バーンチアン遺跡
<UDタウン>KP/DA18-50mm
ウドンの2日目。天気もよく、バーンチアン遺跡に行くことにしました。
<このバスで>KP/DA18-50mm
セントラルプラザに近い第1バスターミナルからバスに乗ります。チケット窓口はタイ語が乱立していますが、ターミナルに入ると案内人が近づいてくるので、「バーンチアン」と告げるとバスまで案内されます。そこでチケットを購入します。40バーツでした。
<チケットチェック>KP/DA18-50mm
バスはサコンナコン行きでした。サコンナコン行きかナコンパノム行きのどちらかでアクセスできます。
車掌のおばさんがチケットチェックに来ます。その際、バーンチアンと告げて着いたら教えてもらうよう付け加えておきます。同時にスマホを取り出し、地図でチェックします。
<降ろされた三叉路>KP/DA18--50mm
歩き方ではこの三叉路にトゥクトゥクかサムローが待機しているようなことが書いてありましたが、気配がありません。ここまで約1時間です。
<遺跡への看板>KP/DA18-50mm
仕方なく歩き出します。あと5km。まあ何とかなるでしょう。
<トゥクトゥク>KP/DA18-50mm
20分くらい歩くと偶然でしたがトゥクトゥクがいました。料金交渉し150バーツで遺跡までとバス停まで乗ることにしました。
でも汗だくです。
<バーンチアン国立博物館>KP/DA18-50mm
まずやってきたのはここです。世界遺産となっているバーンチアン遺跡ですが、この博物館と発掘場所が世界遺産に指定されています。
5年前もウドンタニーに滞在したのですが、終日雨でここに来ることを諦めざるを得ませんでした。
入場料150バーツの外国人料金です。
<ステファン・ヤング氏>KP/DA18-50mm
1966年、ハーバード大学生だったこの人がこのあたりを散策中、躓いたところ土器が地上に表出しているのを発見し、そこから大規模な発掘が始まりました。
ヤング氏は人類学の研究のためここを訪れていたそうですが、ただのバックパッカーだったのかも。それ以前にも遺跡じたいは表出していたようで、土器などは地元民が持ち帰って利用していたようです。
その土器を地元の教員が重要性を感じ、後にタイ文部省の発掘につながっていったようです。
ヤング氏の発見は、情報がアメリカなどに伝えられたため、ペンシルベニア大学などの大がかりな発掘につながっていったとのことです。
<発掘場所のジオラマ>KP/DA18-50mm
上から見下ろしていますが、この場所を通って展示物を眺められます。
<多言語対応>KP/DA18-50mm
これを読み込むと各種言語で解説が出ると思われます。でも、面倒なのでやりません。
<土器>KP/DA18-50mm
発掘当初は7000~6000年前の世界最古の農耕文明かと騒がれましたが、炭素検査により現在は5000~4000年前あたりのものとの評価です。でも詳細はまだわかっていないようです。
<ジオラマ>KP/DA18-50mm
農耕を行い豚の飼育もしていたそうです。土器以外にもガラスや青銅器・鉄器も使われていたようです。
<人骨>KP/DA18-50mm
ただ、この文明の民族が明らかになっていないのですね。タイ人は雲南方面から民族移動してきてますから違いますね。
<副葬品>KP/DA18-50mm
こういうものも出土しているみたいです。
<ワット・ポーシーナーイ>KP/DA18-50mm
ここが発掘現場です。博物館からは徒歩10分程度ですが、トゥクトゥクのおじさんが追いかけてくれて助かりました。
<発掘現場>KP/DA18-50mm
たまたま発掘場所に寺が建っていたということですね。
ここもチケットが必要です。博物館との共通ですが、チェックはありませんでした。ちなみに博物館は月曜休業。ここは無休です。
今日のコンタイ
<ブレイクダンス>KP/DA18-50mm
タイでもこんな若者が増えてきました。場所はウドンのUDタウンでした。
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コメント
4、5千年前でもすごいことですね。
だって今から4、5千年間後に果たして人間が地球に存在できるかどうかさえ疑わしいんですから。
(ちなみに私は、その頃には人間は滅びているのではないかと悲観的な見方です)
1世代が25年として、二百代前の人ですよ。
その先祖がガラスを使っていたなんて!
スクムビット
投稿: スクムビット | 2017年11月12日 (日) 21時15分
東南アジアに古い遺跡は驚きです。メソポタミアなんかとあまり違わない古さだし。1966年発掘というとそんなに古くないし、歴史を塗り替えたのでしょうね。土器は文様があるし、なかなか立派な遺跡だと思いました。
5kmなら歩いていけないこともないですが、トゥクトゥクがやってきてよかったですね。10分くらいだったでしょうが、歩けば1時間以上だろうし。
投稿: とんび | 2017年11月12日 (日) 21時30分
スクムビットさん、こんにちは。
一時期凄く評価の高い遺跡でした。
それでも、価値は下がらないと思いますが。
亡くなられたプミポン国王が出土品をバンコクに持ち帰らず、ここに博物館を作るよう命じたそうです。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年11月12日 (日) 23時10分
とんびさん、こんにちは。
トゥクトゥクで20分くらいかかりました。
パノムルン遺跡あたりもそうなんですが、ほとんどの人は自分のクルマでやってきますね。
それでも、ここはバスがあるので行きやすくはあります。
天気しだいですけど。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年11月12日 (日) 23時14分
2000年に初めてラオスに行った時、ツアーでここに連れて来られたのを思い出しました。
ツボの渦巻き模様がモダンでおしゃれだと思ったことしか覚えていませんでしたが。
渦巻き模様のポーチを買っていまだに愛用していますが、博物館で買ったのだったか。
次の記事のセンレックがおいしそう。
投稿: Lunta | 2017年11月14日 (火) 23時51分
Luntaさん、こんにちは。
ちなみに、2000年ごろの地球の歩き方を所持してますが、バーンチアン遺跡は載ってますね。
まあ、他に観光的なところはありませんから、ツアーも訪れるのかな。
土産物屋はあった感じがしますが、まったく覗いてません。
センレック、美味かったですよ。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年11月15日 (水) 19時20分