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2017年9月30日 (土)

閑話休題、冬の旅

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<ペトロナス・ツインタワー>K-7/DA21mm

ご無沙汰でございます。某所で半ばカンヅメになってました。来月もう1回こんなのがあります。もうやだ。

さて、前回の旅から戻り、またしても早めにチケットをゲットいたしました。今回はクアラルンプール往復です。

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<ジョージタウン>K-7/DA16-50mm

ルートどうしようかという前に、ほぼ決定ですね。KL-ペナン。

前回は4年前で、ジョージタウンに4泊しましたが、なんとラマダンとラマダンあけにあたってしまい、「食の楽園」にいながらにして、かなり食事には苦労しました。

また、マレー鉄道がKL-イポー間の特急列車をバタワースまで延長することになったので、これに乗りたいです。

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<バトゥフェリンギ>K-7/DA16-50mm

ほぼリゾートには縁がないのですが、こちらにも泊まってみるかと。

劇的紀行・深夜特急のアーベンゲストハウスは跡継ぎもいなくなり再建されないとのことですが、なんとか残り香を見つけたいです。また、ジョージタウンにあの同樂旅社がまだあるとのことで、なくなる前に訪れておきたいです。

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<バナナリーフカレー>GR DIGITAL

それでもなおかつ日数があまりそうです。あとどうしましょうかね。KL近郊って回れてないので、そちらにしますかね。

マラッカはなんでも人民共和国の人々がやたらめったらいるようなので、今回は行きません。

なんと、チケットはまたしてもベトナム航空です。そのかわりハノイ経由ですよ。予定の合いそうな人はご連絡のほどを。B級グルメの地ですが、kimcafeさんは立ち寄りませんね。

さあ、そろそろルートを確定させて、宿も予約しましょ。

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2017年9月25日 (月)

ベトナム風クワイジャップ

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<ガネーシャ君>KP/DA18-50mm

何度も書きますがウボンは寺院が多いです。タイの上座部仏教は少なからずヒンドゥの影響を受けています。お馴染みのガネーシャはシヴァの息子。

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<ヤック君>KP/DA18-50mm

ガネーシャまでは何となくわかりますがここまで来ると、キャラクター化されているような感じがします。

ヤックをなんといえばいいか。ワットアルンやワットプラケーオなどで見られる、牙をむき出しにした鬼のようなやつですかね。もっとも、ヤックかどうかも怪しいですが。

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<小坊主君>KP/DA18-50mm

そして最後はわかりやすい。僧侶をキャラクター化したものです。

それにしても、寺院がこんなにも親しみやすくていいのでしょうか。

それはともかく、ワタクシがここ(ワット・マハワナラーム)まで足を延ばしたのはわけがあります。この近くにベトナム風クワイジャップの店があるのです。

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<クワイジャップ99>KP/DA18-50mm

なんか冴えない外観ですが人気店のようです。

ところで、以前バンコク近郊のバーンブリー百年市場でクワイジャップを食べました(記事にリンクはっておきました)。それは、一般的なクワイジャップでして、くるっと丸まった米の麺にモツが入るのだとか。

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<調理場>KP/DA18-50mm

ここのクワイジャップはベトナム風の「クワイジャップ・ユアン」というものです。ベトナムのことを「ユアン」というそうな。

「クワイジャップ」と注文すると、具を何にするかきかれました。鶏か豚だそうです。鶏肉にすると骨付きの可能性があるので「クワイジャップ・ムー」にします。きかれた言語はもちろんタイ語です。つーか、ほぼ英語ダメでしょう。素材がわかっていれば簡単なことです。

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<クワイジャップ・ユアン>GR DIGITAL

来ましたよ。麺は沈んでいますね。豚肉の塊とハムが見えます。脇の小皿はタレでも入れるのかと思いましたが、肉が骨付きなんです。豚肉なのに。ただし、非常によく煮込まれていて、身離れがよく、骨が簡単に外れます。

小皿は骨用のものでした。

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<拡大>GR DIGITAL

スープはややとろみがついています。適度な濁り具合で、豚骨のダシがよく出ています。

青ネギがタイの麺類には珍しいでしょうか。そして、スライスした揚げニンニクが香りを付けています。

はじめの画像で確認できると思いますが、箸は付きません。金属製のレンゲとフォークで食べます。我々にはやや食べにくいですね。

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<リフトアップ>GR DIGITAL

結局こうして食べることに。麺は細めですがとろみのあるスープとよく絡まってつやつやしているのがわかるでしょうか。

麺がもっちもちなんです。なんだろうこれは。よく考えて、麺にタピオカが練り込まれていると結論づけました。美味いです。コラートのセンヤイよりずっと美味い。食感もいいですね。

ベトナムでは出会えなかったのですが、ベトナムにはタピオカ入りの麺があることを「セカホン」で確認しています。確か「バンカン」という麺です。

おそらくバンカンのことをクワイジャップ・ユアンと称しているのではないでしょうか。kimcafeさん、第2の旅で確かめてきてください。

クワイジャップ99

料金40バーツとお手頃。歩き方には場所だけ地図に載っています。

今日のコンタイ

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<市場でスヤスヤ>KP/DA18-50mm

ウボンの市場です。魚を加工するような場所でベビーカーが置かれていました。

子守は誰もいないんですが、近くにいたのが母親でしょう。この距離なら働いていても何とかなるし。

けっこう匂いのキツイ場所なんですが慣れちゃったのかな。

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2017年9月24日 (日)

