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2019年5月 5日 (日)

風貌は変わっても

かすてら音楽夜話Vol.57

Bko3300424

<若き時代>EM10/ED14-42mm

人間若い頃はいいですよね。見かけもいいし、ピチピチしてます。若さには誰も文句はつけられません。

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<年を重ねて>EM10/ED14-42mm

でも、年を重ねていくと味が出てくるものです。人生の機微みたいなものも身に着けて、世の中をうまく渡り歩くすべを知っています。

☆画像はバンコクの庶民の皆さんを登場させました。そのあたりすんませんです。

何がいいたいのかというと、まあ、本日の出来事を聞いてくださいませ。

本日某所に法事に行ったのですね。もうン10年ぶりに会う親戚の皆さんもいたくらいで、その風貌の変化に驚愕したというわけです。でも、名乗られなくても全員わかりましたが。

今の天皇などは生まれた時からテレビカメラがあって、60年近くそのお姿をマスコミに追いかけられ、我々視聴者が見届けているわけです。こういう例は個人として日本初ですよね。

同じく、若い頃からテレビカメラ、もしくはカメラで報道され続けられているのが、芸能関係の人々。人気歌舞伎役者の子供などはこれからそういう運命をたどっていくものと思われます。これに近い存在は実名を出してしまいますが黒柳徹子女史でございます。この人なんかは日本のテレビ史と一体化していて、しかもほぼ毎日テレビに出続けていますから、若い頃と現在を見比べてもすぐにわかりますね。同じような人には財津一郎とか伊東四朗、吉永小百合などがあげられますが、黒柳さんにはかないません。

甲斐よしひろという人がいます。YouTubeから引っ張ってきましたが、公式サイトのものではないので、いつか削除されてしまうかもしれません。1989年のものといいますので、今から30年前の甲斐よしひろです。

いうまでもなく甲斐バンドの甲斐よしひろ。1953年生まれですから36歳くらいの映像ですね。デビューは1974年、21歳の時です。おそらくその時のデータですが、Wikipediaによると、身長165cm、体重48kgとあります。ものすごく痩せていたんですね。ワタクシはその翌年のセカンドシングル「裏切りの街角」を演奏するのをテレビ番組で見た記憶があります。すごく刺々しい感じがしました。

YouTubeの映像ですが、1989年は甲斐バンドが解散している時期で、ソロの映像です。すでにデビューから15年経過していますが、ほっそりしていますね。

甲斐バンドは数回解散と再結成をしていて、解散している間にも甲斐よしひろはソロプロジェクトを継続しています。当時のロック、ニューミュージック系アーティストは極力テレビの歌番組には出ない傾向がありますが、TVKなどの純粋にライヴ映像を流す番組には甲斐バンド、甲斐よしひろのソロプロジェクトは登場していたようです。

先ほどの黒柳徹子ほどじゃありませんが、ぽつぽつテレビで流れていたと。でも、そのソロプロジェクトをやっているあたりから甲斐さん、だんだんとふくよかになってきたんですね。

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最近の甲斐よしひろです。もう顔がパンパン。村上龍かと思ったぜ。最近はサングラス着用が当たり前みたいになってきまして、ちょっぴりおばさんっぽい感じも。

ビジュアルをある程度重視する世界ですから、昔のイメージを維持することも大事ですね。ま、あんなに突き刺さるようだった甲斐さんも今年66歳ですから、しょうがないやね。わたしゃ、10年ぶりにアルバムをリリースした時の浜田省吾の白髪にも衝撃を受けましたが。その他はイメージ変わんないもんな。

スキンヘッドになってしまったビリー・ジョエルとか本当にツルッパゲになってしまったジェームス・テイラーなんかよりいいんじゃね。ホント、外国人の風貌の変化はとんでもないですからね。

そんな甲斐さんですがなんとデビュー45周年です。最近は本業では目立ってないようですが、そのうち活動再開してくれるでしょう。

なんかひどいことを書いてしまったようですが、芸能生活はこういうことも大事ってことで。ファンのヤン水君、ペンタのPさん、すんません。次、マラコー行ったら「安奈」は無理でも「Hero」歌わせていただきます。

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コメント

甲斐さん、ね。
テレビに出るのが嫌いだったのに
今や
プロモーションとか過去を語るとか
大好きのようです。
矢沢さんも同様に、CMソングで
売れたのにテレビ嫌いで、俳優になるとか
有り得なったですよ。
両者とも バラードが秀逸なんですが
すっかり似合わない顔になりましたので・・・

投稿: ペンタのP | 2019年5月12日 (日) 12時34分

ペンタのPさん、こんにちは。
行列のできる法律相談所なんかにも出ましたね。
ミヤジもだけど。
それよりも、NHKのSONGSあたりに出てもらいたいです。
45周年なんだし。
永ちゃんはちょっとよくわからないです。
でも、かすてら音楽夜話で取り上げてもいいかな。

投稿: ヒョウちゃん | 2019年5月12日 (日) 20時25分

甲斐バンド好きでした。
特にかりそめのスウィング、テレホンノイローゼ、翼あるもの。
昔ラジオで「何千曲もオリジナル曲があって、それを組み合わせながら曲をリリースしている」という話がとても印象的で覚えています。
甲斐さんって独特のこぶしがあって日本的なんですよね。この時代のニューミュージックってよばれた人たちは癖のある歌い方の人がいたりしました。
クセがスゴイ~

投稿: lastsmile | 2019年7月23日 (火) 18時18分

lastsmileさん、こんにちは。
やー、今日はものすごくコメントがついて嬉しかったです。
まだまだありますので、気の向いたときに反応してください。
甲斐バンド、「裏切りの街角」あたりがそれまでにない暗さを取り上げた曲という印象が強いですね。
ま、ワタクシもおこちゃまだったので、芸能界の明るい面しか知りませんでしたから、インパクトありましたよ。。
「安奈」が陽なら、「裏切りの街角」は陰。
水原弘に例えるなら(必要ないけど)「黒い花びら」と「あんな女」ですかね。
癖のある歌い方の人いっぱいいました。
南佳孝とか豊島たづみとか。
最近(でもないか)ならGrapevineとか堂島公平あたりですかね。

投稿: ヒョウちゃん | 2019年7月23日 (火) 22時15分

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