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2017年7月29日 (土)

旅のための準備

かすてら音楽夜話Vol.45

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<メコン>K-7/DA15mm

画像はタイじゃないんですが、パクセーあたりのメコンです。

荷物はあとパッキングするだけとなりました。順調すぎて恐いくらいです。

旅をすることに何ら疑問はないのですが、最近の20代、30代あたりは、旅に出ずに居住地の近辺でじっとしていて、その日の暮らしの中で何か楽しいことがあればそれでよしとする傾向があるようです。

「いい年して旅なんかしやがって」みたいにたぶんこちらのことを思っているんでしょう。

まあ、いわせておきましょう。

就職のセミナーあたりでも、何もしない人とある程度のスパンを持って旅をしてきた人、どちらを採用するかというと、旅行業界あたりでは旅の経験を持っている人を取ると話したそうで、すると学生から「えー」という声が上がったそうです。

何人も旅に出ろと過激なことは申しませんが、せめて好きなところに出掛けるくらいは冷めた目でなく、ごく普通に見守っていて頂きたいです。

週明けから行ってきます。

さて今回はタイだけです。もしかしたら1回くらい国境を越えることもあるかもしれません。でもすぐに戻りますね。

スクムビットさん曰く「今回は冒険心があまりないね」。バンコクを基点に他の国を回ってくることも考えましたが、イサーンも久しぶりなので。考えてみれば、長旅でタイだけを回るというのも初めてです。

他の地域は次年度以降。そのとき世界はどう変わっているかですね。また、自分の環境もどう変わっているか。

ともかく、佐野元春の「国のための準備」という曲を旅立ちの景気づけにさせて頂きます。

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2017年7月27日 (木)

イサーン

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<コラートの市場>K-7/DA21mm

いよいよ旅が近づいてきました。ほぼ準備はOK。あとは荷物を作るくらいです。

今回の旅は、少なくとも鉄道に4回は乗ります。BTSやMRTじゃなくて、タイ国鉄です。

バンコクからイサーンへ。

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<コームーヤーン>GR DIGITAL

そして、こういう料理も待っているのです。

ガイヤーン、ソムタム、ラープ、ネーム。いずれもイサーン料理。これらの料理はスパイシーには違いありませんが、そうめちゃくちゃ辛くはありません。

激辛なのはごく普通の料理で、油断するとプリッキヌーが刺激します。

ウボンのクワイジャップ・ユアン(ベトナム風クワイジャップ)とか、沢ガニ入りのソムタムなどもありますね。

バンコク以外はいずれも2泊ずつですので、ある程度余裕を持って回れます。鉄道チケットは確保しましたし、それ以外はバスとなりますが、こちらも掌握済みでいずれもルートが通じていることを確認しています。

明日出発ではないので、まだまだ準備期間はあるんですが。

持参のカメラは新規参入のPENTAX KPにいつものRICOH GR DIGITALです。レンズはDA18-50mmとDA50-200mm。一瞬Go Proのようなウェアラブルカメラにも食指が動きましたが、こちらは次回以降の課題としましょうか。

タイのド田舎といわれたイサーンですが、いまやネットでつながっていますから、現地での情報収集も問題ありませんね。宿泊する宿も予約済みで、どこもWiFi完備です。

それに、タイの地方は宿泊料が安いんです。500バーツも出せばけっこういい水準のところに泊まれます。もっと激安のところもあるんですが、それは最近幅をきかせつつあるドミトリーのあるホステルです。1泊くらいならいいんですが、これを1週間も続けるつもりはないので、いずれも個室でシャワー・トイレ完備の部屋ですね。

まだ数日あるので更新は数回行います。ではまた後日。

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2017年7月24日 (月)

バーン・タムで壮行会

22日の土曜日、我らがkimcafeさんの壮行会(日本版)が行われました。

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<伝説の調理人タムさん>GR DIGITAL

場所は大久保交番近くのBaan Tamでございます。このために8人が集まりました。

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<巨匠のクルタ姿>GR DIGITAL

颯爽と現れたこの夜の主人公です。退職されてもう恐いものなし。ワタクシがインドで購入し、差し上げました長袖のクルタを着て登場です。こういう風に実際に着用してもらえると嬉しいですね。

