やっぱり雨季は見えないな
<ポカラ>K-7/DA21mm
今から6年前の話です。2011年、震災のあった年、インドからネパールへと抜けました。
コルカタ-ブッダガヤ-ヴァラナシー-スノウリ-ポカラ-カトマンズというルートです。もう騙され続け、最後のだめ押しがスノウリ。それでも体調が回復したので、バスでポカラにたどり着きました。もともとバスしか移動手段はありませんが。地元のネパール人やチベット人が乗り合うローカルバスです。
けっこうキツイ移動でしたが、途中の眺めは素晴らしかったです。タライ平原から標高約800メートルのポカラへ。あまり大したことはないと思われそうですが、この間に山々が連なり、アップダウンを繰り返しながら徐々に標高を稼ぐ移動でした。
標高800メートルのポカラですが、実はカトマンズよりも標高が低いです。しかし、ここは標高6000~8000メートルのヒマラヤが一望できるところです。特に乾季の日本の冬に当たる季節は素晴らしい眺めとなります。
それを期待したのですが、雨季の8月は少しだけヒマラヤの影がちらつく程度でした。
<トリブバン国際空港>K-7/DA21mm
ついにネパールを去る日が来ました。陸路の移動でしたが、カトマンズからはバンコクまで空路での移動です。
<バス移動>K-7/FA50mm
タイ国際航空のチェックインを無事済ませ、いよいよ搭乗です。でも、バス移動なんですね。ここで列を作りますが、空いている方の列に付くと、「男女別」といわれ、長い方の列に付き直しです。
しかも、タラップへと移動しているときに航空機を撮ろうとすると、兵士に制されました。
<さらばカトマンズ>K-7/FA50mm
でもラッキーなことに、隣に誰も来ない席でした。すかさず窓側に移動します。
ずっと以前、乾季にネパールに来た時を思い出しました。窓越しに見えたヒマラヤが凄かったんです。いくらなんでも、雲の上に出てしまえば雨季でも見えるのではないかと。
<雲>K-7/FA50mm
カトマンズは盆地で、水平飛行に移るまで時間がかかります。カトマンズ近郊の眺めはこんな感じです。雲だらけ。
そして、カトマンズはものすごく煙っていました。排ガスがたれ込めているようでした。
<水平飛行>K-7/FA50mm
ようやく水平飛行です。でも、見えません。なんてこった。やっぱりネパールは乾季ですよ。
日本の冬に当たりますが、カトマンズはともかく、ポカラくらいになると、防寒着などを着ていると汗ばみます。確実に同時期の東京より暖かいです。乾季はオススメ。
<機内食>GR DIGITAL
しょうがないので食い気に走ります。お、カレーですね。
<拡大>GR DIGITAL
右側がジャガイモとインゲン。左側が鶏肉です。そしてご飯はカレー味。
ダルバートタルカリとカレーの中間みたいな感じです。これ、かなり美味しかったです。タイ航空での一番美味しかったものかもしれません。
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コメント
スノウリの騙され話を聞いておけばよかった(^^ゞ
そういえば強盗みたいなもいるとか・・・・
投稿: kimcafe | 2017年5月14日 (日) 11時14分
kimcafeさん、こんにちは。
昨日はお疲れ様でした。
自宅も工事完了しており、何よりです。
ヴァラナシー-スノウリですが、ポールトラベルとあとひとつ別の会社がバスを運行していたと思います。
もうひとつには当たっていないのですが、まあ、どちらも似たり寄ったりでしょう。
スノウリの両替率がひどく悪いです。
ポールトラベルではネパールではインドルピーが使えないからといって、ドルに換えるようなことをいってきます。
これも怪しいです。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年5月14日 (日) 13時48分