保存されたろうそく祭の山車

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<ワット・トゥンシームアン>KP/DA18-50mm

ウボンは寺院の多いところで、観光的なことをするとなると寺院巡りくらいしかありません。

5年前も寺院巡りをしたのですが、1泊だけだったのでもう少し回ることができます。

この寺院は池に浮かぶ経蔵に特徴があります。

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<巨大ろうそく>KP/DA18-50mm

トタン屋根で覆われた作業場のようなところにこれがありました。ろうそくで作られた山車です。表面には細かい彫刻が施されています。

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<ワット・マハワナラーム>KP/DA18-50mm

ここはガイドブックには地図上に名前しか記載のない寺院でしたが、参拝客で賑わっていました。建物には特徴がありませんが敷地も広く、ここでトイレを借ります。

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<山車>KP/DA18-50mm

入口近くに山車がありました。ここは屋根も何もなく、菩提樹の大木の下に置かれています。やっぱり彫刻は細かく、お金をかけているのでしょう。

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<古い山車>KP/DA18-50mm

屋根のかかる山車置き場もありました。ここの山車は年季が入っています。色ははげ落ち、ろうそく自体も崩れてしまった部分が目立ちます。

年季が入っているといっても、どのくらい経過しているのか不明です。

訪れた時期がろうそく祭直後で、間違いなく色鮮やかなオレンジ色の山車は今年作られたものでしょう。

ここまで保存されているということはコンテストで賞を取った山車ということでしょうか。山車に加工されたろうそくは再利用されそうな気もします。毎年作られた山車を保存し続けるととんでもない数の山車があちこちにあることになりますから。

今日のコンタイ

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<ポーズを決めるおばさん>KP/DA50-200mm

ウボンの市場はムーン川沿いにあります。ほとんどが肉、魚、野菜で衣料品がわずかに出品されています。

食事をするブースがほとんどないのが残念ですが。ここはコラートの市場ほど密閉感がなく、写真が撮りやすいです。

入口近くでお菓子を作っていたおばさんです。こちらのカメラに気づき、何度もポーズを作ってくれました。けっこう乗りのいいタイ人でした。

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2017年9月22日 (金)

超記飯店でカイガタ

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<ウボンのラックムアン>KP/DA18-50mm

トゥンシームアンという公園にはウボンラチャタニーのラックムアンがあります。かなりだだっ広い公園ですが、ウボンという都市もただただ広く、つかみ所がないような感じです。

そんなウボンに2日間滞在しましたが行動半径はホテルから1km圏内だけでした。

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<超記飯店>KP/DA18-50mm

ホテルには朝食が付かなかったので、外に食べに行きます。ちょうどホテル前の同じ通りに手頃な店があります。徒歩3分くらいです。

前日到着したときにもこの前を通りましたが、店は開いていませんでした。朝から昼にかけて営業しているようです。

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<お茶とアイスコーヒー>GR DIGITAL

ここの名物はチョークという崩れたりつぶれたりした米を煮崩したお粥だそうです。ま、それはいつでも食べられるので、イサーン名物カイガタにします。

飲み物はカフェイェーンにしました。グラスというよりコップのお茶はデフォルトで付いてきます。アイスコーヒーはすぐに来ました。プラ容器で現在のタイのトレンドですが風情がありません。

ちなみに翌日カフェロームだけ飲みに来ましたがこちらもコーヒーカップで提供されました。グラスで練乳とコーヒーが分離した状態で出てくると気分が出るのですが。

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<来ました>GR DIGITAL

これです。左の鍋ごと提供される卵料理です。通称、パンエッグ。何度か取り上げている料理です。右がカイガタのセットで付いてくるパンです。

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<カイガタ>GR DIGITAL

このカイガタ、イサーンではホテルの朝食などにも出されるくらいで、定番の朝食ともいえます。イサーンに限らずラオスにもありますね。一説によるとこれもベトナム起源の食事らしいんですが、ベトナムでは見たことがありません。

ま、ただの目玉焼きなんですが型くずれしないのは見た目が美しいです。

超記飯店のカイガタはレタスなんかが敷いてあり、直接このミニフライパンで焼いたものではなさそうです。フライパンも新しそうですし。

卵にかかっているのはソーセージにベーコンのようです。

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<付いてくるパン>GR DIGITAL

普通はここまでなんですが、超記飯店のカイガタはパンが付きます。コッペパンのようなタイプを半分に開き、ベーコンとデンブのようなものが挟まっています。

デンブに見えるものは肉からできているそうです。とはいえ、パンに挟んであるベーコンもすでに卵にかかっているのですが。

とにかくボリューム満点ですね。そして美味いです。

店はテーブルが10くらいあり、そこそこ客が入っています。クルマで乗り付けて食べに来る人もいました。朝食の定番の店ともいえますよ。座ったテーブルはエアコンの効いていない室内でしたが、さらに奥にはエアコンが効いていそうな部屋が見えました。混雑してきたらこちらを開放するのでしょう。

料金は割と高めで80バーツでした。カイガタ単品だと50バーツで良心的な価格ですね。つまりコーヒーが高いです。

とにかくウボンの朝食、超記飯店のカイガタで決まりです。お粥も食べてみたかったですけど、別の店に行っちゃいました。

☆TripAdvisorなどで検索しましたが引っかかりません。
住所:307-317 Khuanthani Rd.
電話:0-4524-1244
トゥンシームアンの向かい。The Rachathani HotelとUbon Hotelの間です。すぐにわかります。

今日のコンタイ

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<何かをアピール>KP/DA18-50mm

トゥンシームアンの一角にできる夜の屋台街の近くで歌っていたグループ。箱のようなものを抱えていることから寄付を訴えているのでしょう。

文字の書かれた紙を広げた男性はしっかりカメラ目線で歌ってないな。スマホをもてあそんでいるやつもいます。

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2017年9月19日 (火)

ベトナム料理Indochine

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<ろうそくのモニュメント>KP/DA18-50mm

イサーンの2都市め。ウボンラチャタニーです。やっぱりというか観光資源のない都市ですが、7月下旬に開催されるろうそく祭ではホテルが満室になるといいます。

ここはトゥンシームアンという公園の中にあるろうそくをかたどったモニュメントです。こんな感じの山車が出てくるみたいです。

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<ビアシンと生野菜>GR DIGITAL

ホテルからはちょっと離れていましたが、初日の夕食はベトナム料理のインドシンという店に行きました。

ウボンに限らずイサーンのメコン沿いには移住したベトナム人が住んでいて、ベトナム料理も割と多いです。

実はここに行くことにしたのは90%くらいの店がタイ語だけしか通じず、メニューも対文字だけだろうから、英語表記もあるかなという期待からです。でも、やっぱりタイ語だけでした。

