フードコートでチャークイッティオ
<さる邸宅>KP/DA21mm
ジョージタウン2日目です。ラングーン通りは500メートルくらいの長さがあって、ほぼ住宅地ですが、こんな感じの歴史的建築物もありますね。
ところどころに飲食店もあります。ホテルも数軒ありました。また、通りの出口にはフードコートもあります。この日の朝食はマカリスター通りに面した西側のフードコートに出向きました。
<Sih Jing San Foodcourt>KP/DA21mm
冴えない建物ですが、この中にはかなりの店が入っています。早朝からやっている店はあまり多くありませんが。夜になると、俄然店が増えます。
実はいくつかのフードコートが集まったところで、フードコートコンプレックスともいえましょう。
<入口近くの屋台>KP/DA21mm
炒粿條とあります(2番目の文字は「米」へんに「果」)。*文字化けしている可能性がありますので、括弧内を参照してください。チャークイッティオですね。炒めた米の麺(河粉:ホーファン)のことです。
東南アジアの米の麺はこの河粉が伝わったものです。そのまた別名が粿條ということで、「クイティアオ」とか「クイッティウ」とか原音に忠実に各地で呼ばれるようになりました。このブログは言語教室ではありませんので「クイッティオ」に統一したいと思います。その発音で全く問題なく注文できましたので、意思は通じてました。
蘊蓄めいてきましたが、炒めたクイッティオならば「パッタイ」なのかというと、全く別物になりますね。
<テアイス>GR DIGITAL
水を持参しませんで、飲み物係に注文しました。アイスミルクティです。「テタレ」にすると、ホットがやってきます。
割と濃厚な味です。どちらかというと牛乳が勝っているような感じです。香辛料は入りません。
<来ました>GR DIGITAL
見た目、全然パッタイとは違いますね。バナナの葉が敷かれています。もともとはこうしてバナナの葉に盛り付けたそうです。ということは、オリジナルを忠実に守っているということで、味も期待できますね。
<チャークイッティオ>GR DIGITAL
かなりでかいエビがのっています。麺もセンヤイくらいのものが使われていますね。パッタイというよりは、タイの「パッシーユ」に近いでしょうか。
華人の屋台でした。もともとは労働者向けに作られた料理らしく、豚のラードで炒め、そのラードをカリカリに揚げたものをクルトン状にして具の一部にしたのだそうです。中央の茶色っぽい具材が揚げたラードですね。忠実でございます。
脂っぽいんですが、麺がモチモチで美味かったです。卵も使われていますし、ニラのような野菜も炒められています。
労働者向けといっても対象となるのは移住してきた華人向けですね。ムスリムのチャークイッティオもあるそうで、その場合は豚のラードは使われません。
テアイスが1.9リンギット。チャークイッティオが6.0リンギットでした。タイよりも高くなってしまうのは物価もありますので仕方ないことかと。
今日のマレーシア国民
<ペナンヒルの絵かき>KP/DA21mm
持参したレンズが21mmと35mm。35mm換算すると、32mmと53mmくらいです。準広角と標準ですね。このくらいだと人物が小さくなっちゃうんですね。かといって、思いきり寄れないし。
このくらいのレンズだと、撮影許可を確認して撮ったほうがいい写真になります。マレーシアは3民族がいるので、それぞれの民族の写真への許容度が違うというか、人物写真は結構難しいものがありますね。
後半に結構撮影許可を取って写したものがあります。迫ってみれば意外にOKしてくれました。
| 固定リンク | 0
「Food」カテゴリの記事
- 台湾の日式咖哩新事情(2024.02.22)
- シーロムの水没オフ(2024.01.26)
- ランプーンのバミー(2024.01.21)
- チャンタブリーのふたつの市と海鮮ガパオ(2024.01.09)
- シャコと胡椒(2024.01.05)
「People」カテゴリの記事
- タイ人図鑑(2024.01.22)
- ドキュメント☆kimcafeさん無料床屋にチャレンジ(2023.10.25)
- 台糖橋頭線の五分車(2023.06.11)
- 首里城の現状(2023.04.22)
- 登山電車とブラボーな人(2022.12.22)
「201712 KL & Penang」カテゴリの記事
- バスターミナル上のホテル(2018.04.14)
- アロー通りでミニオフ(2018.04.12)
- MRTができて便利に(2018.04.09)
- E&Oの部屋の備品など(2018.04.08)
- E&Oのラウンジでの朝食(2018.04.07)
コメント
さ、そろそろ次の旅行の行き先研究しないと~
てなことでペナン研究中です
ヒョウちゃんとLuntaさんと両方あるので勉強になりますね
チャークイティオ、やっぱいいですね(^^ゞ
投稿: kimcafe | 2018年2月20日 (火) 00時39分
kimcafeさん、こんにちは。
もう次ですか!
ひとついえるのはペナンというかジョージタウンではできるだけ中心に近いところに宿をとることでしょうか。
宿代はかさみますが、人が集中していれば、自然と美味いものが集まるという理屈です。
ペナンヒルの頂上に泊まっていたら、苦労しまっせ。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年2月20日 (火) 20時08分
テアイス、
まさにお茶がTの国ですね。
スリランカは英語でティーと言っていましたが、シンハラ語もタミル語もTのようでしたよ。
スクムビット
投稿: スクムビット | 2018年2月20日 (火) 22時22分
スクムビットさん、こんにちは。
「C」で始まるお茶の国と「T」で始まるお茶の国の話、久しく忘れていました。
マレーシアはかつてオランダが植民地としていたので、「T」系らしいです。インドネシアも同様です。
スリランカもチャイじゃないのかと思いましたが、やはりオランダ・イギリスと統治されたからか、「T」なんじゃないすか。
ちなみに、南インドではあまり「チャイ」は通じません。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年2月20日 (火) 22時37分