パリ下町ホテル
<パリ、凱旋門下>K-7/DA16-50mm
ネタがないものですから過去の画像から何とか話題をでっち上げています。少なくともあと3か月はこれが続きますので、ご容赦ください。
雨上がりのパリ、凱旋門下にある、無名戦士の墓です。どういう戦争の犠牲者かというと、すぐそばにプレートがありました。第一次世界大戦、第二次世界大戦はもとより、200年近く前の戦争あたりから克明に提示してあります。
とまあ、この辺りは表舞台のパリですね。観光客もたくさんいますし、パリジャン、パリジェンヌもいます。
<パキスタン料理店>K-7/DA16-50mm
ここも同じくパリです。画像はパキスタン料理店ですが、アラブ料理、トルコ料理、インド料理とあまりフランスとは関係なさそうな店がずらっと並びます。
それでもここはパリの中心部にほど近いパリ北駅とパリ東駅近くです。道行く人もエスニックな人たちばかりで、フランス人もちょっとうらぶれたようなたたずまいの人が多いですね。
<うらぶれた部屋>GR DIGITAL
上の画像からひとつ通りを入ったところにあったのが、ワタクシが2014年に泊まったホテルです。Hotel D'Amiens。カタカナに直すと「ホテルダミアン」。定冠詞が付くので地名のアミアンのホテルということになりますか。映画「オーメン」じゃありませんよ(古っ!)。
いちお、Agodaで予約しました。その中でもかなり低価格な部類です。1泊6500円くらいでしょうか。
うらぶれたフロントでしたが、きちんと正装したホテルマンが出迎えてくれます。英語で意思疎通もできます。エレベーターもありましたね。結構高い階に部屋はありました。
でも、狭いですね。殺風景な部屋です。窓を開け放っているのがお判りでしょうか。エアコンがありません。代わりにあるのが新しいタイプの扇風機ですね。パリは虫がいないし、大気汚染もひどくないので窓を開けていても大丈夫です。
撮影している側の背後にはデスクがありました。
<洗面所とトイレ>GR DIGITAL
カーテンの仕切りがある部分はシャワーのブースです。パリのホテルはバスタブはほぼありませんね。仕切りがしっかりあるのでトイレ方面は水浸しになりません。でも、ビデはありませんでした。
<石鹸類>GR DIGITAL
薄い石鹸とパックされたシャンプーが2つずつ。狭い部屋ですがやっぱり2名まで泊まれると。グラスも置いてなくて、プラスチックのコップです。
思いきり質を落とした作りですが、パリのホテルは星のあるなしや星のランクできちんと基準があります。ここも確か星がひとつは付いていたと思います。
洗面台ですが、お湯と水のコックがあり、客の好みの温度でひとつの蛇口から調節された温度の水またはお湯が出ることが基準のひとつです。それも24時間常時というものです。
この他部屋には天井近くに小さいテレビがありました。ベッドで見るしかないというものですが、テレビのあるなしは星の基準に関係ありません。
シャワーまたはバスタブのあるなしもホテル全体の部屋のパーセンテージで決まるようで、二つ星であっても共同シャワー、共同トイレという場合もあり得ます。
<ビュフェ>GR DIGITAL
朝食付きなんですね。まあ、フランス人にしてみたらタダみたいなサービスかも。
<朝食>GR DIGITAL
パンもクロワッサンとバゲット。選択自由です。肉類はなし。チーズとヨーグルトはありました。コーヒーまたは自分で作るティーバッグの紅茶とジュース。紅茶にすると自分で給湯器のお湯を注ぎ、味気ないです。コーヒーも自分で入れますが、かなり濃いエクスプレスが基本であとは暖められたミルクの分量を好きなだけ足すことができます。コーヒーがおススメでしょう。
いちいち部屋のチェックはなかったです。
こんな内容でも、外で食べると500円以上しますからありがたいですね。チーズとヨーグルトは多分付かないし。
このホテルのオーナーはアミアン出身なのかもしれません。パリ北駅からはアミアン方面の列車が発着します。でも、従業員は移民や出稼ぎみたいでした。
ある夕方部屋に戻ると清掃中で、それがアフリカ系のおばさんでした。しばらくかかるようなのでまた外出しましたが。
タイの地方ホテルとそんなに内容は変わらない気もしますが、料金はさすがに倍以上しますね。
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