とりあえずはビアシンを頼みます。本来ならビール瓶がテーブルにあるはずなんですが、どうもイサーンでは、これから飲むグラスはテーブルにあっても、ビールの入った瓶は少し離れたところに置かれるのがデフォルトのようです。そのかわり、ビールが少なくなってくると店の人が注ぎ足しに来ます。

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<揚げ春巻き>GR DIGITAL

まったく読めないメニューですが少し写真があり、こんなものを頼みました。でも、腹にたまりそうなブンチャーとかブンダウマムトムなどは見つけられませんでした。

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<お店のリコメンド>GR DIGITAL

これがオススメだそうです。なんかワタクシの知っているベトナム料理とはほど遠い感じです。

鶏肉の軟骨揚げにライスコロッケとベトナム風ソーセージです。

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<ソムタム>GR DIGITAL

頼んでないのですがソムタムも来ました。あまり辛くありません。たぶんセットで付くのでしょう。

ビールの画像に写っているハーブと生野菜もデフォルトです。ハーブと野菜セットは馴染みがあります。

この店、ノンエアコンのオープンスペース(屋根はある)と一軒家風の店が並んでいます。でも、すっかり陽も落ちたこの時間帯は一軒家だけで営業しているようです。そして、店内ではどういうわけかピアノに合わせて歌手というかただのおばさんが歌をうたっています。モーラムとかルークトゥンではなく、ベトナムの歌かもしれません。

よくわからないのですが、コンセプトからいうとちょっといい感じのファミレスみたいなものでしょうか。

それにしても、ウボンではコラートと同じく夕食にぴったりの食堂がほとんどありません。やっぱりホテル前の広場の屋台で済ますべきでした。

料金は370バーツ。満腹にはなりましたが想像とは違いました。

今日のコンタイ

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<バインミー>KP/DA18-50mm

ホテル前の広場の屋台です。バインミー作りですね。働いているのはどう見ても未成年というか中学生にもなっていないような少年です。

今時、未就学児童をこき使うということは考えられませんから、夜だけ店を手伝っているんでしょう。でも、パンがやけにずんぐりしているような。

ベトナム系住民がやって来ていても、フランス風のパンを焼く技術がタイにはあまり伝わっていないということだと思います。

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2017年9月17日 (日)

ウボンへGO

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<トゥクトゥク>GR DIGITAL

コラートの宿をチェックアウト。駅までの送迎を頼んだらタクシーではなく、トゥクトゥクがやってきました。

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<ドラえもん>GR DIGITAL

トゥクトゥクは内装にドラえもんを使っていました。タイ人は子供も大人も関係なくドラえもんが好きです。食堂などでもテーブルクロスなどに使われています。

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<ナコンラチャシマー駅>KP/DA18-50mm

けっこう駅舎は立派です。まあ、地方の駅はどこもこんな感じですが。構内には空港にもあるようなモニターがあって、それによると50分遅れの表示が出ていました。

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<禁酒禁煙>KP/DA18-50mm

モニターが42分遅れに変更されました。そろそろ到着しそうな気配があり、ホームに移動します。構内禁煙はしばらく前からですが、これに禁酒が加わりました。軍事政権になってからでありまして、列車内でもアルコール類は飲めません。もちろん販売もしてません。

余談ですが、駅だけでなく都市部のいろいろなところで禁止事項の貼り紙が多くなったような気がします。違反すると罰金2000バーツとか書かれています。

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<ウボン行きディーゼル特急>KP/DA18-50mm

ほぼ40分くらいの遅れでやって来ました。はるばるバンコクからです。2日前のディーゼル特急とは車両の形が違いますね。でも、たったの3両編成です。

駅員にチケットを見せると乗る位置を教えてくれました。車両の端にドアのある、5年前にピッサヌロークに行ったときと同じタイプです。

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<格納テーブル>GR DIGITAL

乗り込むと、ピンク色の制服を着た女性アテンダントが荷物の持ち上げを手伝ってくれました。今は必要ないけど、あと20年くらいしたらまたお願いします。

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<アテンダント>KP/DA50-200mm

検札が済み、しばらくすると食事を配り出しました。見たところ、コンビニのパックみたいです。5年前もアテンダントは乗っていましたが、こんな制服じゃありませんでした。ま、やっていることは同じですが。

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<車内食>GR DIGITAL

すべてが車内で暖めたパック詰めのもの。ご飯と2種類のケーンです。飲み物はミネラルウォーターですべての人に同じものが配られました。つまり選択の余地はありません。

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<鶏肉入りスープ>GR DIGITAL

鶏肉がごろっと入った淡泊な味のスープでした。

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<魚のカレー>GR DIGITAL

白身魚のタイ風カレーです。ちょっとスパイシーでした。

いくらトレイにのせられているとはいえ、揺れる車内で汁物です。同じコンビニものを出すなら、ガパオのようなぶっかけ飯に野菜あるいはフルーツあたりが理想なんですが。写真も撮りにくいです。

コーヒーまたは紅茶にデザートはありませんでした。もしかしたら、バンコク-ナコンラチャシマーで配られたのかも。

でも、この列車は通しで乗ると、バンコク6時、ウボンラチャタニー2時くらいなんです。8時間ですが、遅れも加味すると10時間の覚悟も必要かと。

エアコンがかなり聴いています。持参の薄いカーディガン(もちろんユニクロ製)を羽織ってちょうどいいくらいです。

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<ウボンラチャタニー駅>KP/DA18-50mm

遅れは短縮されませんでしたが、それ以上遅れることもなく、3時前にはウボンラチャタニー駅に到着しました。

それはいいのですが、ウボンラチャタニーと名乗っているものの、駅はウボンに隣接するワーリンチャムラープというところにあります。

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<2番のソンテオ>KP/DA18-50mm

列車には数名のファランもいましたが、彼らは私設タクシーを見つけて行ってしまいました。ちょうど2番の白いソンテオがあり、これでウボン市内を目差します。

予約していたホテルはこのソンテオが通るルート近くにしました。スマホの地図を見ていましたが、最後にムーン川を渡って、すぐのあたりでベルを鳴らします。

料金10バーツ。ホテルはすぐでした。それでも汗は出たけど。

長距離移動でしたがあまり歩かずに移動完了です。

今日のコンタイ

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<ディーゼル特急の車掌>KP/DA50-200mm

車掌の制服は駅にいる職員とは異なります。駅長や助役はカーキ色です。

タイは制服社会ということもあるんですが、車掌の制服は警察官に似てます。検札用の鋏も持っているんですが、腰のあたりには棍棒のようなものもちらっと見えたような。

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2017年9月15日 (金)

