マレーシアで最も美しいモスク…ただし今のところ
2019年8月6日(火)
<ザイールモスク>KP/DA18-50mm
アロースターの自慢のひとつがこのモスクです。駅からホテルに向かう途中に見えてきました。ホテルからも徒歩圏内というか、歩きで5分もかかりません。
<正面>KP/DA18-50mm
はっきり触って確かめたわけじゃありませんが、総大理石作りと思われます。玉ねぎ型のドームと細長いミナレット(尖塔)が中東諸国にあるモスクと同じような感じです。
<覗き構図>KP/DA18-50mm
ワタクシがマレーシアで初めて訪れたモスクは、マラッカのカンポンクリンモスクでした。現存するマレーシア最古のモスクといわれますが、木造建築であまりモスクっぽくない建物でした。建設時期は18世紀後半です。
ようやくモスクっぽい建物に出会えたのはクアラルンプールのマスジットジャメでした。マスジットジャメは1909年の建設でなんとイギリス人の建築家によって建てられたものでした。その後、石造りのモスクも今回のピンクモスク、ブルーモスク等訪れましたが、20世紀後半の新しいものが多かったです。
ザイールモスクは1912年に建てられました。ここまで気合の入った建築としたのはケダ州のスルタンの肝いりなんだろうと思います。ちなみに、マレーシアにはほぼ各州にスルタンがいて、その持ち回りでマレーシア国王に誰かが選ばれます。政治的実権はないので名目だけですが。
<ライトアップ>KP/DA18-50mm
夜はこんな感じでライトアップされます。奇麗ですね。
<夜の外観>PowerShot
35mm換算で24mmと、今回持参したPENTAXのレンズより広角が使えるPowerShotでも撮ってみました。解像度はやっぱり落ちますね。
<時計塔>KP/DA18-50mm
ザイールモスクの周辺にはこのようなものもあります。この時計塔には記念碑もあってなんと日本語で説明が書いてありました。ザイールモスクとは道を挟んで向かい合っています。
<バライノバット>KP/DA18-50mm
時計塔と大通りを挟んで反対側にあります。打楽器の楽団が演奏する会場として建てられた(歩き方の説明)とか。なんか想像がつきませんね。でも、ユニークな建物です。
ちなみに、バライポリスが警察署。バライボンバが消防署です。
<バライブサール>KP/DA18-50mm
現在はケダ州の公式行事に使われるとか。ザイールモスクの周りにはこんなものが集まっています。確か、ケダ王宮博物館もあるのですが、個人的に博物館や美術館はゆっくり見ている時間がないということで、今回はパスです。確か無料ですが。
<広場>KP/DA18-50mm
地名の文字を広場に置きました。プトラジャヤもこれがありましたね。時計塔とバライノバットが向かい合っています。右寄りにアロースタータワーもあります。
クアラルンプールのペトロナスツインタワーやKLタワー、マラッカの新しいタワー、ペナンのコムタなど、マレー人は結構高い建造物がお気に入りみたいです。
ともかく、アロースターまで来ると、マレー人の比率がぐっと上がります。それでも、小さなチャイナタウンはあるんですが。
今日のマレー人
<チョウラスタ市場のおばちゃんたち>PowerShot
野菜売り場には女性が多かったです。ちなみに、左が客で右が売り手。
マレーシアではほとんど人物写真が撮れませんでした。タイだったらカメラに気づいてもおおらかにやり過ごしてくれる感じなんですが、マレーシアはどこか撮りにくいです。ま、それだけ東南アジアの中でもプライバシーがより存在するってことなんでしょうけど。
つうことで、「今日のマレー人」はそろそろ終わります。
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