シーギリヤは実際怖いのか
<この日はスニーカー>KP/DA18-50mm
ダンブッラ2日目、シーギリヤに行くことにしました。ホテルでバス停をたずねると、向かいのスーパーのところだと教えてくれました。
シーギリヤロックといえば、スリランカで最も有名な世界遺産ですね。オーストラリアのエアーズロックにも似たその外観から、どうやって登っていくのか興味がありました。ま、そのためでもあるのですが、アジアでは基本サンダル履きのワタクシも、この日ばかりは靴下を着用し、スニーカーを数日ぶりに履くことになりました。
<結局トゥクトゥク>KP/DA18-50mm
バス停に行くと、かなりの客待ちです。しかも、シーギリヤ行きはかなり待つといいます。こういうところに出没するのがトゥクトゥクドライバーです。15USドルで行くとかいいますが、値切って1500ルピーで手を打ちました。
いやあ、楽々。ちなみに、シーギリヤロックの入口まではバス停からかなり距離があるようです。トゥクトゥクならば、入口まで行ってくれますね。
<チケットカウンター>KP/DA18-50mm
Eチケットなんてありますが、予約も受け付けているんでしょうか。ごく普通に現金購入できます。ただし、ここはスリランカの遺跡で最も高額で、4830ルピーもしくは30USドルでございます。まだまだルピーに余裕があるので、ルピー払いです。
<シーギリヤロック>KP/DA18-50mm
あそこまで登ります。相当あるのがわかりますね。
<長蛇の列>KP/DA18-50mm
入口付近はのんびりしたものですが、こんな状態が最後まで続きました。ま、確かに急な石段を登りますが、運動には程遠いです。まったくもって楽勝でした。これだったらサンダル履きでも大丈夫じゃね?おススメはしませんが。
<猿>KP/DA18-50mm
ほとんどが外国人観光客です。日本語はほとんど聞こえません。地元民に見えるのはインド人観光客です。かなりマナー悪いです。
朝のラッシュアワーのプラットフォームみたいなところで、ずんずん先に行こうとする手合いもいます。ぶつかられて転んだらシャレにならんです。
<蜂に注意>KP/DA18-50mm
でかい蜂の巣もあるみたいなんですよ。蜂は騒音で巣から飛び出すそうです。朝のプラットフォームと違うのは、待っている間に観光客が大声でおしゃべりを始めます。これで蜂に刺されたらどうしてくれるんだ。
結果大丈夫でしたが。
猿も危険ですよね。バッグから何かを出そうとする人もいて、からまれています。自分は関係ないのに、そういうのに巻き込まれる可能性もありますよ。
登りはきつい、でも混雑によって引き起こされるアクシデントもあり得ます。
<螺旋階段>KP/DA18-50mm
奥に見えるのが螺旋階段です。そこにあるのがシーギリヤレディと呼ばれる女性の姿を描いた壁画です。でも、これは現在撮影禁止です。しっかり係が見張っています。
そこは数メートル行き来するだけで、今度は下りの螺旋階段を下ります。
<ミラーウォール>KP/DA18-50mm
本当は逆側だとか。岩を磨きに磨き、鏡のようにした場所だったそうですが、何も映りませんね。
ここを通り抜け登り詰めると。
<ライオンロック>KP/DA18-50mm
前足に当たるところから再び登りが始まります。
結構広めの空間なんですが、ここにも蜂に注意の看板があります。蜂よけのテントのようなものはありました。
ライオンロックですがかつてあったと考えられているライオンの頭部は失われています。
<山頂部へ>KP/DA18-50mm
この階段は手すりはありますが、登りと下りが一緒です。ここだけは慎重に行き来したほうがいいです。
また、ここはかなりの風があります。帽子などを飛ばされる人もいますね。
<頂上部>KP/DA18-50mm
ここにはかつて宮殿がありました。アヌラーダプラ時代、王位継承をめぐり実の父の王を殺害して王になった人物がいます。腹違いの弟の王子を追放し、アヌラーダプラを捨て、ここに都を築いたのですね。
こういうところですから守りはばっちりです。でも、腹違いの弟がここを攻めてとうとう、狂気の王は自害したとのこと。都もアヌラーダプラに戻ったとのことです。
現在は建物はなくなっています。基礎部分とわずかな柱が残っています。
<池>KP/DA18-50mm
雨水がたまったものでしょう。それにしても、ここでの飲料水の確保はどうしていたのでしょうか。
<ダンブッラ行きバス>KP/DA18-50mm
ライオンロックを降りると下り線用ルートで出口へ。出口から少々歩きますがバス停があります。ここが始発地点。
でも、100ルピーぼったくられました。混雑をいいことに釣銭をくれなかったんですね。
今日のスリランカン
