謎のドラゴンタワー・前編
2019年12月27日(金)
当初の予定では、夏の旅レポと年末年始の旅レポを交互に記事にするつもりでしたが、まだ誰も記事にしていないので急遽こちらを優先することにしました。
さて、バンコク2日目。kimcafeさんはもちろんですが、この日はLuntaさんとそのお友だちが合流します。10時にBTSとMRTのターミナルであるバンワーで待ち合わせです。
<バンワー駅>OMD10/ED14-42mm
いや、すごいものですよ。バンコク。夏にやってきたときにはMRTブルーラインはフアラムポーンータープラまでの部分開通でしたが、タープラの先ラックソーンまでと、タープラからパープルラインのタオプーンまでが開業しました。ブルーラインは「の」の字を描くように一気に延伸したのですね。
できるできるといわれたMRTですが、地下部分が完了すればあとは一気ですね。ちなみに、Naozoさんお住いのラムカムヘーン通りにもMRTの工事が進んでいます。
無事にお三方とミートし、ペッカセーム通りをナコンパトム方面に向かう84番の市バスに乗ります。ただし、これは2種類あって、オレンジの84番はドラゴンタワー方面には行きません。黄色の84番に乗りましょう。実は我々も間違ってしまいましたが、車掌が気付き、バス停ひとつで降ろしてもらいました(料金徴収なし)。正式な料金は24バーツでした。
<到着>OMD10/ED14-42mm
ここはワット・サムプラーンという寺院です。ペッカセーム通りを1時間ほど走ったでしょうか。左折してすぐのところが最寄りのバス停です。車掌に「ワット・サムプラーン」と告げれば大丈夫かと思います。ま、この時はガラすきだったですから、「変な日本人が来た」ということで覚えてくれていたんだと思います。
確実を期すならばスマホで画像を見せればいいのではないでしょうか。
<一本橋>OMD10/ED14-42mm
ここを渡っていきます。結構ぐらぐらしてます。でも、ここを通らなくても行けることがあとでわかりました。なんたってタクシーもやってくるようなところですから。
ここを渡ると、白い僧衣をまとった人たちが目立ちました。僧衣というより、信者の服でしょうか。女性の姿が多かったです。ちなみに、上座部仏教では女性は出家できないので、自ら剃髪してオレンジや茜色とは違う薄いピンクや白の袈裟を着て、托鉢していたりします。ミャンマーには多いですね。ここの女性信者たちもほかの寺院では受け入れられないため、この寺院で白い服を着て少しでも仏門に受け入れられようとしているんでしょう。
<巨大亀>OMD10/ED14-42mm
ドラゴンタワーよりも先にこちらに吸い寄せられてしまいました。亀の口から内部に入ることができます。
<教祖>OMD10/ED14-42mm
すでにお亡くなりになられているそうですが。この寺院、確実に新興宗教みたいな存在のようです。なんでも、瞑想修行中にすでに亡くなっていた高僧が夢の中でドラゴンタワーをはじめこのようなものを作るように告げられ、実際に建設したとのことです。
本来ならば一大観光地になっていそうですが、この教祖が問題があり、おおっぴらには取り上げてくれないそうで。詳しくは「タイ一択」を参照してください。
<仏足石らしい>PowerShot
亀の内部はだんだんと下るようになっていて、一番底の部分はこうなっていました。池の中心に岩があり、それが仏足石になっていました。
<巨大孔雀>OMD10/ED14-42mm
亀から脱出すると、おお、また出た。ここは別の建物で、孔雀の足元から中に入れるようになっています。信者のおばあさんが手招きしてくれました。どうやら歓迎されたらしいです。
<聖なる水>PowerShot
中心部にはこんなものが。蛇口をひねると水が出ました。コップが置いてあるので、飲めということなんでしょう。で、この形、シンメトリーなんですが、10角形なんです。12なら干支、8なら生まれた曜日となりますが、なんかよくわかりません。
<教祖の像>PowerShot
これは非常に若い時のものでしょうね。ちなみに、亡くなった時の写真も飾られていました。
<プラクルアン>PowerShot
タイ人男性が首から下げているやつです。ここでも販売されてました。
信者のおばあさん、あちこちの電気をつけてくれたり、売り物のケースから布を取り去って見せてくれたりしました。でも、この時は販売担当の者が鍵を持っていて不在なので買うことができません。もし、売っていたら数か月後、ヤムの会で土産になっていたことでしょう。kimcafeさん、また行って買ってきます?
<巨大象>OMD10/ED14-42mm
孔雀の建物のそばには実際の象よりもはるかに大きな象の像がありました。なんだ、耳がびび入ってるじゃん、とか思っていたら、どうやら耳を動かせるようになっているみたいです。
長くなるので本日はこのくらいで。あー、なんか空気が重く感じました。
今日のコンタイ
<ノリのいいおじさん>OMD10/ED14-42mm
ワット・サムプラーンの入口近くで樹木の剪定作業中のおじさんです。カメラを向けると手を振ってくれました。
kimcafeさんには「今日のコンタイじゃなくて、今日のコンスワイにしたら?」とご指摘を受けましたが、ワタクシは博愛主義者です、なんちゃって。ま、そのうちにコンスワイも出しますよ。
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コメント
ヒョウちゃん、記事アップが早いですね。
それにしてももしかして霊感体質なんですか。
にぶい私は笑い転げて何も感じませんでした。
たくさんの尼さんたちにはいささか不気味なものを感じましたけどね。
宗教好きの師匠はどうだったんでしょう。
投稿: Lunta | 2020年1月 7日 (火) 12時48分
Luntaさん。
この後編を終わらせて、夏の続きに行きたいと思います。
霊感体質ではありませんが、この日は疲れを引きづっていたためか、ここでは妙にテンションが低かったです。
ドンワイでは軽くなりました。
Punch先生は蛇口の水も飲みませんでしたね。
プラクルアンは買う気ありありだったと思います。
メーチー(尼さん)さんは人生最高のタンブンである息子を出家させられない、つまり息子がいなくて信心深い人たちなのではないかと思いますね。
高齢者多かったし。
投稿: ヒョウちゃん | 2020年1月 7日 (火) 21時35分