美味い屋台を見つけたら

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<コラート市場>KP/DA50-200mm

コラートの市場には何度お世話になったことでしょうか。朝7時くらいにはあまり朝食用の店が開いていないので、連日食べることになります。おまけに昼も食べて、さすがに夜だけはやめましたが。

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<4種の調味料>GR DIGITAL

ご飯系の店もありましたが、朝はサクッと食べたいので、麺屋台にします。タイではお馴染みの4種類の調味料ですが、イサーンの奥に行くにつれて種類が増えていったり、別のものになったりします。

ラオスでは7種類とかですし、カンボジアも独特の調味料を使いますから。現在ははっきりとした国境線が引かれていますけど、食文化に関しては国境線で分けることはできません。でも、コラートははっきりとタイの食文化に組み込まれているといえます。

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<食べた屋台>KP/DA18-50mm

最も市場の入り口に近いところの屋台にしました。隣は例のママーパットの店です。でも、よく見るとここにもママーが置いてありますね。

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<センヤイナーム>GR DIGITAL

センヤイのスープ麺にしました。具の指定は特になしで、「全部のせ」になったようです。

ルークチン2種。カマボコのような練り物、チャーシュー、米の煎餅状のものが入ります。鶏肉のルークチンは挽き肉を寄せ集めたような感じで魚のルークチンのような完全な練り物にはなっていません。

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<リフトアップ>GR DIGITAL

美味いです。センヤイってあまり食べてなかったんですが、麺のモチモチ具合がいいですね。かなり消化にいいらしいという話を聞きました。

具だくさんだし、美味い。これで35バーツです。

翌日の朝も結局ここにしました。ただし、同じものを食べてもしょうがないので、センレックにしました。

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<センレックナーム>GR DIGITAL

具はほとんど同じですね。

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<リフトアップ>GR DIGITAL

センレックは中くらいの太さの米の麺です。具を含めた味はそれほど変わらないのですが、食べた感触が違いますね。

センレックはどちらかというとシャキッとした感じかな。食べた感じも蕎麦やラーメンに近いです。啜るのが最も合うというか。ただ、外国でもあるのでそうおおっぴらにはずるずる啜れませんけど。

センヤイは箸で持ち上げてからレンゲにのせて食べるのがふさわしいかな。料金は同じ35バーツです。

このあと、隣にある市場唯一のコーヒー屋台でコーヒーを注文して朝食の完了。ハッピーな1日の始まりです。

今日のコンタイ

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<コーヒー作り中>KP/DA18-50mm

初日はホットのカフェローム。15バーツ。次の日はアイスのカフェイェン。25バーツ。どちらもインスタントみたいでした。アイスが高いのは手間がかかっていたり、プラ容器に氷とともに入れるからでしょうか。だいたい、ホットは安いです。

この店でも顔は覚えられましたね。

☆これにて、ナコンラチャシマー(コラート)は終了します。

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2017年9月13日 (水)

タオスラナリ像のある広場

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<大学生でも朝礼>KP/DA18-50mm

コラートからウボンラチャタニーへと経つ朝の出来事です。ナコンラチャシマー大学の学生が集まりなにやら式典めいたことに参加していました。

壇上というかタオスラナリ像へ上がる階段で大学の教授らしき人たちが、何か演説しているのですが、なぜに大学でやらずここでやっているのかがわかりません。

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<セレモニー準備中>KP/DA18-50mm

こういう人たちも控えてはいるのですが、何ともなかなか式が進行しません。

タイの大学生は制服着用が義務みたいですし(制服のない大学はあるらしい)、見た目は高校生くらいにしか見えません。しかも半分以上は成人していると思いますけど、そんな年齢になっても大人たちから強制的に指示が来るわけです。

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<制服のベルト>KP/DA18-50mm

男子学生は白の長袖ワイシャツに黒のパンツ。校章入りネクタイ着用です。女子学生はデザインは各自に任されているようですが、白ブラウスに黒スカート。バックルに校章の入ったベルトを巻きます。

ベルトを巻きますが、スカートにはベルト止めがありませんので、本当に巻き付けているだけです。ずり下がり防止にベルトの一部をクリップなどで留めるようです。

強制的に参加させられているようなことを書きましたが、学生もそのあたりは心得ていて、おしゃべりこそしませんが1/3くらいはスマホを見ています。

直前に誰が歩いたかわからない石畳に直接座っています。男子は胡座ですが、女子の大半は正座を崩したような座り方です。でも、これはタイ人のだらしなさではなく、正式な座り方のようです。

全部見ていたいんですが、いつ終わるかがわかりません。壕の方に移動します。

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<オオトカゲ>KP/DA18-50mm

波が立たないはずの壕がさざめいています。オオトカゲが2匹いました。1匹はナマズ(けっこうでかい)をくわえていました。

いやあ、けっこう恐い生き物ですね。こんなに人がたくさんいる近くに生息してます。そういやルンビニ公園にも出没するっていうからな。アユタヤで泊まっていたホテルの前が運河でしたが、ここにもいました。

カンチャナブリの水上コテージでも平気で泊まっていましたが、こういう生き物がやって来る可能性もありますよね。次回からは遠慮しときます。

☆YouTubeの仕様が変更になり、もしかしたら映像がはみ出している可能性があります。

今日のコンタイ

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<トゥクトゥクドライバー>GR DIGITAL

コラートのホテルから駅まで乗ったトゥクトゥクのドライバーです。料金20バーツ上がってしまいましたが、写真には快く応じてくれました。

タイループ作戦成功です。

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2017年9月12日 (火)

