激辛、北のイムちゃん
プロンポン(Phrom Phong)といえば、エンポリウムに最近できたエムクォーティエがBTSの駅を取り囲むように結ばれています。どちらも高級ブランド品を扱うショッピングモールでアソークやチットロム、サヤームと肩を並べるところです。
また、補足するとプロンポンからトンローにかけては日本企業の駐在員が住居を構えるところらしく、フジスーパーやら東京堂眼鏡などもあります。
こうしたところなので、高級タイ料理店やラーメン屋の看板はあっても、安い食堂は簡単に見つけることはできないエリアでした。
<イムちゃん>GR DIGITAL
ところが昨年でしょうか、そうしたエリアに突如庶民的なタイ料理店が出現しました。それが「イムちゃん」です。
なんと、スクムウィット通りのソイ37の出口(入口?)という絶好のロケーションにあります。BTSプロンポン駅のトンロー側改札からソイの奇数側(北側)階段を降りるとすぐ。
昨年通りかかったのですが、そのときは「ん?」と思ったのです。あとからどんどん情報が流れてきました。これは行かない手はないでしょう。
<ビアシン>GR DIGITAL
元々はソイ37の右側に店を開店させたようです。それが今年あたりでしょうか、ソイ37を挟んで向かい側にも小さなスペースを確保し、ソイを挟むように店が広がっていました。どちらも、入口側の壁はありませんが、屋根があります。エアコンはありません。
ワタクシは右側のソイに近い部分に席を確保しました。メニューを眺めると、できる料理の種類が非常に多いです。その値段は1品60~100バーツ程度です。
素早くビアシンを頼みました。ナムケーン(氷)も忘れません。あとはイカのピリ辛炒めと豚肉のカリカリご飯です。なんとメニューは日本語表記ありです。日本人最優先ということなんでしょうが、いずれも写真と値段の数字付きなので、ファランの皆さんもこの店で食事しています。
<本日の夕食>GR DIGITAL
来ました。やたらと早いです。コンタイは一部の酒飲み以外食事とビールがセットになっている発想がないので、料理を複数頼むとつまみよりもご飯ものが先に来ることもあります。
それに対抗して、どちらが先に来てもビールに合うものを頼んだつもりです。でも、この迅速な対応は、つまみを頼んでから改めてご飯ものを頼んでもいいのではないでしょうか。
この迅速さですが、調理場が2つあることにも関係しているかもしれません。1つ目の調理場はスクムウィット通りの歩道すぐそばです。主に、麺類を扱っているようです。
奥の調理場では炒め物中心みたいですが、調理人の腕がこのような庶民的な店にしては相当いいことと想像できます。客はそこそこはいっていて、席数も相当なものです。これをどんどん調理していくのですから、もしかするとスタッフが複数いるとも考えられます。<誰か確認してください。
<イカのピリ辛炒め>GR DIGITAL
これ、ピリ辛どころか相当辛いです。その後イサーンを歩きましたが、イサーンよりも辛く作ってあるのではないでしょうか。(もちろん辛くない料理もあります)
まずは唐辛子の量が違いますね。プリッキヌーはあまり隠れていなかったようですが、トムヤムにも使う緑のものが見えます。これは極小ナスだそうですが、食べられません。
<豚のカリカリご飯>GR DIGITAL
これも辛いです。激辛といっていいです。豚肉はほどよく揚げられているのですが、これまた使っている唐辛子の量が半端ないです。
辛くてたまりませんが、完食しました。
値段も安いからでしょうか、地元のコンタイも食べに来ています。コンタイも満足する辛さということでしょうか。でも、辛すぎると思いますが。
なんと料金のメモを忘れました。それでも300バーツ行かなかったでしょう。250くらいかな。
イムちゃんなんですが、プロンポンの偶数側(南側)にも店があります。ここほどは大きくありませんが。そして、後日のBTS調査でトンローに出掛けたとき、よく似た店があるなと思っていたところもイムちゃんでした。トンロー店はソイ55(ソイ・トンロー)のBTS寄り、ソイを入って数分のところです。
