。

そしてまた次の日。再び500からスタート。ずっと張らずにたまに様子見で賭けないこともありました。

と、突然、最低掛け金が200に上がったんです。しょうがないから200でやりましたよ。これはなんとかしのぎ、長い時間をかけてようやく1000になったところで終了。プラスマイナスゼロ。

やはり場が熱くなって、盛り上がってきた台では意表をついた目を出すことがあります。やっぱり資金があればなあ。これもすぐには出さずにちょっとタイミングをずらして出ます。

それにしても普段着の中国人、3晩とも目撃した人がいました。かなりの金を持っていて、台を掛け持ちしていたりして、数ヶ所に複数のチップを置きます。これがけっこう当たってしまうんだな。

あれ、資金洗浄ということにも使えますね。今回は沢木さんも挑戦したリスボアで大小をやるという目的でしたが、次に行ったら、また通ってしまいそうです。

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