ちなみにワタクシはバティックを着用していきましたが、職務質問とかにはあっていません。

ちなみに眼鏡も新しいものに替えられまして、フレームのところにはありがたいお経が彫りこんであるとか。

もうこれでばっちりです。インド・ネパールに3ヶ月滞在されても大丈夫。

さて、料理の方はなにしろ11品もあるので、印象に残ったものだけ紹介させて頂きます。

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<ソフトシェルクラブ唐揚げ>GR DIGITAL

タレを付け、パクチーをのせて食べるとアローイでした。

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<赤いルビー(魚)の塩焼き>GR DIGITAL

魚がなんだかわからないのですが、ティラピアあたりでしょうか。これをそうめんのような麺とともにいただきます。カノムチーンではないと思うのですが。タレはけっこう辛めです。

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<チューチークン>GR DIGITAL

エビを唐揚げして、レッドカレーをかけたものです。知ってましたが初めてです。これは美味かった。

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<ナマズのラープ>GR DIGITAL

これまた最高です。手前にハーブ類がありますが、これにくるんで食べるとアローイです。キャベツにくるんでもいいですね。それにしても、あまり日本ではナマズ自体を販売してないと思うんですが、どこから手に入れるんでしょうか。

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<イサーン風モツ鍋>GR DIGITAL

ここの料理はレベルがかなり高いです。タイでもなかなかここまでの味は出せないかもしれません。そして、かなりの料理数でこのモツ鍋はあわやキャンセルになるところでした。

実はワタクシがリクエストしたんです。結局は出ることになりました。丸いのは肉のルークチンです。たぶん鶏肉でしょう。大量のパクチー。豚肉。そしてモツ。おまけに麺も入っています。センレックではないかと。

スープもよかったです。ちなみに火鍋状になっていますが、小型のコンロで熱しています。

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<PUNCH>GR DIGITAL

約2時間。美味いものを食べ、語り合い、ありがとうございました。その後、一部のメンバーはマラコーに繰り出したことはいうまでもありません。

ワタクシもエレカシを3曲やらせて頂きました。

kimcafeさん、これだけの人たちに門出を祝ってもらうとは人徳ですね。

なお、壮行会はこれで終わりではないようです。なんでも来月またやるそうですよ。もうフェアウェルツアーですね。詳細はkimcafeさんのブログかfacebookで確認してください。

じゃあ、kimcafeさん、この続きはバンコクでお願いします。お元気で。

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2017年7月20日 (木)

香港の沢木氏ダイジェスト

深夜特急の足跡を追うVol.27

ますますネタがなくなってきました。枯渇の一歩手前です。

古い写真でひとつひねり出しました。

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<ロールスロイス>K-7/DA21mm

香港はその面積の割りにロールスロイスなど、希少な超高級車が頻繁に目撃できるところです。人口比にして台数がかなり多いらしいです。それだけ破格の金持ちがたくさんいるかららしいですが、中国が介入してきてその構図は変化が出てきましたかね。

余談です。やはり超高級車を製造するイタリアですが、街中でフェラーリ、ランボルギーニ、マセラッティなどほとんど見かけることはありません。

で、こういうクルマが止まっているところは、泣く子も黙るペニンシュラなんです。

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<ペニンシュラ>K-7/FA50mm

何たってホテルという名称がつきません。「The Peninsula」。ただそれだけです。不遜すぎます。

シンガポールのラッフルズもペナンのイースタン&オリエンタルもホーチミンのマジェスティックも「ホテル」が付くんですよ。「ホテル」が付かなくとも、バンコクのマンダリン・オリエンタルなんかは複数の言葉で名称が成り立ってます。同じようなところはバンコクのスコータイだけかも。「The」も付きませんね。

さて、ここで沢木氏はレセプションに近づき香港の地図をもらいました。一応、「フリー?ただ?」ときいたところが旅の第一歩である香港ともいえましょう。

1年以上もの長旅に出るのに、ガイドブックがありません。あるのはアジアやヨーロッパの地図が数枚。ま、考えてみれば、当時のガイドブックは使い物にならないし、それも全部用意するとなると、とんでもない荷物になりますから、至極当然ですね。

