現在のマラッカ
<TBSバスステーション>KP/DA21mm
ようやくチャイナタウンを脱出しました。やって来たのはTBSです。赤坂ではございません。Terminal Bersepadu Selatanの略称です。Google翻訳では「南統合ターミナル」と出ました。
KL発の長距離バスはほとんどがここから出発するようになりました。KLの中心部からはかなり離れています。最寄駅はバンダル・タシク・スラタン(Bandar Tasik Selatan)というところで、これまた「南部の湖の都市」となります。
KLIAトランジット、KTMコミューター、LRTで到着できます。わたしゃ、チャイナタウンに泊まっていますので、LRTのプラザラキヤから3.0リンギットでやってきました。
まずはペナンまでのバスチケットを購入します。マレーシアでのバスターミナルではほぼバス会社ごとのチケットブースだと思いますが、ここだけはどの窓口に並んでも大丈夫なんです。オンライン発行ですから。たいていの係員は英語を話します。でも、外国人はパスポートを見せることになります。それは単に乗客の氏名を記載するためのようです。
こんなに便利なので、すぐそばのピンクモスクに行くことをやめて、マラッカに行くことにしました。またもや日帰りです。ここでも、マラッカ発のチケットを購入できます。便利ですね。それほど慌てなくてもいいのですが、2010年にマラッカ往復をした時、マラッカセントラルで帰りのチケットがほぼ売り切れていて、タクシーをチャーターして戻ってきたことがトラウマになっています。
さあ、あとは行くだけです。
<マラッカセントラル>KP/DA21mm
約2時間で到着です。何のストレスもありませんがバス内はかなりエアコンが効いています。また、ほとんどの乗客は窓のカーテンを閉めてしまいますので、つまらないことこの上ありません。ワタクシは音楽をずっと聴いていました。
<タクシー移動>KP/DA21mm
ほぼ昼だったのでフードコートで食事をし、タクシーに乗ります。市バスという手もあるんですが今回はあまり時間がありません。タクシーで20リンギットでした。ちなみに戻りもタクシーを利用しましたが、25リンギットしました。
マラッカのタクシーにはメーターがありません。マラッカセントラルのタクシー乗り場では、受付のようなところで行き先を告げます。そこで値段が提示されますが、ほぼ協定料金でしょう。帰りは運ちゃんの気分で値段が決まりますね。
<オランダ広場>KP/DA21mm
世界遺産になってからのマラッカは右肩上がりで観光客が増えています。また、最近の傾向として、人民共和国の人々が大挙してやってきますので、凄いことになっています。
<ハローキティ仕様トライショー>KP/DA21mm
乗っていて恥ずかしくないのかというトライショーです。ドライバーも恥ずかしいと思いますが、儲かれば関係ないのでしょうか。
<ジョンカーストリート>KP/DA21mm
ハン・ジュバット通り。通称ジョンカーストリートです。狭い通りですがクルマもやってきます。歩道を歩くのですがここも人であふれかえっています。
<下品なオブジェ>KP/DA21mm
きこえてくるのは中国語ばかりです。ジョンカーストリートの中ほどにこれまでなかったものができていました。なんだこれは?
まあ、ジョンカーストリート入口にハードロックカフェまでできてしまうんですから、同じことでしょう。ともあれ、ジョンカーストリートではゆっくり写真も撮れないので、ここを離れることにしました。
<裏通り>KP/DA21mm
ジョンカーストリートから1つ南か北の通りを歩くと人混みには出会いません。歩きやすいです。
中国から来た人たちはジョンカーストリートだけに集中しているようです。彼らはほぼ複数で行動し、中には3~4名のグループだったりしますので、どうしても目立ってしまうようです。
<マラッカ川>KP/DA21mm
この辺りは静かです。水質も改善されました。今回はマラッカオオトカゲには出会いませんでした。この上流部でワニが見つかったそうです。
この河岸にはゲストハウスもあるようですが、洪水が起きた時どうなちゃうんでしょう。
<ザビエル教会>KP/DA21mm
まあ、散歩するにはいいところですね。これでマラッカを訪れるのは4回目。なんとなく、ジョンカーストリートを外せばマラッカでも落ち着けそうな気がします。
<VWワーゲンのオブジェ>KP/DA21mm
川沿いは散歩にはいいのですが、人々の生活臭があまり感じられません。写真を撮れば「絵」にはなるんですが、それだけです。
ジョージタウンの世界遺産になっていないようなローカルな場所は絵にはなりませんが、生活臭は感じられます。それもかなり強く。
さあ、帰りましょう。マラッカ滞在、3時間45分。
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コメント
マラッカ川の沿岸、きれいになって、写真をとる分にはよくなったけれども、生活感がなくって面白くなくなったってことですね。
マラッカへ最初に行ったのは2002年。このとき川沿いにめぐるボートに乗ったのですが、小舟でした。川から見えるのは、民家の裏手のようなところがたくさんあり、川はゴミが多く、汚かったです。
2回目に行ったときは、世界遺産になったあとの2013年。このときにもボートに乗りましたが、大型の観光船になっていました。川はきれいになり、川沿いの建物もきれいになりました。
2回目の方が写真にはよさそうでしたが、1回目のほうが面白味がありましたね。あと数年したら、もう一度行こうって思います。もっと早く行ってもいいけど、マレーシアでも行きたいところ、ほかにもあるので。
投稿: とんび | 2018年2月11日 (日) 11時00分
とんびさん、こんにちは。
マレーシアというとマラッカは外せないということで、今回も訪れてしまいました。
自分の場合も2007年の初訪問では川から異臭がしました。
中流部ではあまり感じなかったかな。
中国人に限らず観光客がどっと増えたので、ちょっと過ごしにくいですね。
ジョンカーストリートを外せばいつものマラッカって感じがしますね。
自分の場合は当分マレーシアはないような気がします。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年2月11日 (日) 13時57分
マラッカは中国からの投資で
港湾・ビジネス・観光の人工都市が
埋め立てで進みます。
2020年が封切りで25年あたりに完成めど。
スリランカやモルジブでも同様に権益を奪っているの
ですが、反中国派も地元に勃興し政変を招いています。
ま。個人的には、きちんと行列に並べない観光客には
呆れてしまいます。
さらに(戯言です)。フロントに只の熱湯は無いか?
と聞きに来る=カップラーメンをつくりたいんですがね。
25歳くらいのCHINA 女性でもこんな性質です、や。笑。
投稿: ペンタのQ | 2018年4月 8日 (日) 23時33分
ペンタのPさんかと思ったらQさんですか。
まあいいやね。
中国は世界中でやってますね。
アフリカでも鉄道建設の契約に成功したとかで。
どーせ、見返りに資源を持ち出すんですよ。
いまや、クアラルンプールには中国各地から便があるようです。
なので、あふれかえってます。
彼ら自国領でもありますから、キャセイなどにも大挙して乗ってます。
チャイナエアラインとかエバーならまずいないので、その点は安心ですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年4月 9日 (月) 00時01分