« サイタイマイの食事あれこれ | トップページ | チョンノンシーのレックシーフード »

2020年5月20日 (水)

草野マサムネとT.Rexの関係

かすてら音楽夜話Vol.74

Robinson

<ロビンソンデパート>*画像はネットで拾いました

今回Spitz(スピッツ)を取り上げます。と、いうのも先日Puffyを取り上げたところ、なかなか面白い映像が見つかったからです。

ちなみに、画像がなんでタイの商業施設なんだと思われるでしょうが、「わかるひとにはわかる」ですよ。スピッツのスマッシュヒットとなる「ロビンソン」という曲がありますが、これは草野マサムネ(スピッツのヴォーカル)がタイに旅行に行ったときにロビンソンデパートを見てタイトルに流用したことが知られています。

では、Puffyとスピッツというか草野マサムネの関係ですが、Puffyの実質ファーストアルバム『Jet CD』で「愛のしるし」という曲を提供しているのです。

YouTubeではソニーの公式チャンネルでは上がってませんので、ググってみたらスピッツもセルフカバーしていたんですね。

ソニー公式ではありませんがPuffyのミュージックフェアでの「愛のしるし」はこちら。なお、共演しているのはフジファブリックというバンドで、スピッツではありません。ミュージックフェアのものですね。司会を仲間由紀恵と軽部真一が担当しているので2016年以降のものです。

では、スピッツの「愛のしるし」、お聴きください。

 

「愛のしるし」、作詞・作曲は草野マサムネです。Puffyのオリジナルでは奥田民生がアレンジを担当しています(『Jet CD』のすべての楽曲を奥田民生が編曲してます)。

スピッツのセルフカバーでは彼らのシングルヒット、例えば「空も飛べるはず」、「ロビンソン」、「チェリー」などのプロモーションビデオなどではかなり真面目な作りになっているんですが、「愛のしるし」では遊び心に満ちていますね。

そして、Puffyとはかなり違うアレンジがなされています。でも、ここには元祖とも呼べるイギリスのグラムロックバンドが影響を及ぼしているんです。

 

スピッツの「愛のしるし」のイントロに使われるギターのフレーズが、こちら。

T.Rexというバンドです。曲は「Get It On(Bang A Gong)」です。リードヴォーカルはマーク・ボランという人で、草野マサムネが弾いているギターまでギブソンのフライングVという、同じものです。

一応、YouTubeでは「Live」と表記してありますが、音源はオリジナルですね。映像だけはテレビ番組あたりのものではないかと思います。そして、貴重なことにピアノにエルトン・ジョンがジョイントしてます。

そしてもうひとつ。

 

こちらは、T.Rexの「20th Century Boy」でした。スピッツの「愛のしるし」では1番と2番の後半に挿入されるフレーズが、「20th Century Boy」のイントロのフレーズと一緒です。

浦沢直樹のコミックを映画化した「20世紀少年」でもT.Rexの「20th Century Boy」が使われていたので、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。ちなみに、原作者の浦沢直樹は漫画も描いていましたが、ロック少年でもあり、明星大学で軽音楽部に所属していたそうですが、1学年先輩に元Street SlidersのHarry(村越弘明)がいて、そのすごさに自身のバンド活動をあきらめたそうです。

スピッツはそうそう遊び心を顕著に出すバンドではないと思います。では、「愛のしるし」のPVでのはじけっぷりは何なのかというと、奥田民生がPuffyで随所にビートルズテイストを取り入れたことへの、アンサーソング的なものがあったのではないでしょうか。

<お知らせ>
ワタクシ、旧Niftyserveの音楽フォーラム(Fbeat)というところで、こんな話を毎晩でもありませんがやっていたんですね。
超独善的に好みも狭いんですが、こんな曲を取り上げてくれ、このアーティストを取り上げてくれという、リクエストも募集いたします。なお、クラシック系統や超エスニック系はできないと思いますが、ドメスティックな歌謡曲からかつてのニューミュージック、J Pop、ロック、英米のロック・ポップス系あたりならなんとか対応したいと思いますので、メールでもコメントでもどんどんくださいませ。
よろしくお願いします。

|

« サイタイマイの食事あれこれ | トップページ | チョンノンシーのレックシーフード »

Music Talk」カテゴリの記事

コメント

深夜まで気合を入れて書きましたね。
まさかロビンソンの曲のオリジンがタイのロビンソンだったとは知りませんでした。
ミセス ロビンソンに関係しているのでは、という先入観を持っていましたので。
ヒョウちゃんの音楽夜話を読んでいると、その雰囲気が日曜2時からの山下達郎のサンデーソングブックに似ているような気がします。
あの番組ファンですがあの時間帯は都合がつきにくかったんですが最近はラジコで聴けるようになりました。
ということで、すでに書いたことがあるかもしれませんが山下達郎関連をリクエストします。

投稿: スクムビット | 2020年5月21日 (木) 07時14分

スクムビットさん。
リクエストありがとうございます。
自粛生活で生活リズムが乱れてますので、深夜まで頑張って書いたというわけでもないんです。
たまたまアップがその時間になったというだけですね。
ワタクシ、山下達郎のコアなファンでもあるんですが、自身の著作権にはひときわ厳しいのが、山下達郎でもあるんです。
それは、ミュージシャンやアーティストとしては至極当たり前な姿勢なんですが、YouTubeには、山下達郎と竹内まりやの楽曲はほとんど上がってこないんですね。
上がってもすぐさま削除されます。
ま、それでも何とかリクエストにはお答えしようと思いますよ。
さらに、リクエストお待ちします。<皆様。

投稿: ヒョウちゃん | 2020年5月21日 (木) 14時29分

Fbeatで楽しく読んでました(^^リクエスト、、もしよろしければ杉真理お願いします。

投稿: しょうたく | 2020年5月23日 (土) 19時19分

で、Spitz、、、愛のしるしのアレンジがアンサーソングってなるほどなぁ。こういうやり取りを知ると面白いです。

投稿: しょうたく | 2020年5月23日 (土) 19時25分

しょうたくさん。
あの頃の、ワクワク感が戻ってくるような感じですね。
スピッツの「愛のしるし」、偶然見つけられてインスピレーションがわいたのです。
杉真理、承りました。

投稿: ヒョウちゃん | 2020年5月23日 (土) 21時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« サイタイマイの食事あれこれ | トップページ | チョンノンシーのレックシーフード »