市場でカノムチーン

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<カノムチーン屋台>KP/DA18-50mm

コラートの市場に麺屋台と向かい合うように数軒の店が並んでいます。大きめの鍋を並べ、その前に座るのが店主でしょうか。

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<鍋の中身>KP/DA18-50mm

鍋の中身はいかにも辛そうなスープです。その前に数種類の野菜類がボウルに入れられています。

そう、これらはカノムチーンの店です。では、ワタクシも注文してみます。

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<デフォルト状態>GR DIGTAL

最初に店主のおばさんが持ってくるのがこんな具合です。辛いスープにモヤシなどが入っています。その下に隠れていますが柔らかめの米の麺があります。というか、おばさんが具材も適当に入れて出してきたようです。

このスープは選べるはずですが、何しろ会話が成立しないのでおばさんが適当に持ってきました。カノムチーンは麺類ですが箸は使いません。普通のタイ料理のようにスプーンとフォークを使います。

本当はレンゲで麺を切りながら食べるそうですが。

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<具材投入前>GR DIGITAL

ボウルに入っているものですが、左からキャベツの千切り、モヤシ、高菜漬けのようなものです。

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<頂きます>GR DIGITAL

すべてを入れてみたのですが、あまり最初の状態と代わり映えしませんね。おばさんの前の方に回ればさらに具材がありましたが。

周囲のタイ人を見ていましたが、具材てんこ盛りという人はほとんどいません。それに何とも、ゆっくりと食べているんです。これに流されてしまったような気もします。

スープには魚が入っていたような気もしますが、なんとメモを取り忘れました。記憶の彼方ですが、適度に辛かったことだけは覚えています。

料金20バーツとこの市場で食べることのできるものの中では一番安いです。

今日のコンタイ

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<タンブン屋>KP/DA18-50mm

コラートのタオスラナリ像のある広場。壕の前でプラバケツに魚や亀を入れて客を待ちます。

いったいいくらくらいでやっていることやら。気の遠くなるような商売です。

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2017年9月10日 (日)

コラートのチャオパヤーイン

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<外観>KP/DA18-50mm

ナコンラチャシマーでは新市街の中心部に泊まりました。Chaophaya Inn Koratというホテルです。

5年前にウボンからコラートにバスでやって来ました。到着したのは市街外れのボーコーソー・マイ(新バスターミナル)でメータータクシーでこのホテルを指定したのですが、発音を聞き取ってもらえず、なぜか同価格帯のシーウィチャイに連れて行かれました。

その時の情報ではチャオパヤーインには室内WiFiがあり、シーウィチャイにはフロントまわりのみWiFi可能というものでした。どちらも1泊500バーツです。

そのリベンジをしようというわけでもないのですが、Agodaでは1泊1600円。5年経っても値段が変わらないんです。

ナコンラチャシマー駅からトゥクトゥク利用で60バーツでした。

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<客室>GR DIGITAL

フロント部分は仮営業中みたいな感じでした。半分くらいの客室が改装中のようです。このフロアは工事が入っていません。ただ、客室にいても工事の音はしませんでした。

木のフローリングで業務用のエアコンが入ります。典型的な古いホテルですね。テレビもブラウン管です。

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<シャワールーム>GR DIGITAL

仕切りとかはありませんが割と広めです。洗濯物はここで干しましたが意外に乾きます。

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<瓶の水>GR DIGITAL

冷蔵庫に入っていたのはこのような水です。かなり冷えるので、けっこう好きですね。

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<クランプラザ>KP/DA18-50mm

ほぼ中心部にいるため、コンビニもあるんですが、郵便局を挟んだ隣にKLANG PLAZAという商業施設がありました。地下がスーパーになっています。そして上階はフードコートです。5年前よりも中身は充実していました。

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<購入したもの>GR DIGITAL

歯磨きのチューブはそろそろ終わりかけていました。コルゲートの塩味ですが、小さすぎてまた購入することになりました。

シェービングフォームはこれであと数回の旅に行けると思われます。

一番高かったのがニベアの洗顔フォームです。ほぼ毎日日焼け止めを使うのですが、なかなか落ちにくいために購入しました。

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<おばちゃんの親切>GR DIGITAL

これなんだかわかるでしょうか。ここに部屋の鍵に付いているプレートを密着させて部屋の電気をONにするんです。いわばメインスイッチです。

2泊目の朝、朝食に出掛けるとき、掃除のおばちゃんが「チェックアウト?」ときくんです。「ノー」と返しましたが、掃除が終わり部屋に戻ると、ビールの王冠を付けていてくれました。これでエアコンが常時効いていることになります。おばちゃんのホスピタリティに感謝です。

ちなみに朝食はありません。激安の市場がありますから必要ありませんね。付属のカフェのチケットをフロントでディスカウント販売しているみたいですけど。雨以外はこれまた必要ありませんね。

でも、改装されたら価格が上がっちゃうかな。

今日のコンタイ

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<毎度お馴染み>KP/DA50-200mm

今やどこに行っても見かける光景ですね。それにしてもスマホでタイ文字というのはかなり眼が悪くなると思いますが。

たぶんタイ人は老眼になりやすいと思いますよ。

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2017年9月 9日 (土)

カオマンガイ2種

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<夜のタオスラナリ像>KP/DA18-50mm

朝と昼を市場で食べ、さすがに夕食はまともなところで食べたいなと思ったのですが、コラートには観光客向けのレストランがほとんどありません。では、イサーン料理とも考えるのですが、これまたなかなか見つかりません。

5年前に泊まっていたホテル近くに屋台街があって、ちょっと面白い店もありましたが、跡形もなく消え去っています。

さらに歩き続けると別の屋台街が出現しました。麺料理の屋台の中に1軒だけカオマンガイ屋台があります。ここにしましょう。

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<カオマンガイ>GR DIGITAL

屋台にしては比較的清潔なテーブルが並んでいます。客もそこそこ多く、テーブルの数も多めです。

屋台はシャッターを閉ざした店の前でやっていました。テーブルも歩道の上です。調理ブースは店と店の間の隙間のようなところにあります。そこにいた娘さんに「カオマンガイ」と告げてテーブルに着きます。

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<タレが巨大>GR DIGITAL

普通は小皿で来るタレ(ナムチム)がでかいです。これはもしかして、ナムチムではなくナムプリックかもしれません。

そして、鶏のスープが絶品です。冬瓜が入っているのですが美味しいです。個人的には冬瓜を使ったものは味が薄くて好きじゃないんですが、冬瓜とスープが絶妙にマッチしているんです。