さて、ここはロビーでアフタヌーンティを頂くことができます。ワタクシも不遜にも頂いたことがあるのです。凄く前だったので、値段は忘れました。今なら数千円単位するんじゃないでしょうか。もったいない。

そのロビーにいると、オーケストラがバロック音楽などを流します。CDなどの効果音ではなく、ロビー上部にあるテラスのようなところで実際に楽器を持った人たちが演奏をしているのです。アフタヌーンティを頂くところからは見えませんが、ある角度からは手の動きなどがわずかに見て取れます。

いやー、なんて不遜なところなんでしょう。泊まってみたいけど、絶対泊まらないでしょう。

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<YMCA>K-7/DA21mm

こちらは、そのペニンシュラの隣にあるYMCAです。重慶マンションに1泊した沢木氏はここで1泊の値段をきき、どうしようかと思っていると、欧米系のバックパッカーから部屋をシェアしないかと提案されます。

でも、結局は泊まることはありませんでした。

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<YMCAのレセプション>K-7/DA21mm

YMCAと名乗りながらも、相当なホテルです。おそらく世界各地にあるYMCAの中でも最も高額なのではないかと思います。

YMCAはかつて油麻地にもありました。そちらの方がこの尖沙咀のYMCAより安く、手軽に利用できました。ワタクシも2度ほど利用したことがあります。でも、そちらはYMCAであることをやめて、普通のホテルに変わり名称も変更されています。

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<路上で文字を書く人>K-7/DA21mm

重慶マンションのあたりには、路上にチョークで美しい文字を書く物乞いがいたそうです。

ここは香港島の巨大歩道橋の一角です。もちろん直接文字を書いてしまったら、排除されてしまう可能性があり、この人はシートの上で文字を書いています。

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<廟街>K-7/FA50mm

沢木氏はここに偶然入り込み、入り浸ることになります。大沢たかおもロケをしていました。沢木氏の時代は香港のガイドブックには「危険なので行くべきではない」などと書いてあったそうです。

まあ、まともに取材していない証拠ですね。当時は健在であった九龍城の方が無法地帯で黒社会の人たちが跋扈していたはず。

沢木氏はおそらく1ヶ月以上香港に滞在していたようですが、新界方面には行かなかったようです。

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<アバディーン>K-7/DA21mm

そのかわり、香港島の香港仔に行き、水上生活者の子供たちと遊んだりしました。今は再開発され、面影もありません。

26歳でしたから、毎日が発見、毎日が驚きだったんでしょうね。

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2017年7月18日 (火)

スクムウィットソイ11あたり

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<伊勢丹前>K-7/DA21mm

あと半月、もうちょっとの我慢で非日常の世界へと旅立てます。

さて、ワタクシはバンコクにけっこう泊まっているんですが、同じ宿に戻っていくということがあまりありません。一時期Centrepoint系列にはまりかけたことがありましたが、あそこはやはり高額で、やはり地獄のような環境から社会復帰する前に泊まるというのが正しい使い方かと。

てなことで、今回もあちこちの宿を渡り歩く放浪生活です。

つまりは結構な数のバンコクの宿を知っているわけです。でも、ある一定条件があって、場所がスクムウィット通り近辺と決めています。もちろんおわかりのように、BTSとバスがすぐ乗れるためです。

一度、フアラムポーン駅の直近に泊まったことはありますが。

そのスクムウィットでも、ソイの偶数側が多いんです。理由は自分でもわからないですが、なぜかそうなってしまいます。

前振りが相当長くなりましたが、今回はソイの奇数側に泊まった話です。

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<客室>GR DIGITAL

このホテルにはタイ南部のチュムポーンから到着しました。長距離バスでサーイタイに到着します。交通手段はタクシーだけなので、そのままやってきました。

でも、運ちゃんはホテル名がわかりませんでした。ソイ11は理解したみたいです。けっこうツアー客が利用するところで、かなりの客室数があるところなんですが、ソイに入ってすぐのところなので、自分で誘導しました。