<トゥクトゥクドライバーその4>KP/DA18-50mm
バス停で待ち構えていたドライバーです。最初に声をかけてきて、約15分後ワタクシが負けました。
ま、いい商売ですよね。
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コメント
わたしが行けなかったシーギリアロック。
見せてもらえてありがたいです。
階段とかちゃんとメンテナンスしているんでしょうか。
いつか階段が崩壊して大事故にならなければいいけど。
ハチだって看板出す暇あれば駆除すればいいのに。
ヒョウちゃんの写真で十分な気がしますが、またスリランカ行くことがあればきっと訪れるでしょうね。
スクムビット
投稿: スクムビット | 2018年10月27日 (土) 06時38分
スクムビットさん、こんにちは。
石段部分は問題ないでしょう。
螺旋階段は金網でおおわれています。
ライオンロックの階段は非常階段みたいな感じですね。
ま、これだけ多くの人が訪れますから、メンテはやってるでしょう。
そう信じないと登れません。
蜂は駆除してほしいですね。
それとも、不殺生の戒律のためやらないのかも。
次、是非とも訪れてください。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年10月27日 (土) 20時36分
なるほど、満員行列で登って行くなら怖くないかもですね(^^ゞ
螺旋階段はちょっとやばそうだけど、周りが囲まれていますよね
とりあえず安心・・・ですかね
投稿: kimcafe | 2018年10月28日 (日) 20時38分
kimcafeさん、こんにちは。
ま、いつもこんなに混雑しているかはわかりませんけど。
サンダルの場合、バックベルトのあるやつならOKでしょう。
ライオンロックの上、ここが難所かもしれませんね。
また、雨の時、濡れているときは要注意でしょうね。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年10月28日 (日) 21時42分
シーギリアは7年前に行きましたが、あまりの変わりようにびっくり!
料金はアレンジ一括だったのでいくらだったのかわかりませんが、入場券はEチケットどころか、いちいち番号を手書きでノートに付けてました。
それで済むぐらいお客も少なかったと言うことで、シーギリア・レディーたちの写真も好きなだけ撮らせてもらいました。
インド人だらけだったということは彼らの夏休みにでも当たったんでしょうかね。
有名観光地はどこも混む一方ですね。
投稿: Lunta | 2018年10月29日 (月) 14時08分
Luntaさん、こんにちは。
とんびさんの記録によれば、いくつかの遺跡の入場料をまとめたジョイントチケットが当時はあったそうです。
シーギリヤレディが撮影禁止になったのはそれほど前じゃないようです。
かつては500体以上の絵があったそうです。
現在は18体のみ。
フレスコ画ですからフラッシュやストロボには弱いですね。
撮影禁止で当然です。
インド人観光客はスリランカ人と違って上下白い服ではないのですぐにわかりますね。
南アジア諸国はビザ相互免除じゃなかったかな。
国内線感覚でやって来ると思いますよ。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年10月29日 (月) 21時07分
シーギリア、サンダルで上がりましたよ。階段の足を置くところの幅もそこそこあったし、手すりもあったし、傾斜はアンコールワットほどはなかったので怖くなかったです。それでも、客の重みで空中に張り出してつくってある歩道が外れないかを心配していました。ヒョウちゃんのときは、自分のいったときよりも客が多そうなのに、張り出してつくった階段などが昔と変わっていない感じなので、そちらのほうが怖いなって思いました。
先日、タイのイサーンより帰国しました。ヒョウちゃんがいらしゃった記録を参考にさせてもらいましたよ! 役に立ちました。よかったら、全体的な印象とか聞かせてもらい、交流できればなって思っています。
投稿: とんび | 2018年11月 1日 (木) 20時43分
とんびさん、こんにちは。
やっぱり、ライオンロックの階段ですかね。
一応気になってスニーカーで行きました。
通常、夏はもっと軽装のスニーカーを履くんですが、シーギリヤに備えて、ハード仕様のもので出かけたんです。
ま、ワタクシもアンコール遺跡なんぞは3回目はすべてサンダルでしたけど。
イサーンの記事の件、了解です。
ヒントにはなったかなとは思ってました。
投稿: ヒョウちゃん | 2018年11月 1日 (木) 22時49分