イムちゃん、どういう人が経営しているのかわかりませんが、いずれも好立地に展開しています。今後イムちゃんが各地に進出する可能性…ありですね。目が離せません。
リンクを張ろうとしたのですが、なんとTripAdvisorに食べログ、4travel、バンコクナビにまで紹介されています。
今日のコンタイ
<フアラムポーンのフルーツ屋台>KP/DA18-50mm
サパロット(パイナップル)、20バーツです。「タイループ・クン・ダイマイ・カップ?」作戦第1号なんですが、無視されました。
| 固定リンク | 0
「Restaurant」カテゴリの記事
- 台湾の日式咖哩新事情(2024.02.22)
- 北の名店でケーンハンレー(2023.12.13)
- テキサスの男たち(2023.10.14)
- 蕨で簡体字中華(2023.09.14)
- シニア4名、茅ケ崎に集結す(2023.08.28)
「People」カテゴリの記事
- タイ人図鑑(2024.01.22)
- ドキュメント☆kimcafeさん無料床屋にチャレンジ(2023.10.25)
- 台糖橋頭線の五分車(2023.06.11)
- 首里城の現状(2023.04.22)
- 登山電車とブラボーな人(2022.12.22)
「201708 Isan & Bangkok」カテゴリの記事
- 伝説の店(2018.01.29)
- 低額サービスアパートメント(2018.01.28)
- 今はタニヤの真ん中だぜぇ~♪(2018.01.26)
- 史上最高のソムタム(2018.01.24)
- 蝋人形の館@バンコク(2018.01.23)
コメント
えー、贔屓にしている月イチの店なんです。
最早ファンですね。日本東京でもランチは固定店が
何軒もあります。
まず、北側店は拡張したのは2016年9月前後ですが
前には左右別々に屋台があったという記憶です。
南も居ぬき買収だったので、双方とも
開業の時期は思い出せないですね。
さて一番安いのは、多分オムレツ御飯なんですが
45バーツです。炒め物系しか確かにないですね。
フライとか唐揚げはあるんですが、てんぷらみたいな
もの(特にエビは結構他店でみます)が無いかな。
全部のメニューを次回押さえてきますんで、宜しくです。
それで、各卓にあるボトル水が10バーツで
一方小ピッチャーの濾過水が只なんですけど
アルミのコップにクラッシュ氷をもらうと
2バーツです。
氷の2バーツは近隣の名店でも徴収されますので
是非とも御記憶を。
投稿: TACOS | 2017年9月10日 (日) 02時49分
TACOSさん、こんにちは。
この値段でこの内容だったら、毎日通ってもいいくらいです。
昨年このあたりを通りかかり、プロンポンで両方できているのを確認しています。
そう、炒め物が多いですね。
ビールの氷、追加されましたかね。
でも、2バーツなら問題ありませんね。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年9月10日 (日) 12時23分
せっかくなので、実食ばなし。
ヒョウさん暫くバンコクに行かないそうで・
さて豚とカイラン菜炒めですね。
私はシーフードとカイランだった筈で、
先月覚えがなかったんです。
今般同じものを。
空心菜でぶちあたったんですが、この店で
辛いという字が入っていると熱い。
しばらく行きたくなくなる。なので烏賊はパス。
で、カイラン菜ですけど通常のタイメシの辛さの
範囲でしょ。ちなみにドンムアンの豚ガパオは
厳しかった。唐辛子出来るだけ振るい落しましたよ。
まさか、ヒョウさん。唐辛子も全食?
唐辛子は種も結構痛いんですよ。私はムリせず残しますよ。
投稿: TACOS | 2017年9月24日 (日) 21時25分
TACOSさん、こんにちは。
冬は行かないんで、少なくとも来年あたりでしょうか。
でも、アジアが続いているので、もうちょっと遠くへも行きたいとは思ってます。
すると、いつになる?
今回プリッキヌーがなかったので完食したんです。
種、わかってますよ。
もっと赤々としている料理は警戒しますね。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年9月25日 (月) 00時24分