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<モツ>GR DIGITAL

そして、この店のカオマンガイはモツも入っています。もちろん鶏モツです。コリコリ感がいいですね。血の煮こごりもありました。

そして、これで35バーツなんです。やるなと思わせる店です。

そして翌日。やはり夕食時間になりました。昨日の屋台でカオマンガイトートがあったら、それにしようと思い店に向かいます。娘さんが可愛かったんで、ついでに写真を撮らせてもらおうと思った次第です。

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<別の屋台>KP/DA18-50mm

昨日の屋台のガラスケースをちらっと覗きます。なんだよ。揚げた鶏はありません。

作戦変更で、通りの向かい側に移動します。セブンの脇が小さい市場になっていて、ここに屋台が数軒出店しています。カオマンガイ屋台もあり、揚げ鶏もありました。

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<カオマンガイトート>GR DIGITAL

店が違うと、内容もけっこう変わりますね。切ったキュウリが付きますがモツはありません。タレも普通サイズになりました。

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<鶏スープ>GR DIGITAL

こちらはごく普通の鶏のスープでした。味はやや薄めです。料金はやや上がって40バーツです。

カオマンガイですが揚げ鶏のあるところでは、普通の茹でた鶏肉とミックスにしてもらうこともできるそうです。今度やってみよう。

このあとイサーンを回ることになりますがモツはかなりポピュラーな具材のようです。モツも大事な具材として用いるのはかつて貧しいイメージのあったイサーンならではなのでしょうか。

今日のコンタイ

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<奉納の踊り>KP/DA18-50mm

タオスラナリ像のある広場には東屋がいくつかあって、ここで奉納のダンスが行われています。

バンコクでいったらエラワンの祠で行われている踊りと同じで、お金を出して踊ってもらうのです。この人たちはいわば専属ダンサーですね。

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2017年9月 7日 (木)

4つの門を巡ってみた

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<サムロー>KP/DA18-50mm

イサーンまで来るとこういう乗り物も登場します。厳密にいうと、トゥクトゥクもサムローなんですが。インドでいうところのサイクルリキシャですね。コラートは旧市街と市場のあるエリアを合わせても範囲が狭いですし、まったく坂がありませんので、人力の乗り物も発達したあるいはまだ生き残っているといえます。

何もないといっていますが、この日は観光っぽいこともやってみました。

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<チュムポーン門>KP/DA18-50mm

コラートの旧市街には4つの門があります。タオスラナリ像のある広場から東側が旧市街となり、このチュムポーン門から旧市街が始まります。

ちなみに、旧市街といっても城壁のようなものが残るのは門のあたりだけです。

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<壕>KP/DA18-50mm

南に向かいます。旧市街はこの壕の左側です。タイの地方都市で門や城壁と壕があるのはコラートくらいですかね。イサーンはタイとラオスの微妙な関係に翻弄された最前線だった名残ともいえましょうか。

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<チャイナロン門>KP/DA18-50mm

門の向こうが旧市街です。南側の中央に位置します。この内側には警察があります。

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<ラックムアン>KP/DA18-50mm

チャイナロン門から北上すると「市の柱」ラックムアンが現れます。ちょうど旧市街の中心部ですね。祠の中には黄金の柱がそびえ立っていました。参拝客に見えたのでしょうか、管理人がタイ語のパンフレットをくれました。

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<ポンラーン門>KP/DA18-50mm

東の門です。旧市街側から門を望んでいます。

このあたりでは夜になるとナイトバザールが開催されます。安い食べ物屋台がかなり出るのですが、いかんせん東の外れですから、遠いんです。ま、5年前に訪れていますので、その時の記事を参考にしてください。

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<ポンセーン門>KP/DA18-50mm

東の門からラックムアンに戻り、北上します。こちらが北の門です。

ま、これだけなんですが、汗がじわじわと出てきます。水のボトルが空になりました。

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<年代物>KP/DA18-50mm

ポンセーン門あたりは問屋街なのかやたらとトラックが止まっています。そんな中、製造50年以上と思われるボンネットトラックが止まっていました。

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<いすゞのトラック>KP/DA18-50mm

♪い~つ~までも いつ~までも 走れ走れ いすゞのトラック
お後がよろしいようで。

今日のコンタイ

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<フォトジェニック>KP/DA50-200mm

タオスラナリ像で金箔を貼り付けるタイ人はかなりいます。昨年近距離側のズームが壊れ、望遠ズームだけで旅をしましたが、ポートレイトに最適だということがわかりました。

ここでスタンバイしておけば、たくさんのタイ人がやって来ますので、こういう写真も撮れます。可愛いですね。

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2017年9月 5日 (火)

ママーで意外な展開に

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<コラートの市場>KP/DA18-50mm

列車がコラートに到着し、宿に無事チェックインします。隣にはクランプラザという地方のデパートがあり、地下にスーパーが入っています。ここで必要なものを調達し、ようやく遅い昼食です。

やっぱり市場がいいでしょう。以前コラートに3泊し、朝食はいつもここで食べていました。

市場というと朝からせいぜい昼くらいまでという感じなんですが、ここは夕方遅くまでやっています。食べ物系は麺、カノムチーン、ご飯とおかず(お粥を含む)、ガパオまでと守備範囲も広く、それぞれが集まって営業しています。

その気になれば3食ここでも大丈夫です。

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<麺屋台>KP/DA18-50mm

麺の屋台は4~5軒あります。何となく見ているうちに、タイの袋麺ママーが置いてある屋台がありました。ここにします。

昨年、バンコクの麺屋台で、ママーを作ってもらいました。もちろん通常のスープ麺なんですが、これがかなり美味かったです。おそらく屋台のスープに、ママーのスープの素を足して相乗効果が出たみたいです。

で、今回はスープなしの「ヘーン」を作ってもらおうと思いました。「ヘーン」にすると、スープは別に出てきます。

屋台のおばちゃんに交渉すると、妙な顔をされました。結局できるのは「パット・ママー」であると。そりゃそうかもしれないですね。普通にゆで麺と具だけでは味が薄くなるような気もします。