もうおわかりでしょうが、アンバサダーです。こうしてみると、木のフローリングだし、ちょっといい感じのブティック風ホテルにも見えます。でもテレビは旧式ですね。2011年のことなので、タイでは液晶テレビはまずありません。

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<備品類>GR DIGITAL

こうしてみるとあまり広くありませんね。

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<有線LAN>GR DIGITAL

WiFiはありませんでしたが、有線LANケーブルが用意されていました。

docomoという文字が確認できると思います。これが曲者で、インターネットは思う存分楽しめますが、ブログ記事を書いて更新しようとすると、どこかへ飛ばされてしまいました。

つまり、ドコモがこのホテルのサーバーのメンテナンスを請け負い、ネットとメールは使えるものの、妙なアップロードをしようとするとセキュリティがかかるのです。何かをダウンロードしても同じでしょう。

これでは使えないので、時間のあるとき、隣のソイのカフェに行きブログを更新したほどです。

この時はバンコクの宿を予約していたものの、チュムポーンから予定通りに到着するかわからないような状態でした。やきもきです。それで、無事到着し、近くの居酒屋で飲食した後部屋に戻ると、すーっと意識がなくなるような感覚で眠り込んでしまいました。

そのためか浴室の写真がありません。ま、間違いなくバスタブ付きで、トイレにはノズルが備わっていました。

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<朝食>GR DIGITAL

当然朝食付きです。ビュフェでなんでもありますが、はっきりいって美味しくありません。ナナホテルのビュフェも同様で毎日同じですが、少しは美味しいです。テーブルにタイ風の醤油が置いてあったりしますし。ここはないんですよ。半端です。

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<プール>GR DIGITAL

誰もいません。まあ、ツアー客ばかりですから。

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<移動式旅行代理店>K-7/DA21mm

アンバサダーの近辺にはこうしたトラック改造型の店舗がけっこうあります。

ソイ11あたりにはバックパッカー向けホテルはあまりないのですが、スクムウィット通りを越えてソイ4あたりからファランがやって来るようです。

確か移動式のバーガー屋台や同様のモヒートバーなどもあったと思います。

常設の店舗では、アメリカンブレックファストを99バーツで提供するジャーマンビアハウスがあったりします。99バーツといいながら、100バーツ札を渡すとお釣りが帰ってこなかったりしますが。直近の情報では朝食150バーツです。

また、閉店してしまいましたが、居酒屋風の日本食レストラン、卯月もありました。

インド料理屋も多く、インド人経営のテーラーもありますね。

スペイン風のバルもあったような。かなりの多国籍地帯です。

そうそう、スクムウィット道りに面した屋台(衣料品などが多い)あたりで、「写真カイマセンカ?」という客引きも出没することを付け加えておきましょう。

<2017/07/19付記>
軍事政権の屋台規制策によって、現在の景観は多少変化しているようです。

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2017年7月16日 (日)

タイ国鉄を予約する

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<チェンマイ行きディーゼル急行>K-7/DA21mm

ようやく半月後の旅が現実味を帯びてきました。

何となく旅のルートは決めていたのですが、昨日の夜にEチケットの印刷、すべての宿の予約を完了しました。

イサーンを回るというのは変わりませんがルートはここではあかしません。間違いなく、旅の最中に1日1回の更新をいたしますので、そのとき明らかになります。

んで、今回はできればタイ国鉄を利用して回ろうと考えていました。今年からタイ国鉄はオンライン予約ができるようになって、一度アクセスしやり方などをおさらいしていたときがありました。

本日アクセスしてみると、ページが開きません。

いろいろと検索して、Thairailwayticket.comというページでできることがわかりほっとした次第です。

やり方はアカウントを取って、行き先と列車を検索します。座席指定もできます。すべてが完了したら、支払いです。クレジットカードが使え、返信されてきたメールの添付ファイル(PDF)がチケットになりますので、これを印刷すればOK。

