パリでインド料理
<ユーロ紙幣>GR DIGITAL
ヨーロッパは物価が高いです。それでもユーロ導入前はそれほどでもないという感じがしたものですが。導入後、一気に物価が上がりました。それぞれの国で物価が異なるものをひとつの通貨で統一する。そこは無理があるってものです。
フランスはホテルが安く食費は高いといわれています。イギリスはその逆。でも、最近はどちらも高騰してます。5ユーロ紙幣が見えますが、これでも1000円近くします。
<パパド>GR DIGITAL
ナシオンの近くにインド料理屋がありました。タイ料理もどきに続き、エスニック料理となりますが、フランスのインド料理の実力を調査することにします。
インドでは高級レストランでしかあり得ない白いテーブルクロスです。まずは水とパパドが置かれました。客はそこそこ入り、インド人もいます。
<ラッシー>GR DIGITAL
飲み物はラッシーです。やや薄いですが、味はいいです。
<シークケバブ>GR DIGITAL
ヨーグルトにつけたミンチ肉を串に刺し、タンドリー窯で焼いたものです。各種スパイスが混じっていて美味いです。
<チャトニ>GR DIGITAL
チャトニも出されました。ワタクシ、この時点でインドに2回行っているのですが、まだこのチャトニの使い方をよくわかっていませんでした。肉にちょっとつけてみましたが、すぐに下げられてしまいました。
南インドではチャトニをティファンなどにつけて味わうのですが、肉にも同じようにつけるのかわかりません。とはいえ、これが出るということは本格的ということです。
<魚カリー>GR DIGITAL
まろやかです。肉を前菜にしたので、魚がメインです。ちなみに店名はパンジャブというところです。
<ナーン>GR DIGITAL
まだ、ライスを手で食べることには抵抗があったので、ロティにします。
<ピラフ風ライス>GR DIGITAL
ところが、こんなご飯が付いてきてしまいました。とても食べ切れません。ナーンは食べきりましたが、ライスは半分ほどでギブアップです。
<ソルベ>GR DIGITAL
まあ、インドにもシャーベットはあるでしょうが、完全にフランスのデセール(デザート)ですね。
<お勘定>GR DIGITAL
こういうところからもろインドでございます。
まあ、考えてみれば、インド料理をインド人以外で作っていたらフランス人でなくとも「えっ?」となるでしょう。
東南アジアの料理だったら、範囲を東アジアに広げても奴らには区別できますまい。
フランスもわずかではありますが、インドに植民地を持っていましたから、インドから直でインド料理が入り込んできたと思われます。
イギリスはもっと多くのインド料理店がありますよ。
ちなみにこの店ではインド人客も手食いをしていませんでした。料金は25ユーロほど。まあ、妥当かも。本国では半額以下のはずですけど。
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コメント
ユーロ圏は確かに物価が高い気がしますが、大きく影響するのはやはり為替の影響ですね。
この料理が25ユーロということは今の為替で3000円ほど。
もし日本でこれぐらいのお料理でしたらやはりそんなもんでしょう。
ということは実感として今の為替レートは適切。
ただ牛丼やラーメン屋という手頃な外食が欧州にはないんですね。
スクムビット
投稿: スクムビット | 2017年7月 1日 (土) 20時21分
ヨーロッパは外でキチンと食べると本当に高いですね。東南アジアの屋台文化がいいなぁと実感する今日この頃です(笑)。
投稿: おりんぴあ | 2017年7月 1日 (土) 23時31分
スクムビットさん、こんにちは。
最近アジア、特にタイでも物価高を実感します。
やっぱり安いほうがいいです。
ロンドンとパリにはラーメン屋がありますが、かなり高いです。
安く上げるにはフィッシュアンドチップスかドネルですかね。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年7月 2日 (日) 00時54分
おりんぴあさん、こんにちは。
その屋台がバンコクの一部ではなくなりつつあるとのこと。
これまた悲しいですが。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年7月 2日 (日) 00時56分