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<パット・ママー>i Phone5c

来ました。焼きそばみたいになっています。具はキャベツに青菜、ニンジンと野菜中心です。

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<拡大>GR DIGITAL

豚肉もありますね。そして卵も。美味しいです。

この店は店主のおばさんの娘らしき中学生も制服のまま手伝っていたのですが、その友だちも同じテーブルで食べていました。

すると娘と友だちがしきりに「ママー」の話をするんです。たぶん、「あのコンイープンはママーをヘーンにしろっていう変な人だ」ってことなんでしょう。別にいいじゃん。

ところでスープにされなかった袋のスープの素はどうなったんでしょう。麺と具を炒めるときに素をちょっぴり使ってコクを出した可能性はありますね。

よく観察すればよかったです。代金40バーツ也。

後日よく考えると、この店だけはパッタイもできるんじゃないかと思いました。今度「ヘーン」も作ってみてください。

今日のコンタイ

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<タンブンその2>KP/DA18-50mm

コラートの象徴ともいえるタオスラナリ像のある一角です。ここは旧市街と新市街の境目で水のある壕もあります。

魚や亀を壕に放すタンブンもあるのですが、この女性は鳥籠を手にしています。鳥を放つタンブンですね。

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2017年9月 4日 (月)

イサーンへ

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<クルンテープ駅>KP/DA18-50mm

バンコクに3泊しまして、いよいよイサーンへの旅に出ることになりました。トンローの宿をチェックアウトし、BTSとMRTでフアラムポーンに出ます。

近い将来この駅は役目を終えて、バンスージャンクションにターミナル機能を移すということですが、どうなることやら。

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<行き先表示>KP/DA18-50mm

以前は普通のボードだったと思います。確実に進化しています。地方の駅でも英語のわかる外国人にはわかりやすい表示がされています。10数年前、アユタヤで初めて列車のチケットを購入したときにはタイ文字だけでまったくわかりませんでした。時刻表もそうでした。

この日は10:05のディーゼル特急でナコンラチャシマー(コラート)へ移動します。興味のある方は2012年にピッサヌロークまで移動したときの記事を参照してください。

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<ディーゼル特急入線>KP/DA18-50mm

発車番線は10となっていましたが、時間が迫る中、保線作業中でやはりホームの変更がありました。やって来たのはごく普通のディーゼルカーです。このタイプ、メークロン線やアランヤプラテートに行くものと変わらないような感じです。

5年前との違いは、出発前の洗車作業がありませんでした。4両編成ですが3等席も混じっています。

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<車内>KP/DA18-50mm

2等車の内部です。1つの車両の片側にはドアが2つ。ちょうど車両をドアで3等分する感じです。5年前はドアは車両の端にありました。

画像の位置が自分の席ですがここに大きな仕切りがあります。ちょうど車両の中央付近です。そしてドアを境に座席が向かい合っています。方向の変えられない固定式の座席です。そして若干車両の幅が狭い感じです。

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<座席>GR DIGITAL

5年前は機内食ならぬ「車内食」が出ました。そのため、前の座席に簡易テーブルが付いていたのですが、ありません。かなりくたびれた感じの物入れだけです。

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<検札>KP/DA18-50mm

列車は定刻に出発しました。しばらくすると検札が始まります。今回タイ国有鉄道がネット予約を始めたことで、自分でプリントアウトしたチケットを持っていましたが、そこに鋏を入れてくれます。

ネット予約のためでしょうか、けっこう外国人が目立ちます。ファラン数名に人民共和国からの人たちとワタクシです。

食事はどうなっちゃうのかなと思っていたら、乗客と思われた黒いポロシャツの人物が何か注文を取って回っています。ワタクシには声をかけません。

アユタヤを過ぎた頃、サラブリーあたりでしょうか、弁当が運び込まれました。注文を受けた人だけに配布されます。見ていると、どうってことのないカオパットで1個50バーツくらいするようです。

その他に車内販売も通りかかります。どうやら、先ほどの黒いポロシャツの人物の関係らしく、彼らは業者だったようです。

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<未熟マンゴー>GR DIGITAL

昼も過ぎたので、業者からこんなものを購入しました。20バーツでした。

サラブリーを過ぎ、列車はコラート高原へと登っていきます。その間はほぼ人家がなく、素晴らしい景観に思えます。思えますというのは、車窓が何とも薄汚れているためで、一時のインドの上級列車並みです。昔のインドの上級列車は窓に暗い色のシールドが貼られていたのです。

列車は遅れているようで、時間が読めず、ついスマホの地図で確認してしまいます。でも、車掌が主要駅に着く直前には駅名を連呼します。

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<ナコンラチャシマー駅>KP/DA18-50mm

約5時間で到着しました。イサーンの主要駅ですがホームは3面しかありません。ようやくイサーンの旅が始まりました。

今日のコンタイ

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<カノムチーン屋台>KP/DA50-200mm

コラートの市場にあるカノムチーン屋台です。JK二人をねらい打ちですが、左は…女装の男性、つまりカトゥーイですね。

いやもう、タイでは中学生くらいからトランスジェンダーの人が闊歩しているわけですよ。長距離バスでもいましたねえ。

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2017年9月 3日 (日)

トンロー初滞在

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<外観>KP/DA18-50mm

今回の旅で前半のバンコクでは昨年に引き続き、サワディグループの宿となりました。場所はトンローで、初めて滞在するエリアです。あまり土地勘がありません。

「Sawasdee Sukhumvit Inn Hotel」。1泊2400円ほどです。昨年のソイ8にあるところはもう少し高かったです。この系列の宿はカオサンなどにもゲストハウスを展開していますが、同じくらいの値段でしょうか。

それでは部屋のチェックをしてみます。

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<ベッド>GR DIGITAL

部屋は3階でした。エレベーターがありません。歩いて上り下りします。階段や踊り場は窓を閉め切っているようで暑さを感じます。そして暗く、ホテルというよりはゲストハウスを彷彿とさせます。

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<客室>GR DIGITAL

ドアを開けるとセミダブルベッドがありました。向かいにテーブルがありここでPC作業です。備品としてあまり似つかわしくない液晶テレビに冷蔵庫、電気ポットとドライヤーがありました。洗面台は窓のそばです。当然ながらエアコン付きです。