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<タリンチャンの鉄橋>K-7/FA50mm

これでほぼ準備は完了です。あとは、行くだけ。

今まで、タイ国鉄には割と乗っていると思いますが、長距離というのがそれほどないんですね。

せいぜいフアラムポーン-ピッサヌロークくらいです。というのも、これまでこんな便利なシステムがなく、すべて窓口購入だったからですね。

ま、上級列車を取ったことになりますが、なんと、このサイトはローカルの3等まで購入できます。ま、それはオンラインである必要はなさそうですけど。

ちなみに、3等のローカル列車はタイ人は無料みたいですから、結構混むかもしれません。

んではまた。

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2017年7月15日 (土)

頂き物

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<トゥクトゥク>GR DIGITAL

あのタイフェスティバルから約2ヶ月。

そこで配布しているのが無料のサンバイザーです。

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<ティルバンナマライ>K-7/DA16-50mm

南インドに行った際、持参いたしました。帽子がわりなんですが、行きずりのインド人から声がかかるのを待って物々交換仕様というもくろみもありました。

ですが、ある日被ろうとしたら破けてしまい、捨てることになりました。

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<ビアシンサンバイザー>GR DIGITAL

夏の旅も近づく今日この頃。大きめの封筒が届きました。ビアシンサンバイザーです。

trintrinさん、いつもありがとう。

インドに行く直前、代々木で頂いたサンバイザーを「予備に」と届けてくれました。そして今年も。これは持参するしかありますまい。

コンタイはインド人ほど気軽に外国人に話しかけたりしないでしょうが、交換できたらまあよしとしましょう。交換できなくとも、いい想い出になるかもしれません。予備も持参しましょうか。

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<各種サンバイザー>GR DIGITAL

今年のが一番左です。そういうワタクシはタイフェスではビアチャーンサンバイザーをもらっていたのです。

作りはビアシンの方が丁寧かな。そして今年のものはちょっとばかり強めのイエローです。

ああ、あと半月。

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2017年7月11日 (火)

明日に向かって走れ

かすてら音楽夜話Vol.44

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<バンコク>K-7/DA21mm

ここのところ人の退職話を耳にします。

ワタクシもビジネス上の半ばパワハラめいたプレッシャーを受けることもあり、何度やめてやると思ったことでしょう。

ま、それはともかく、長年夢に見た長期のバックパッカー生活、そして長期の旅に向かわれる人もいるわけでして。ちょっと羨ましかったりします。

きくところによると、カオサンで憧れのバックパッカー生活のあと、インドに飛び、サドゥーと交流したり、ブッダの足跡を追ったりするそうです。

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<ヴァラナシー>K-7/FA50mm

そしてネパールでは山間部を歩き、ヒマラヤと一体化する。

戻ってくるのは3ヶ月後だとか。

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<ポカラ>K-7/DA21mm

でもまたしばらくしたら、旅立たれるそうで。

この曲のように、難関に立ち向かってください。

ということで、エレファントカシマシ、「明日に向かって走れ」でした。

エレカシ最大のヒット曲「今宵の月のように」を含むアルバム『明日に向かって走れ-月夜の歌』のオープニングを飾る曲です。

ミヤジ、若い。20年前ですから。

ええ、ワタクシがことあるごとにエレファントカシマシやら宮本浩次やら呟いているものですから、ブログのコメンテーターのある人はファンになってしまったそうです。

「桜の花、舞い上がる道を」じゃなくてすいません。ワタクシ的には「翳りゆく部屋」がベストだと思っているんですが。

6年前のインド・ネパール国境を越えたスノウリという何もないところでの記事「スノウリの退屈」で「翳りゆく部屋」を取り上げました。でも、エレカシのオフィシャルYouTubeの映像でもなく、かなり著作権にうるさいと思われる松任谷由実の原曲でもあることからか、貼った映像は削除されてしまいました。

