豊かな食文化のベトナム
<バインミー屋台>K-7/DA21mm
ベトナムは麺料理だけでなく、他の料理もかなりのバリエーションを誇っています。
それは世界一の穀倉地帯にフランスが入り込んだ負の歴史からもたらされたものです。つまりは米の文化圏にフランス料理の影響がかなり強く残っているのですね。
バゲット、いわゆるフランスパンが登場するのもベトナムならではのこと。もっともこの画像はラオスのパクセーでのサンドイッチ屋台ですが。バインミー、ラオス語ではカオチーパテ。同じものです。
パンに切れ目を入れ、レバーペーストを塗り、ハムや野菜をはさみ、魚醤(ベトナムではニョクマム)をかけます。ま、これはラオスでもカンボジアでもあるんですが。特にベトナムはコーヒーも独特の美味しさがあって、よくマッチするみたいです。
なんと、前回は短期間だったためか、バインミーを味わってないんです。これまた楽しみです。
<カーコート>GR DIGITAL
麺も米から主に作られていますが、もちろんご飯を普通に食べます。他の東南アジアの国ではライスは皿に盛られて、スプーンとフォークで味わいますが、ベトナムでは茶碗に盛られて、箸も使います。
当然米飯に合うおかずも多数。
土鍋で魚を甘辛く煮たカーコート。やっぱりニョクマムが使われているようです。これ、美味いですよ。
<ティットコート>GR DIGITAL
こちらは魚を豚肉に替えた煮込み。やっぱりニョクマムが使われていますね。これもご飯が進みますね。
前回紹介してしまいましたが、ビーフシチューのフォーのあるような店、というかフォーボーを出すフォー屋には、ビーフシチューがあるんだそうです。もちろん、これをバゲットで頂くそうです。肉には塩やライムをつけるそうです。ちょっとばかりベトナム風のアレンジがされていますが、本格ビーフシチューがヨーロッパの10%程度の値段で味わえるそうで、これも楽しみ。
<ムール貝のワイン煮>GR DIGITAL
それに貝料理もけっこうあるんだそうです。牡蠣のチーズ焼きやホタテのバター焼きがあるそうです。もちろんムール貝も。これをやはりバゲットで味わうんだそうで。
ワインは置いていないそうですが、スーパーに行けば、ダラット産のワインがあるでしょう。これを持ち込もうか。あ、ちなみに、ダラットワインの安いやつには桑の実も使われているとかで、どんな味なんでしょう。
もっとマニアックな方向に行くと、蛇肉料理や犬肉料理もあるとか。ヤギ鍋なんかはよく食べるとか。
ま、そういうレストラン系に行かなくとも、市場の脇などには簡単な食堂があって、ご飯にオカズ数種類を食べきれる量で提供してくれるとか。
なんと豊かな食文化なんでしょう。楽しみが大いにありますね。
今週末出掛けてきます。
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コメント
いよいよ今週末出発ですか。早いですね。今頃は長旅だけに計画や準備をしてる時期ですね。タイ、カンボジア、ベトナムと違う国を一度に訪問して違いを感じることができそうです。
自分がベトナムを縦断したのは2003年。そのあとホーチミンだけ2008年に行っています。かなり変わっているでしょう。カンボジアはシェムリアプは2004年、プノンペンが2013年。シェムリアプは相当変わっているでしょう。そのあたり楽しみです。
投稿: とんび | 2016年7月28日 (木) 00時12分
とんびさん、こんにちは。
いよいよ、明日となりました。
自分的にはカンボジアが6年ぶり。
ベトナムが7年ぶりです。
シェムリアップは大きく変わっていましたよ。
ちょっとした都会です。
行くところではプノンペンとハノイが初めてですね。
さあ、そろそろ準備しよう。
投稿: ヒョウちゃん | 2016年7月29日 (金) 20時46分