なんでもないところで普通の料理(3)
<インワの船着場>K-7/DA21mm
ミャンマーのマンダレーでクルマをチャーターして、近隣を回ったことがあります。その中のインワだけは川の向こう側にあり、ドライバーは川を渡りません。
川を渡ったところはちょっとした食堂街になっていました。ここを逃すと食いっぱぐれてしまうので食べていくことにしました。
<揚げ春巻き>GR DIGITAL
食堂街と書きましたが、すべてオープンエアのテラス席のような作りの店ばかりでした。こういうところにやって来るのはほぼ外国人観光客です。ミャンマー料理とか必死に探しても無駄です。
東南アジアによくあるような料理ばかり。
<焼きそば>GR DIGITAL
ま、いってみればミャンマー風中華とでもいいましょうか。
ミャンマーでは油をたくさん使うことがいい料理とでもいわんばかりで、どれもギトギト感があります。それでも、民主化によって国民の総収入が確実に増えましたから、ある程度健康に気を遣うような人も増えてきたのでしょうか。以前よりは油が控えめな気がします。
とはいえ、ミャンマーが初めての人にはやっぱり油が多いなと感じるでしょうけど。
ミャンマーでの外食はけっこう高くつきます。なんかみるみるうちに現地通貨のチャットが減っていくのです。同じ事はラオスにもいえますね。カンボジアもそうですね。
タイやベトナムはある程度計算ができます。現地人の外食が晴れの日に限らず、ごく当たり前になっていけば、外で食べる食事も安くなっていくと思うんですけど。
さて、夏のスリランカ、宿の予約をしました。考えてみれば初めての国って、2009年のチュニジア以来ですね。
これまで初めての国といいながらも、かなり大胆に行動してきたと思っています。その頃は情報も限られていて、せいぜいガイドブックと現地飛び込みの宿でしたが、失敗したなと思っても、なんとかリカバリーしたりそれこそ大胆に行動して何とかやってきました。
最近は現地でsimを手に入れ、いつでも情報が得られます。宿も事前予約が当たり前ですね。で、その事前予約で宿の位置と値段などを頭に入れて、いざ予約の段階で、「口コミ」が目に入ったりします。これで迷うんですね。
事前予約をほとんどしなかったのは南インド以来ありませんね。今回そうしてもよかったんですが、スリランカだけは11日間なので、結局事前予約しました。時間がもったいないので。kimcafeさんみたいに89泊90日なんてことになれば、事前予約は不可能ですから、開き直って何もせずに行くと思うんですが。でも、昔はそうしてたよな。最初の1泊でさえ、予約を取らずに行ったこともあるんですけどね。
これだけ旅を重ねてきて、人には旅慣れていると思われていそうですけど、今回はちょっとだけ不安感もあるんですね。ちょっとだけですけどね。
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コメント
少しぐらい不安があるのが楽しいんですよ。
これが家から新宿に行くぐらいのことだったら日常そのものですから。
お金を出して非日常の世界に旅するんですからね。
スリランカ、楽しみだなあ。
投稿: スクムビット | 2018年6月28日 (木) 10時42分
スクムビットさん、こんにちは。
昔イギリスに行ったとき、ヒースローから間違ったバスで鉄道駅に出て、パディントンに着き、宿も決まってなかったのに、モグリ宿に宿泊。なんてこともあったんです。
でも、全然不安感なかったんですね。
ま、南インドの時と同じと考えましょうか。
あの時も全く大丈夫でした。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年6月28日 (木) 21時30分