ところでミヤジは幼少時に東京少年合唱団に所属していて、当時からかなりの歌い手だったらしく、レコードをリリースしているんです。

その他、中国茶に凝るあまり、中国語会話をラジオで習い、中国や台湾に出向き急須をコレクションする傾倒ぶりもあります。

古墳や古地図が好きで、江戸時代そのものみたいな生活をするあまり、火鉢に囲まれて暖を取っていたら、一酸化中毒になっていたとか。

信用していた人に有り金すべて(30円だけ通帳には残っていたとか)持ち逃げされ、高級マンションを引き払い、愛車のポルシェを売り払う羽目になったりと、エピソードには事欠かない人物です。

でも、この人はいつでも前向きですね。そういうところはワタクシも見ならいたいです。でも、実生活や仕事では無理そうなので、せめて旅に関しては前向きでいたいです。

なんだかとりとめのない文になってしまいましたが、これからの自由人生活を思いっきり楽しんでくださいませ。

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2017年7月 9日 (日)

ジョグジャのIbis

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<世界遺産ボード>K-7/Sigma20mm

ジョグジャカルタに到着したとき、ジョグジャの宿を3泊取りました。

ジョグジャカルタ駅の旅行案内所で安宿を取りました。そのついでですがボロブドゥールに行きそこで泊まりたかったので、駄目もとで遺跡内にあるリゾート、マノハラも取れるかときくと、できたんです。

行ってみると、1泊だけだったのでもう1泊延長し、ついでにジョグジャに戻ったときの宿も予約してもらいました。電話代とかけっこうセコイことをいいます。それでも、Ibisが取れました。

これまたついでにジョグジャに戻る手段として、クルマも予約です。

ともあれ、ボロブドゥールまで行くとその先というのがなく、ジョグジャに戻るしかありません。

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<ジョグジャ市街>GR1s

ともあれ無事にジョグジャに到着。そのままチェックインです。

ですが、ジョグジャからバリ島までのエアチケットを受け取るため、すぐに安宿街のプラウィロタマン地区へと急ぎます。けっこう距離があるんですよね。

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<客室>GR DIGITAL

イビスに泊まるのは3回目です。以前の2回はモロッコです。カサブランカとフェズ。

それ以前、スペインやポルトガルでイビスのホテルはよく見かけていました。ヨーロッパあたりではバジェットホテルみたいな感じです。モロッコでも、かなり簡易な作りで、バジェットホテルであることには違いありませんでした。

アジアのイビスはどうなのか。おお、中級ホテルです。ここにしたというのは、WiFiがあるということが確実にわかっていたからなのです。でも、チェックインの際にWiFiは不調でこの日は使えないといわれました。良心的といえば良心的ですが、がっかりです。

「そのかわり、隣のビルのマリオボロモールではフリーですよ」との言葉に、そこで夕食を取り、記事の更新をしたものです。いや~今ならありえんな。

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<浴室>GR DIGITAL

やや狭いです。でもまあ、1泊だけだし。

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<シャワー>GR DIGITAL

これまた狭いんですが、ガラスの仕切りです。狭くても機能重視というのが、アジアのイビスなんでしょうか。

その後、イギリスと香港のイビスに泊まりました。バンコクのイビス、ナナあたりが格安なんですが、ちょっとチェックしてみようかな。

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<バッソ屋台>K-7/Sigma20mm

朝食は付いていたはずなんですが、バリ島行きの便がかなり早く、食べていません。空港で食べましたけど。

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2017年7月 7日 (金)

買いました

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買うぞ買うぞといいつづけてきましたが、ついに購入いたしました。

PENTAX KPというデジタル一眼レフです。

2010年購入のPENTAX K-7の後継機種となります。K-7では、14回の旅に持ち出し、17の国と地域の風景と人物を切り取ってきたことになります。

それ以前のフィルムカメラ、PENTAX MZ-3は外装がほぼプラスチックでしたが、だいたい7年くらいで少し動作が怪しくなってきています。K-7は外装が金属なんですがやはり昨年くらいから各パーツの動きが渋くなってきまして、たぶん今年もだましだまし使えば大丈夫なんでしょうけど、新しいものに手を出すことにしました。

だいたい暑い地域を旅するとですね、ストラップなどを伝って汗がボディにかかってくるんです。K-7は防塵・防滴仕様ですが、汗を拭き取っても長年の連続使用によって汗が乾いたあとの塩分が各パーツの隙間に入り込んで固まってくるものと思われます。

