マレーで発達したムルタバ
<アチェ・ストリート・モスク>KP/DA21mm
アチェというからにはマレー半島対岸のスマトラ島のアチェでしょうか。
かつての大英帝国はマレー半島に付け入る際、ケダ王国からペナン島を「借りる」形で譲渡されます。ケダ王国がアユタヤ朝に対抗する後ろ盾としてペナンを貸したことになります。
そして、大英帝国が海峡植民地(Straights Settlement、ペナン・マラッカ・シンガポール)を形成するにあたり、オランダが進出していたマラッカとスマトラ島の旧アチェ王国とを「植民地交換」することになりました。
そのためかどうか、ここにアチェの名前が残るのでしょうか。
さて、ペナン5日目の昼食もインド料理にしますか。
<再びJaya>GR DIGITAL
またJayaにやってきました。テ・アイスをまず頼みます。メニューは一応あって、こんな年季の入ったやつです。壁のメニューと同じですが、これの方がわかりやすいです。
<ムルタバ・チキン>GR DIGITAL
メニューにムルタバを見つけました。やはりインドにはないインド系スナックです。
小麦粉を溶いたものを鉄板で焼いたものです。そこには各種具材を入れるようですね。
<火傷注意>GR DIGITAL
ワタクシがムルタバを知ったのは、前川健一氏の著作より。マレーシアやシンガポールにあり、ケニアにもあるとのことです。インド人の移民が作る料理ですが、なぜかインドではありません。
前川氏の著作には写真もあって、それは薄く伸ばした生地を食パンのような形の長方形で焼かれていたところでした。あとから丸くするのでしょうか。
すでに味の印象を忘れかけています。というのも、手で食べようとするとものすごく熱いんです。それでも頑張って手で完食しましたが。
ご存知インド人はほとんどのものを手で食べます。でも、カレーなんかはいくらかは熱めですが火傷しそうに熱いというものはほぼありません。
それに、ムルタバにはカレーが付かないんです。ですが、予想外の7.1リンギット。テ・アイス、1.8リンギットという料金でございました。
マレーシア・リンギット、対円相場では安くなっているんですが、物価は上がったんじゃないかな。やっぱりタイは安いですよね。ほとんどマレーシアの半分くらいの価格ですし。
今日のマレーシア国民
<チキンライス屋>KP/DA21mm
しっかり見られていました。今回華人のチキンライスは食べなかったです。ナシアヤムは食べましたが。
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コメント
そうそう、タイは東南アジアの発展してきたマレーシア、ベトナム、シンガポールと比べて物価が安いんです。
これは物価が安いということよりも対円の為替の問題ではないかと思うんです。
国が豊かになってくれば通貨の価値が上がるのは当然のこと。
今からタイバーツをたくさん仕込んでおかないとタイ旅行に気軽に行けなくなってしまうかも。
投稿: スクムビット | 2018年3月25日 (日) 22時32分
ムルタバは食べなかったなぁ。
投稿: 伊 謄 | 2018年3月25日 (日) 23時08分
スクムビットさん、こんにちは。
昨日某所でその話題が出ました。
タイバーツ自体は対円で高くなっています。
以前よりは戻ってきたみたいなんですが。
そういうことを差し引いてもタイで食堂や屋台で食事をするとかなり安いです。
もしかするとインドよりも安いかも。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年3月25日 (日) 23時47分
伊 謄さん、こんにちは。
そうですか。
ところで、ペナンヒルのケーブルカーの写真、出しましたよ。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年3月25日 (日) 23時48分