台湾のホテルはいくつもの名前を持つ
高雄前半、2泊したホテルはけっこうロケーションがよかったです。
<外観>K-7/DA21mm
金暉商務大飯店。高雄小港国際空港からはMRTに乗り、ストレートに高雄車站で降ります。そこは台湾鉄道(台鐵)高雄車站があり、東西に延びる建国三路をまっすぐ7~8分ほど歩くと到着します。
一度高雄には泊まったことがありますが、当時はMRTなんてものもなく、駅前が大きく変わっておりました。方向感覚もわからないので、空港で仕込んできたsimを頼りにマップで歩きます。
まあ、駅近というわけです。もっとも、そういう場所を選んだのですが。
<客室>GR DIGITAL
フロントには女性の係が常駐してます。多少の英語を理解し、話します。高雄変わりましたね。以前は日本語を話す人は多少いましたが、英語となるとほぼ話さなかったような。これはコンビニなんかでも同じで、悠遊カードを購入したり、チャージするときなどのコミュニケーションを伴う場面でも英語で対応してくれます。セブンなんかは入口を入ると「ハロー」の挨拶ですね。
ま、庶民の食堂なんかではダメなんですけど。でも注文票があるので困りませんが。
で、その係にバウチャーを渡すとキイと翌日の朝食券をくれました。部屋は最上階の11階角部屋。窓からは中学校が見えました。
<テレビと物置>GR DIGITAL
テレビはほとんど見ませんが液晶画面の地デジ対応型。でも、台湾製のようです。もしかしたら大陸の製品かもしれませんが。
台湾旅行経験者はわかると思いますが、このテレビでは怪しいプログラムは流れませんでした。泊まったすべてがそうです。
<ミネラルウオーター類>GR DIGITAL
物置の上にこんなものが。
右の2つがフリー飲料水です。ストローを指して飲みます。左の紙コップですがティーバッグが入れてあります。でも、電気ポットはないんですね。実際見て確認はしなかったのですが、1フロアにウォーターサーバーがありました。もしかしたらここで、熱湯を調達できたかもしれません。
<洗面セット>GR DIGITAL
シャンプーにリンス、歯ブラシです。ダブルの部屋なので2人分。「衛生毛巾」というものがわかると思いますが、ここに化学繊維の使い捨てタオルが入っていました。手を拭く程度のもので、乾かしてまた使用できます。もしかして、台湾人はこれで身体を洗ったりするのかもしれませんが。以前はなかったような気がします。
<サンダル>GR DIGITAL
今回すべての宿で同じタイプのサンダルが付いていました。色まで同じですよ。
<鏡台兼デスク>GR DIGITAL
ここでブログ更新作業を行っていました。コンセントはドライヤー用のものを外しました。ちなみに、ドライヤーまでがすべての宿で同じものでしたね。
ベッド脇にもいくつかコンセントがあり、ここでカメラやスマホの充電を行いました。ちなみに台湾ではコンセント形状も日本と同じですし、110V、60Hzなので日本の家電製品もそのまま使えます。
<浴室>GR DIGITAL
清潔感ありますね。バスタオルは2枚ここにありました。バスタブはなくシャワーのみですが、これはいつものこと。問題ありません。
ちょっと尾籠な話になります。台湾ってトイレの配水管が詰まりやすく、トイレットペーパーを便器に流さないようにというのが定説です。ホテルなどでもそのあたりをしつこく注意喚起していました。
でも特にその手の注意はなかったです。公衆トイレなどは相変わらず脇のゴミ箱に使用後のペーパーを捨てるようですが。使用後のペーパーと同居するっていやですよね。試しにちょっとだけ流してみましたが詰まることはありませんでした。表記がない場合は流せるんじゃないでしょうか。ワタクシの場合、タイ・インド式なので関係ありません。
WiFiもばっちり。ま、例によってココログのコメントは書き込みできないですが。
ひとつ問題がありまして、洋服ダンスやハンガー掛けがないんです。でも、針金で作られたハンガーが2つあって、ひとつはエアコンの吹き出し口(天井)に引っかかってました。
上着は窓の出っ張りにハンガーで引っかけ、大物の洗濯物(シャツの下に着る下着)はエアコン吹き出し口からハンガーで引っかけ、その他の洗濯物(下着パンツと靴下)は浴室で干しました。
ちなみに高雄の夜はそれほど暑くなく、部屋はエアコンをかけなくてもまあ快適です。こんな状態で翌朝には洗濯物はほぼ乾いていました。でも、ちゃんと干すところが欲しいぞ。
<食券の朝食>GR DIGITAL
食堂は地下です。最初食べるつもりもなかったんですが、ものは試しと。お粥や白飯、素菜のおかずが中心です。パンもトーストに対応してました。
けっこう宿泊者の多いホテルで、お皿がなくなる場合があり、そのときは紙皿を出してくれます。
Agodaで1泊あたり2200円程度でした。高雄車站近辺にはこの手のホテルがゴロゴロしていますね。高雄に戻ってきたときも同じようなホテルに泊まりましたが、個性はわずかに変わります。
ここ、Agodaでは英語名が出るので「Jin Hui Business Hotel」。漢字表記が「金暉商務大飯店」。Googleの地図で場所を検索したら「金輝飯店」でした。外観の画像では見えませんが、駐車場の案内では「金輝大飯店」だったかな。
他のところも「大飯店」「旅店」などなどしばしば名前が変わるところもあります。あまりそういうことにはこだわらないのが台湾式かもしれません。
今日の台湾人
<臭豆腐屋台>K-7/DA21mm
購入したのでその場で撮ってみました。臭豆腐ってちょっと離れたところでも匂いでわかるんですが、食べるとあまり匂いが気になりません。台湾版ドリアンのような存在でしょうか。
あの匂いですが、ちょっと発酵した汗の匂いに近いのではないかという気がします。
通りがかりのツーリストに匂いが移ることはまずなさそうです。でも、何時間も臭豆腐と相対するこの人たちは匂いが定着しないのかどうか気になるところです。
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コメント
女性の場合、毎回紙を使うわけですが、
私は旅行中、1,2回は絶対に日本と間違えて紙を流してしまいます…
習慣がないので、ついつい。
ゴミを回収する人だって、これないほうがいいと思うんですけれどねぇ~
投稿: prego | 2017年1月13日 (金) 08時58分
pregoさん、こんにちは。
ついやっちゃいますよね。
台湾以外でも「バケツに」という国はあって、たとえばメキシコなどです。
「配水管」が原因とはいわれるものの、ペーパーの質なんじゃないかと思ってました。
やっぱり同居は嫌ですねん。
かつてはビニール袋にまとめて捨ててたこともありました。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年1月14日 (土) 01時42分