ま、いってみたら、旅の最中も終わってからもまともなメンテナンスはしてないってことですが。とはいえ、よくぞ酷使に耐えたと思います。

本当は真の後継機種であるPENTAX K-3IIあたりがよかったのですが、このシリーズが今のところ出ていないのでしょうがないです。バッテリーの様式も異なり、予備バッテリーも購入しました。おまけにclass10のSDHCカード64ギガも購入です。

Imghdpentaxda1850

こんなレンズもちょっと前に購入済みで、次回の旅はこれとDA50-200mmとの組み合わせでバンコクとイサーンのシーンを切り取ってきたいと思います。

でも、戻ってきたらボディに傷が付き、あちこちが塩を吹いている立派な中古品になっていることでしょう。

とりあえずはお知らせでした。

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2017年7月 4日 (火)

台中のちょっとスタイリッシュホテル

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<台中車站>K-7/DA16-50mm

台南から列車で台中に到着しました。レトロな日本時代に作られた駅です。でも、この横にバスターミナルがあって、バスでもOKでした。

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<外観>K-7/DA16-50mm

ホテルは駅とバスターミナルのすぐ横です。すぐさまチェックインしようとするとまだらしく、荷物を預けます。仕方ないのでちょっと出歩きました。

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<孔子廟>K-7/DA16-50mm

もしかしたら台湾で一番綺麗な孔子廟かもしれません。出歩いたといってもバスに乗りました。

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<校名入りカバン>K-7/DA16-50mm

こういうバッグを持った人もいます。かなり丈夫に違いありません。ワタクシなんざ、クレジットカードのポイントでもらったカバンのストラップ部分が1年で壊れました。そんなに重いものを入れていたわけでもないのに。

何しろ、3年なり6年なり使いますから、1年でぶっ壊れたらクレームも殺到です。

さあ、もういいでしょう。再びホテルに向かいます。

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<客室>GR DIGITAL

達欣精品商務飯店といいます。別名Plaza Hotel。

建物に平日1泊1500元とありましたが、予約サイトで取ったらもうちょっと安かったです。そうでないと困ります。

ベッドはちょっと狭いですが、部屋は広かったです。

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<デスクまわり>GR DIGITAL

WiFiばっちり来ています。台南のビジネスホテルと違って、かなり新しいです。それに白で統一されていて、スタイリッシュかつ機能的です。

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<浴室>GR DIGITAL

まだ新しいです。バスタブにカーテンがありませんが、お湯がこぼれても外にも排水溝があります。

こういうのってアジアならではです。ヨーロッパになると、水漏れしただの、クレームが来ちゃいますね。

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<朝食1回目>GR DIGITAL

朝食付きでした。食堂の階で食べます。ビュフェです。でも、きちんとした皿とトレイです。窪み付きのプレートや使い捨ての皿ではありません。

ライ麦パンをトーストしました。点心みたいなものも取ってきました。ジュースの横の白いものは豆乳です。

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<朝食2回目>GR DIGITAL

翌日は嗜好を替えてお粥と焼きうどんです。サラダもありました。

この食堂ですが、夜にはイタリアンのレストランになります。なので、カラトリーもきちんとしています。

見た目だけでも味を感じますね。

場所も便利です。意外な穴場かもしれません。

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2017年7月 2日 (日)

バンドンの安宿

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<バンドン>K-7/Sigma20mm

7年ほど前、ジャカルタから列車でバンドンに到着しました。

改札を出ますと、客引きが近寄ってきました。実はバンドン駅にはホテル予約のできるブースがあるのです。

でも、この客引きを振り払うのに必死で、駅近くの安宿に逃げ込むように飛び込みます。当時、小型のPC持参になっていて、ほぼ今と変わらないスタイルの旅をしていました。荷物もキャリーバッグだったし。