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<トイレとシャワー>GR DIGITAL

狭いですが清潔です。シャワーは電気温水器のタイプでした。石鹸は液体ソープの容器が固定されています。

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<専用ミネラルウォーター>GR DIGITAL

エアコンは家庭用のためか、部屋の機密性がよくないためかキンキンには冷えませんでした。そのかわり、洗濯物はすぐに乾きました。洗って数時間後には乾いています。

大人1名で予約を入れたからでしょうか、フリーの水は1本だけです。それも、容量が少ないですね。すぐさま、コンビニに走り1.5リットルの水を購入しました。

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<朝食メニュー>GR DIGITAL

サワディグループは追加料金を払わなくとも朝食が付きます。ソイ8はビュフェでしたが、ここでは7種類の中から自分で選びます。

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<フリーチョイス>GR DIGITAL

飲み物とフルーツ、サラダは自分で勝手によそいます。朝食のスペースは半屋外ですので、早い時間に来るのがいいでしょう。また、ヨーグルトも用意されていました。

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<1日目>GR DIGITAL

Set3のオムレツとトーストです。ソーセージが付きますが、ハムまたはベーコンという選択もできることになっています。でも、きかれません。ソーセージがデフォルトみたいです。

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<2日目>GR DIGITAL

いわゆジョーク(つぶれたり崩れた米で作るお粥)ですね。あまり代わり映えしませんが、一応調理して出てくるので、単なるビュフェよりはいいのではないかと思います。

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<3日目>GR DIGITAL

目玉焼き2個とお決まりのソーセージです。

アクセスですがBTSトンローのエカマイ側出口のソイ奇数側に出ます。すぐにソイ55(ソイ・トンロー)が現れ、これを渡り、ソイ57に入っていくとそのどん詰まりのようなところにあります。

ソイ57はこの宿の前でクランク状に曲がるのでさらに続きそうですが。

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<コリアンタウン>KP/DA18-50mm

ソイ55とソイ57の間に駐車場を取り囲むように韓国系の店が連なります。ソイ55からここを抜ける手もあります。

いずれにせよトンローから徒歩10分程度です。まあ、便利な場所ですが、空港からはアクセスがイマイチでしょうか。

今日のコンタイ

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<ソンテオ立ち乗り>KP/DA18-50mm

コラートにて。車内は座席がありそうなのにここに立つのは、たぶん涼しいからでしょう。ちなみにコラートでは市内バスはなさそうなので、ソンテオが役に立つようです。

以前、バスターミナルに向かうときも利用しました。

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2017年9月 2日 (土)

鶏そば七星 in Bangkok

どうもバンコクにいると、簡単に日本食の店が目に入るためか、つい食べたくなります。

日本ではちょっとした事情からほぼ外食をしないため、引き寄せられてしまうようです。また、ナナからトンローあたりは日本人向けの店も多く、イムちゃん以外、安いタイ飯を食べさせる食堂もなかなかないということも理由のひとつです。

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<パッポン通り>KP/DA18-50mm

ある時シーロムで乗り換えをすることになりました。時間もあるので、オフ会用にこのエリアの下見をします。

タニヤの日本人向けの店、パッポンにある洋食屋など位置を確認していきます。すると、今まできいたことのなかったラーメン屋が目に入りました。「鶏そば七星」。その時は素通りしてしまいました。

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<トンロー>KP/DA18-50mm

宿はトンローでした。画像はどういうことか韓国系の店が集まったエリアです。このそばに泊まっていました。

駅で降り、ソイ55からソイ57へと向かっています。すると、「鶏そば七星」の看板が目に入りました。え?ここにもあるの?じゃあ、食べなきゃ。ということで、入店します。

夕食は済ませていたのですが、ラーメン1杯くらい大丈夫だろうという判断です。それに、バンコクに2軒も出店しているとなると、それなりに流行っているだろうから、チェックは入れるべきです。

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<ネギ鶏そば>GR DIGITAL

店に入ると、タイ人の店員から一斉に「いらっしゃいませ~」という声がかかります。入り口に近いところで、クイッティオ屋台のようなものがあり、ここで調理をしています。

壁のメニューを見ると80~140バーツという安さです。バンコクのラーメン店は現在200バーツ前後で、ほぼ日本の値段と変わらなくなってしまいました。かろうじて8番ラーメンの「8ちゃん麺」が88バーツという感じです。でも、あれはかなりもの足りません。

ネギ鶏そばをオーダーします。一番安い80バーツのものです。飲み物はなし。それでも店員はいやな顔ひとつせず、注文を受けました。かなり教育をされているようです。ちなみに、ミネラルウォーターは10バーツで店のロゴ入りです。

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<リフトアップ写真>GR DIGITAL

こちら、具は何も入りません。青ネギのみです。スープに特徴があります。鶏ガラの白湯スープですが、オクラや納豆みたいにちょっとヌルヌルしているのです。

これはなんだろうと思いましたが、白湯スープに卵黄を加えているようです。それもかなりの割合で。それを煮立たせず提供するのはかなり研究していると思いますが。

店の名前ですが「七星」で「ななせ」と読ませるようです。バンコク在住日本人のウェブページにもその名前を見つけることができました。さらには、もともと千葉にある店がタイに進出したようで、このトンロー店が第1号店らしいです。

食べログやDACOにも登場しています。日本の工業団地のあるシラチャにも進出しているそうです。

料金80バーツですが、7%の付加価値税がつき85.6バーツでした。といって、サタン硬貨が来るわけでもなく切り下げて85バーツです。

ヌルヌル感、後を引くかもしれません。

今日のコンタイ

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<ドア修理>KP/DA18-50mm

ある時、サヤームで乗り換えることになりました。サパーンタクシン方面のホームです。そのホームドアがひとつ開きっぱなしの箇所がありました。

すると、青シャツの男性がやってきて、蛍光ベルトを着用しました。ザックからパソコンを出すと、ドアにつなぎ、修理を始めます。こうやって直すんですね。

日本だと、ホームドアの故障があったら、そこは立ち入り禁止になりそうです。

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