ガピを使ったご飯
2019年12月31日(火)
<ゲストハウス街>OMD10/ED14-42mm
カンチャナブリー3日目の夕食です。そして、2019年の大晦日。2018年の大晦日は日付変更線を東から越えましたので、1日遅れとなりましたが、今回は2時間遅れ。体内時計はまあ普通です。
基本タイ人は旧暦で物事を進めていますので、大晦日だろうと元旦だろうとほぼ関係ありません。カレンダー上はこの2日は連休になります。ですが、こうも外国人の多いところになりますと、大騒ぎですよ。
<Smiley Frog>PowerShot
つうことで、空いていることが分かっているスマイリーフロッグに来ました。
<ナムケーン入り>PowerShot
ここまで来てあまりみみっちくやりたくないんですが、ビールは5バーツ高いチャーンです。くぅーっ、しみますねぇ。2019年はなんか不条理な仕事ばっかりだったもんな。でも、あと2日で帰らなきゃならないんだよな。
さて、何を食べるかです。
<本日の夕食>PowerShot
左、ヤムタレー。右、カオ・クルッ・ガピ。
<ヤムタレー>PowerShot
夏も数回頼んだヤムタレー、海鮮のヤムです。普通、ヤムだとメインの具材と野菜をバジルの葉とマナーオなどで和える感じですが、トマト、レタス、キュウリは和えてありません。ファランが多いのでファラン向けにサラダみたいになった感じですかね。
タレーといいつつ、イカもルークチンも入ってなく、エビがたくさんあります。これは写真入りメニューから選んだので、エビばかりというのは了解済みです。
ヤムタレーはとりわけ辛く作りますが、これはかなり辛めでした。画像では見えませんが、かなりトウガラシが使われてました。辛さには結構慣れておりますが、腹に来そうだったので、途中からトウガラシはよけております。
<カオ・クルッ・ガピ>PowerShot
ガピというのはエビというかオキアミのような小さなエビの魚醤のようなものです。液体というよりはペースト状ではないかと思います。
一般的にナムプラーよりも癖が強く、それ単体では苦手な人も多いと思われます。
ガピとご飯をカオパットにするのですが、この時点で癖はなくなり美味しいご飯となります。あくまでも当社比ですので。
で、そのご飯の周りにいろいろなものを配置し、ご飯と混ぜながら食べます。
<カオ・クルッ・ガピの具材>PowerShot
具は錦糸卵、鶏肉、トウガラシ、もやしですね。こちらのトウガラシはそれほど辛くありません。
カオ・クルッ・ガピはほとんどレストランでは登場しないメニューです。ワタクシも食べるのは2度目だったりします。
なんで、あまり出ないのかというと、下ごしらえが大変みたいです。普通のカオパットならば、ご飯と具材を炒めるくらいですね。でも、この料理はご飯だけ炒め、あとは別調理です。錦糸卵を作るには薄く卵焼きを作って包丁を入れます。鶏肉もそぼろ状にして炒めます。トウガラシも下茹でするか、軽く炒めるかですね。
つまり、それぞれが混ざってませんので、手間がかかるんです。それに、ご飯ですが、ガピだけでなく、胡椒をはじめとしたさまざまなものを石臼(クロック)ですり潰し、一緒に炒めますのでさらに下ごしらえが大変なんです。
最近ワタクシが見ている西尾旅行社というYouTubeチャンネルから、カオ・クルッ・ガピの調理映像を引っ張ってきました。自粛中の暇つぶしにはいいんじゃないすか。
<ヤムタレーのトウガラシ>PowerShot
どちらも大変美味しゅうございました。でも、ヤムタレーのトウガラシは量が半端じゃなかったです。
ビール、70バーツ。ヤムタレー、80バーツ。カオ・クルッ・ガピ、70バーツ。総額220バーツでした。
カオ・クルッ・ガピは見つけたら食べておくのが賢明かもしれません。本当になかなかないですよ。
今日のコンタイ
<サイドカータクシーの運ちゃん>PowerShot
カンチャナブリーにはサイドカーで人を運ぶ商売があります。もちろん、モタサイも健在ですが、荷台にキャリーバッグなども置けるので、便利なんです。バス乗り場まで言い値は80バーツでしたが、60バーツに値切るとそれでOKでした。
途中から英語を話し始め、それがかなり流暢です。さすがはファランの多いところで商売しているだけはあります。
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コメント
カオ・クルッ・ガピはタイ料理で一番好きかもしれません。
レストランというよりは食堂のテイクアウト・メニューによくあるようで、初めて食べたのも会社の会議中の出前でした。
もちろん家にもガピを常備、とは言えタイ式にカオ・クルッ・ガピを作ろうとすると錦糸卵やら肉そぼろやら作るのが面倒なのでもっぱら野菜炒めに使ってますが。
昨年末は食べ損ねたので、次行ったら絶対食べたいけど、いつになることやら。
投稿: Lunta | 2020年5月11日 (月) 15時39分
Luntaさん。
ワタクシ的には一番好きなのはコームウヤーンです。
カオ・クルッ・ガピはカオパットの中では特別な感じがするし、これがあったら普通のカオパットは頼みませんね。
テイクアウェーのメニューにあったというのは、たくさん作るからではないでしょうか。
普通の食堂では作り置きしないですよね。
ワタクシ的にはラノーンでずいぶん前に食べたきりです。
また、カンチャナブリーのマンゴスティン・カフェというところでは、これが目玉料理みたいです。
バンコクでやっているところもあるでしょうが、どこでもあるとは限らないのが悩みの種ですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2020年5月11日 (月) 20時39分