おまけに、初めてのデジイチを手にしていました。にもかかわらず、入口のジャカルタのみ宿の予約をしただけで、あとはすべて飛び込みです。

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<中庭>K-7/Sigma20mm

見方によっては瀟洒な宿です。Hotel Patradissa。この中庭で朝食を取るそうです。

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<客室>GR DIGITAL

二階に上がります。暑いのでAC付きです。1泊180,000ルピア。ゼロを2つ取ればほぼ日本円となります。2泊で3600円です。

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<備品>GR DIGITAL

部屋が暗いです。窓はあるのですが、向かいの建物が迫っていてあまり陽が差しません。まあ、寝るだけだからあまり関係ありません。WiFiなしです。今ならあるような気がします。

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<浴室>GR DIGITAL

ここだけは安宿チックです。水を溜めるバケツがありますが、これでトイレを流すとかシャワーがないということはありません。

なんか、インドの安宿にそっくりです。

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<シャワー>GR DIGITAL

これでもお湯が出ます。とはいえややコストパフォーマンスに見合わないでしょうか。もう少し綺麗だったらな。

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<朝食>GR DIGITAL

食パン2枚だけ。あとはテマニスという、あまり甘くないお茶が付きます。かなり寂しいです。せめてフルーツくらい欲しいところですが。

2泊で前払い。バンドンは退屈なところでした。2日目は暇を持てあましましたよ。

この時はジャカルタin、デンパサールoutのオープンジョーチケットで旅をしました。当初はジャワ島の東端から船でバリ島入りする予定でした。そんな感じなので、途中の予約はしていないのです。

でも、ボロブドゥールではマノハラという遺跡内にあるリゾートに泊まれました。遺跡が料金不要で見放題です。

結局バリにはジョグジャカルタからチケットを取り、ひとっ飛びしました。今なら全部予約しますね。

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商務飯店はビジネスホテル

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<神農老街>K-7/DA21mm

台南です。レトロな台南とはほぼ無縁なところに泊まりました。5年ほど前のことです。

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<客室>GR DIGITAL

台北から高鐵とローカル線を乗り継ぎ、台南車站に到着しました。予約していきましたが、歩いていけないのでタクシーを利用します。台湾語も話せないので、ドライバーにはメモを見せます。

メモには華茂商務飯店と書きました。ワタクシの汚い文字でも簡単に理解してくれます。

フロントには日本語ができる女性がいました。これは助かります。でも狭い部屋でした。

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<備品はほぼ揃う>GR DIGITAL

テレビに冷蔵庫。電気ポットがあります。狭いですが清潔に保たれています。WiFiはパスワードも教えられましたが、つながりません。幸い有線LANケーブルがあり、こちらでつながりました。

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<浴室>GR DIGITAL

安宿チックな浴室です。例によって使用後の紙はゴミ箱に捨てろという注意書き。それでもバスタブがあります。

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<朝食1回目>GR DIGITAL

朝食付きです。ビュフェスタイルで窪みのついたトレイに自分でよそいます。炊飯器で炊いたご飯にみそ汁。日本のビジネスホテルと同じですね。台湾ではみそ汁はごく普通に供されるようです。

近くの台湾人の親子も取っていました。

そしてパック入りの納豆。これに味付け海苔でもあれば完璧に日本と変わりません。

でもなんか味気ないというか美味しさが感じられませんね。

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<朝食2回目>GR DIGITAL

全部で3泊したんです。この日はお粥にしてみました。だんだん適量がわかってきたんでしょう。

野菜はモヤシです。こういうものを軽く油で和えたような感じのものが多い気がします。サラダがないというところが中華圏なんでしょうか。

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<朝食3日目>GR DIGITAL

最後の日はトーストです。これでもバリエーションをつけてみたのですが、あまり変わらないですね。

セルフでトーストにすると、トースターで焼かなければ行けません。この待ち時間がなんかむなしい。バゲットとかクロワッサンとかすぐに食べられるパンがあればそちらにしたのですが。

ちなみにこの一帯、なぜかローカルの日本風の酒場や食堂がありました。一度眠り込んでしまい、とんでもない時間に起き、夕食に向かうとそれらの店は終わろうとしていまして、ちょっと歩いて、やっている店で済ませた記憶があります。

もうひとりのフロントの若い男性は日本語がダメでした。英語は話しましたが。

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