100年前の中国
2019年8月22日(木)
<Lhong1919>KP/DA18-50mm
Lhong1919に到着しました。商業施設ではあるみたいですが客はほとんどいません。船着き場近くのこの建物もなんだかよくわかりません。ショップも入ってないようです。さらに進んでみましょう。
<中国風建築>KP/DA18-50mm
2階建ての木造建築がコの字型に連なっています。一見ショップハウス風でもあるんですが、東南アジアやタイにある建物とは違いますね。まぎれもない中国建築です。
<裏側>KP/DA18-50mm
こちらはモルタルあるいは漆喰でしょうか。裏と書きましたが、住民が出入りする玄関のあるほうです。
<中央>KP/DA18-50mm
真ん中には祭壇のようなものが。
<提灯>KP/DA50-200mm
ここまでくれば中国ということがわかりますね。Lhong1919の「Lhong」とは、「龍」のことですかね。1919とは、約100年前ということのようです。
<絵馬のような>KP/DA18-50mm
バンコクの観光スポットということで、ネットで調べると、ここができたのは2017年のようです。もともと、中国の貿易船の貨物集積所がこのあたりにあったということらしいです。
そこに残っていた古い建築物を改装またはあとから再現したものではないでしょうか。
<2階中央の部屋>PowerShot
タイにありながら中国そのものですね。もっとも、現代の中国でも都市部ではここまで古い時代のまま残された建築物はなかなかなさそうです。ま、バンコクには中華街もあるんですが、こういうところはほとんどありません。
<天后>PowerShot
海に関連する守り神とでもいいましょうか。こちらは1階の中央の部屋です。こういう感じのところはいまや中国でもなかなかなさそうで、むしろ、台湾の地方都市や香港やマカオの中心から離れたところに残ってますね。
<大きな提灯>KP/DA50-200mm
なんかコンセプトが完璧すぎて、タイやバンコクにありがちな猥雑さがないんです。
<家紋のようなものでしょうか>KP/DA18-50mm
ショップが入る余地はあるのですが、いずれも小規模なものです。入店しているのも雑貨や小物を扱うところが少しで、飲食店もせいぜい麺屋とジュース販売程度でした。
また、アクセスの悪さからでしょうか、観光客もかなり少ないです。
建物は古く見せてはいるのですが、トイレなどは外部と遮断されたエアコン付きです。
<置かれた機械式ミシン>KP/DA18-50mm
ここが何を目指そうとしているのか、そこもよくわからないですね。入場無料だったら客を呼び込むような店があっても不思議じゃないし。ま、これからといったところなんでしょうかね。
今日のコンスワイ
<一見モデル>KP/DA50-200mm
スックサヤームの店員です。手前の電灯が邪魔ですね。惜しいショットでした。
| 固定リンク | 0
「People」カテゴリの記事
- タイ人図鑑(2024.01.22)
- ドキュメント☆kimcafeさん無料床屋にチャレンジ(2023.10.25)
- 台糖橋頭線の五分車(2023.06.11)
- 首里城の現状(2023.04.22)
- 登山電車とブラボーな人(2022.12.22)
「201908 Malay&Thai Railway」カテゴリの記事
- 戻りもキャセイ(2020.04.17)
- キャセイとキャセイドラゴン(2020.04.16)
- マレーシアとタイのsimカード(2020.04.13)
- ビアチャーン水の新種+タイで飲んだもの(2020.04.11)
- トンローの隠れ家ホテル(2020.04.09)
コメント
1919と言えば五四運動。
世界史の全くわからない私でもイクイクゴシゴシ五四運動(日本帝国主義反対運動)という語呂合わせでいつまでも忘れられないんです。
ここLHONG1919もこれに関係しているんでしょうかね。
投稿: スクムビット | 2020年3月26日 (木) 21時42分
スクムビットさん。
すでに清は崩壊していましたね。
清が抱えていた列強の権益を民国政府が受け入れざるを得なくなった結果ですかね。
わたしゃ、専門じゃないんですが、仕事でちょっとばかり扱っていました。
Lhong1919の船着き場とはあまり関係ないでしょうね。<五四運動
でも、貿易船は清と深くかかわっているでしょうから、船着き場はもっと前からあったと思われます。
名称上覚えやすい言葉にしたんじゃないすかね。
投稿: ヒョウちゃん | 2020年3月26日 (木) 22時00分