マレーシアの鉄道まとめ
単純に自分が乗ってきた区間に限ります。
A KLIAトランジット、KLIAエクスプレス
<チケット>PowerShot
KLIAエクスプレスとKLIAトランジットは同じ路線を走りますが、KLセントラルでは改札とホームが異なります。空港までは料金は同じですが、チケット売り場もまた異なります。この場所がなかなか見つけづらいです。
わざわざ空港に行くのにKLIAトランジットを使う人はいないでしょう。でも、途中わずかに観光地があるので、利用するケースも多いかと思います。今回はマスジットプトラ(ピンクモスク)に行くのに使いました。
通常であれば自動券売機で円盤状のトークンが出てくると思います。ただでさえ高い料金なのでクレジットカードを使い、往復で購入してみると、LCCの搭乗券のようなチケットが出てきました。料金もわずかに割り引かれています。
このチケットは右側のQRコードを改札で読み取らせて入場します。でも、自分の場合、帰りのプトラジャヤ&サイバージャヤでは読み取ってもらえず、結局職員が別のところから入れてくれました。マレーシアは比較的東南アジアではこういうことが先進的ですが、ソフト面はいいとしてもハード面が追い付かないところがあります。
<車内>KP/DA18-50mm
空港専用線を利用した通勤通学用ですから、大きな荷物置き場はありません。でも、棚があります。小さなスーツケースくらいはここで収まります。つり革があるというのが特徴ですね。
車両は新しかったですが、それは時の運でしょう。古い車両もあります。
<プトラジャヤ&サイバージャヤ駅>KP/DA18-50mm
通勤通学用といっても、自分が利用した時間帯はガラガラでした。ラッシュアワーがあるとすれば朝夕でしょうか。
KLIAエクスプレスも座れなかったことがありません。ま、あれは高いですから次回、時間が許せるようならバスを使いたいと思います。ちなみに、KLIAエクスプレスのKLセントラル駅ではここで荷物を預けてチェックインのできる航空会社もあります。香港と同じですが、閑古鳥が鳴いていました。カウンターもたくさんありますが、職員は一人しかいませんでした。
マレーシアはエアアジアを生み出したLCC先進国ですからあまり荷物を預けることがないのかもしれません。
<KLIAエクスプレスのチケット>PowerShot
KLIA2(LCC専用空港)、KLIA、KLセントラルだけしか止まらないのがKLIAエクスプレスです。チケットもクレジットカードが使えますが、プラスチック製のリサイクル可能なものが出てきます。
B KTMコミューター(クアラルンプール近郊)
<最新型車両>KP/DA18-50mm
クアラルンプール近郊ではKLセントラル-シャーアラム間に乗車しました。一度、KLセントラルからバトゥケーブスに行こうと思い、チケットを購入してホームに降りたら、バトゥケーブス行きの表示されていた時刻が消え、いつまでも来ないという状況に陥りました。その時はそのまま出てきましたけど。
<その前のタイプ>KP/DA18-50mm
先頭車両が流線型でないタイプです。でも、内部はほぼ同じでしょう。
<内部>KP/DA18-50mm
その内部ですが、結構新しいです。駅の表示なども出ます。でも、文字が小さいですね。かなり混雑することも多いです。荷物用の棚はありません。
<トークン>PowerShot
ふつうはこれです。駅員によってはカード式のチケットを出すこともあります。KLIAエクスプレスと同じリサイクル可能なタイプが普通でしょう。
でも、今回KLセントラルからシャーアラムまで乗ったときは、もっと厚みのあるクレジットカードサイズのものを渡されました。なんと、カード料金3.0リンギ。ICチップが入っているようで、たぶんチャージ可能ですね。自分の場合は窓口でこのカードを出して行き先を告げてカードに入金してもらいました。
もしかしたら、これでバスにも乗れるのかもしれません。次がいつになるかわかりませんが、試してみましょう。バタワースなどの北部のコミューターには使えません。
<車内の演奏>PowerShot
その車内で突如始まった演奏です。これで稼いでいるわけでもなく、いわばボランティアです。隣に座ったマレー人女性がスマホで日本語に翻訳された文によれば、ポートクランで文化的な催しがあるのだとか。この列車に乗っている人はほとんどそこに行くとのことでした。このグループも早くも列車の中で演奏を始めてしまったようです。
こういうこともあるんですね。
C KTMコミューター(北部)
バタワースとパダンベサール間、バタワースとパダンレンガス間にコミューターが走り出しました。この区間が電化されたためですね。
<チケット>PowerShot
窓口でチケットを購入すると紙製のいかにも鉄道切符を渡されます。
<北部コミューター>KP/DA18-50mm
クアラルンプール近郊を走るものと同じタイプです。
なんと駅名表示もKL近郊のままでした。
<座席>PowerShot
長距離列車仕様とでもいいましょうか。車両によってはロングシートもあったようです。
8月6日のアロースターまで乗った列車は信じられないくらい新しかったですが、翌日国境まで乗った列車は一昔前に走っていたようなタイプでした。この件は後日の国境越えにて報告します。
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コメント
20数年前は、電車などいなかったんですよねぇ。
投稿: 伊 謄 | 2019年10月11日 (金) 09時42分
長距離でも、鉄道が利用しやすかったら、飛行機やバスではなく、鉄道が一番疲れにくいし、鉄道を利用したいですね。今回は鉄道の部分乗車が多かったようですが、KLからバタワースを鉄道にされましたね。自分の場合は、7年前は、ペナンからKLを飛行機にしましたが、今のように便利になっていたら鉄道にしたと思います。18年前はバスでしたが、大変でした。マレーシアのバスは結構いいバスが多いですが、この区間ではもうないですね。
KLから列車を乗り継いでバンコクまで移動されましたが、まさに同じ時期に、カナダ旅行中の自分の場合は、トロントからケベックまで、途中下車しながら列車を3本乗り継いで移動しました。ヒョウちゃんが鉄道の乗り継ぎの旅を計画されていることを知り、同じようなことを考えているなと思いました。ヒョウちゃんも、自分の旅のルートをみて、同じように思われていたかもしれませんね。、
投稿: とんび | 2019年10月11日 (金) 12時08分
伊 謄さん、こんにちは。
考えようによっては未だに東南アジア唯一の電化された鉄道ですね。(タイのMRTとBTSを除く)
でも、総距離ではタイのほうがあるんじゃないかと思いますね。
投稿: ヒョウちゃん | 2019年10月11日 (金) 22時01分
とんびさん、こんにちは。
ワタクシもそう思います。
今回、ともかくマレーシアとタイの鉄道をつなぐことができました。
このあと、タイの鉄道を(近日中に)記事にしますが、タイの鉄道のほうが面白味はありました。
あんな感じだったら、チェンマイやノンカイ、ウボンまでも鈍行乗り継ぎで楽しいんじゃないかと思いましたね。
いずれやってみるつもりです。
とんびさんとの違いは豪華列車と格安列車ですかね。
投稿: ヒョウちゃん | 2019年10月11日 (金) 22時05分